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Author:masa
1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
なお、当ブログの更新は原則として不定期です(月に数回程度の更新になると思います)。

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貯金生活。投資生活。
「節約なくして貯金なし」「貯金なくして投資なし」を座右の銘とする管理人がお金と社会について語るブログ
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借金は暴れ馬のようなもの
前回、借金について書きました。今日はそれについての補足記事です。私が思うところ、

借金というものは暴れ馬のようなものではないか

と思うのです。その意味するところは、うまくコントロールできれば強い味方になるが、いざ思惑と逆方向へ向かい始めると、たちまち人を破滅に導いてしまうことにつながるからです。実際問題として、借金というものはコントロールすることが非常に難しいと思うのです。つまりは「借金を使う」というのは、あくまでも上級者向けの技だと思うわけですね。

問題なのは、借金を使おうとする人たちというのが、大抵の場合、お金をうまく扱う上級者ではなくて、「お金をうまくコントロールできないがゆえに借金を使おうとする人」という点です。はっきり言って、「借金を使って資産を殖やそう」というのは、超上級者向けのものであって、少なくとも、私のように投資やビジネスの才能を持ち得ない一般人の場合は決して手を出してはいけない世界ではないか、という気がします。

私がこういうことを考えるたびに思い出すのは、大手スーパーのダイエーです。借金の力はダイエーを大きくしましたが、その同じ借金こそがダイエーを窮地に追い込んだと思うからです。一旦流れが変わると、それまで味方であったはずの借金は一気に牙をむいて襲いかかってきます。「借金という名の暴れ馬」を適正にコントロールできる人など果たしてどれほどいるのでしょうか?大抵の人には無理だと思います。

そして思うのは、この前書いたように、近頃の証券投資における信用取引口座開設のハードルの低さ。信用取引のメリットばかりが強調され、そのリスクについてはあまり強調されません。この信用取引のハードルの低さこそが、「無茶な取引をして大損・破産に追い込まれる自称投資家」を増やしてしまっている気がします。信用取引に手を伸ばす前に、まずは他にやるべきことがたくさんあると思うのですが・・・。

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テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

お金を借りる重み。お金を貸す重み。
もし、私が「お金を必ず返してもらうという前提」のもとにお金を貸したとしたらどうするか?当然のことですが、取立ての督促はそれなりに厳しいものになるでしょう。何しろ、「お金を必ず返してもらうことが前提」ですから。もし、相手がのらりくらりとお金の返済の催促をかわそうとするなら、こちらもそれなりの考えで挑むことになります。何度も何度も督促をし、場合によっては法的措置を使ってでも自分のお金を取り戻そうとすることになるでしょう。それも当然のことです。なぜなら貸したお金というものはあくまでも期限付きで貸しているわけですから返してもらわないと困ります。そもそも、私のお金というものは給料であれ、投資であれ、私が一生懸命に稼いできたものです。それをないがしろにされて黙っているわけにはいきません。「法的措置も辞さない」という強硬な立場で相手を追い込めば、人間関係も壊してしまうでしょうし、場合によっては相手を精神的に追い込んでしまう可能性もあります。たとえそうであっても、私には関係のないことです。よって、粛々と債権取立てに向けて動くことになるでしょう。

・・・今日は最初から非常に厳しいことを書きました。なぜこういうことを書いたのかということについて理由を説明します。それは・・・

お金を借りる重み、お金を貸す重みというものを理解してもらいたいから

なのです。昨今、「欲しいものがあれば手持ちの現金がなくてもクレジットカードで気軽に買えばいい」とか「投資においてレバレッジをかけないと投資効率が悪い」とかいう風潮にあるような気がします。まるで「借金をしないものは馬鹿だ」とでもいわんばかりの人もいます。確かに投資などの場合、借り入れ金利以上の利回りが期待できるのならこれはいわゆる「よい借金」ということになるのは事実です。しかし、しかし・・・
それでもなお、私は借金というものの重みについてはよく理解しておくべきだ、と考えます。どのような場合であれ、借金返済が当初の計画通りにいくという保証はありません。これはクレジットカードの買い物であれ、住宅ローンであれ、レバレッジをかけての投資であれ、同じことです。むしろ、最悪の事態を想定した上で、それでもなお返済に支障を来たさないように計画を立てるくらいでちょうどいいと思います。

そして、大切なことがもう一つあります。
これはお金を借りる側の問題ではなく、お金を貸す側も同様に考えておいた方がいいと思うわけです。返済できるかどうかわからないのにお金を貸すというのは非常に危険です。ちゃんとした返済ができるかどうかわからないのにお金を貸してしまうと、結果的に無茶な取立てをせざるを得なくなってしまうからです。最初に書いたように、無理な取立ては相手の生活を破壊し、同時に自分自身の人格にも悪い影響を与えてしまうことにつながります。
「借金の取立て」。この言葉はあまりいい響きとはいえません。お金を貸した方にとっては、ただ単に自分のお金を返してもらうだけの話なのですが・・・。

近頃は、簡単にクレジットカードで買い物や借金ができたり、無人契約機で借り入れができたり、投資においても信用取引口座が簡単に開設できたりと、借金というものが非常に軽んじられている気がします。しかし、こういう時代なればこそ、お金の自己管理能力が大切になってくると思うのです。

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当ブログのGoogleでの検索順位
今日は、貯金と投資の話からは離れます。今日は、検索エンジンでの当ブログの検索順位について。さて、ここでGoogleで「貯金 投資」というキーワードで検索してみて下さい。
えっ?面倒くさい?そうですか。では、以下に検索結果のURLを貼っておきます。

