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Author:masa
1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
なお、当ブログの更新は原則として不定期です(月に数回程度の更新になると思います)。

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貯金生活。投資生活。
「節約なくして貯金なし」「貯金なくして投資なし」を座右の銘とする管理人がお金と社会について語るブログ
1億円でのFIREについての雑感
今回は、「1億円でのFIREについての雑感」というテーマで書いてみます。
FIREという言葉には、「経済的自立」と「早期リタイア」という2つの意味がありますが、今回は早期リタイアという部分に主眼をおいています。
1億円でFIRE(早期リタイア)が可能かどうかということについては、最初に結論を書いておくと、

FIREすることは可能。しかし、1億円という金額では、人生におけるリスクを考慮すると少々少なすぎるのではないだろうか?

ということになります。
私も、かつて1億円を実際に持つまでは、「1億円もあれば余裕で早期リタイアできるだろう」と思っていました。しかし、実際に1億円というお金を手にしてみると、1億円ジャストの金額だと少々頼りないのではないか?と考えるようになりました。そう考えた理由を2つばかり書いてみます。


(1)1億円すべての金額を投資できるわけではない

これは考えてみると当たり前の話ですが、1億円を持っているからといって、その全額を投資に回すことはできません。かつての私の頭の中の想像(むしろ妄想と呼ぶべきか)では、1億円を年利4%で運用できれば年間に税引き前で400万円、約20%の税金(※正確には2023年10月現在で20.315%ですが)を引いたとして年間で約320万円、一ヶ月あたり約26万円使えると考えていました。
しかしながら、実際には1億円のうち、いくらかは株価の暴落時に備えるため生活防衛資金として(あるいは現金クッションと呼ぶべきでしょうか)お金を預貯金形で残しておく必要があります。働いているのなら生活防衛資金は生活費の2年分程度で良いかもしれませんが、早期リタイアとなると株価の大暴落&数年にわたって株式市場が低迷するケースを想定すると、生活費の5年分程度は必要になるかと思います。これは人によって感覚がことなるでしょうけれど、私ならリスクを考慮し、2000万円程度は預貯金の形で残しておきたいところです。

そうすると、実際に運用できるのは8000万円程度。8000万円を首尾良く年利4%できたとして税引き前で320万円。約20%の税金を引かれたとして256万円。一ヶ月あたりで約21万円。ずいぶん減ってしまいました。
月に21万円もあれば十分だという意見もあるかと思いますが、これはあくまでも年利4%で毎年運用できればの話です。私の過去の経験上、毎年安定しての年利4%運用など、実際には夢物語だと思っています。大きく上がる年もあれば大きく下がる年もあるからです。まあ、そんなことは当たり前のことではあり、そのための生活防衛資金(あるいは現金クッション)があるわけですが、これにしても実際のところ2000万円で必ず事足りるという保証もありません。
というわけで次の項目へ続きます。


(2)人生における不測の事態・長期にわたる暴落に対する備えとしては1億円ではいささか心もとない

1億円を年利4%で運用する話にしても、2000万円の生活防衛資金(現金クッション)にしても、すべては仮定の話に基づいています。サラリーマンを辞めての早期リタイアというのは一度踏み出してしまうと、後戻りするのはなかなか困難と思われます(有利な条件での再就職は難しいであろうという意味です)。もしかしたら、株式市場が大暴落して、しかもその暴落が事前の想定以上に長期化するかもしれませんし、その後の人生においてなんらかの不測の事態が起きて大金が必要になるということもあり得なくはありません。そう考えると1億円という金額での早期リタイアが怪しく思えてくるのです。

一方で「そんなことを考えても仕方がないではないか」という思いもあります。しかし、私は投資家です。投資家というのは常にリスク(不確実性)を考えて行動するのが習性です。過去20年に及ぶ投資生活のなかで、リスク(不確実性)を常に考え、最悪の事態を想定して投資判断を行ってきたわけです。そうであるならば、「実際に起きるかどうか分からない心配事を抱えても仕方がない」という結論にはどうしても行き着かないのです。これは私の性格による部分が大きいのですが、逆にリスクを常に考えてきたからこそ、いままで投資家として生き残ってきたわけで、不測の事態を想像しないということはあり得ないのです。

