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Author:masa
1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
なお、当ブログの更新は原則として不定期です(月に数回程度の更新になると思います)。

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貯金生活。投資生活。
「節約なくして貯金なし」「貯金なくして投資なし」を座右の銘とする管理人がお金と社会について語るブログ
運用利回り(2012年5月5日現在)
恒例の運用利回りです。2012年5月5日にまとめたデータです。


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運用利回り(2012年5月5日現在)

*トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド 投資収益率 -23.1%  年間収益率 -5.1%
*SMTグローバル株式インデックス・オープン 投資収益率 +12.9%  年間収益率 +7.1%
*SMT新興国株式インデックス・オープン 投資収益率 +1.5%  年間収益率 -0.7%
*SMTグローバル債券インデックス・オープン 投資収益率 -2.6%  年間収益率 -1.2%
*TOPIX連動型上場投資信託 投資収益率 -19.4%  年間収益率 -4.1%
*さわかみファンド  投資収益率 -23.2%  年間収益率 -4.6%
*外貨建てMMF(アメリカドル) 投資収益率 -17.3%  年間収益率 (データなし)
*外貨建てMMF(ユーロ) 投資収益率 -11.7%  年間収益率 (データなし)
*純金積み立て 投資収益率 (データなし)  年間収益率 (データなし)

参考:1米ドル= 79円64銭、1ユーロ=104円20銭(ソニー銀行)


※外貨建てMMFの投資収益率は、円換算のものです。
※それぞれ、配当金(分配金)込みでの利回りです。
※純金積み立ては田中貴金属工業にて行っています。

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例によって例の如く元本割れが継続中です。SMTグローバル株式インデックス・オープンとSMT新興国株式インデックス・オープンの2つがプラス。他はマイナス。2桁台のマイナス幅が目立ちます。なお、純金積み立ては例によってデータは調べていません。

これでもマシになった方だとはいうものの、マイナスが依然として大きいことに変わりはないので、今後大きな上昇がない限り、元本割れは続きそうな状況です。それにしても、前々から思っていることですが、資産クラスの中で、日本株式の方は、どうにも一向に状況が改善されないという印象が強いです。日本株式資産クラスが金融危機以前の水準に戻る日は果たして来るのだろうか?という思いが強いのです。

ポートフォリオの利回り状況は、以前よりは改善されつつも、プラスに転じる目処は全く立っていないという状況ですが、だからといって、利回り向上に何かできるわけではありません。いくら投資関連本を読み、知識を身につけようが、そんなものは、何一つとして利回り向上の役に立ちはしません。

現在、積み立て継続中なのは、SMTグローバル株式インデックス・オープンとSMT新興国株式インデックス・オープン、純金積み立ての3つですが、これから先も積み立てを行いつつ、利回りの推移を見守るだけです。純金積み立てについては、本当なら一時的に積み立ての中断をしたいところではありますが、規約上、積立の一時休止はできないため、少額ながら積み立てを続行しています。



テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

インデックスファンド投資は初心者向けなのかという問題
投資関連本を読んでいると、時折、「インデックスファンドは初心者向け」という記述を見かけることがあります。しかし、私はそれはちょっと違うんじゃないかと思っています。

そもそも、投資型の商品に初心者向けのものなど存在しないと思います。投資型のみならず預金も含めた金融商品全体で考慮するなら、初心者向けの金融商品としては普通預金や定期預金が挙げられるでしょう。しかし、投資型の金融商品の場合には、それがどのようなものであれ、それなりに大きなリスクを伴うわけですから、たとえそれがインデックスファンドによる国際分散投資であろうとも、「初心者向け」と表現するのはおかしいと思います。投資においては、常にリスクについての理解と、リスクを受け入れる覚悟が必要です。投資を行う以上は、無知であることは許されず、”初心者”という言葉は免罪符にはなり得ません。
ただし、初心者向けの商品は存在しないとしても、投資型の金融商品の中で、最も無難なものを一つ挙げよと問われたら、インデックスファンドが筆頭に上がるのは確かです。シンプルでわかりやすく、ローコストで手間いらずでできる投資方法は他には見当たらないからです。

そして、今ひとつ思うのが、もし、インデックスファンドが初心者向けというのなら、上級者向けとしてはどんなものがあるのか?という疑問です。人によって、個別銘柄投資だとか、アクティブファンドだとかいう答えが返ってくるのかもしれませんが、これもちょっと違うのではないかと思っています。