Googleで「貯金 投資」というキーワードでの検索結果

今日現在、つまり2007年7月25日現在では、かなり上位に表示されています。というか、今現在は検索結果のトップです。ううむ。我ながらなかなか検討してますな!それにしても、ここで疑問が一つ・・・

なぜ、私のブログがトップに?複数のキーワードとはいえ、「貯金 投資」というキーワードは、別に特別珍しいものではありません。ごくありふれた単語です。Googleの検索順のアルゴリズムについてはよくわかりませんが、私のブログがトップに来るというのはどういう理屈なのかよくわからないというのが正直なところです。まあ、確かに私のブログでは「貯金 投資」という言葉をやたらと多様していますし、一応は文脈もちゃんとしているつもりなので、上位に表示されても不思議はないのかもしれませんが・・・。

もっとも、そのうち順位は入れ替わるでしょうけどね!いつまでもトップではいられないでしょう。

ちなみに、本日現在で3位に表示されている1000万貯めてゆとりの暮らしは、私がブログを開設する際に大いに参考にさせてもらったサイトでもあるのですが、そのサイトを越えて上位に表示されるとは・・・。うーむ・・・。

さて、今後はどんな順位になるか、もちろんわかりませんが、私としては今後も変わらないスタンスでコツコツと記事を書いていくつもりです。「貯金と投資のことなら『貯金生活。投資生活。』がいいよ!」と言ってもらえるようなブログになれたらいいなあ、と思います。

このブログを読んで下さっている読者の皆様。今後とも当ブログ「貯金生活。投資生活。」をよろしくお願いいたしますm(__)m

・・・そうそう、そういえば、あと一ヶ月でブログ開設一周年になりますね(^^)

本業での収入が多い人ほど副業や資産運用に興味がない?
今日のテーマは、本業での収入が多い人ほど副業や資産運用に興味がないのではないか?という疑惑(?)について。どういうことかというと、

一般的に言って、本業での稼ぎが多い人ほど、本業での稼ぎをより重視する傾向にあり、投資や副業によるお金儲けや資産運用というものを重視しない傾向にあるのではないか?

と思うのです。あらかじめ断っておきますが、これはあくまでも、私の独断と偏見でそう思うだけのことなんですけど。しかし、よく考えると、これは非常に理にかなったことです。例えば、株式を上場したベンチャー企業のオーナー経営者を例にとってみましょう。そうした経営者にとって、もっとも合理的なお金儲けの方法は、「自社株の株価が上がるように会社の業績を上げること」だからです。逆に考えると、たとえばオーナー経営者が、「本業の傍らに自宅で副業のアフィリエイトで稼ぐ」などということはまずありえないでしょう(^_^;)
そんなことをしている暇があるのなら、どうすれば自社の売上と利益率を上げられるか、ひいては株価を上げられるかを考えるほうがよほど有意義ですし、もしどうしても副業を考えるのなら、「オーナー社長の権限を使って多角化の名のもとに新規事業をする」方がよほどマシだからです。もし、アフィリエイトを考えるなら、「自社製品をアフィリエイトで紹介してもらって自社の売上を伸ばす事業プラン」を考えるでしょう。
要するに

本業で十分な稼げる人にとっては、副業などしている暇があるのなら、本業に精を出すのが一番

ということです。
これが一般サラリーマンとなると、会社でできることがおのずと限られてくるので、「副業をしたり、あるいは、自社株だけでなく他の会社の株式を取得して資産運用でお金を稼ぐ」というのが非常に合理的になるわけです。そもそも、昨今の起業・副業ブームや投資ブームというのは、「会社での本業の収入や年金があてにならないから」こそ、ブームになったと言っても過言ではないものと思われます。つまり、

本業で十分稼げない人にとっては、副業や投資などでリスクヘッジをする必要がある

ということになるわけですね。
さて、私が何を言いたいのか、という一番大事なことを書きます。「資産運用や副業に対する考えというものは立場が変われば全く違うのだ」ということです。オーナー経営者であれば、自社の従業員に対して「副業や投資などしている暇があるのなら本業に専念しろ」というでしょう。なぜならそれがオーナー経営者自身にとっての利益につながるからです。逆にサラリーマン兼業の投資家であるならば、「本業に手を抜かずにしっかりと稼ぎつつ、その稼いだお金を元手として副業や投資でより大きく殖やせ」ということになります。ビジネス書やお金にまつわる本を読む時には、「著者はどういう立場の人なのか?」ということを常に意識して読む必要があると思いますね!

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貯金・投資の計画はシンプルに・・・
この前、今後の計画について書きましたが、今あらためて読み返してみて思ったことが一つあります。それは、「非常にシンプル」ということ。この一言に尽きます。何しろ、たった3行で表現してますからね。でもまあ考えてみると、お金の計画というものは、できるだけシンプルな方がいいと思います。その方がわかりやすいですし、何より実行しやすいですから。
細かく、長々とした計画を立案することももちろんできますが、別にそんなことをしてもほとんど何の意味もないと考えています。貯金にしろ投資にしろ、やるべきことは非常に単純なのですから、計画そのものも単純な方がいいと思うわけです。

私が考えることといえば、結局のところ、生活防衛資金をいくら確保しておくかということと、投資資金のアセットアロケーション(資産配分)だけですから、実際、あまり考えることがないのです。お金の計画を立てるのにかけている時間よりも、むしろこのブログの記事を書く記事の内容について考える時間の方がはるかに長いですし・・・。
これがもし、もっと複雑な投資をされている方であれば、結構大変なんだろうなあ、と思ってしまいます。短期のトレードですと、それこそ毎日・毎週どれを買ってどれを売るかを考えなくてはいけないでしょうし、あるいは複雑な金融商品を買っているような人ですと、リスク管理がかえって大変そうです。