以上の理由により、1億円では早期リタイアは、理論上は可能だが、心情的にはいささか心もとないがゆえに難しいというのが私の出した結論になります。
では、一体いくらあれば安心して早期リタイアできるのか?と言われれば、なかなか答えを出しずらいところえはあるのですが・・・。



テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

億り人になってみてわかったこと(2) 精神面での変化
今回は、億り人になってみてわかったことということに関して、精神面での変化について書いてみようと思います。
億り人になってみての精神面での一番大きな変化は、なんといっても、

お金の余裕は気持ちの余裕につながるということを実感する

という一言に尽きます。
月並みといえば月並みですが、やはりこれを抜きにすることはできません。人生において起こりうる不測の事態というのはちょっと思いつくだけでもいくつか列挙することができます。例えば、不況による失業、怪我や病気で働けなくなるリスク、事前に想定していなかった高額な出費などなど。しかし、一億円という金融資産があれば、そのいずれもにおいてもさほど慌てる必要はなくなります。不況で失業した場合でも当面の生活費に困ることはありませんから、落ち着いてじっくり時間をかけて仕事を探すことができます。怪我や病気で一時的に働けなくなっても治療費や生活費の心配をすることなく、治療に専念することができます。思わぬ高額な出費に際しても、借金をすることなく支払うことができます。一億円の金融資産というのは、たとえ明確な使用目的・用途がなかったとしても、それ自体が安心な生活をもたらしてくれるものといえます。

そして、一億円という金額はいわゆるFIRE(経済的自立と早期退職)が可能となる金額とされています。私自身はFIREする気はありませんが、いざとなればそういう選択肢もとれなくはない、というのはやはり気持ちの点では大きな余裕につながります(ちなみに、一億円で現実的にFIREが可能かどうかという点については少々異論というか、不安要因もあるのですが、それはまた後日書いてみたいと思います)。

また、これは余談になりますが、私がお金の余裕を本当の意味で実感するようになったのは総資産額が5000万円を超えたあたりからでした。年収300万円なら年収の約16年分、年収400万円なら約12年分、年収500万円で10年分という資産額に相当するわけですが、5000万円を達成した時には、やはり大きな達成感と安心感を実感したのを思い出します。


というわけで、今回のテーマの結論は、「お金の余裕は気持ちの余裕につながるということを実感する」というごく当たり前のことになりました。月並みではあるとはいえ、これを頭の中で想像しているのと、実際に一億円という金額を持っているのとでは大きな差があるのも事実とは思います。





テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

億り人になってみてわかったこと(1) 資産総額の変動幅が非常に大きいという問題
先日、総資産額が1億円を超えて億り人になったという話を書きましたが、今回は、「億り人になってみてわかったこと」というテーマで書いてみたいと思います。
億り人になってみてわかったことの一つは、なんといっても、資産総額の変動幅が非常に大きいということに尽きます。

一例として、以下の画像を参照して下さい。これは2023年7月1日のマネーフォワードのWebブラウザ版のスクリーンショットになります。

moneyforward230701.jpg

ここで注目すべきは資産総額の変動幅の大きさです。


前日比:+0.4%  +45万7833円
今週:+1.0%   +103万9970円
今月:+0.4%  +45万7833円
今年:+16.9%  +1510万8604円

これを見て分かるとおり、総資産額の変更幅が非常に大きいことが分かります。
運用している資金額が非常に大きいので当然といえば当然ですが、この変動幅の大きさはなかなかの数値です。
この日(2023年7月1日)なら、お金が増えているから問題はありませんが、株価が大幅下落したときには当然のことながら、逆に大幅なマイナスになることもあります。一日の変動幅が、100万円や200万円ということも過去にはありました。私の場合、長年にわたって資産運用を継続してきているので、大きな変動にもある程度は慣れっこになっていますが、それでも、この変動幅の大きさには時として驚かされることがあります。

このときに心がけていることが一つあります。
特にお金が大きく増えている時に考えていることですが・・・

「今はたまたまプラスになっているが、もしこれだけの金額がマイナスになったとき、果たして自分は精神的に耐えることができるだろうか?」

ということを自問自答しているのです。
もしこの質問の答えが「No」ということであれば、それはリスクを取り過ぎていることを意味しますから、その場合はリスク資産を一部売却して、無リスク資産の預貯金を増やすようにしています。

