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Author:masa
1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
なお、当ブログの更新は原則として不定期です(月に数回程度の更新になると思います)。

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貯金生活。投資生活。
「節約なくして貯金なし」「貯金なくして投資なし」を座右の銘とする管理人がお金と社会について語るブログ
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短期投資家の利食いと損切り インデックス投資家のバイ&ホールド
短期のアクティブ投資家(※当ブログでは、主に短期売買で頻繁に投資対象の入れ替えを行っている投資家の意味で使っています)とインデックスファンド投資家(※インデックスファンドを中心に国際分散投資のポートフォリオを組んでバイ&ホールド戦略をとっている投資家の意味で使っています)のブログを読み比べてみると、その両者は全く対照的だなあ、とよく思います。株価の上昇局面にしろ、下落局面にしろ、その対応の仕方は全く正反対です。


株価の上昇時・・・短期アクティブ投資家の場合は早々と利益確定の売り。インデックスファンド投資家の場合はバイ&ホールド。

株価の下落時・・・短期アクティブ投資家の場合は素早い損切りで損失を限定させる。インデックスファンド投資家の場合はバイ&ホールド。


私が投資の勉強をしていたとき、短期アクティブ投資家の言うことと、インデックスファンド投資家の言うことが全く違うので戸惑った覚えがあります。「一体どっちが正しいんだ?」と。それ以前の問題として、短期アクティブ投資と、インデックス投資のどちらが正しいのかがわかりませんでした。
その後、いろいろな本を読んでいくうちにだんだんとわかってきたのは、「この違いは、結局のところは運用に対する考え方の違いなのだから、両者の主張はお互いに相容れないものなのだな」ということでした。


実際、インデックス投資家にとっては短期アクティブ投資家の主張を聞き入れる必要など全くありませんし、逆に短期アクティブ投資家にとってはインデックスファンド投資家のアドバイスなど全く無意味です。


もし、インデックスファンド投資家が短期アクティブ投資家の考えを取り入れたら大変です。例えば、「○○%上昇したら、利益確定のために、いったんインデックスファンドを売却して利益確定。逆に、××%下落したらインデックスファンドを売却して損切り」・・・なんてことをしていたら、インデックスファンドで国際分散投資をしている意味が全くなくなってしまうでしょう。

逆に、短期アクティブ投資家がインデックスファンド投資家がやっているように、「株価が上がろうが下がろうがお構いなしにバイ&ホールド」・・・などという投資の仕方をしていたら、大損してしまう可能性が高いと思われます。短期アクティブ投資と一口に言っても様々な運用スタイルがあるので一概には言えませんが、短期アクティブ投資家の場合は、価格変動の激しい個別銘柄投資で、なおかつ少数銘柄への集中投資をしていることが多いからです。



その意味では、「短期アクティブ投資家の視点から見るとインデックスファンド投資家の主張は間違っているし、インデックスファンド投資家の視点から見ると短期アクティブ投資家の主張は間違っている」ということになりそうです。


そんなわけで、投資に関するアドバイスを聞く際には、アドバイスをしている相手が短期アクティブ投資とインデックスファンド投資のどちらの側に立っているかということをよく理解しておく必要がありそうです。短期アクティブ投資とインデックスファンド投資とではそもそも「投資のルール」が違うわけですから。



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「消費者としてのお金の教育」について (2)
前回の記事、「消費者としてのお金の教育」についての続編です。


今日は、この前紹介した本、中学生・高校生のための金銭感覚養成講座についての内容を少し紹介したいと思います。


といっても、本文にはあえて触れずに、目次の中から目についたものを適当に抜粋します。


(以下、目次からの引用です)
-------------引用開始-------------------------------

(中略)

クレジットカードは一種の借金
お金を借りてものを買うと、高くつく
「絶対」「確実」は甘い"わな"

(中略)

おこづかいを自分で管理しよう!

(中略)

お金をつかう目標を立てよう!
予算を立てよう!
かしこくお金をためよう!
ニーズとウォンツを区別しよう!
かしこく買い物をするには?

(中略)

自分でお金をかせいでみよう!
アルバイトはなんのため?
お金にお金を産ませよう!

(中略)

お金のリスク・マネジメントってなに?

