以前、いわゆるバーチャルトレードというのをやってみたことがあります。仮想資金を使って投資し、利益額を競うというやつです。 で、その時の運用成績がどうだったのかというと・・・
結果はさんざんでした (-_-;)
現実の運用と同じように、TOPIX連動型ETFを買ってみたのですが、たまたま時期が悪かったらしく、みるみるうちに価格が下落。利益が出るどころか、あっという間に仮想資金の約10%を失う結果に。
バーチャルトレードのゲーム期間は、確か3ヶ月間(うろ覚えですので念のため)だったので、かなり短期での勝負となってしまうこともあって、全力買いをしたわけですが、それが裏目に出てしまったようです。
で、バーチャルトレードをやってみて思ったことがあって、それは何かというと・・・
現実の取引とバーチャルトレードは感覚が違う
というものでした。まあ、当たり前といえば当たり前なんですが・・・。一番の違いは「投資資金に対する意識の違い」です。バーチャルトレードは所詮は仮想資金に過ぎず、投資資金に対する重みがありません。よく、「バーチャルトレードではうまく利益が出るのに、現実のトレードでは損ばかりしてしまう」という話を聞きますが、私に限っては全く逆の結果となってしまいました。現実のお金を使った取引では、熟慮に熟慮を重ねて、高値づかみを避けるために時間の分散をしながら少しずつ買い進めるのに対して、バーチャルトレードでは、ゲーム期間が短い上に、「しょせんは仮想資金だから・・・」ということもあって、何も考えずにビシバシと買い進めていったわけです。
私はどうやらバーチャルトレードには向いていないようです。
それでも、バーチャルトレードでは損失がせいぜい10%程度のマイナスで済んだのは、ETFだったからだと思います。これがもし個別銘柄だったら、もっと損失が大きくなっていたに違いありません。 そんなわけで、バーチャルトレードでは何一つ学ばないまま、すっかり興味を失ってしまいゲームを終えたのですが、それでも一つだけ学んだことがありました。それは・・・
「株式投資で損をするというのはこういうことなのか」ということを実感できた
ということなのです。私の場合、現実のお金を使った取引では、投資を開始して以来、一時的・部分的な元本割れはあっても、ポートフォリオ全体としては毎年プラスリターンだったので、「損をする」「塩漬けにする」ということの感覚がわからなかったのです。それがほんの少しだけわかった気がしました。
しかしながら、それ以外のことに関してバーチャルトレードで学んだことは・・・残念ながら何もありませんでした。
私はいまだにバーチャルトレードの意義がよくわかりません。「自分が汗して働いて貯めたお金」と「単なる仮想資金」とでは意識が全く違いますし、ゲーム期間があまりに短すぎて、短期売買しかできません(もしかしたら、もっとゲーム期間の長いバーチャルトレードもあるのかもしれませんが、いわゆる「長期投資」に耐えうるほどのバーチャルトレードってあるのでしょうか?)。そんなわけで、バーチャルトレードでの経験が現実の投資で役立つのかどうかということについてもよくわかりません。これが投資教育になるとも思えません。投資教育どころか、「単なる証券ギャンブラー養成のための博打教育」のようにも思えます。結局、バーチャルトレードというのは「短期売買をしてもらって手数料を稼ぎたい証券会社の仕掛けた罠」だという気がするのですよね・・・。バーチャルトレードというものに対して、大きな存在意義を見出す人もたくさんおられるようですが、少なくとも、私の投資感覚とは大きなズレがあったのは事実です。
テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー
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