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Author:masa
1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
なお、当ブログの更新は原則として不定期です(月に数回程度の更新になると思います)。

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貯金生活。投資生活。
「節約なくして貯金なし」「貯金なくして投資なし」を座右の銘とする私のノウハウを公開しているブログです
捨て印の恐怖
何かの契約をするとき、当然のごとく印鑑を押すことになります。当たり前の話です。しかし、私が押すのをどうしても躊躇してしまう部分があります。


それが、今日のテーマである、捨て印というやつです。


捨て印とは何か。極めて初歩的な話ではあるのですがWikipediaより引用しておきます。

捨印(提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

-------------引用開始-------------------------------

捨印(すていん、捨て印)とは、契約書、申込書、証書などを作成する場合において、記載の誤りを訂正する際の訂正印の捺印に代えて、当該書類の欄外に捺印する行為、または、その捺印された印影を指す用語である。

書類を交換・提出した後に、相手方が訂正する事をあらかじめ承認する意思を表明するものとして扱われる。書類の書式によっては、あらかじめ捨印欄を用意しておき、そこに捺印するものもある。

(中略)

趣旨

あらかじめ押す訂正印であり、以後の訂正を認める意思表示である、と解釈される。

一度作成した文書を訂正するには、たとえ微細な訂正であっても、訂正個所に訂正印を押さなければならない。訂正印の無い修正は無効であるし、文書の有効性が損なわれる事も考えられる。しかし、訂正の都度文書を交換・送付などして訂正印を押すのは煩雑であるし、状況によっては日数や時間も要するなど効率も悪く、迅速な処理の妨げとなる。

そこで、微細な誤記、あるいは明らかな誤字脱字程度であれば、相手に断ることなく訂正して良いと承認を与える意思の現れとして、捨印を押す。


問題

本来は、微細な誤記、あるいは明らかな誤字脱字程度の訂正を認める趣旨で押されるものだが、訂正の範囲や限度は限定されていない。よって、授受する金銭の金額を書き換えたり、文書の記載内容の趣旨を当事者の一方にとって都合の良いように変更するなどの書換えをされても、それらを全て事前承認したと扱われる危険がある。言うなれば、文書の記載内容を修正する全権を相手に渡すようなものとも考えられる。

実務上、委任状などに捨印を押す場合があるが、これはいわゆる白紙委任状と同じ事であり絶対に避けるべき事柄である。

-------------引用終了-------------------------------

あらかじめ押す訂正印。それが捨て印です。しかし、考えてみるまでもなく、これは恐るべき話です。Wikipediaにあるように、「授受する金銭の金額を書き換えたり、文書の記載内容の趣旨を当事者の一方にとって都合の良いように変更するなどの書換えをされても、それらを全て事前承認したと扱われる危険がある」ためです。

実際に捨て印を巡るトラブル事例も多々発生しています。Wikipediaの項目の最後にある、「連帯保証人制度 改革フォーラム 捨印の恐ろしい本当の話し」のリンク先に詳しい事例が載っています。長文につき、引用は避けますが、どれもこれも怖い話ばかりですので目を通しておいて下さい。


捨印の恐ろしい本当の話し


こうしたことは、印鑑社会であるがゆえの事件だといえそうです。そして、最も恐ろしいのは、こうした事件にいつなんどき自分が巻き込まれても不思議はない、という点にあります。自分が印鑑をうっかりと押してしまったというのなら、それも自業自得ということで仕方のない部分もありますが、人が勝手に印鑑を押した場合でも、言い逃れができないというのは恐るべき話です。

印鑑というのは、お金そのものよりも大切なものだと言えそうです。何しろ、印鑑一つで全財産を失ったり、身に覚えのない借金を抱えてしまう恐れがあるのですから・・・。

私は、お金についての膨大な本を読む中で、こうした印鑑にまつわるトラブル事例も数多く目にしました。上記サイトによると、「最高裁は、本人の署名でなくても、印鑑さえ本人のものであれば、本人の意思にもとづいて真正に成立したとものとの判決を出している」とのことなので、なおさら恐ろしい話だと言えます。

印鑑社会に生きる我々は、印鑑の管理というものを否応なしにシビアにしなくてはならない、ということになります。そして印鑑に関する限り、たとえ自分の家族・身内であっても、下手に渡してはならないということでもあります。