億リ人になる過程において、資産総額の変動幅が非常に大きくなるというのは避けようがない問題だと思いますが、リスクのある投資をしている以上は、お金が増えることもあれば減ることもあるというごく当たり前のことを忘れてはならないと、常に肝に銘じています。




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1000万円貯蓄から学んだ、目標を細分化することの重要性
今回は、過去に行ってきた1000万円貯蓄の計画と実践の中から学んだことを書いてみたいと思います。それは「大きな目標は小さな目標に細分化する」ということです。

私が一番最初に1000万円を貯めようと志したのはもうずいぶん昔の話ですが、その計画を立案する中で最初に行ったのが、大きな目標は小さな目標に分割するということでした。要するに、1000万円貯めるという大目標を、まず100万貯蓄という中目標を設定し、さらに10万円貯蓄計画という小目標を設定するという具合です。1000万円という金額は遠大な目標でも、10万円という貯蓄目標なら極めて現実的なものとなります。100万円貯めるには、10万円貯蓄を10回繰り返せばいいわけです。100万円貯めるのに成功したら、その時点で100万円貯めるためのお金の習慣はすでに身についています。1000万円の貯蓄目標を達成するには、その100万円貯蓄を10回繰り返すだけです。その過程で、お金を貯めるための節約ノウハウも洗練されていきますから、貯蓄に慣れない最初のうちは大変だったとしても、お金を貯めるのはだんだんと簡単になってきます。

単純なことですが、この細分化というのは非常に有効です。これは貯蓄に限った話ではなく、何事でも同じです。なにか大きな目標を達成するためには、その目標を中目標・小目標へと細分化する必要があります。もし、その過程で目標を達成する上で妨げになる問題が見つかれば、その問題点を紙に書き出し、さらに、その問題点を解決する方策も合わせて紙に書きます。目標や問題点は細かく砕いて、より現実的な行動計画へと落とし込むという極めて簡単な話です。



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1000万円を運用してみてわかったこと(6)
シリーズ記事の続編です。過去の記事はこちら。

1000万円を運用してみてわかったこと

1000万円を運用してみてわかったこと(2)

1000万円を運用してみてわかったこと(3)

1000万円を運用してみてわかったこと(4)

1000万円を運用してみてわかったこと(5)



今回は、あのサブプライムローン問題に端を発する、金融危機時の大暴落を振り返って思ったことをあらためて書いておきたいと思います。
投資資金が1000万円以上という規模になってくると、わずか1%の変動でも非常に大きなものとなるということは過去の記事で書きました。実際、あの金融危機の時の値動きは半端なものではありませんでした。サブプライムローン問題が表面化する前はけっこうバブルっぽい雰囲気が全体的にあって、積み上がっていた含み益もけっこう大きかったのですが、大暴落の過程で、そんなものはすべて吹き飛んでしまい、現時点では含み損の状態になっています。
過去の利回りをみて、一番含み益の大きかった時期と、逆に一番損失の大きかった時期を比較すると、その変動幅は、私の手取り年収額を超えるほどの大きな変動になっています。これはなかなかすさまじい変動額です。加えて、大暴落の真っ最中の時期、景気も急速に冷え込んできて、一時期会社での仕事量が激減したときには、さすがに肝を冷やしました。私が一番恐れている事態は、大暴落による莫大な金額の含み損+大不況時の失業というダブルパンチを喰らうことでしたが、それがいよいよ近づいてきたのかもしれない、と思ったのです。このときは事態を重くみて一時的に積み立て投資を停止せざるを得ませんでした。
当時、私が一番強く思ったのは、投資資金の金額が大きくなればなるほど、生活防衛資金としての預貯金の重みはより大きなものとなるということでした。投資資金が大きくなれば、必然的に暴騰・暴落時の変動金額も大きくなるわけで、その心理的プレッシャーは相当に大きなものとなるからです。
あのときほど、リスク許容度という概念を強く意識したことはありませんでした。「自分自身のリスク許容度の限界はどこなのだろう?ということを考えるようになった」という話は以前にも書きましたが、今あらためて思うのは、一つだけです。それはなにかというと、