(以下、省略)

-------------引用終了-------------------------------

こういったことについて、的確にまとめられています。ううむ。「中学生・高校生のための」となっていますが、浪費癖のおさまらない「いい年をした大人たち」にも読ませたい内容です。

考えてみると、私自身も、こうした内容についてちゃんとした教育を受けた記憶が全くありません。学校教育だけではなくて、家庭でも同様です。ということは、ちゃんとした金銭感覚を身につけられるかどうかは、あくまでも本人に任せられている状態になってしまっているということです。これでは、「いい年をしてお金に困ってばかりいる人」がたくさん出てくるのも仕方がないのかもしれません。

私の場合、たまたま若いときにこうした習慣を身につけることができたわけですが、その私にしても、「なぜちゃんとした金銭教育を受けていないのに、お金をちゃんと扱えるようになったのだろう?」ということを考えると、明確に答えることができません。本当に、「たまたま身についただけ」だとしか答えようがないのです。

一方で、「金銭教育なんていくらしても無駄」という考え方もあります。「いくら教育をしたところで、他人の金銭感覚を変えさせるなんてできるわけがない」という理屈です。たしかに、それはそうかもしれません。だからといって、金銭感覚を身につけさせるための教育が全くの無駄だとは思いません。確かに、教育を受けた人全員に適切な金銭感覚を身につけさせるのは無理でしょう。しかし、たとえ全体のごく一部の人たちであっても、教育によって知識を得、それを実生活に生かすことができるようになるのであれば、十分に意味があると思います。


この本に書かれていることは、文字通り「当たり前」のことばかりです。しかし、その当たり前のことがちゃんと身についていないばかりに、大人になってから無謀な借金をしたり、もっとひどいケースだと、お金を手に入れるために犯罪を犯したりといったことが起きるのだろうと思います。こうした悲劇的なことを未然に防ぐためにも、金銭教育は不可欠だと思います。




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「消費者としてのお金の教育」について
この前の記事で頂いたコメントの中に、「"投資の教育"以前に、消費者としての教育は、今すぐにでもおこなうべきだ」というのがありました。

私はこの点は強く賛成します。もちろん、いわゆる投資教育の話ではありません。「消費者としてのお金の教育」という点についてです。

現実問題として、ちゃんとした金銭感覚が養われないままに大人になってしまったがために、「いい年をして、お金に困っている人」が大勢おられるからです。また、借金苦で自殺してしまった方々の中には、自己破産や特定調停・個人再生といったことを知らなかった人が大勢おられます。もし、こうしたことについて、ちゃんとした知識があれば、自殺するほど思い詰めずに済んだはずなのです。

こういう状況を考えれば考えるほど、「消費者としてのお金の教育」はしっかりとすべきだと思います。本来なら、義務教育段階できっちりとしておくべきだと思うのですが、やはり学校での教育というのは難しいのでしょうか・・・?
前にコメント欄に書いたことと重複しますが、もし仮に、学校教育の一環として「お金の教育」が組み込まれることになったとしたら、かなりの激しい議論を巻き起こしそうな気がしますね。

「果たして、学校で教える内容としてお金の教育というのはふさわしいのかどうか?」
「どういった内容にすべきなのか?」
「投資教育も含めるべきなのか?」
・・・などなど。

また、こうした動きが出てくると、もしかしたら、消費者金融業界やクレジットカード業界からも大きな反発があるかもしれません。例えば、カリキュラムの中に、「クレジットカードや借金などは安易に利用しないようにしよう」「借金をした場合の利息を計算しよう」などという項目が入ったとしたら、消費者金融業者やクレジットカード業者は非常に困ることになると思うからです。こうした業界としては、できるだけ安易にクレジットカードや借金を利用して欲しいわけですから、こういう教育は業界の不利益につながる恐れがあります(もっとも、一方で、適切な利用を促すことで、貸し倒れなどのリスクを減らすことができるかもしれませんが・・・)。



ここで、話は少し脱線するのですが、私はたばこを吸ったことが一度もありません。そのきっかけとなったのが、学校で行われた、たばこの有害性に関する講演会だったのです。それが、小学校だったか中学だったかは忘れてしまいましたし、詳細な内容も覚えていませんが、「たばこというものは有害物質のかたまりなのだ」ということだけは強く印象に残っています。内容としては、「たばこにはどんな有害物質が含まれていて、どんな病気を引き起こすか」とか、「もし、たばこを煙の形で吸うのではなくて、中身をばらして口から直接摂取したら、致死量はどのくらいで・・・」とか、相当に怖い内容だったように思います。
そのおかげで私はたばこを吸うこともなく、今まで生活してきているのですから、あのときの「たばこの教育」というのは極めて有意義だったと思っています。