単純な投資戦略をとっていてよかったなあ、と思う今日この頃です。

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投資における「セカンド・オピニオン」
医療の世界において「セカンド・オピニオン」ということが言われるようになってずいぶん経ちました。これは「第2の意見」ということで「診断や治療方針について主治医以外の医師の意見」のことですね。さて、私は、投資においても「セカンド・オピニオン」が必要なのではないか、と考えています。なぜならば、投資においては「絶対」ということは決してありえないからです。
では、具体的に書いてみましょう。例えば、日本株式への投資を検討しているとします。そういうときには、

*今後、日本株式の株価が上昇するだろうと論じている記事(肯定的な記事)
*今後、日本株式の株価が下落するだろうと論じている記事(否定的な記事)

の両方を読むわけです。読んでみると、どちらにも「なるほど!」と思わせるだけの論拠があるものです。
また、例えば中国やインドなど新興市場への投資を考える際には、原則として2つの異なる見解の記事を読むようにしています。具体的には

*新興市場は、投資対象としていかに将来性があり、すばらしいか
*新興市場は、投資対象としてはいかにリスクが高く馬鹿げているか

という2つの意見です。これも先と同様で、全く逆の意見の双方について検討を加えようというわけです。なぜこういうことをするのかというと、

人間というものは自分にとって都合のいいほうの解釈しか聞こうとしない

ものだと思うからです。自分が中国やインドへの投資を検討しているのであれば、意識するしないにかかわらず「中国やインドの将来性や素晴らしさ」にだけ耳を傾けたくなります。だからこそ、意識的に「悪いニュース」にも耳を傾けるようにするのです。これはどんな投資対象でも同じことです。必ず、肯定派と否定派の二つの論調が見つかるはずです。
もちろん、結果的にどちらが正しいのかはわかりません。しかし、必ず両方の意見を読んでから自分でよく考え、投資判断をするのです。また、最終に投資判断を下しても、現実にどうなるのかは結果が出ないとわかりません。よって、最悪の事態が起こっても持ちこたえられる範囲内に投資資金を抑えておくことも必要です。両極端な意見をあらかじめ頭に入れてから投資することで「何が起きても想定の範囲内」にとどめておくことができます。

投資というものは、ともすれば非常に孤独な作業だともいえます。自分の投資にブレーキをかけることができるのは自分自身しかいません。自分にとって耳障りのいい意見だけを聞きいれ、都合の悪い意見は排除する、などということになれば、リスクの高い方向にどんどん暴走してしまう恐れがあります(イメージとしては、周りをイエスマンだけで固めたオーナー社長のようなもの)。そしてその行き着く先は、大抵の場合は「調子に乗りすぎて大損」という結果を招くことになるでしょう。

投資においてもセカンド・オピニオンの考え方を取り入れる。そのことによって独りよがりな投資判断をある程度防ぐことができるのではないか、と思うわけです。

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注釈・・・今日書いた記事は、実際のところ、医療の世界におけるセカンドオピニオンとは全く意味が違います。言いたかったのは「第2の意見」ということで、あくまでもイメージとしてご理解頂ければ幸いです。

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2006年上半期決算時点でのアセットアロケーション(資産配分)と今後の計画
この前、2006年上半期決算時点での運用利回りを書いたときに、アセットアロケーション(資産配分)を書き忘れていたのであらためて書いておきます。

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*ETFおよびインデックスファンド(日本株式) 比率 16%
*トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド 比率 17%
*さわかみファンド 比率 4%
*HSBCチャイナオープン 比率 5%
*HSBCインドオープン 比率 4%
*J-REIT 比率 17%
*外貨建てMMF(アメリカドル) 比率 18%
*外貨建てMMF(ユーロ) 比率 15%
*純金積み立て 比率 4%

(注)
※公開している比率は投資商品のみの合計で100%としており、預貯金など元本保証型の金融商品については除外しています。
※ETFおよびインデックスファンド(日本株式)は、TOPIX連動型上場投資信託(ETF)とインデックスファンドTSPを合計したものです。
※J-REITは日本プライムリアルティと東京グロースリート投資法人の二つを合計したものです。
※外貨建て商品は円換算のものです。
※純金積み立てのみ購入価格。それ以外は全て時価です。

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うむむ。外貨建てMMFの比率がまだまだ高い!買い増しは全くしていないのですけどねぇ・・・。

さて、2006年下期に向けての計画ですが、

1、生活防衛資金を少しずつ拡充していく
2、インデックスファンドへの重点的投資(日本・外国株式とも)
3、投資予備資金の拡充

という3本柱でいくつもりです。2006年上期決算では、生活防衛資金は前年末とほぼ変化なしでした。ということは今年前半の貯金分のほぼ全てが投資資金へとまわっていることになります(今年の5月から6月にかけての追加投資が特に多かったのです)。これはいくらなんでも急激に投資へと振り向け過ぎ、と思いますので、今後は生活防衛資金へも意識的に振り向けよう、という話です。
それにしても・・・生活防衛資金にいくらくらい確保するか、ということについてはいつも悩んでしまいます。アセットアロケーションを考える上での最大の検討事項がこれなんです。生活防衛資金が少なすぎるのは大問題ですが、あまりに多すぎるのもやっぱり問題だと思うからです。悩みの種は尽きません。
また、投資予備資金の確保にも力を入れます。インデックスファンド以外への追加投資をできるだけ抑え、その分を投資予備資金へと振り向ける予定。