投資というのは、最悪の場合すべての資金を失っても良い、というくらいの覚悟で挑まなくてはならない、ということです。


現実的には、インデックスファンドによって国際分散投資をしているポートフォリオにおいては、すべての資金がゼロになるということはあり得ないと思います。しかしながら、短期的に見た変動幅は相当に大きくなりますし、また大暴落時にはまるで底なし沼のように損失が膨らみます。よって、気持ちの上ではすべての投資資金を失う覚悟が必要だと強く実感したのです。そのくらいの覚悟があって初めて、いかなる暴落時にも冷静でいられるようになるのだろうということです。


そして今ひとつ思うことは、大暴落をくぐり抜け、市場から退場することなく生き残って初めて投資家は一人前になるのかもしれない、ということです。暴落を実体験として知らない投資家というのは、非常に危ないと思います。大暴落の中で、多くの投資家が市場から消えていきました。そして、投資について強気な記事を書いていた投資系ブログも消えていきました。投資の怖さを知らない投資家はどうしてもリターン重視・リスク軽視という方向に動きやすくなります。そのことがかえって傷口を広げてしまうのです。それはちょうど、山の怖さをしらない登山家のようなものかもしれません。山の怖さを知らない人が安易に山登りをすべきでないのと同様、投資の怖さを知らない人は投資をすべきではないのです(もっとも、これは投資金額が少額であるうちはさほど重要ではないかもしれませんが)。


1000万円を運用してみて分かったこと。それは投資家というのは、投資の怖さを知った上で投資を実践しなれけばならないということです。私は投資家の一人として、このことを肝に銘じておきたいと思います。


ちなみに、私が人に対して投資を勧めない最大の理由もこの点にあります。リターンにしか意識が向いておらず、ちょっとでも損失が出ると大騒ぎする人が多いという現実を考えれば、とても他人に投資を勧めようという気にはなりません。




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1000万円を運用してみてわかったこと(5)
シリーズ記事の続編です。

過去の記事はこちら。
1000万円を運用してみてわかったこと

1000万円を運用してみてわかったこと(2)

1000万円を運用してみてわかったこと(3)

1000万円を運用してみてわかったこと(4)

さて、今回は第5弾です。1000万円を運用してみてわかったこと。それは・・・



自分自身のリスク許容度の限界点を意識するようになった



ということです。
投資資金が1000万円に達した段階で、私の思考レベルが100万円単位から1000万円単位に変化したことを感じました。しかしその一方において、「果たして自分自身のリスク許容度の限界はどこなのだろう?」ということを考えるようになったのです。

以前にも書いたように、確かに10万円ないし数百万円といったレベルの値動きの激しさにも慣れてましたし、これは健全な慣れなのだろうとも思います。しかし、これはあくまでも1000万円程度の投資資金であればこその話だというのもまた事実です。どういうことかというと・・・



例えば、もし仮に投資資金が3000万円とか5000万円とかのレベルに達したとき、果たして私はその価格変動に耐えることができるのだろうか?



ということです。
単純な話、投資資金が1000万円であれば、1%の変動幅は10万円、10%でも100万円で済みます。しかし、これが投資資金3000万円であれば1%で30万円、10%で300万円の変動になり、投資資金5000万円であれば1%で50万円、10%で500万円もの変動幅になります。

これはかなり大きな金額変動であり、状況によっては、かなり厳しいことになりそうです。つまり、投資資金が大きく積み上がったときに大暴落に見舞われた場合、その損失額はもはや労働収入で補うことは不可能になってしまい、結果的に再起不能のダメージを受ける可能性がある、ということです(こうしたことを考えるようになったのは、いうまでもなく現在進行中の大暴落がきっかけです)。

そのことに関連して、もう一点書いておくべきことがあります。今現在、私は積み立て投資を一時的に停止しているわけですが、積み立てをストップしたことによって見えてきたこともあります。それは何かというと・・・



定額積み立て投資というのは、機械的に投資をしていくがゆえに、仮にリスク許容度を超えてしまってもそれに気付かない可能性がある



ということです。これも見逃しがちな落とし穴の一つかもしれません。

私の場合、生活防衛資金を多めに確保するということを基本としてきたわけですが、その理由の一つとして、「生活防衛資金と投資資金のバランスをとる」というのがあります。1000万円を超える資金を投資して運用する中で、利回りの上昇時に殖える金額も大きい半面、下落したときの下落金額も半端なものではないということを自分の実感としてよく知っているからです。


