今日は、インデックスファンドでお金を儲ける方法について考えてみます。まず思いつくのは以下の二つの方法。
*インデックスファンドを売る側に回ることによってお金を儲ける方法。
*インデックスファンドを買ってお金を儲ける方法。
このうち、1番目の方法は、金融商品の売り手側に回って手数料を稼ぐということなので一般の人には実行不可能。2番目の方法は投資家としてお金を儲けようとする恐らく最も一般的な方法です。ここまでは当たり前の話です。そこで、上記の2つ以外の第3の方法について考えてみます。その第3の方法とは・・・
「インデックスファンドを買って資産を作ろう」という本を書いて資産を作る
というものです。ここ数年来、インデックスファンド投資にまつわる本がずいぶん登場してきたという印象があるのですが、それはつまりこれを狙ってのことでしょう。
ギャンブルに例えて言うならば、パチンコでお金を儲けるのは難しい。だからといってパチンコ屋さんの経営者になる(ギャンブルの胴元になる)のはもっと難しい。だったらパチンコの攻略法や必勝法を書いて、それを売って儲ければいいではないかという発想と同じです。
インデックス投資本を書くことには、いくつかのメリットがあると考えられます。 一番のメリットは、本を執筆する時点で投資で資産を構築していなくてもよいという点。通常、投資指南本の場合、投資で大きな資産を構築したなど、投資家としての実績がないと説得力がないのが普通です。しかしインデックス投資の場合、長期投資で資産を構築するということになっているので投資家としての実績は不要です。実際、インデックス投資本を書いている人でもインデックス投資で実際に資産を構築した人など誰もいないものと思われます。
インデックス投資本を書く2番目のメリットとして、「ウォール街のランダムウォーカー」という素晴らしいテキストがあるという点が挙げられます。つまり、その内容をパクれば(模倣すれば)、簡単にもっともらしいインデックス投資本ができてしまうということです。
実際のところ、私の知る限り「ウォール街のランダムウォーカー」を超える内容のインデックス投資本を見たことがないというのが本当のところです。他のインデックス投資本はこの本を元に書いている二番煎じだけでしかありませんでした(言うまでもなく、私の書いているこのブログにおいても同様です)。
インデックス投資の本を書く以外にも、インデックスファンドをネタにした商売はいくつもありそうです。投資セミナーの開催、DVD教材などなど。あるいは情報商材の形であれば、それこそ誰でも作成・販売が可能です(もちろん、売れるかどうかはまた別問題ですが・・・)。
こうした商売は、ある意味で非常に効率のよい資産構築法なのかもしれません。インデックス投資というのは初心者でもわかりやすいですし、イメージとしてなんだか非常に手堅い投資方法という印象を持ちやすいからです。
”インデックスファンド投資関連商法”というのは、投資初心者を相手にして金儲けをするには非常にいい方法かもしれません。
私自身は、お金を出して買ったインデックスファンド投資本というのは「ウォール街のランダムウォーカー」ただ一冊だけです(他の本はすべて図書館で借りて読みました。ウォール街のランダムウォーカーも図書館で旧版は読んでいたのですが、この本だけは手元に置いておこうと思い、あえて購入したのです)。本家本元の本が手元に一冊あればそれで十分。余分な投資本も投資セミナーへの参加もすべて無駄だというのが私の基本的な考え方なのです。
余談ですが、これと同じようなことは自己啓発系の本やノウハウ本に関しても大抵は当てはまるように思います。そのジャンルの中で最もメジャーで元祖と呼べるような名著を一冊あるいは数冊だけ読んでおけばそれで十分だということです。それ以外の本は、しょせんはオリジナルの模倣に過ぎないものがほとんどだからです。 ちなみに、そういう意味においては当ブログも同じであって、”読む価値など全くない駄文”の一つに過ぎないわけですが・・・(-_-;)
テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー
|