外貨建てMMFは、従来どおり分配金の再投資でのみ運用。ポートフォリオに占める比率が高いので追加投資は一切しない方針です。
インド・中国のファンドについては、一定の比率に達したところで積み立てをストップする計画。これら二つの国については、比率はあくまでも低めに抑えます。新興市場ですからそれが妥当だと考えます(積み立てストップ後は、投資予備資金へと割り当てる計画)。
純金積み立てはそのまま継続。あまり比率が高くなってくるようだと、積み立て金額の減額も検討する予定。さわかみファンドについては、とりあえずはそのまま継続します。
J-REITについては、当面の間の追加投資はしない方針です。というよりも、もし今後何らかの事情で私の保有する二つのJ-REITの市場価格が下落して、大きく元本割れになるようなことがあれば、一旦損切りするかもしれません。私はインデックスファンドについては損切りは一切しませんが、個別銘柄についてはその限りではありません。J-REITについては金利上昇の影響も気になりますし・・・。

ちなみに、新規に買いたい投資対象としては、ユーロ建て株式ファンドを検討しています(これについては、あくまで希望だけで今のところは全く未定)。

今後の計画としては、こういうところです。

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中小企業で働き、少ない収入でやりくりするという現実(2)
この前、中小企業は安月給に加えて、福利厚生があまり充実していない、ということを書きました。中小企業の経営者というのは、どうも福利厚生というものは「お金の無駄遣い」と考えている節があるような気がします。まあ、中小企業ゆえにそれだけの予算を配分するだけの資金的な余裕がないということが大きいのでしょうけど。
今年は景気回復の影響で給料の昇給があったり、ボーナスの上乗せがあったりする会社もたくさんあるものと思われます。しかしながら、少なくとも私の勤務する会社では昇給などありませんでした。仕事自体はかなり増えてきていて、かなり忙しい状態になっており、業績も上向いてきているのですけどねぇ・・・。要するに、仕事量は増えてきていてかなり忙しくなっているにもかかわらず、給料は横ばいという状態です。
まあ、これが大半の中小企業の実態ではないかな?とは思います。マスコミで取り上げられるのはほとんどが大企業ですからね・・・。まあ、そんなわけで、私としては世間で言われる景気回復というムードとは裏腹に、かなりシビアな目でお金と向き合わなければならないなあ、と思っています。


私にとっての近い将来に考えられる最悪のシナリオは、「景気が回復してきて物価が上昇してきたときに給料の上昇率が物価上昇に負けてしまうのではないか?」というものです。


デフレ経済下においては、物価が下落しているわけですから給料が横ばいのままでも何の問題もありませんでした。デフレでお金の実質的な価値は増えているわけですから。問題は近い将来にデフレが終結し、物価上昇に転じたとき。果たして給料は物価上昇分を吸収できるだけ上がってくれるのだろうか?という懸念は常に付きまといます。もし物価が上昇しても給料が横ばいのままなら、お金の実質的価値は下がることになりますから、結果として生活はどんどん苦しくなってしまいます。問題なのは、このシナリオが現実のものになったときにどう対応すればいいのだろう?という点。
言うまでもなく、私の場合、投資をしているわけですから、ある程度はそれによってインフレにも対応できるだろうとは思うのですが、投資の原資となる給料が横ばい、あるいは物価上昇率に明らかに負ける昇給率だとすると、長期的には非常に苦しい立場に追い込まれます。

これは由々しき事態です。

もちろん、現実はどうなるのかはわかりませんが、中小企業に勤務する者としては十分に考えられる話です。そういうことも想定してお金に関する今後の戦略を立てなければいけないなあ、と思う今日この頃です。

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過去の家計簿を眺める習慣
私は、時々は過去の家計簿を眺めるようにしています。毎日毎日家計簿をつけているわけですが、その月の家計簿だけではなくて、たまには過去の家計簿をざっと流し読みしてみるのです。そうすると、ある特定の支出が特別多い月というのが見つかります。すると、「なぜ、この月だけ支出が多かったのだろう?」と思い、詳細をチェックするようにしているのです。
「こんなことが何の役に立つのか?」と思う人もおられるかもしれませんが、過去の家計簿を眺めてみたり、振り返るということは役に立つと思います。それは、やっぱり「過去を反省する」という点において、です。過去の家計簿を見ると、「この支出は無駄遣いだな!」と思うこともありますし、特定の支出が多い月は、何か特別な事情があったのだ、ということがわかります。


これはちょうど、企業の経営者が日々の帳簿をチェックすることで、事業の問題点を見つけ出そうとするのと同じようなものではないかと思います。


そして、それだけではありません。
家計簿というのは、大げさに言えば、ある意味で人生の記録だといえなくもありません。その時々で、自分が何を考え、何に対して重点的にお金を使ってきたのか、ということがわかるからです。それは同時に思い出の記録ともなり得ます。過去に買った本やCDのタイトルも記録しているので、その時々の思い出も一緒によみがえります。そのときに何を考えていたのか、ということも。

私にとっては家計簿は日記と同じです。

何気ない日常、何気ない買い物・・・その一つ一つが人生をかたちづくっているのだと実感します。

私にとって、過去の家計簿を眺める習慣というのは、過去の自分を振り返る行為であり、思い出のアルバムを見るのと同じようなものなのです。

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「頭金は物件価格の2割が目安」という常識について考える(2)
今日は、以前書いた記事の続編です。まずは以前の記事とコメントをお読み下さい

「頭金は物件価格の2割が目安」という常識について考える

この一連のコメントの中から、PALCOMさんのコメントを引用します。

--------ここから引用----------------------------

頭金2割以下が過半数


何度もコメントすいません。金利上昇が予測される今、非常に重要なことですので、お許しください。

ネットで検索したところ、頭金2割以下でマイホームを購入する人が過半数だそうです。この記事の表題は、「頭金は物件価格の2割が目安という常識について考える」ですが、今や、「頭金は物件価格の2割が目安」というのは、逆の意味で非常識になっているようです。

理由は、「頭金2割というのは過去の経済情勢における常識に過ぎない。金利上昇局面においては、頭金を貯めている間に金利が上昇し、かえって支払い総額が増えるので、場合によっては、2割以下でもよい。」、だそうです。ファイナンシャルプランナーのコメントです。

「なるほど!」と思われるでしょうか?