私が考えるに、インデックスファンド投資というのは、むしろ、他の投資方法で失敗・挫折した人が最後の最後に辿り着く投資方法なのではないだろうか、ということです。


インデックスファンド投資というのは大変地味なものです。市場平均に負けない運用を行うだけです。ゆえに、もっと派手に稼げそうなイメージのある(あくまでもイメージだけですが)、個別銘柄投資、アクティブファンド、ヘッジファンド、あるいはレバレッジを効かせた信用取引・為替証拠金取引(FX)といったものに心を惹かれやすいのではないかと思います。
しかし、こういったものは、さほど大きなリターンが得られないままに終わるか、下手をすれば手痛い失敗に終わることも多いものです。そうした失敗を経験した人たちが、最終的に、手間がかからず、よりシンプルで地味な投資方法を追い求めようとすると、結局はインデックスファンド投資しか残らないと思います。アクティブ投資で大きく儲けるというのは至難の業だからです。

その意味では、インデックスファンド投資というのは、初心者だけではなく、様々な投資方法を経験してきたベテラン投資家にこそふさわしい投資方法だと言えるかもしれません。先の金融危機の際には、ほぼ全ての資産クラスが下落したことから、インデックスファンド運用への信用度が大きく下落した印象も受けましたが、じゃあ、他にもっとマシな投資方法があるのかといえば、残念ながら存在しないというのが実情だと思います。他の投資方法では、さらに大きな失敗をする可能性の方が高いものです。そうすると、投資を行うのであれば、実質的にインデックスファンド投資しか選択肢はないという結論に達します。

最後に、話をまとめると、以下の通りとなります。

「初心者向けの投資型の金融商品など存在しない。しかし、もっとも無難な商品としては、インデックスファンドが挙げられる。そしてそれは、これから投資を始めようとする人のみならず、様々な投資方法を知り尽くしたベテラン投資家においてこそふさわしい投資方法である」ということです。



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なお、次回は恒例の利回り公開の予定です。



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ゴミ投資家の視点から見たゴミ金融機関
以前に書いた記事の関連記事です。以前の記事はこちら。

銀行のホンネ。そして富裕層のお金に対する考え方

この記事において、メガバンクにとっては1000万円程度の預金者などはゴミでしかないらしい、という話を書きました。この話を、ゴミ客である私の目から見ると、逆もまた真なりということに気付きます。



すなわち、少額の資産しか持たない、ゴミ預金者やゴミ投資家の立場からすれば、旧来型の銀行や証券会社など、ゴミでしかないということです。



ゴミ金融機関と考える理由もまた簡単です。旧来型の金融機関と取り引きをしていても、たいした利益をもたらしてはくれないからです。ならば、ゴミ金融機関と考えても差し支えないと考えます。

さて、ここで、前回の記事中で参考サイトとして引用した記事を再引用します。

資産運用には興味なし 想像を絶する富裕層の資産管理術(株/FX・投資と経済がよくわかるMONEYzine)

-------------引用開始-------------------------------

「1000万円なんて、まあ、ゴミですね。われわれが相手にしているのは、資産100億円の富裕層ですから」
 そう豪語するのは、あるメガバンクの富裕層担当の営業マンだ。

(中略)

「お金を持っていない層からが何事も注文やクレームが多いですね。ですから省力化して、コンタクトを取らないようにしています。つまり、ATMのような機械がすべて応対すれば、その分、利益率が高い富裕層向けに積極的な営業活動ができますから。富裕層はいったん顧客になってもらえれば、心にゆとりがあるので、ほとんど任せきりですからやりやすいですね」(前述の営業マン氏)

-------------引用終了-------------------------------



この文章を、全く逆の視点で、ゴミ客の目から金融機関を評価して、言葉を入れ替えて文章を書き換えてみると、以下のようになります。



---------------------------------------------------

「在来型の銀行や証券会社なんて、まあ、ゴミですね。われわれが相手にしているのは、インターネット銀行やインターネット証券ですから」
そう豪語するのは、ある個人投資家だ。

「サービスも悪く、高コストファンドなど質の悪い商品しか置いていない在来型の金融機関なんて相手にする必要はありませんね。ですから、できるだけお金を置かないようにし、省力化してコンタクトをとらないようにしています。つまり、ATMのような機械のみで利用すれば、購入に値しない投資信託などのよけいなセールスを受けることもありませんし、その分、ネット銀行やネット証券の方により積極的に資産を集中できますから。ネット銀行やネット証券は、扱っている金融商品の質やサービスがいい上に利便性も高く、新商品の取り扱いにも積極的ですからやりやすいですね。」(前述の某個人投資家)

---------------------------------------------------



メガバンクがゴミ客に対して行っているのは、省力化を図り、できるだけコンタクトをとらないようにするとの話でした。ならば、我々のようなゴミ預金者やゴミ投資家もまた、ゴミ金融機関に対して同じことをすべきなのだと思った次第です。