お金の教育も、それと同じで、できるだけ早い段階で行うべきだと思います。その際は、投資教育などではなく、あくまでも「適切な金銭感覚の養成」といった内容にすべきでしょう。ちゃんとした金銭感覚が身につかないまま大人になってしまうと、もはや金銭感覚をなおすのは大変だからです。

金銭感覚養成といえば、例えばこんな本がありますね・・・(以下のリンクはアフィリエイトリンクではありませんので念のため)

中学生・高校生のための金銭感覚養成講座

この本は、以前に図書館で借りてよんだことがありますが、きわめて当たり前の内容ではありました。けれど、その当たり前のことこそが一番大切だというのはいうまでもありません。

こういう内容の本というのは、非常に地味なので、マネー本がブームになった時でも決して話題になることはありませんが、こうしたことをきっちりと身につけておくことこそが、人生における最大の資産になるのでしょう。







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「インデックス投資家としては、アクティブ運用投資家は大歓迎です」についての補足記事
今日は、前に書いた記事、インデックス投資家としては、アクティブ運用投資家は大歓迎ですについての補足記事です。


この前の記事は、そもそもがジョークとして書いたので、あまり深く考えずに記事を書いたのですが、読者の方から非常に鋭いコメントを頂きました。ハンドル名、通りすがりさんのコメントを以下に引用します。


-------------引用開始-------------------------------
「アクティブ運用=短期運用」という認識で記事を書かれているようですが、長期のアクティブ運用投資家も存在していることをお忘れなく。
アクティブ運用の投資家が投げたから相場が暴落したというのも 多分 正しい理解ではありません。
機械的に運用しなければいけない あるいは 値洗いに厳しい条件がつけられている投資家が、「相場が下がる→ロスカットラインに接触→機械的に投売り→更に相場が下落」というフィードバックループにはまり込んだことが 大本にあるように思います。
投売りに至る機序は アクティブ的ともいえますし、設計時点で決められた通りにしか運用できないという点ではパッシブ的であるともいえると思います。
-------------引用終了-------------------------------


さらに続きです。


-------------引用開始-------------------------------
ネタ記事にマジレスみたいで格好が悪いのですが、今回のトラブルで大損したのは アクティブ投資家とか短期投資家という漠然とした括りではなく・・・

 1.レバレッジが大きくかかったPFを持っていた人
 2.短期資金で長期的な運用を行っていた人
 3.格付け会社を過信して 商品の自己判断を放棄していた人

 いずれにしても、リスクに対する認識の甘かった人たちが大損した訳で 「パッシブ対アクティブ」のネタに貶めるのは ちょっと勿体無い事件かなと思いますが。

 今回の金融ショックを引き起こした投げ売りが、運用条件が非常に厳しく設計されたファンドから始まったという点は インデックス運用を使用する人たちにも示唆的な点を含むとは思いませんか?
-------------引用終了-------------------------------


読んでみておわかりの通り、非常に素晴らしいコメントとなっています。
実は、私が前回の記事を書くに当たって、「サブプライムローン問題に端を発する株価の暴落・急激な円高で損をした人というのは、どんな人たちなのだろう?」と考えたのですが、これをどのように表現したらいいのか、非常に迷いました。

私がイメージしていたのは、まさに、通りすがりさんのコメント内にあるような、


>1.レバレッジが大きくかかったPFを持っていた人
>2.短期資金で長期的な運用を行っていた人
>3.格付け会社を過信して 商品の自己判断を放棄していた人


・・・というイメージそのものだったのですが、「こうした人たちを一言で表すとどんな表現になるのだろう?」ということについてかなり悩んでしまったのです。・・・で、短期売買を含め、頻繁に投資対象を入れ替えるというイメージから、「アクティブ投資家」という言葉を付け加えてしまったというわけです。コメントにあるように、長期のアクティブ投資家もおられるのですから、前回の記事は不適切であったと思います。長期のアクティブ投資家さんであれば、大暴落局面でも動揺することなく安くなったところで買いに向かっていることでしょう。もっとも、だからといって、市場平均以上のリターンが出せるという保証はありません。現実には長期的には市場平均を下回ってしまう長期アクティブ投資家さんの方が多いのではないかと思いますが・・・。


それと、コメントの中の

>今回の金融ショックを引き起こした投げ売りが、
>運用条件が非常に厳しく設計されたファンドから
>始まったという点は インデックス運用を使用する人たち
>にも示唆的な点を含むとは思いませんか?