このブログの目指すところは、「ファイナンシャルリテラシーを高める」ことにあると思いますが、このような問題を検討する癖を子供の頃からつけさせることが、真の投資教育=「ファイナンシャルリテラシーの確立」ではないでしょうか?

--------引用終わり----------------------------

さて、PALCOMさんのコメントを読んだ時、この内容には非常に重要なことがいくつも含まれている、と思いました。
まず最初に、2つのことが頭をよぎりました。
一つは、「なるほど、支払総額が減るのなら頭金2割以下もありなのかも?」ということ。そしてもう一つ。これが大切なのですが・・・


「でも、ちょっと待てよ?確か金利が上昇すると不動産価格は下がるんじゃなかったか?」ということです。以前に読んだ不動産関連の文献の中で、こんな説明を読んだことがあります。「不動産価格というのは、金利を織り込んだ上で決定されるため、金利が上昇すると不動産価格は下落する」というものでした。これについてネットで検索したところ、サイトがいくつか見つかりました。以下にリンクを貼っておきます。

不動産購入応援サイト「プレシーク」金利と不動産価格
このサイトの下の方に、【金利と不動産価格】という項目で、金利と不動産価格の関係について書かれています。

金利が上がるとインフレになると、不動産は。
「金利が上がると、インフレになると、不動産は値上がりするか?」というテーマで書かれています。

さて、こうしたことをいろいろと読んでくると、「金利上昇局面においては、頭金を貯めている間に金利が上昇し、かえって支払い総額が増える」という主張が怪しくなってきます。仮に金利が上昇しても、それを反映して不動産価格が下がる可能性があるからです。
しかし、一方でインフレということも頭に入れておかなければなりません。インフレになると不動産価格が上昇する可能性があります。とはいえ、ここでまたもう一つ問題が・・・。インフレになったからといって、どんな不動産でも値上がりするのか?というと、それもまた怪しく思えます。不動産についても、値上がりするものと値下がりするものとにはっきり分かれる可能性もあります(いわゆる二極化というやつですね)。

ううむ。非常に難しい。そもそも、金利上昇とインフレは別物。どう判断したらよいのか・・・?


・・・はい。正直に書きます。金利上昇・インフレにより将来の不動産価格がどうなるのか、私にはさっぱりわかりません。


拍子抜けしましたか?でもそれが私の本音です。この記事を書くにあたっていろいろと考えてみたのですが、結局のところ、「将来のことはそのときが来るまでわからない」というのが私の結論です。不確定要素がたくさんあるからです。そして、私の基本的なお金に関する哲学の根幹の一つに「最悪の事態に備えよ」というものがあります。したがって、単純に「頭金は十分ではないが、支払総額を低く抑えるために低金利の今のうちに買ってしまおう」などと判断するのは非常にリスクが高いのではないか、と考えます。
しかし、一方で「頭金を貯めている間に金利が上昇し、かえって支払い総額が増えるので、場合によっては、2割以下でもよい。」ということも「考え方の一つとしては知っておくべき」だと考えます。

「何が言いたいのかわからない」という声が聞こえてきそうです。私の言いたいことは、「様々な不確定要素を考慮して、様々なケースを想定し、その中でもっともリスクが小さいと思われる方法を探し出すべき」ということです。そもそも、貯金できる金額にしても、人によって全く違います。「年間数百万円が貯金できる人」と、「月々に1万円しか貯金できず、結果として年間12万円しか貯金できない人」とではとるべき策は全く違ってくるはずです(背負えるリスクの大きさが全く違うからです)。

私が懸念するのは、ろくに貯金もできていない人が、「頭金が2割以下でも・・・(以下略)」というファイナンシャルプランナーの意見を聞いて、「そうか。別に頭金が十分でなくても家を買ってもいいんだ!」などと勘違いして無謀な住宅ローンを組んでしまう恐れがあるのではないか、ということです。
逆に、「今はまだ頭金が十分ではないが、すでに毎月かなりの金額を貯金できているし、今後もかなりのハイペースで貯金を継続できる見通しがある」という人であれば、頭金2割以下で買うということを検討してもいいのかもしれません。

最後に、「もし私ならどうするか?」ということを書いておきます(私自身はもちろん家を買うつもりは全くありませんが、もし買うとしたら、という前提で書きます)。
もし私なら・・・
やっぱり十分な頭金を貯めてから買うことにすると思います。
単純に支払総額を抑えるために2割以下の頭金で家を買うのはリスクが高いと思うからです。住宅ローンというのは長期に渡る契約ですから、その間に何が起こるかわかりません。様々な不確定要素を考えれば、やはり資金をたっぷりと用意してからの方が無難だと考えます。これが私の最終的な結論ということになります。