・・・それにしても、この手の話を読む度にいつも思うことなのですが、印鑑を巡って数多くのトラブルが発生しているのですから、もういい加減、制度や法律を変えるべき段階にきているのではないかと思うのですけどねぇ・・・。なんらかの形で改善して欲しいと思う次第です。




テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

悪質な金融商品を駆逐するために必要なことは何か?
金融商品の広告には、実際には損であるにも関わらず、いかにもお得な商品であるように書いてあることがよくあります。その広告の内容を単純に信じて、結果的に損失を出したり、騙されたりする人が後を絶ちません。では、こうした悪質とも言うべき金融商品に対して、なすべきことはいったい何だろう?ということについて考えてみます。その問いに対する私の答えは極めてシンプルです。それは・・・


金融商品を買おうとする投資家や消費者自身が知識を深め、判断力を高める、ということだけです。


人によっては、「悪質な金融商品や金融広告があるというのなら、法律で規制を強化すべきであって、誰でも安心して投資ができるような制度を整えるべきだ」という考え方の人もいるかもしれません。恐らく、そんな風に考える人も多いことでしょう。しかし、私はこの考え方には基本的に反対です。確かに、法改正によって規制を強化すれば、悪質な金融商品に引っかかる人は減るかもしれませんが、それでは投資家の判断力やレベルを押し下げるだけだと思うからです。


悪質な金融商品のカラクリを見抜くのも投資家の仕事の一つだというのが私の基本的な考え方です。


そもそも、「金融商品で騙されたり、損をする人がいるから法律で規制を強化して保護しよう」というのは根本的に方向性が間違っていると思います。重要なのは、規制強化ではなく、あくまでも投資家一人一人がその知識レベルや判断レベルを高めるということだけです。投資というのはそもそも一定のリスクを背負うことなのですから、悪質な広告に引っかからないための努力もまた必要なはずです。騙される人がいるからといって、知識レベルの低い投資家に合わせて法規制を強めようとしたら、それこそきりがありませんし、何よりも投資家を甘やかすことになり、損失を人のせいにする頭の悪い投資家を増やすことになるだけでしょう。「法律で必要以上に保護されないと安心して投資なんてできない」という人には、そもそも投資をする資格がないというただそれだけの話です。少なくとも、投資の世界においては、過剰な投資家保護など不要だと思います。


最も望ましいのは、金融商品を購入する投資家や消費者自身がより賢明になることにより、悪質なタイプの金融商品が市場原理によって淘汰されることだと考えています。質の悪い金融商品を買う人が少なくなれば、それは必然的に消えていくはずです。最近は、ネット証券を中心として、比較的良心的で低コストな商品が続々と登場してきているという印象がありますが、これは賢明な投資家が増えつつあるからこそではないかと思います。


つまり、賢明で知識レベルの高い投資家の増加が、より良質な金融商品を生み出す原動力になっていると考えているのです。


そんなわけで、今後もより質の高い良質な金融商品を登場させるために、我々投資家はより賢明になるように努力する必要があると思います。






テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

運用利回り(2009年11月1日現在)
恒例の利回り公開です。

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運用利回り(2009年11月1日現在)

*トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド 投資収益率 -30.4%  年間収益率 -13.0%
*STAMグローバル株式インデックス・オープン 投資収益率 +6.2%  年間収益率 +11.4%
*STAM新興国株式インデックス・オープン 投資収益率 +6.2%  年間収益率 +17.4%
*STAMグローバル債券インデックス・オープン 投資収益率 +2.5%  年間収益率 +3.5%
*TOPIX連動型上場投資信託 投資収益率 -18.6%  年間収益率 -5.3%
*インデックスファンドTSP 投資収益率 -43.4%  年間収益率 -18.2%
*さわかみファンド  投資収益率 -16.8%  年間収益率 -5.7%
*HSBCチャイナオープン  投資収益率 +44.2%  年間収益率 +9.0%
*HSBCインドオープン  投資収益率 +0.9%  年間収益率 +0.3%
*外貨建てMMF(アメリカドル) 投資収益率 -7.1%  年間収益率 (データなし)
*外貨建てMMF(ユーロ) 投資収益率 +11.3%  年間収益率 (データなし)

*純金積み立て 投資収益率 (データなし)  年間収益率 (データなし)

参考:1米ドル= 89円 81銭、1ユーロ= 132円 40銭(ソニー銀行)