つまり、預金者や投資家に対して利益をもたらしてくれない金融機関にはできるだけお金を置かないようにする、ということです。私も、某銀行に数百万円のゴミ客レベルの金額のお金を預けていたとき、用があって銀行窓口に行くと、「投資に興味はありませんか?」だの「投資信託はいかかですか?」だのとセールスを受けたことがあります(その後、セールスの電話もかかってきました)。しかし、ラインナップを見ると、コストは高く、ろくな商品がなかったため、きっぱりと断りました。そして今では、せっせとお金をネット銀行やネット証券にお金を移すようにし、在来型の金融機関とはATMを利用するだけで、できるだけコンタクトをとらないようにしています。

もし仮に、在来型の銀行や証券会社が、ネット銀行やネット証券のようにローコストで魅力的な商品や、利便性の高いサービスを提供してくれるというのなら、私も積極的に取り引きしようと思うことでしょう。しかし現実にはサービスも悪く、魅力のある金融商品も取り扱っていない以上、そういう対応をせざるを得ないのが実情です。

もっとも、その一方において、在来型の金融機関のサービスに魅力を感じる人がいるのもまた事実です。ネットでの取引に抵抗を示す人もまた決して少なくはありません。その意味では、在来型の金融機関にもそれなりの存在意義はあるということでしょう。



関連記事:
ゴミ投資家の逆襲



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貯蓄は美徳だから行うのではなく、必要だからという理由で行っているに過ぎない
世の中には、「貯蓄は美徳だ」という考え方をする人がいるようです。しかし、私は全くそうは思いません。そもそも、人はなぜ貯蓄をしようとするのか。それはただ単にそれが必要だから、というだけの話に過ぎません。美徳だから貯蓄を行っているのではないのです。

普段からお金を貯めていないと、いざというときに困窮することになります。また、金儲けの天才ならいざ知らず、ごく平凡な能力しか持ち得ない普通の人が生涯に手に入れることのできるお金には自ずと限度があります。若いうちからお金を貯めておかないと、いざ老後を迎えてからお金に困ることになります。それゆえに、好むと好まざるとに関わらず、貯蓄の努力をせざるを得ないようになっているのです。節約や貯蓄というのは、要するにただそれだけの話です。

私自身は、節約も貯蓄も嫌いです。できることならば、やりたくありません。しかし、そうせざるを得ないからお金を貯めるという、不本意ながら努力をしているだけです。貯蓄を美徳だと思って行っているわけではありません。貯蓄をしていることが偉いと思っているわけでもありません。当たり前のことです。そして、その"大嫌いな貯蓄"を行うためのツールとして、面倒だと思いながらも家計簿をつけているのです。

これは投資でも同様です。中には、投資が好きだから投資をしているという人もいるのかもしれませんが、この考え方が私には全く理解出来ません。私にとっては、投資もまた、「必要だと思うから行う」という、ただそれだけの話だからです。美徳かどうかはもちろん関係ないし、投資が好きか嫌いかということも関係ありません。投資をしていることが賢明だとも思いませんし、愚かだとも思いません。私は投資も貯蓄と同様、大嫌いです。できればやりたくないというのが本音です。投資が社会貢献になるという主張をする人もいますが、投資で社会貢献をする必要性など全くありません。



貯蓄や投資は、美徳でもなければ悪徳でもありません。好きか嫌いかも関係ありません。判断基準はただ一つ、必要か否かというただそれだけです。必要と判断したのなら、貯蓄がどれだけ必要なのか、投資においてはリスク許容度はどれだけなのかということがほぼ唯一の判断基準となります。



これは、働いてお金を稼ぐということも同じです。「額に汗して働くのは尊い」と考える人もいるようですが、これもまた、働くことが尊いとか、美徳だからという理由で働いているわけではなく、働かないと生活できないから働くに過ぎません。働くのが好きか嫌いかも関係ありません。「オレは働くのが嫌いだから働かない」というのでは、生活が成り立たなくなります。「額に汗して働くのが尊い」というのは、そうでも考えないと、バカらしくてやってられないから無理矢理にそういう理由付けをしているに過ぎないと私自身は考えます。額に汗して働くのは尊いが、お金の運用で不労所得を得るのはけしからんという考え方も今なお根強いようですが、これは変な理屈だと思います。

本題からは少し逸れるかもしれませんが、お金の習慣というのは、健康の習慣とよく似ています。例えば、人は、たとえ野菜が嫌いでも栄養面を考えて野菜を食べたりしますし、運動が嫌いでも健康のために運動したりしますが、これもまた、ただ単に必要だからそうしているだけのことであり、好きか嫌いかは関係ありません。もちろん、美徳かどうかも無関係です。お金の問題にせよ、健康の問題にせよ、あるいは他の多くの物事でも同じだと思いますが、好むと好まざるとに関わらず、真剣に取り組まないと大変なことになるから実践するというただそれだけの話に過ぎないのです。