定額積み立て投資は、淡々とした機械的な投資であるがゆえに、どうしても思考停止状態に陥りがちです。また、少しずつ投資していくために、リスクに対する感覚が完全に麻痺してしまい、リスク許容度の範囲内かどうかというチェックがおろそかになりやすい傾向にあるのではないかと考えているのです。

積み立て投資を続ければ続けるほどリスク資産は増えるのに、リスク許容度の方は、逆に年齢の上昇とともに低下しているはずです(あくまでも一般論ですが)。
私が一番恐ろしいと思っているのは、積み立て投資というものを積み立て貯金と勘違いしてしまうような感覚に陥ることです。いや、すでにそうした誤った感覚を持ってしまっているのかもしれません。これには相当注意しなくてはなりません。


そんなわけで、投資資金総額が巨額になればなるほど、「果たして、自分が投資しているお金は、リスク許容度を超えていないだろうか?」ということを自問自答する必要がある、というのが本日の記事の主旨です。

投資資金が1000万円程度ならともかく、これがさらに巨額になったとき、一体どういう投資判断をすべきなのか、今はまだ答えが見えてきません。常識的に考えれば債券の比率を上げるべきなのでしょうけど、いつどのような形でそれを行うべきかというのがまだわからないのです。今のところ、積み立て投資は一時凍結していますが、いずれは再開することになるでしょう。ここから先の世界は全く未知の領域。この先、投資資金がさらに積み上がってきたときにどんな心境になるのか、興味津々な部分もあれば恐ろしいと思う部分もあるというのが本当のところではあります。





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1000万円を運用してみてわかったこと(4)
以前の記事の第4弾です。

前回の記事はこちら。
1000万円を運用してみてわかったこと

1000万円を運用してみてわかったこと(2)

1000万円を運用してみてわかったこと(3)


※本当は、今回の記事の内容からすると、「1000万円を運用してみてわかったこと」ではなくて、「1000万円を貯めてみてわかったこと」の方が適切なのですが、今回は「運用してみてわかったこと」の方のシリーズにしています。

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今回も、私が1000万円超のお金を運用するようになってから感じていることの一つを挙げてみます。それは・・・



金銭感覚のズレ



なのです。以前、久しぶりにクルマの雑誌を手にとってぱらぱらと見ていたとき、私はふとこう感じたのです。


「あれっ?クルマってこんなに安かったかな?」と。


どういうことかというと、300万円とか500万円とかいうクルマの金額に対して、感覚が変わってきたということです。かつて、わずかな金額の貯金しかなかったころには、何百万円もするクルマというのは、到底手の届くものではありませんでした。しかし、1000万円を超える資産を持ち、かつ運用するようになった今では、数百万円のクルマなど、その気になればいつでもキャッシュで買えるようになったわけで、そのことが金銭感覚に微妙なズレを感じるようになった原因なのだと思われます。


もちろん、何百万円というお金というのは大金です。それ自体は今も同じなのですが、かつての「手が届かない金額」というレベルから、「自分にとって現実的な金額のお金」になったことによって、お金に対する感覚が変わってきたというわけです。


そのことに気付いたとき、私は、「これは注意しないといけないな」と思いました。例えば、宝くじで高額当選した人の金銭感覚が狂ってしまうことがあるように、大きなお金を持つようになったことで、自分の金銭感覚がおかしくなってしまう可能性は十分にあると感じたからです。

もちろん、突然高額なお金を手にする宝くじ当選者と、地道な貯金と投資によって資産を築こうとしている私とでは状況が全く違います。それでも、「1000万円超の金額のお金を持つことが当たり前」という状況になってしまうと、金銭感覚が狂ってしまうということは十分にあり得ると思います。

特に、「今後の投資収益を当て込んでお金を使う」などということは決してあってはならないと、自分を戒めています。現在の暴落状況をみればわかるように、未来のことは決してわからないからです。


今回書いた「金銭感覚のズレ」の問題はこれからますます大きくなってくるでしょう。けれど、貯金を始めた頃のお金への想い、そして1円の重みというものを決して忘れてはならないと自分に言い聞かせているところではあります。




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1000万円を運用してみてわかったこと(3)
以前に書いた記事の続編です。過去の記事はこちら。

1000万円を運用してみてわかったこと

1000万円を運用してみてわかったこと(2)