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※外貨建てMMFの投資収益率は、円換算のものです。
※それぞれ、配当金(分配金)込みでの利回りです。
※純金積み立ては田中貴金属工業にて行っています。

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相変わらず、HSBCチャイナオープンが+44.2%とダントツの勢いでプラスになっています。トヨタアセット・バンガード海外株式ファンドと、日本株式資産クラスは大きなマイナス。まあ、これも相変わらずというところ。

それにしても、日本株式資産クラスがプラスに転じるのは一体いつのことになるのやら。

当ブログでは、政治的な話はできるだけ書かず、必要最低限度にとどめるというのが基本方針なのですが、気になっていることがあるので少しだけ書いておこうと思います。それは何かというと、現政権になってから、成長戦略というものが全く出てこないということです。見ている限り、社会主義的な方向へどんどんと進んでいるようにしか見えないのです。

公約にある、最低賃金の引き上げや製造現場への派遣原則禁止にしても、大きな問題です。新たな規制を行うことで、企業の自由な経済活動を阻害しようとしているようにしか見えません。こんなことをすれば特に厳しい状況下にある中小零細企業をさらに苦しめるだけでしょう。政府は問題の本質を根本的に誤解しているとしか思えません。結果として、日本経済がボロボロになってしまう恐れがあると思います。その一方、グローバル化に適応できる強い日本企業は、いよいよ本格的に日本を見捨て、海外へ脱出しようとするでしょう。

もっとも、これが国民の選択の結果だというのならそれもやむなし。日本は民主主義国家ですから、国民の総意として経済をボロボロに破壊する方向を選んだというのなら仕方がありません。あとは国家財政を含め、日本経済が今後どれほどひどいことになるのか、自嘲気味に眺めるしかなさそうです。

日本国民は、自ら滅びへの道を選んだということでしょうか・・・。



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リスクを過小評価し、リターンを過大評価する投資本
今回の記事は、投資に関する本を読んでいてよく感じる疑問です。
以前にも少し書いたことがあるかと思いますが、投資について書かれた本というのは、なぜかリターンばかりを強調したがり、リスクというものを過小評価する傾向があるように見えます。特に、国際分散投資やインデックスファンド投資について書かれた本になると、それが余計に顕著だという印象があります。

もしかしたら、「国際分散投資やインデックスファンド投資においては投資対象が分散されているから、値動きは全体として緩やかなはずで、それゆえにことさらリスクを強調する必要はない」ということなのかもしれません。しかし、たとえそうだとしても、リスクについて積極的に書こうとしないのはおかしいのではないかと思います。

これが例えばアクティブ投資であれば、損失が大きくなりそうなら損切りすればいいわけで、それによって損失は一定の範囲内に抑えることが可能です。しかし、インデックスファンドを利用しての長期投資では損切りは行わず、いくら価格が下がろうともひたすらホールドを続けるのが一般的。ということは、損失が一体どこまで広がるのかが全く分からないということでもあります。そうであるならば、むしろアクティブ投資家以上に損失やリスクというものに対するシビアな感覚が必要なはずです。にも関わらず、投資におけるリスクやリスク許容度といった概念についてシビアに書かれた文献はあまり多くないように思えます。



もっとひどいのは、「インデックスファンドで国際分散投資をしていれば、誰でも1億円レベルの資産を構築できる」という類の書き方がしてある文献です。



投資には常にリスクという不確実性がつきものであって確実にお金を儲ける方法など存在しない、ということを理解していないのではないかと思います。インデックスファンドで国際分散投資をしていようとも、損をするときには損をするという当たり前の話です。
言うまでもなく、投資において最も重要なのはどこまでの損失を許容できるかというリスク許容度です。決して得られるであろう利益ではありません。


何が言いたいのかというと、投資におけるリスクを過小評価している投資本には注意しよう、ということです。こういう類の本を書く人というのは、本当に投資というものを理解しているのだろうか?という疑問をいつも持ってしまうのです。



それとも、インデックスファンドや国際分散投資のメリットばかりを掲げ、その言葉を信じて投資した人が結果的に損失を出したとしても、「本が売れたらそれでいい」と考えているのでしょうか(恐らく、それが本音なのでしょう)。正直言って、リスクを過小評価するこういう類の本が日本人のマネーリテラシーを下げているのではないかとも考えています。リスク軽視の投資本の存在そのものが、損失に陥る度に大騒ぎする無知で愚かな投資家を増やすのに貢献していると言えるかもしれません。