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銀行や証券会社、保険会社のサイトで、インフレリスクについての解説を調べてみた
過去に書いた記事の関連記事です。関連記事はこちら。

本当にインフレで預金は目減りしたのか?
預金がインフレに弱いことを示すデータはどこにもない
金融商品の売り手側がインフレリスクを強調する合理的理由について考える
インフレリスク商法に踊らされないように注意しよう
インフレ対策だけならば、預金が最も合理的だと思う




今回は、銀行や証券会社、保険会社のサイトから、インフレリスクについてどのように説明しているのかをピックアップしてみました。なんだか、揚げ足取りっぽい記事になっている感もありますが、まあ、一種のネタ記事みたいなものです。


まずは、東京海上日動のサイトから。

タンス預金でも十分?(インフレリスク)(東京海上日動)
-------------引用開始-------------------------------

タンス預金という言葉を聞いたことがありますか?金利がゼロの時に、タンスに1万円をしまっておいたとしましょう。
1年後、物価が全て5%安くなったとします。そうすると、しまっておいた1万円の価値は約5%増えたことになります。
一方、高度経済成長時代のように、日本の物価がどんどん上昇したとしましょう。物価が10%も上がったとしたら、タンスにしまっておいた1万円の価値が低下していることになります。物価の上昇により実質9000円分のものしか買えないことになるからです。このリスクをインフレリスクといいます。
一般に、預金商品や保険商品など安全運用型の商品はインフレリスクには弱く、市場経済の実質の価値を反映する株式がインフレリスクに強いといえます。

-------------引用終了-------------------------------


この表記には妙な違和感を感じます。最初はタンス預金の話だったのに、最後には「預金商品や保険商品など安全運用型の商品はインフレリスクには弱い」という話になっています。金利のつかないタンス預金と金利のつく銀行の預金商品とでは根本的に違います。そもそも、タンス預金というのは、金融機関に預けられず、家庭内に保管されている現金のことですから、これは「現金はインフレに弱い」ということです。うがった見方をするならば、タンス預金という言葉の中に含まれる”預金”という単語を利用して、意図的にミスリードを誘っているような気がしないでもありません。



続いて明治安田生命のサイト。

インフレリスク(明治安田生命)

-------------引用開始-------------------------------

インフレ(物価上昇)が進むと、資産の実質価値が目減りするリスクです
インフレとは、世の中のモノやサービスの価格(物価)が上昇することを指します。それによって相対的にお金の価値が下落し保有資産の価値が目減りする可能性があることをインフレリスクといいます。
 長期固定利率の定期預金等、安全な元本確保型商品等で運用する場合、将来的なインフレの可能性を考慮したうえで選択することが大切です

-------------引用終了-------------------------------


ここで注目すべきは、「長期固定利率の定期預金等」という記述。ということは、短期の定期預金等なら、ある程度はインフレに対応できるという認識を持っているという解釈もできそうです。



次に、ソニー銀行。

アセットごとのリスク|資産運用の基礎知識(MONEYKit - ソニー銀行)
-------------引用開始-------------------------------
貯蓄型のリスク

貯蓄型は、預貯金のように元本と利息が確定しているものや、MMFのように実質的に元本割れの可能性が低い安全な商品です。しかし、リスクがまったくないわけではなく、主なものとして現在のような超低金利が続くとインフレリスク(*1)の影響を受けることになります。
また、銀行が経営破たんするなど、預金には倒産リスクもついて回ります。

(*1) インフレリスク
資産運用を行う場合、インフレもリスクのひとつと考えなければなりません。物やサービスの価格が上昇することで、運用する金融商品の資産価値を相対的に減らしてしまうことを意味します。
特に長期運用に際しては、このインフレリスクを警戒する必要があります。預貯金などの貯蓄型商品はインフレ率を上回る運用が難しく、長期運用には向いていません。

-------------引用終了-------------------------------


「預貯金などの貯蓄型商品はインフレ率を上回る運用が難しく」という記述には問題があります。




お次は三菱UFJ信託銀行。

セカンドライフの6つのリスク(三菱UFJ信託銀行のセカンドライフサポート)
-------------引用開始-------------------------------

インフレリスク

年率3%のインフレで、100万円は25年後に47.8万円に

インフレで大きく目減りする資産価値

-------------引用終了-------------------------------

文章の一部のみを引用しましたが、このサイトでは、グラフ付きでインフレの恐ろしさを書いています。しかしながら、そのことを示す具体的な過去のデータ等は一切ありません。仮にも大手金融機関である以上、日本の過去のインフレ率と預金金利の関係を表すグラフくらいは表記して、実際にどれだけ預金が目減りしたのかを具体的な数字で示して欲しいところですが、やっぱりそれだと、預金はインフレに弱いという話のウソがばれるから都合が悪いということかもしれません。