という部分についてですが、これについては私も少し考えさせられました。しかし、これについては私の考えがまとまっていないので今日のところはコメントを避けたいと思います。


続いて、道産子さんからのコメントから一部引用します。

-------------引用開始-------------------------------
ウォール街の超エリート集団が8月のサブプライムローン問題でパニック売りをする様子を見ると、アクティブ運用で市場平均以上はいかないなと思います。
-------------引用終了-------------------------------

この点、まさに私もそう思います。タイミング良く売って、タイミングよく買えば儲かるのでしょうけど、とてもそんなに都合良く物事が進むとは思えませんから・・・。じたばたせずとも、市場平均並のリターンが得られることこそ、インデックス運用の最大のメリットでしょう。本業がいくら忙しくて、マーケット情報を見ている暇が全くなくても、何ら問題がないのですから、これほど素晴らしい運用方法は他に見当たりません。


続いて、インデックス投資家さんのコメントを引用します。

-------------引用開始-------------------------------
インデックス運用の良いところは短期投資家の投げで安く買い、長期投資家のおかげで適正な株価にしてもらい、最終的に両方とも抜き去るところでしょうか。
-------------引用終了-------------------------------

この点も、その通りだと思います。「長期投資家のおかげで適正な株価にしてもらう」というのは言い得て妙ですね(^^;)


ところで、今回の記事に関して一つ思ったのですが、そもそも短期投資とか、長期投資とかいう時の「短期」「長期」という言葉の定義があいまいだなあ、と思った次第です。一口で短期投資といっても、一日で手仕舞いするデイトレードから、一週間単位、数ヶ月単位など、様々です。また、長期投資でいうところの「長期」とは果たしてどのくらいの期間を指すのかもけっこうあいまいだという気がします。こういうことは、おそらく人によって解釈が違うと思うのですが、少なくとも、自分のブログ上ではもう少し定義をはっきりさせた方がいいのかもしれませんね・・・。

また、私のように、インデックスファンドやETFを逆張り的視点で買ったりしているのは、やはり「アクティブ投資」と呼ぶべきなのかどうか?それもあいまいですし・・・。まあ、私の場合は、アクティブファンドも保有しているわけですから、その意味では十分にアクティブ投資家だといえるでしょうね。



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投資商品を売却するとき。
今日は、私の考える「投資商品の売り時」について書いてみます。
私自身は、基本的に徹底的なバイ&ホールド戦略をとっているので、原則として売却は行わず、積み立て投資の継続のみでお金を殖やそうというのが基本です。

しかし、当然といえば当然のことなのですが、私にも「売るべき時」は存在します。それは・・・


(1)その投資商品を持つべき理由がなくなったとき。

(2)お金が必要になったとき。


の2つです。以前に、コメント欄でも書いたことですが、例えば、HSBCチャイナオープンの場合ですと、中国経済が長期的に渡って成長を続けることを期待して買ったわけですから、「もはや中国経済に成長が見込めないと判断したとき」には売却することになります。J-REITの場合ですと、分配金目当てで買ったわけなので、十分な分配金が見込めなくなった場合には有無をいわさず売却することになるでしょう。


唯一の例外はインデックスファンドで、これについては、何があろうともバイ&ホールドを続けるつもりです。


インデックスファンドを売却するとすれば、上記(2)の「お金が必要になったとき」ということになりそうです。当たり前のことですが、いくらインデックスファンドをバイ&ホールドし続けるといっても、いつかはそのお金が必要になる日が来ます。投資したお金を一生使わないまま死んでしまったとしたら、そもそも投資をすること自体が全く無意味になってしまいます。


お金というものは、使って初めてお金として機能するわけですから、当然といえば当然です。


さて、上記(1)「その投資商品を持つべき理由がなくなったとき」という売却タイミングについてですが、逆に言うと、持つべき理由がなくならない限りは持ち続けるということになります。一般的には、「ある程度値上がりしたら利益確定のために売却」とか、「値下がりしたら損失を限定するために損切り」という手法が普通ですが、私にはそういう発想は全くありません。


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これは余談ですが、何らかの理由で売却する際にも、アセット・アロケーション(資産配分)を考えながら売却することになると思います。特定の投資商品のみを集中して売却すると、投資商品の資産配分・投資比率が大きく狂ってしまいますから、そのあたりのことを考慮しながら売却することになると思います。このあたりのことは、実際にその状況になってみないと何ともいえず、今後具体的な検討を重ねる必要がありそうですけど・・・。