1000万円を超える金額のお金を運用するようになってから、投資資金の変動に対する感覚が大きく変わってきました。
例えば、株価や基準価額の変動によって50万円のお金が変動したとします。言うまでもなく、50万円というお金は大金です。しかし、1000万円という金額からすれば、その比率は5%に過ぎません。「なんだ、たった5%投資資金が増減しただけか」というような感覚に変わってきたのです。



つまり、投資資金の変動を、金額ではなくパーセンテージで考えるようになったということです。



そういえば、投資関連の取材記事などで、「個人投資家で億単位のお金を運用している人が、一日で何百万円もお金を失っても何の動揺もなく平然としているので、取材している記者が驚いた」という場面がよくあります。恐らく、その個人投資家も、何百万円というお金の金額そのものを見ているのではなくて、「損失は確かに大きいが、投資資金全体から見れば、失ったのはごくわずかなものでしかない」というようなものの見方をしているのではないかと思います。

実際、1000万円のお金を運用するようになると、わずか1%の変動でも10万円の値動きになるわけですから、金額的には大きく見えても、総投資額の数パーセント程度の値動きでいちいち動揺しているわけにはいかなくなります。・・・というか、慣れてきます。


私の方も1000万円を超える資金を投資で運用するようになってからずいぶん時間が経ちましたが、昨年の8月の大暴落以来、ジェットコースターのような勢いで含み益があっという間に減ってしまいました。にも関わらず、何の動揺もなかったのです。

そのときの心境を一言で言うと「まあ、時にはこんなこともあるわな」・・・という程度のものでした。なんだか他人事のような表現ではありますが・・・。

ある意味では金銭感覚が麻痺していると捉える向きもあるかもしれません。しかし、消費においては、いつもと変わらずシビアなので、金銭感覚の麻痺とは少し違うと思っています。これはやっぱり「慣れ」としか表現しようがないものです。



この「慣れ」というものもある意味では恐ろしいものだとは理解しています。しかし、運用金額が大きくなればなるほど、それに伴い1%の変動による金額の増減もより大きくなるわけですから、「健全な形での慣れ」は投資家にとって必須だとは思います。



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1000万円を運用してみてわかったこと(2)
以前の記事の第2弾です。

前回の記事はこちら。
1000万円を運用してみてわかったこと

さて、1000万円を運用してみて分かったこと。それは・・・



人間の欲には限りがない



ということです。かつて私が貯金を始めた頃、1000万円を貯金するということは途方もない目標でした。何しろ、当初は10万円の貯金ですら大変だったのですから・・・。しかし、長期にわたる貯金生活の末、実際に1000万円貯金(預貯金・投資資金の総合計)を達成してみて思ったのは、「この程度の資金では全然足りないな」ということでした。そして、さらにその後、せっせと貯金・投資に励み、その結果として資産は大きくなり、やがて生活防衛資金を除いた純投資資金が1000万円にまで達したわけですが、それでもやっぱり、


「1000万円程度の投資資金では全然足りない。もっともっと資産を殖やさなければ!!」


と思ってしまったのです。私にとって、1000万円もの投資資金というのは途方もない大きな金額のはずなのに、実際にその金額を運用するようになってもなお、満足するということがないのです。「これだけ持っていたら大丈夫」という安心感すらありません(正確には、ある程度の気持ちの余裕はあるのですが、今なお経済的自由には程遠い状態なので、まだ十分ではないということです)。
そこで私は考えました。


「では一体、いくらお金を持ったら満足するのだろう?」と。
その答えは、「資産総額がいくら大きくなっても決して『これで十分』と思うことはないだろう」というものでした。


現実問題として、今保有している1000万円超の投資資金にしても、本来ならもう十分な金額のはずなのです。今後、一切追加投資を行わず、すでに投資しているお金を複利運用するだけでも長い目でみるとそれなりに大きな資産を構築できるはず。けれど、私にはその程度で満足する気は全くなくて、さらなる巨額の資産を目指して追加投資を今後も継続して行う予定です。

このことがいいことなのかどうなのかはわかりません。しかし、お金との適正な付き合い方をちゃんと理解している限りは、別に悪いことでもないだろうとは思っています。

例えば、過去最高益を上げた企業が、それでも決して満足することなくさらなる成長を目指すのと同じように、個人投資家としての私もまた、さらなる大きな資産構築を目指して努力を続けることになりそうです。