次はカブドットコム証券。

インフレリスク(カブドットコム証券)
-------------引用開始-------------------------------

インフレリスクは、投資した金融商品の利率などより、インフレ率(物価上昇率)の方が高い場合に生じます。たとえば、年5%の定期預金に1年間投資し、その間のインフレ率が10%だったとしますと、投資元本は利息を加えると1年後に105円になりますが、投資した時点で100円だったものの価格は110円になってしまいます。
つまり投資したことにより価値が低下してしまうことをいいます。

-------------引用終了-------------------------------


実にシンプルな表記です。下手に預金ではインフレリスクに対応できないうんぬんという話を書くよりも、こういう単純明快な書き方をした方が、顧客を騙しやすい・・・もとい、納得させやすいと言えるでしょう。



次は、野村アセットマネジメント。

投資信託の基礎知識|ライフプランからはじめよう|第22回 長期投資(野村アセットマネジメント)
-------------引用開始-------------------------------

たとえば、1970年には食パンが116円でしたが、2008年には474円と、4.1倍になっています。商品によって異なりますが、それぞれ価格が上昇していることがわかります。

インフレリスクとは、このようにモノの価格が上昇していく際に、現金の実質的購買力が低下することをいいます。また金融商品で運用していても、その金融商品の収益率がインフレ率よりも低い場合には、やはり実質的な購買力は低下することになります。

長期の運用を考える際には、物価上昇によって資産の実質的価値が減少しないような、インフレリスクに強い運用を心がけることも大切です。

-------------引用終了-------------------------------


野村アセットマネジメントのサイトでは、食パン等の価格変化を例にとって、インフレリスクについて説明しています。これはなかなか説得力がありそうです。無知な人なら、簡単に引っかかりそうな感じです。だが、ちょっと待ってくれ。1970年から2008年の間に物価が大きく上がっているのは確かでしょうけど、物価上昇率の高い時期というのは、預金金利も同じくらいに高かったのでは?
それに、ここもやはり、過去のインフレ率と預金金利を示す具体的データは示されていません。やっぱり金融機関にとって都合の悪いデータは表に出さない方がいいんでしょうね。



きりがないので、今回はこれで終わりますが、こうして見てくると、やはりというべきか、ミスリードを誘う、いささか問題のある表記をしているケースが見受けられます。もっとも、そもそも預金がインフレに弱いという話自体がマユツバものである以上、これは仕方がないかもしれません。

他にも、個人ブログ等の各種サイトにおいても、「預金はインフレに弱い」という話はいくらでも見つかりますが、これは広く信じられてきたことですから、やむを得ないでしょう。



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インフレ対策だけならば、預金が最も合理的だと思う
先日、「吊られた男の投資ブログ」において面白い記事がありました。コメント欄の方も、非常に盛り上がっています。


インフレ対策にリスクを取った投資は不要 (吊られた男の投資ブログ)

続・インフレ対策にリスクを取った投資は不要 (吊られた男の投資ブログ)

預金とインフレ率のデータ (イギリス&アメリカ) (吊られた男の投資ブログ)


これらの記事の内容は、極めて正しいと思います。インフレ対策のために、あえてリスクをとってまで投資をする必要はなく、金利固定期間が短い銀行預金で十分でしょう。ちなみに、私の個人的オススメは1年ものの定期預金です。

それにしても、私がよくわからないのは、それなりに高い金融リテラシーを持っているはずの投資の知識を持った人たちの中にも、預金ではインフレ対策にならないと思い込んでいる人がいるという事実です。これは上記ブログのコメント欄を読んでもよくわかります。”預金はインフレに弱いという信仰”は非常に根強いようです。

ブログ中の記事にある、「預金が一番欠点が少なく、インフレ対策としてだけなら一番優れている」という指摘は非常に大切なポイントだと思います。

確かに、預金ではインフレに対応することができないというケースもあるにせよ、リスクとリターンのバランスを考慮すれば、預金はインフレ対策として十分に合理的だと思います。何より、株式のような資産クラスは、守りとしての単純なインフレ対策としては、リスクがあまりにも大きすぎるのです。株式は、予想される結果のバラツキが大きく、インフレに大きく勝てる可能性もある一方、大きな損をする可能性もまた高いからです。株式のような資産クラスは、リスクをとってでも、お金を殖やしたいという場合においてこそ使うべきであって、インフレ対策という守りには不適切。リターン基準ではなく、リスク基準で考えると、預金が一番だと思います。

ところで、インフレリスクの話を見聞きする度にいつも思うことなのですが、なぜ、デフレの真っ最中にインフレの心配をする人がいるのかがよくわかりません。もし、預金でインフレに対応できない状況が将来的に起こりうるとしても、インフレ対策を行うのは、実際にインフレの兆候が出始めてからでも遅くはないと思います。