リスクについてきちんと書こうとしない投資本なんて百害あって一利なしだとつくづく思います。


そしてもう一つ。長期投資であるということは、人生の終わり頃になってからでないと成果が確認できないということでもあります。もし、リスクというものを無視して、長期投資で資産形成という言葉だけを闇雲に信じ、その結果、リタイアする頃になって自分の間違いに気付いたとして、もはや手遅れです。再チャレンジなど決してできません。そのことも理解した上で投資を行う必要があります。


ちなみに、私自身は、インデックスファンドをポートフォリオの中核とする投資をしていても、疑問ばかりが頭に浮かんできます。「投資に対する信念がないのではないか」と問われれば、「その通りだ」としか答えようがないのですが、私の感覚では、むしろそれが普通ではないのかと考えています。私の頭の中にあるのは常にリスクのことだけです。それが一番大切なことだと考えているからです。





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高額な受講料の資産形成講座
大前研一氏が、株式・資産形成講座というのを開いています。以下がそのサイト。ビジネス・ブレークスルー大学院大学のオープンカレッジ講座の一つのようです。

大前研一の株式・資産形成講座|株初心者もOKの株式講座!資産運用の入門から実践まで


料金を見ると、かなりの高額です(下記サイトを参照して下さい)。


受講料とコース紹介|株式・資産形成講座


これだけの高額な受講料をとるというのは尋常ではありません。これだけのお金があれば、ちょっとした投資はできそうです。一体どれほど高度な内容の講座なのかと思い、「受講生の声」を見てみました。

受講生の声|株式・資産形成講座

上記サイトから「受講生の声」の一部を引用します。

-------------引用開始-------------------------------

この講座を受講して何が得られ、どのように役にたっていますか?


講座については受講修了から一年以上が経過した今でも印象に残っているものがたくさんあります。
大前さんの通貨三分割投資の講義をはじめ、内藤眞弓さんの講義では、保険は必要最低限しかかけてはいけない(それ以上はもったいない)ことを、吉本佳生さんの講義では金融商品の広告を詳しく読み解く必要性があることを知りました。投資商品の正しい知識が身についたことによって、自分に不要と思う金融商品のセールスを受けても迷わず自信を持って断れるようになりましたね。心が迷わないといいますか。
更に福永博之さんのテクニカルチャートの講義を受けて、日頃新聞に出てくる用語がよく理解できるようになりましたし、様々な国をを自分の足でリサーチされ、ロジカルに世界情勢を解説してくださる宮島さんの講義は本当に投資の参考になりました。
ライフプランシートを作る講義がありますが、私はこれまで一度も作ったことが無く、作ってみるとこの先にかかるであろう色々な出費が見えてきて、思わず「なるほど」と唸ってしまいました。おかげで自分でも理想のライフプランが立てられたと思います。



ご受講前のご自身と比べ、どのような変化がありましたか?


受講の成果として一番に感じていることは、国際分散投資の必要性を十分に理解できたことと、それを実践できたことです。実際に投資を始めたのは講座を終えた直後からで、今はだいたいユーロ3割、ドル3割、円4割の割合で分散投資をしており、海外は株と債券のファンドを、国内は個別株を幾つか持っています。
海外投資については日本のcitibankにたまたま口座を持っていたので、そこの営業マンを通じてやっています。
また、少しですが新興国にも投資をしています。


受講する方へのアドバイス、意見等その他何かコメントがあれば、どうぞ


これだけ実務家ばかりが揃っていて、資産運用に関するオールインワンの知識が学べる講座は他に無く、その意味で受講料はリーズナブルなのではないかと思います。
世の中には投資本にしてもセミナーにしても、全体を話さずにある一部分だけフォーカスしたものばかりでいかがわしい感が否めませんが、この講座は投資全体を包括的にしっかり学ぶことができたと感じています。
もちろん最近の経済状況から厳しい部分もありますが、すぐに結果を求めずにアセット配分に注意しながら、長期的に自分の資産を見つめていこうと思っています。

-------------引用終了-------------------------------


・・・どうもたいしたことはなさそうな雰囲気です(-_-)