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これは余談ですが、「どんなに生活が豊かになっても、人はさらなる豊かさを目指す」という、人が本来持つ性質こそが、経済発展の原動力でもあるのでしょう・・・。



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1000万円を運用してみてわかったこと
現在、私の運用金額はすでに1000万円を超えています。そんなわけで、今日は1000万円を運用してみてわかったことについて書いてみようと思います。

※注釈・・・私の場合、基本的に総資産額は非公開としていますが、投資家の一人として、1000万円超のお金を運用するということはどういうことなのか、ということを示すために、あえて書くことにしました。とはいえ、投資資金に関しても、1000万円を超える分に関してはあくまでも非公開なのであしからず。

では、本題に入ります。1000万円を運用してみて思ったこと。それは・・・



一日あたりの値動きが非常に大きい



という一言に尽きます。当たり前のことですが、1000万円を運用しているということは、ポートフォリオ全体でわずか1%の変動であっても10万円のお金が動くことになります。これはかなり大きな金額です。2007年2月末から3月にかけての世界同時株安の際には、あれよあれよという間に何十万円ものお金があっという間に消えてしまいました。
これは、慣れていないとけっこうきついものがあるかもしれません。

私の場合、積み立てにより投資資金を徐々に増やしてきたこともあり、もはや大きな変動にも慣れっこになっています。投資資金がまだ少なかったころから、ちょっとずつ慣れてきたおかげで、今ではもはやどうということはないのです。

これがもし、投資を全く知らない段階でいきなり1000万円を投資していたとしたら、あまりの値動きの大きさにかなり動揺することになっていたのではないかと思います。そういう意味からすれば、やはり投資というものは、「少額から初めて、少しずつ慣れる」ということが一番大切だろうとつくづく思います。

さて、私が値動きの大きさに動揺しない理由は、他にもあります。以前にも書いたことなのですが・・・



過去に積み上げてきた利益が非常に大きいため、少々の暴落では元本割れになる心配がない



ということです。実際、昨年(2006年)5月頃の世界同時株安、そして今年(2007年)2月末からの世界同時株安のいずれにおいても、私の投資資金は元本割れには程遠い状況でした。世界同時株安局面で評価額を大きく下げたとはいえ、それでもなお目標を上回る利回りを上げていたわけですから・・・。そして、さらにもう一つ重要なこととして、長期投資家である私の場合、短期的な評価額の変動は気にする必要がないということを挙げておきます。どうせ当分の間は売却しないのですから、一時的な下げなどは問題にならないのです。

そして、1000万円のお金を運用しているということは、プラス方向に働いたときの利益もまた非常に大きなものとなります。どこかの資産クラスが暴騰したときなどはその含み益の額はかなり大きなものとなります。何しろ1%プラスに動いただけで10万円もの利益になるわけですから。


さて、私が1000万円を超えるお金を運用するようになってから、ふと気付いたことがあります。それは「これがお金を運用するということなのか」ということを初めて実感するようになったのです。これは言葉でうまく表現できないのですが、投資を始める前は、「投資というものは、一歩間違えると大損をしてしまう非常に危険なものなのだ」というある種の歪んだイメージを持っていたのです。その当初持っていたイメージがずいぶん変わってきたということです。その最も大きなイメージの変化は何かというと・・・


「投資とは利益を出すことが重要なのではない。いかにリスクとうまく付き合い、リスク管理をするかということであり、経済環境の変化に対して耐えられるようにすることこそが重要なのだ」

・・・というように変化していったのです。学生時代からスタートした貯金をベースとして少額から投資をスタートし、「貯金から投資へ」を合い言葉に、少しずつ投資資金を積み上げてきたことで、少しずつ、本当に少しずつですが、リスク管理というものの本当の意味が分かってきたのです。1000万円を運用してみてわかったこと。その最大の果実は、まさに「リスク管理の重要性」を学んだことだと思うのです。


それはさておき、投資資金が1000万円に到達しているということは、私の目標利回りである年利4%から7%で運用できれば、年間に40万円から70万円の運用益を得ることができるようになったということです。とはいえ、1000万円程度の運用資金では、お金持ちへのスタートラインにようやく立ったに過ぎないのもまた確かなことです。

いずれにせよ、今後とも追加投資の手を緩めるつもりはありません。むしろここからが本番というところです。私の目標はまだまだ遠いところにあるのですから・・・。





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