関連記事:
本当にインフレで預金は目減りしたのか?
預金がインフレに弱いことを示すデータはどこにもない
インフレリスク商法に踊らされないように注意しよう


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それほど間違っていない就職活動・求人用語集
今回は、「それほど間違っていない就職活動・求人用語集」と題して、ネタ記事としてお送りします。就職活動とはなんぞやという話から、求人票にありがちな表記をいくつか取りあげてみます。あくまでも、ネタ・ジョーク記事につき、かなりテキトーですので悪しからず。


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就職活動・・・仕事を求める求職者と、企業の採用担当者との間で繰り広げられる茶番劇のこと。さしずめ、狸と狐の化かし合いのようなものであろう。企業側はいい人材を採りたいがために、自社がいかにも立派な会社であるかのように事業内容や業績をウソではない程度に誇張する一方、求職者側も、採用担当者にいい人材だと思わせるために、自分をいかにも有能な人間であるかのように見せかけようとする。結果として、企業側は、これはいい人材だと思って採用したものの、あまりの無能ぶりに落胆することとなり、一方、採用された側も、入社前と入社後のイメージのあまりのギャップに、入社したことを悔やむという、お互いにとって不幸な結果で終わることも珍しくない。



志望動機・・・面接における定番の質問事項の一つ。求職者が採用担当者からこれを問われたとき、いかにして、もっともらしいウソをつくかが最大のポイントであろう。間違っても、「志望動機なんて別にありませんけど、働いてお金を稼がないと生活できないから応募しただけです」などという本当の志望動機は決して言ってはいけない。ここで求められているのは、いかにうまく相手を納得させるウソをつくことができるかという点であるといっても過言ではない。試されているのは、就職活動という名の茶番劇をうまくクリアする能力なのである。
ちなみに、筆者は、昔、面接の時に言った志望動機など、とうの昔に忘れてしまっているが、別にそんなものがなくとも、会社で働く上では何の支障もないとつくづく思う。



当社規定により優遇・・・具体的な給与金額がどこにも明示されておらず、この言葉のみが掲載されている場合には注意が必要である。ケースバイケースだから一概に言えないという理由であればいいのだが、支払うことのできる給料があまりにも安く、求人票に表記することがためらわれるからこんな表記をしているのかもしれない。相当な安月給でこき使われることは覚悟しておくべきである。どちらかというと「当社規定により冷遇」という表記の方が正しいであろう。



勤務時間 午前○○時から午後○○時まで・・・名目上の勤務時間。始業時刻には一分一秒たりとも遅刻は許されないが、どういうわけか、終業時刻の方は、いくら遅くなってもかまわないという、いたってルーズなことが多い。
「何?もう帰りたいだって?まだ午後10時じゃないか!新人のくせに何を言ってるんだ!先輩の○○さんはいつも真夜中まで働いてるんだぞ!!それから明日は朝イチで会議があるから君も参加するように。絶対に遅れるんじゃないぞ!」



「給与額は残業代込みです」・・・サービス残業ありという意味。この場合、長時間の残業をしても残業代が支払われないわけだから、早く仕事を済ませて早く帰るようにするのが合理的なはずだが、会社の雰囲気的に、定時で仕事を終えることを許さないことが多い。しかし、明示的にサービス残業ありと名言しているだけでも、ある意味、正直な会社だという評価もできるであろう。
なお、「残業しろ」という暗黙のプレッシャーを無視し、とっとと帰ってしまう強者がたまにいるが、そういう空気を読めない人には「周りのみんなが頑張っているのを無視して帰ってしまう、仕事をサボる怠け者」のレッテルを貼られることがあるので気をつけよう。



正社員登用実績あり・・・これだけを読むと、アルバイトから正社員になれるという、一見素晴らしいことのように思えるが、問題なのは、実際にどの程度の実績があるかということである。現実には、正社員になるための条件がやたらと厳しく、ほとんど実績がないにも関わらず、人集めのためのエサとして、この言葉が使われることがあるので注意が必要である。



寮完備・・・寮があるのは一見いいことのように思えるが、この場合、会社を辞めるときには、仕事と住まいの両方を失ってしまう点に注意すべきである。
なお、特に注意すべきは、ブラック企業、特にブラック派遣会社の場合である。この場合、一般の相場よりも高額な家賃や各種経費が寮費として給料から天引きされることがある。



未経験者歓迎。誰でも出来るお仕事です・・・サルでもできる仕事につき、何年働いても何の技術も身につかない仕事であることが多い。あるいは、仕事内容や待遇があまりにも悪すぎて経験者が寄りつかず、やむなく未経験者を募集しているということも。
「いいか、お前ら。この仕事で大事なのは体力と気合いと根性だ!!」



