今日は投資の話題から外れます。
以前から書いているように、私は大の読書家です。 あるとき、本を読んでいてふと思ったことがあるのです。「本を読むことに、果たしてどんな意義があるのだろう?」と・・・。例えば、新たな知識が身につくとか、様々な効果があると思うのですが、そうした中でも一番大きな効力はなんなんだろう、ということを考えてみました。
読書によってもたらされる最大の効力の一つは、「物事に対する視野・視点が広がる」ということだと私は認識しています。 社会人にとっては、仕事をすることが最大の勉強だという考え方もあります。もちろん、それはその通りです。仕事の場合、知識だけではなく経験を伴いますから、身につく知識・能力も非常に大きなものがあると思います。
とはいえ、知識を得る手段が仕事だけだと、かえって視野が狭くなる恐れがあるのではないか、と考えてもいます。所詮、人間が自分の経験だけで得られる知識などたかがしれているからです。一歩間違えれば、ただの専門バカになる恐れが十分にありえます。
私の場合、図書館で本を借りて読んでいるわけですが、ジャンルは多岐にわたります。最近は中国を舞台にした小説にはまっていて、読んだ中で特に面白かったのは、司馬遼太郎氏の「項羽と劉邦」。北方謙三氏の「三国志」「水滸伝」(水滸伝は今読んでいる最中ですが・・・)などです。北方謙三氏の場合、原著と比べると、かなりアレンジされているようですが、たとえ架空の小説の形であっても、登場人物の人生を仮想体験できるというのは、非常に面白いものです。
これはもちろん、歴史小説に限った話ではありません。小説というものは、様々な登場人物が出てくるわけですが、例えば危機に際して、非常に冷静で賢明な判断をする人もいれば、短絡的で愚かしい行動をとる人もいます。そういうものを読んでいて、「・・・さて、自分は果たしてどちらの側に近いだろう?賢明な判断をする側か、愚かしい行動をとる側か・・・?」などと考えるのは非常に面白いものです。 また、人生訓になるようなセリフも少なくありません。
こうした視点で本を読むことは、現実社会において非常に役立つケースが多いように思えます。 また、当ブログにおいては、できるだけ中立的・客観的視点に立って記事を書くようにしているつもりですが、その根底にあるのは、私のこうした読書癖によるものが大きいと思っています。
私はこれまで、当ブログ内では投資に関する本のことしか書いてきませんでしたが、当然のことながら読んでいるのは投資本だけではありません。各種の小説はもとより、会社組織・会計など経営学的な内容の本、雇用・労働問題に関する本、健康・医学に関する本、天文学・宇宙に関する本、国防・軍事などに関する本(過去の歴史的なものも含めて)、パソコン・ITに関する本などなど、挙げればきりがありません。
投資に関する本もしかりで、長期投資の本だけではなく、デイトレードなどの超短期投資に関する本、また破綻したLTCM(ロングタームキャピタルマネジメント)に関する本(タイトルは忘れましたが、かなりの分量があったのを覚えています)、信用取引に関する本など、一口に投資本といっても実に多くの本を読んできたのです。これらの読書遍歴は、いうまでもなく、ブログの元ネタとして大いに役立っています。
最近考えているのは、世界の歴史をもう一度、一から学びなおしたいということです。私はもともと、小学校から高校に至るまで、学校の勉強が大嫌いでした。特に暗記などは苦手だったのです。なので、歴史の年号や出来事の暗記などは全くと言っていいほどできませんでした。 (余談ですが、社会人になってからは、暗記力や記憶力を問うテストなどはまったくないので、必ずしも物事を全部覚えずとも、メモにとっておけばいいということに気付きました。よって、現在に至るまでメモ魔というくらいにメモをとるようにしています。暗記ができないのは今も同じなのです・・・)
しかしながら、最近になって、歴史を学ぶことの意義は年号を覚えることにあるのではなく、過去の教訓を学ぶことにあるのだと気付きました。なので、歴史をまた一から勉強したいと思うようになったのです。人類の歴史は成功と失敗のノウハウに充ち満ちているからです。 ちなみに、歴史に興味を持つようになった直接のきっかけは、パソコンの戦略級シミュレーションゲームであったりするのですが・・・。まあ、個人的にはきっかけは何でもいいのだろうと思っています(-_-)
ともあれ、読書によって知識の幅を広げるというのは非常に意義深いと思うわけです。私などは、学校の授業などは大嫌いだったとはいえ、読書のお陰でそれなりの教養を身につけることができたのではないかと考えているほどです。
・・・それにしても、今にして昔を振り返ってみると、学校というところは、何の面白みもない、役に立たないことはたくさん教えてくれるが、肝心なことは何も教えてくれない、という気がしないでもありませんが、こういうことについて書くとまた物議を醸し出しそうなので、書くのはあえてやめておきます(^_^;) 学校というところに適応できなかった、ただの落ちこぼれの戯言と思って読み流していただければ幸いです。
テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー
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