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金融機関だけが悪いのか?
投資系ブログを読んでいますと、よく銀行や証券会社が批判の対象になっています。特に大手銀行・証券会社の窓口販売のファンドに対しては、「手数料ぼったくり」「投資家に不利な商品を売っている」などという具合にボロクソに書かれていることも珍しくありません。実際のところ、私自身も、このブログの中で批判的な記事を書いてきました。
しかし、金融機関に対して批判的に書かれた記事の内容に対して賛同する一方、私にはまた別の思いがあるのも事実ではあります。


果たして、金融機関だけがそんなに悪いのか?と・・・。


以前に書いた記事、銀行や証券会社は、「客が欲しがるもの」を提供しているという事実の中で、私はこう書きました。

(※一部抜粋です)
-------------引用開始-------------------------------



銀行や証券会社といった金融商品の売り手側の方は、少なくとも、「顧客が欲しがる商品」を提供している

(中略)

私には、どうしてこうも「顧客にとってはあまり有利とはいえない(はっきり書いてしまうならば、明らかに不利な)金融商品」ばかりを売りたがるのかがどうしてもわからなかったのですが、これでようやくその理由の一つがわかったというわけです。顧客がこうした商品を欲しがるというのであれば、それを供給してやればいいわけですから・・・。


結局のところ、世の中に問題のある金融商品が次から次に生まれてくるのは、それを購入する顧客自身にある、ということになりそうです。


最近人気のリスク限定型投資信託にしても、それを望んで買う顧客から見れば、さしずめ「リスクを抑えられるこんな商品を待っていたのだ」ということなのでしょう。そうであるならば、そうした商品を開発・販売する側から見れば、「我々は顧客のニーズに合った商品を開発・販売しているのだ」ということになります。


-------------引用終了-------------------------------



私がこの記事で書いたことは、「そもそも、投資家に不利な商品が次から次へと登場する最大の背景は、そうした商品を自らすすんで購入する顧客自身にこそある」ということでした。
そうした視点で見るならば、本当に悪いのは金融商品の売り手側である銀行や証券会社ではなく、顧客自身なのではないか?という気がしてくるのです。すなわち、責められるべきは銀行や証券会社ではなく、むしろ顧客自身ではないだろうか?との思いがどうしても消えないのです。


そもそも、商品というものは何でもそうですが、売り手側だけでは決して成り立ちません。買い手があってこそ成り立つものです。そうであるならば、売り手側のみを責めるのはどう考えてもフェアではないという気がします。
一般的に言って、商売というものは、商品を売っている販売者側よりも顧客の方がはるかに立場は強いのではないかと思います。買ってくれるお客さんがいないと商売は成り立たないわけですから・・・。


私の感覚で言うと、「投資家に不利な商品を売る金融機関にも確かに問題はある。しかし、顧客は決して騙されているわけではなく、自らそれを欲しがっているのも事実。結局のところ、どっちもどっちではないか?」という感じです。


「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉がありますが、投資信託に関する限り、まさにこの表現がピッタリだと思います。そして良貨を駆逐しているのは、まさに顧客自身なのでしょう・・・。


------------------------------------

ここで話題を少し変えます。ずいぶん前の話になってしまって恐縮ですが、週刊ダイヤモンドの過去の特集で「投信の罠」というのがありました。投資信託の問題点について指摘した特集で、これについてブログを書かれた方も大勢おられました。こうした特集を組んだダイヤモンド社はある意味ですごいと思います。しかしながら、私には別の考えが頭の中をよぎっていました。


「投資に関して無知な人が、この特集記事を読むことはないだろう」と・・・。


どういうことかというと、こうした記事に目がいく人というのは、元々ある程度の問題意識を持っている人だと思うからです。例えば、ダイエットなど必要のないスマートで健康的な人ほどダイエット情報に敏感で、本当にダイエットをしなければならない肥満で不健康な人ほどダイエットに関心がない、ということは決して珍しくないと思うのですが(この例えは私の身の回りの人たちの話ですので念のため・・・)、それと同様に、投資に関して無知な人というのは、そもそも投資のために勉強が必要だと言うことも知らず、よって、ネットで調べることもせず、本屋さんに行って投資関連の本や雑誌を買うという発想もないのが現実だと思うからです。


世の中に優れた投資系ブログは数多くありますが、おそらく無知な投資家の大半は、そんなブログがあることすら知らないでしょうし、仮に知っていたとしても読もうともしないでしょう。