「保険は必要最低限しかかけてはいけない」とか「金融商品の広告を詳しく読み解く必要性がある」とか、「国際分散投資の必要性を十分に理解できた」とか「ライフプランシート」とか・・・。
これってみんなごく初歩的な当たり前のことばかりなのでは・・・?
この程度の内容のことを、これほどの高額な受講料をかけて学ぶようなことなのかがそもそも疑問です。



ちなみに、講師陣は下記サイトに載っています。

講師紹介|株式・資産形成講座

山崎元氏や、澤上篤人氏、吉本 佳生氏、その他数多くの著名人が並んでいて、なかなかの豪華メンバーのようには見えます。とはいうものの、ここに出ている著名な講師の多くは本を書いており、本屋さんに行けば手に入るわけですから、その主張や考え方は、本を買えば極めて安価に学ぶことができます。あえて高額な受講料を払ってまで学ぶようなこととも思えません。



私が思うことは一つ。投資の知識を学ぶのに、こんな高額な講座を受講する必要など全くないということだけです。投資や資産形成を学ぶには、まず本を読み、用語を覚え、知識を深め、そこから先は自分自身の頭で考えるのが基本のはずです。



とはいえ、こんな講座を高額なお金をかけてまで学ぼうとする人は大勢いるのでしょう。金融リテラシーの低い投資初心者というのは、いつでも”絶好のカモ”になるということなのでしょうか。

水は高いところから低いところへと流れますが、お金の場合には金融リテラシーの低いところから高いところへ(言い換えれば、頭の悪い人から頭のよい人へ)と流れる仕組みになっているようです。実にシビアなものです。

自分の頭で考えようとせず、思考停止状態になることの恐ろしさを感じた次第です。お金を注ぎ込むべきは資産形成そのものに対してであって、資産形成講座ではないはずです。大切なお金をこんな講座に投入していては、資産形成どころか”資産喪失”するだけです。

ところで、上記に引用した受講者の声によると、金融商品の広告を詳しく読み解く必要性があることを知ったとのことですが、どちらかというと、「資産形成講座の広告を詳しく読み解く必要性がある」ということを理解する方が先ではないかと思うのですけどね・・・(-_-)





テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

インデックスファンドで”お金を儲ける”方法
今日は、インデックスファンドでお金を儲ける方法について考えてみます。まず思いつくのは以下の二つの方法。


*インデックスファンドを売る側に回ることによってお金を儲ける方法。

*インデックスファンドを買ってお金を儲ける方法。


このうち、1番目の方法は、金融商品の売り手側に回って手数料を稼ぐということなので一般の人には実行不可能。2番目の方法は投資家としてお金を儲けようとする恐らく最も一般的な方法です。ここまでは当たり前の話です。そこで、上記の2つ以外の第3の方法について考えてみます。その第3の方法とは・・・



「インデックスファンドを買って資産を作ろう」という本を書いて資産を作る



というものです。ここ数年来、インデックスファンド投資にまつわる本がずいぶん登場してきたという印象があるのですが、それはつまりこれを狙ってのことでしょう。



ギャンブルに例えて言うならば、パチンコでお金を儲けるのは難しい。だからといってパチンコ屋さんの経営者になる(ギャンブルの胴元になる)のはもっと難しい。だったらパチンコの攻略法や必勝法を書いて、それを売って儲ければいいではないかという発想と同じです。



インデックス投資本を書くことには、いくつかのメリットがあると考えられます。
一番のメリットは、本を執筆する時点で投資で資産を構築していなくてもよいという点。通常、投資指南本の場合、投資で大きな資産を構築したなど、投資家としての実績がないと説得力がないのが普通です。しかしインデックス投資の場合、長期投資で資産を構築するということになっているので投資家としての実績は不要です。実際、インデックス投資本を書いている人でもインデックス投資で実際に資産を構築した人など誰もいないものと思われます。

インデックス投資本を書く2番目のメリットとして、「ウォール街のランダムウォーカー」という素晴らしいテキストがあるという点が挙げられます。つまり、その内容をパクれば(模倣すれば)、簡単にもっともらしいインデックス投資本ができてしまうということです。

実際のところ、私の知る限り「ウォール街のランダムウォーカー」を超える内容のインデックス投資本を見たことがないというのが本当のところです。他のインデックス投資本はこの本を元に書いている二番煎じだけでしかありませんでした(言うまでもなく、私の書いているこのブログにおいても同様です)。