さて、話は変わりますが、大切だと思うことを一つだけ書いておきます。
一つ目は「ファイナンシャルプランナーが言っているから」と言ってむやみに信用しないようにする、ということです。ファイナンシャルプランナーと一口にいっても、様々な立場の方がおられます。金融機関寄りの方もおられれば、完全に中立な立場の方もおられます。また、独特な考えをお持ちの方もおられるでしょう。
(これはもちろん、私が言っていることについても同様です。このブログを読んでいるみなさんも、私の主張に対して、「常に疑う癖」をつけてください。お金に関するアドバイスというものは常に疑ってかかるくらいでちょうどよいのです)
どのアドバイスが正しいのか?それを判断するのは結局は当事者である自分自身の責任です。他人のアドバイスをむやみに聞き入れて失敗したからと言って、誰も責任を取ってはくれません。

PALCOMさんがコメントの中で最後に書いておられるように、「このような問題を検討する癖を子供の頃からつけさせること」(PALCOMさんのコメントより引用)こそがもっとも大切なことだと思います。

----------------------------------------

参考:金利と不動産価格の関係について書かれたサイトは他にもいくつもあります。Googleでの検索結果はこちら。
Googleで「金利上昇時 不動産価格」というキーワードでの検索結果

いろんな考え方が見つかると思います。時間があれば、いくつかのサイトに目を通しておくことをお勧めします。

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「投資は初心者なので・・・」という言葉
例えば、銀行や証券会社の店頭に行って、こう言ったとします。「投資型の金融商品を買いたいのですが、投資は初めてです。手持ちの預貯金は○○○円あるのですが、初心者向けで何かいい商品はありますか?」と。
言うまでもないことなのですが、こういう言葉を金融商品販売業者(銀行や証券会社など)の担当者の前で口にするのは非常に危険です。金融商品の売り手側にとってはこういう客はまさに「カモがネギを背負ってやってきた!」ということになってしまいます。普通の商品を買うときであれば、「私は初心者なので・・・」という言葉は大抵は有効だと思います。しかし、金融商品に関してはこれは通用しません。
金融商品の世界において「私は初心者なので・・・」という言葉は、「私は初心者なので投資のことはさっぱりわかりません。あなたの言うとおりにしますので、どうぞ好きなだけいくらでもお金をむしりとって下さい」というのと同じです。ましてや、預貯金の総額まで相手に教えてしまうのは最悪です。「初心者だと言っているのだから、そんなに無茶な商品は薦めてこないだろう」と思うのはあまりにも無邪気すぎます。

やや極端な言い方かもしれませんが、投資の世界においては知識なき者はカモになるしかありません。いかに相手に薦められた金融商品であっても、投資は自己責任ですから最後は自分自身で責任を背負うしかないのです。後になって「騙された・・・」という人がいますが、残念ながら、私としてはそういう人たちを擁護しようという気にはならないというのが本音です。



大儲けしたら黙って大喜び。損をしたら「被害者の会」なるものを結成して、いきなり社会的弱者になり、「私たちはお金を騙し取られたあわれな被害者です」などと騒ぎ出すというのはどうかと思うわけです。こういう人たちには「自己責任」という言葉の意味から教える必要がありそうですね・・・。



昔話や童話の世界では正直者は最後には報われることになっています。しかし、我々の生きている現実の世界では正直者が報われるとは限りません。「バカ正直」であってはならないのです。誤解なきように書いておくと、これは別に「不正直に生きる方がいい」などということではありませんので念のため(当然のことですが)。
少なくともお金の世界において理解しておくべきことは・・・

*大手銀行・大手証券会社だからといって安心できるわけではない
*知識がないのに投資に手を出すのは非常に危険
*「初心者向けの金融商品」ほど危険な金融商品である可能性が高いことを知る(リスクや手数料がわかりにくくなっているものが多いため)
*手持ちの金融資産の総額など、相手に手の内を明かさない
*「お得な金融商品」といって広告を出したり、しきりに薦めてくるのは、客にとってお得なのではなくて、「販売者側にとってお得な」金融商品なのだということを知る
*安全確実でしかも大儲けできるような商品など存在しないことを理解しておく(当たり前のことなんですけど、この程度のことが理解できない人も世の中には大勢いるものと推測されます)

・・・といったことでしょうか。投資の世界において「初心者だから・・・」というのは決して免罪符にはなりません。もし、そのことすら理解できないのなら、あるいは学ぶ気がないのなら、投資は絶対にしてはならないと思うわけです。

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2006年上半期決算時点での運用利回り
先日、2006年上半期の決算を行いましたので、その時点(2006年6月30日現在)での運用利回りを公開します。

-------------------------

*TOPIX連動型上場投資信託(証券コード1306)
投資収益率 +37.6%  年間収益率 +20.4%
商品説明:TOPIX連動型ETF

*インデックスファンドTSP
投資収益率 -5.5%  年間収益率 -23.7%
商品説明:TOPIX連動型インデックスファンド

*トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド
投資収益率 +19.7%  年間収益率 +13.8%
商品説明:米国バンガード社の4種類のインデックスファンドに投資するファンド・オブ・ファンズ。日本以外の世界主要各国の株式に投資する。為替リスクあり。

*さわかみファンド  投資収益率 +23.6%  年間収益率 +18.3%

*HSBCチャイナオープン  投資収益率 +42.0%  年間収益率 +17.7%

*HSBCインドオープン  投資収益率 +16.1%  年間収益率 +21.1%

*日本プライムリアルティ(証券コード8955)
投資収益率 +31.8%  年間収益率 +16.2%
商品説明:J-REIT。

*東京グロースリート投資法人(証券コード8963)
投資収益率 +6.3%  年間収益率 +7.9%
商品説明:J-REIT。

*外貨建てMMF(アメリカドル)  投資収益率 +10.4%  年間収益率 (データなし)