若い人の多い職場です・・・ただ単に、社員が長く在籍せず、辞める人が多いだけだったりすることも少なくないと思われる。



○○万円以上可・・・死ぬほど働いて実績を出したら、もしかしたら、それだけ稼ぐことも不可能ではないかもしれません。



昇給制度あり・・・えーと、最後に昇給したのはいつだっけ?いや、制度はあるんですよ。制度はね。でもなかなか経営状態が厳しくてねー。



家族的でアットホーム会社です・・・とりあえず、求人広告を出す際に決まり文句として書いておく言葉。だって、他に書くことがないんだから仕方ないじゃん。
でも、本当に家族的な会社だと、人間関係や人付き合いがやたらと濃厚だったり、公私混同がまかり通っていたりして何かと大変かも・・・。



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番外編:

コンプライアンス・・・法令遵守のこと。昨今では、法律を守ることのみならず、社会的規範や企業倫理(モラル)を守りながら企業活動などを行うことが厳しく求められる傾向にある。しかしながら、「※ただし、労働基準法関連は除く」などの独自ルールを加えている企業も決して少なくはないようである。



くどいですが、今回の記事は全てネタ、ジョークですので念のため。たとえ思い当たることがあったとしても、それはきっと気のせいです。




関連記事:
それほど間違っていない投資用語集



テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

暴騰と暴落の両方を経験して初めて投資家は一人前になるのかもしれない
私はこれまでの拙い投資経験の中で、株式市場の暴騰と暴落の両方を経験しました。金融危機が起こる以前のバブル的状況と金融危機以降の大暴落です。その経験の中で、当時思ったことが二つあります。
まず、株式市場が暴騰する中で思ったのは、「お金というのはこんなに簡単に殖えるものなのか」ということでした。そして、底なし沼のような大暴落という状況下では、「お金というのは、こんなにもたやすく減ってしまうのか」という、投資の恐ろしさを思い知らされました。
暴騰と暴落の二つの局面で感じたことは、文字通り、全く正反対のものでした。しかし、このいずれもが投資というものの本質を物語っていると私は思います。
この両方を経験した今現在、私が思うことは一つです。

それは、投資家というのは暴騰と暴落の両方を経験し、それを乗り越えてようやく一人前になるのかもしれないということです。

暴騰局面しか知らない投資家は、どうしてもリスクを甘くみるようになり、過剰なリスクをとりがちです。一方、暴落局面しか知らない投資家は、リスクを過剰評価するようになり、投資がもたらしてくれるかもしれないリターンというものの存在を見落としてしまいます。

暴騰によってそれがもたらすリターンの凄さを知り、暴落によって投資の持つリスクの恐ろしさを知る。その両者を経験し、かつそれをくぐり抜けることによって、リスクとリターンの両方を、文字通り身をもって学ぶことができるわけです。そしてそのことによって初めて、リスクとリターンの両方を意識した、バランスをとったポートフォリオ構築ができるだけの知恵が身につくのではないかと思うのです。

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自己投資の本質は、お金の投資ではなく時間の投資である
自己投資というと、なにやら「自分のためにお金をかける」というイメージを持ちがちだと思います。しかし、何か知識を得たり、技術を学ぶのにお金を使わなくてはならないとは限りません。お金をかけずにできることはたくさんあると思います。むしろ、より低コストでより大きな効果を得るための工夫をすべきだと私は考えます。


自己投資の本質は、あくまでも学習のために時間を投資することであって、お金を投資することではないからです。


以前に、某資格試験を受けたときのことですが、そのとき、学習費として使ったお金は本屋さんで買ってきたテキストと問題集の計2冊だけでした。他に活用したのは、ネット上で見つけた練習問題を集めたサイト。ネット上のデータは、当然無料で使えます。試験の合格率は十数パーセントくらいだったように記憶していますが、結果は見事に合格でした。

同じことは、他の分野でも言えると思います。例えば英語の勉強をするのに、高額な教材や講座は必須ではありません。ラジオ講座を録音したり、自分で安価なテキストを買えば、コストは極めて安くて済みます。ただ、英語学習の場合には、辞書にだけはお金をかけるべきだとは思います。ちなみに、私の経験上、一番面白かったのは、ベストセラー作家の小説をテキストとして使うことでした。英語の勉強というのはなかなかモチベーションが続きにくいものですが、面白い小説であれば、話の続きが気になるので、自然と読もうという気にもなるものです。

他にも、例えば体力作りをするのに、必ずしも高い会費を払ってスポーツクラブに通う必要はありません。特別な器具を必要としない運動なら、自宅でもできます。この場合必要な者は、せいぜい正しい運動方法について書かれた本くらいのものです。