インデックス投資の本を書く以外にも、インデックスファンドをネタにした商売はいくつもありそうです。投資セミナーの開催、DVD教材などなど。あるいは情報商材の形であれば、それこそ誰でも作成・販売が可能です(もちろん、売れるかどうかはまた別問題ですが・・・)。


こうした商売は、ある意味で非常に効率のよい資産構築法なのかもしれません。インデックス投資というのは初心者でもわかりやすいですし、イメージとしてなんだか非常に手堅い投資方法という印象を持ちやすいからです。



”インデックスファンド投資関連商法”というのは、投資初心者を相手にして金儲けをするには非常にいい方法かもしれません。



私自身は、お金を出して買ったインデックスファンド投資本というのは「ウォール街のランダムウォーカー」ただ一冊だけです(他の本はすべて図書館で借りて読みました。ウォール街のランダムウォーカーも図書館で旧版は読んでいたのですが、この本だけは手元に置いておこうと思い、あえて購入したのです)。本家本元の本が手元に一冊あればそれで十分。余分な投資本も投資セミナーへの参加もすべて無駄だというのが私の基本的な考え方なのです。


余談ですが、これと同じようなことは自己啓発系の本やノウハウ本に関しても大抵は当てはまるように思います。そのジャンルの中で最もメジャーで元祖と呼べるような名著を一冊あるいは数冊だけ読んでおけばそれで十分だということです。それ以外の本は、しょせんはオリジナルの模倣に過ぎないものがほとんどだからです。

ちなみに、そういう意味においては当ブログも同じであって、”読む価値など全くない駄文”の一つに過ぎないわけですが・・・(-_-;)

 

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運用利回り(2009年10月4日現在)
2009年10月4日現在の運用利回りです。

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運用利回り(2009年10月4日現在)

*トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド 投資収益率 -29.8%  年間収益率 -13.0%
*STAMグローバル株式インデックス・オープン 投資収益率 +7.8%  年間収益率 +15.4%
*STAM新興国株式インデックス・オープン 投資収益率 +6.7%  年間収益率 +22.9%
*STAMグローバル債券インデックス・オープン 投資収益率 +1.8%  年間収益率 +2.7%
*TOPIX連動型上場投資信託 投資収益率 -20.1%  年間収益率 -5.8%
*インデックスファンドTSP 投資収益率 -42.5%  年間収益率 -18.2%
*さわかみファンド  投資収益率 -15.3%  年間収益率 -5.3%
*HSBCチャイナオープン  投資収益率 +34.8%  年間収益率 +7.4%
*HSBCインドオープン  投資収益率 +2.7%  年間収益率 +0.9%
*外貨建てMMF(アメリカドル) 投資収益率 -7.4%  年間収益率 (データなし)
*外貨建てMMF(ユーロ) 投資収益率 +9.8%  年間収益率 (データなし)

*純金積み立て 投資収益率 (データなし)  年間収益率 (データなし)

参考:1米ドル= 89円 52銭、1ユーロ= 130円 63銭(ソニー銀行)

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※外貨建てMMFの投資収益率は、円換算のものです。
※それぞれ、配当金(分配金)込みでの利回りです。
※純金積み立ては田中貴金属工業にて行っています。

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いつもの通り、特筆すべきことは何もないので、少しだけコメントを書いておきます。

日本株式のマイナス幅が大きいです。また、トヨタアセット・バンガード海外株式ファンドも3割近いマイナスという状況。ポートフォリオ全体としては依然としてマイナス運用の状態が続いています。

プラスになっている中で、一番目立っているのはこれまでと同様、HSBCチャイナオープンでプラス34.8%となっています。中国という国は、何かと問題の多い国だという印象は非常に強いのですが(というか、投資対象としては不安に感じる部分も多い)、それでも今後の経済動向には注目したいところではあります。

気になるのは、このところの円高ドル安状況です。円高ドル安になったからといって、個人投資家としてできることは何もありませんが、為替の状況については今後もニュースなどでよくチェックしておきたいと思います。


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話は変わるのですが、受け取ったままで再投資していなかったTOPIX連動型上場投資信託の分配金については日本株式資産クラスに投資せず、STAMグローバル株式インデックス・オープンに投資する方向に決めました。

国内政治関連のニュースを見ていると、亀井静香大臣の暴走が止まらないという印象があります。こんな人が大臣をやっているのかと思うと正直うんざりします。そんなわけで、日本に投資しようという気がますます失せてきたというのが本音です。


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