*外貨建てMMF(ユーロ)  投資収益率 +14.5%  年間収益率 (データなし)

*純金積み立て
投資収益率 (データなし)  年間収益率 (データなし)
 商品説明:田中貴金属工業にて純金積み立て。

※外貨建てMMFの投資収益率は、円換算のものです。
※それぞれ、配当金(分配金)込みでの利回りです。

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さて、7月1日、2日の土日を利用して2006年上半期の決算書をまとめたわけですが、この前ちょっとだけ書いたとおり、貯金の方は順調に推移しています(金額などの詳細はあくまで非公開なので悪しからずご了承下さい)。貯金は生活防衛資金そして投資資金の原資となるものですから、これが一番大切なのです。貯金の重要性に比べれば、運用などは二の次です。


貯金というのは非常に地味で、運用に比べると派手さはありません。しかしながら、貯金の重要性は、いくら強調しても強調し過ぎることはないと思っています。


さて、貯金の次に大切な投資の運用状況については、本日の最初に運用利回りを表記している通りです(外貨建てMMFと純金積み立ての2つについては利回りの計算がちゃんとできていませんが・・・)。世間では「世界同時株安」などと大騒ぎしていますが、私にとっては、5月から6月にかけてのこの程度の下げなどは特別騒ぐほどのことではありません。そもそも、そう都合よく上昇を続けるわけがありませんしね。

下げたときには一時撤退を考える人もおられるでしょうけど、私には「いつ下げていつ上がるのか」などさっぱりわかりませんから、価格の変動に関わらず市場にとどまることを選んでいるわけです。過去に何度も運用利回りを公開してきましたが、少なくともこれまでのところは、ことさら大きな問題になったことは一度もありませんでした。

今後の計画ですが、今後の貯金の振り分け先は、「生活防衛資金の拡充」に重点を置こうかな?とも考えています(今の時点では、あくまでも一つの案に過ぎませんが)。これまでのところ、投資の方もポートフォリオ全体としてはそれなりにうまくいっていると考えていますが、今後はさらなる慎重さをもって挑みます。人間というものは、ある程度成功すると必ず慢心してしまいますしね。いい気になってはいられません。

慎重になる理由としては、「投資資金がだんだんと大きな金額になってきている」ということがもっとも大きいです。投資資金が少なかったころは、たとえ運用に失敗しても経済的損失は少なくて済みますが、資金が大きくなってくるとそうも言っていられなくなります・・・。

決算書のプリントアウトは済んだものの、2006年下半期に向けての計画立案に向けての試行錯誤は、まだしばらくは続きそうですね・・・。いろんなことを考える必要がありますので。
とりあえず現状はこんなところです。

テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

残業至上主義・長時間労働至上主義に異を唱える理由
私が残業や長時間労働を推奨する会社に否定的なのは、私自身の経験による部分が大きいのです。私が新卒で入社した会社が経営破綻してしまったことは以前から何度か書いていますが、最終的には、全従業員まとめて同業他社にみんなまとめて移籍することになったのです。その移籍先の会社がまさに「残業を美徳」とする会社そのものでした。


残業至上主義ということにはすぐに気づきました。定時になっても帰る人は誰もいません。というよりも、雰囲気がなんだかおかしいのです。会社の事務所全体に「こんな早い時間に帰るな!」という空気に満ちていました。
ことわっておきますが、残業や長時間労働を頭から否定するつもりはありません。私が問題にしたいのは「まず残業ありき」「まず長時間労働ありき」ということなのです。


さて、会社の事務所全体の様子を見ていると、どう見ても仕事が効率よく進んでいるとは思えません。当たり前のことですが、そもそも人間の集中力にはおのずと限度があります。残業を前提として働くのであれば、一時間あたりの生産性は意識するしないにかかわらず落ちてしまうのもやむなし。結局、だらだらと非効率で無意味な労働をすることになってしまいます。もちろん、そうした労働環境に適応できる人もいるのは事実なのでしょうが、私のように「一時間あたりの生産性を重視し、仕事量の増加に対して残業で対応するよりも、残業しないで済むにはどのようにすればよいか」を考えるタイプの人間には到底適応することができません。「こんなところにいつまでもいられない」と思い、私はその会社を退社することを決意しました。その後、無職時代を経て別の会社に入社し、現在に至るというわけです。

くどいですが、誤解されないようにもう一度書いておきます。「まず残業ありき」という考えには否定的であっても、残業そのものに否定的なわけではないのです。実際問題として、私自身も必要とあらば残業にも休日出勤にも応じています(・・・というか、そもそも今の時期も非常に忙しいわけで・・・)。

私が一番言いたいのは「残業、そして長時間労働それ自体を尊ぶ」という考え方はおかしいのではないか、ということです。極論すれば仕事をするしないにかかわらず、「会社での滞在時間」をもって評価しようとする考え方がイヤなのです。そういう体質に陥ってしまうと、「オレは休みもとらずに○○日間もぶっつづけで働いている」「昨日はほとんど寝ていない」とかそういうことを自慢し出す人まで出てくるでしょう。「休まずに働く奴こそが偉いのだ」という歪んだ労働観を持ってしまいます。結果として、家庭を顧みず汗水を流して働く自分自身に自己陶酔する、などという馬鹿げた考え方になってしまう恐れがあります。
まるで、ぶっ倒れる寸前まで働くこと、あるいは本当に倒れるまで働く奴こそが偉いのだ、とでもいわんばかりです。これはどう考えても異常な考え方だと思います。本当に倒れてしまったらどうするのでしょうか?(もっとも、そういう人にとってはさしずめ「名誉の戦死」とでもいうことになるのでしょうか・・・?)