よほど難易度の高い目標に挑むのなら、それなりのお金を注ぎ込む必要があるのかもしれませんが、多くの場合、工夫次第で安価に済ませることは可能だと思います。


以前に、高額な受講料の資産形成講座という記事を書いたことがありますが、投資の分野の勉強をするのにも、高額な講座を受講する必要は全くありません。Amazon などで、評価の高い投資関連本を見つけ出して何冊か読み、あとは実地で自ら試行錯誤しながら経験を積むのが最も安上がりです。もっとも、投資の場合、失敗した時の経済的ダメージも大きくなるので、投資の上限額についてはきっちりと決めておく必要があるのは言うまでもありませんが。

基本的に、自己投資目的でお金を使うのは、特に極めて厳しい目で見るべきだと思います。その理由は、自己投資目的での支出というのは浪費の言い訳になりやすいからです。特に、資格取得や自己啓発系の講座や教材というのはやたらと高額な値付けをしているものが多いので、そうしたものを購入するときには注意が必要です。


ただし、自己投資において、お金の節約はできても、時間の節約はできないと考えておいた方がいいと思います。先ほど書いたように、自己投資において最も大事なことは、時間を投資することだからです。



それから、けっこうありがちなのが、勉強のための教材を一通りそろえただけでなんとなく満足してしまい、肝心の勉強がちっとも進まないというパターン。当たり前のことですが、いかに優れたテキストや教材を買ってみたところで、実際にそれを活用し、知識や技能を身につけなければ何の意味もありません。とはいえ、これは私もよくはまるパターンではあるので、あまり偉そうなことは言えないのですけどね・・・。




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ハイリスク・ハイリターンという言葉に対する勘違い
「より大きなリターンを得ようとすれば、より大きなリスクをとらなければならない」ということがよく言われます。ハイリスク・ハイリターンというわけです。ハイリスク・ハイリターンと言う言葉を辞書で引くと、こんなことが書かれています。
デジタル大辞泉より引用します。


-------------デジタル大辞泉より引用------------------
ハイリスク・ハイリターン(high risk high return)

損失の危険が大きいほど、投資家は高い収益を期待するという投資の一般原則
-------------引用終了-------------------------------


さて、私はこのハイリスク・ハイリターンという言葉に対する認識が間違っている人が意外と多いのではないかと思っています。

どういうことかというと、リスクが高いからといってリターンが高いとは限らないということです。リスクが高いということは、それはすなわち予想される結果のバラツキが大きいということです。当たり前のことですが、ハイリスクな投資をすれば、お金を失うリスクもまた大きくなります。
また、世の中には、ハイリスク・ハイリターンというよりは、むしろリスクだけがやたらと高い、ハイリスク・ローリターンのものも少なくないはずです。

一番最悪なのは、ハイリスク=ハイリターンと、単純に思い込んでしまう勘違いだと思います。「大きなリターンを得るためには、リスクはできるだけ大きくとった方がいい」とばかりに、ハイリスクのもたらす結果を考慮せず、無茶なレバレッジをかけた超ハイリスク投資をしてしまうというのがその典型。あまりにも大きすぎるリスクは、破滅的な結果を招くことがありますが、そのことを忘れてしまい、単純にリスクが大きいからリターンも大きいはずだと思い込んでしまうのです。

人がハイリスク・ハイリターンという言葉を使うとき、多くの場合、どうしてもハイリターンということに注目しがちです。このとき、ハイリスクという言葉は、意識的あるいは無意識的に軽く見てしまいがちです。

しかしながら、最も大事なのは、リスクとリターンのバランスをとることです。注目すべきは、リターンではなく、あくまでもリスクであり、そのリスクをいかに抑えるかということにこそ留意すべきなのです(ちなみに、これは金融商品への投資に限ったことではなく、他の分野でも同様のことが言えるでしょう)。

投資においてリスクを減らす最も効果的な方法は、いうまでもなく分散投資です。ブリタニカ国際大百科事典の分散投資の項目より引用します。


-------------ブリタニカ国際大百科事典より引用--------
分散投資(diversification)

複数の証券に分散して資金を投下することをいう。複数投資の目的は、ポートフォリオ全体の投資リスクを、個々の証券のリスクの加重平均値以下に減らすことにある。これは、高収益を期待できる証券ほどリスクも大きいという前提の下に、複数の証券を組み合わせて収益のばらつきを相殺させることによって、リスク軽減効果を狙うものである。同時に分散投資は、大きな収益を獲得するチャンスを犠牲にするものであるが、高収益を放棄することによるマイナス面よりも、リスクが減少することによるプラス面が高く評価されている。
-------------引用終了-------------------------------


もちろん、これとて、リスクという不確実性をゼロにすることは決してできません。リスクは依然として存在します。しかし、少なくともハイリスク投資をするよりはよほどマシです。いたずらにハイリスク・ハイリターンを狙おうとしないようにしたいものです。




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