こういった考え方が蔓延すると、会社組織も個人も、どんどん非効率な方向へと向かってしまうような気がします。「利益のための仕事」ではなく、「仕事のための仕事」になってしまうような。しかしそれは会社という組織にとっても従業員という個人にとっても何らメリットがないと思います。

本当に素晴らしいのは、まずは頭を使って仕事の生産性を上げ、無駄な労働をすることなく必要最小限の努力で最大の効果(利益)を上げるための体制をつくること。そして、個人レベルでは自分の仕事を見直し、より効率的な仕事の方法を見つけ出しそれを実行することだと思います。投資においてはリスクを抑え、リターンを最大化することを目指すわけですが、「自らを投資」する労働においても、より少ない労働で、最大限の成果を出せるように努力すべきだと考えます。このことは結果として自らの体にできるだけ負担をかけないようになるわけですから、健康管理にもなります(「過労で病気になるリスク」を抑えることができるため)。
そして、ゆとりができれば「自分自身への投資」を行う余裕もでき、それによって自己の能力をさらに伸ばすことも可能となります。これは本業である会社の仕事にも、そして自分自身にとっても大きなプラスとなります。それこそが「最大の資産である自分自身」の資産価値を上げることにつながると思うのです。

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残業至上主義・長時間労働至上主義に異を唱える理由
私が残業や長時間労働を推奨する会社に否定的なのは、私自身の経験による部分が大きいのです。私が新卒で入社した会社が経営破綻してしまったことは以前から何度か書いていますが、最終的には、全従業員まとめて同業他社にみんなまとめて移籍することになったのです。その移籍先の会社がまさに「残業を美徳」とする会社そのものでした。


残業至上主義ということにはすぐに気づきました。定時になっても帰る人は誰もいません。というよりも、雰囲気がなんだかおかしいのです。会社の事務所全体に「こんな早い時間に帰るな!」という空気に満ちていました。
ことわっておきますが、残業や長時間労働を頭から否定するつもりはありません。私が問題にしたいのは「まず残業ありき」「まず長時間労働ありき」ということなのです。


さて、会社の事務所全体の様子を見ていると、どう見ても仕事が効率よく進んでいるとは思えません。当たり前のことですが、そもそも人間の集中力にはおのずと限度があります。残業を前提として働くのであれば、一時間あたりの生産性は意識するしないにかかわらず落ちてしまうのもやむなし。結局、だらだらと非効率で無意味な労働をすることになってしまいます。もちろん、そうした労働環境に適応できる人もいるのは事実なのでしょうが、私のように「一時間あたりの生産性を重視し、仕事量の増加に対して残業で対応するよりも、残業しないで済むにはどのようにすればよいか」を考えるタイプの人間には到底適応することができません。「こんなところにいつまでもいられない」と思い、私はその会社を退社することを決意しました。その後、無職時代を経て別の会社に入社し、現在に至るというわけです。

くどいですが、誤解されないようにもう一度書いておきます。「まず残業ありき」という考えには否定的であっても、残業そのものに否定的なわけではないのです。実際問題として、私自身も必要とあらば残業にも休日出勤にも応じています(・・・というか、そもそも今の時期も非常に忙しいわけで・・・)。

私が一番言いたいのは「残業、そして長時間労働それ自体を尊ぶ」という考え方はおかしいのではないか、ということです。極論すれば仕事をするしないにかかわらず、「会社での滞在時間」をもって評価しようとする考え方がイヤなのです。そういう体質に陥ってしまうと、「オレは休みもとらずに○○日間もぶっつづけで働いている」「昨日はほとんど寝ていない」とかそういうことを自慢し出す人まで出てくるでしょう。「休まずに働く奴こそが偉いのだ」という歪んだ労働観を持ってしまいます。結果として、家庭を顧みず汗水を流して働く自分自身に自己陶酔する、などという馬鹿げた考え方になってしまう恐れがあります。
まるで、ぶっ倒れる寸前まで働くこと、あるいは本当に倒れるまで働く奴こそが偉いのだ、とでもいわんばかりです。これはどう考えても異常な考え方だと思います。本当に倒れてしまったらどうするのでしょうか?(もっとも、そういう人にとってはさしずめ「名誉の戦死」とでもいうことになるのでしょうか・・・?)

こういった考え方が蔓延すると、会社組織も個人も、どんどん非効率な方向へと向かってしまうような気がします。「利益のための仕事」ではなく、「仕事のための仕事」になってしまうような。しかしそれは会社という組織にとっても従業員という個人にとっても何らメリットがないと思います。

本当に素晴らしいのは、まずは頭を使って仕事の生産性を上げ、無駄な労働をすることなく必要最小限の努力で最大の効果(利益)を上げるための体制をつくること。そして、個人レベルでは自分の仕事を見直し、より効率的な仕事の方法を見つけ出しそれを実行することだと思います。投資においてはリスクを抑え、リターンを最大化することを目指すわけですが、「自らを投資」する労働においても、より少ない労働で、最大限の成果を出せるように努力すべきだと考えます。このことは結果として自らの体にできるだけ負担をかけないようになるわけですから、健康管理にもなります(「過労で病気になるリスク」を抑えることができるため)。
そして、ゆとりができれば「自分自身への投資」を行う余裕もでき、それによって自己の能力をさらに伸ばすことも可能となります。これは本業である会社の仕事にも、そして自分自身にとっても大きなプラスとなります。それこそが「最大の資産である自分自身」の資産価値を上げることにつながると思うのです。

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