結果として、優れた投資ブログに集まってくるのは優れた投資家だけであって、そうした優れた投資家は互いに知識を提供することでさらにレベルアップすることになります。
それに対して、無知な投資家は自らの無知ゆえにおかしな金融商品を大喜びで買っていくことになり、結果、投資家としての格差はどんどん拡大していくことになるでしょう。そして金融機関は、「主要顧客である無知な投資家」をターゲットにした「顧客にとっては不利ではあるが、表面的にはわかりやすい商品」を開発・販売するという具合・・・。



正直、今の日本の投資家のレベルを考えると、「本当に投資家サイドに立った優れた投資商品」を作ってもなかなか売れないだろうという気がします。金融資産の大半を保有しているのは高齢者の方々だと思うのですが、高齢者の方々は、これから資産形成をしようという若年層とはニーズが全く違います。
そして、金融機関の側としても、資産形成を目指す若年層向けの商品を開発・販売するよりも、すでに多くの金融資産を保有する高齢者向けの毎月分配型ファンドを好んで販売し、ネット取引のできない高齢者向けに窓口販売に力を入れる方が理にかなっています。十分な金融資産を持っていない若年層を相手にしても、たいした利益にはならないからです。一等地に店を構えての店舗販売は当然のことながらそれなりのコストがかかるので手数料も高くなるのも仕方がありません。


金融機関の側にすれば、主要顧客である高齢者層をがっちりつかんでいる以上、本やネットでいくら批判をされようが、痛くもかゆくもないでしょう。主要顧客の大半は、そんな批判が存在すること自体、全く知らないのですから何の問題もありません。



いろいろと書いてきましたが、結局のところ、不利な商品を売る金融機関、そして不利な商品を買う顧客の双方に問題点があるのではないかな?と思った次第です。この問題は、単なる金融機関批判では決して解決することはなく、そして同時に顧客を批判するだけでも解決することはないだろうと思うのです。


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追伸:今日書いた記事も、例によって私の独断と偏見による部分が大半を占めています。ただ、私の身の回りにいる「無知な投資家」をもとにして書いているということだけは明記しておきます。









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「分散投資で金持ちになった人は本当にいるのか?」という素朴な疑問
先日、本屋さんで何気なく投資本コーナーで本を見ていると、「会社勤めでお金持ちになる人の考え方・投資のやり方」という本が目につきました。「そういえば、いくつかの投資系ブログでこの本が取り上げられていたなあ」と思って、本を手にとってぱらぱらと見ていると、ビックリ、「巻末付録 厳選! ハイブリッド社員のブログ集」の中に私のブログも紹介されていたのです。

・・・まあ、それはどうもいいのですが、今日のテーマはこの本に関するオンライン書店Amazonの書評欄からピックアップしたいと思います。

Amazonでの書評はこちら。
「会社勤めでお金持ちになる人の考え方・投資のやり方―確実に儲けを生み出し続けることが、お金持ちへの第一歩」の書評



さて、この本ですが、書評を見る限りではなかなか厳しい評価がついています。私自身は、この本を読んでいないので評価は避けたいと思います。

本題はここから。私が注目したのは、この本の書評の一つです。以下に引用します。


-------------引用開始-------------------------------

30年以上もサラリーマンをやっていて、知り合いもたくさんいますが、いまだかって、ただの1人も、インデックス的な投信や積み立てで、金持ちになった人を見たことも聞いたこともありません。そういった人たちは、いいところで、やや元金を増やした程度。こちらに書いてあるように、デイトレで、勝ち続けることもないでしょうが、デイトレで、金持ちになって止めた人は、何人か知っています。会社勤めで、金持ちになった人たちの多くは、持株会における自社株買いです。つまり、1点集中で、長期投資をした人たちです。著者のように、潰れる会社に勤めていては、紙くずになってしまいますし、こちらに書かれているように、分散すれば、リスクは減ります。でも、大きく儲かることもありません。過去の都合のいいマーケットで、都合のいい時から始め、都合のいい時に売ったとするのは、机上の空論です。現実に、長年、いろいろなサラリーマンを見てきた感想です。分散投資では金持ちになれないのです。

-------------引用終了-------------------------------


この書評を読んで、「なるほど。確かにその通りだ」と思いました。で、今日のテーマである、「分散投資で金持ちになった人はいるのか?という素朴な疑問」へとつながるわけです。

果たして、分散投資で金持ちになれるのか?その答えは、「残念ながら私にもわからない」というのが本当のところです。なぜかというと、この書評にあるように、私もまた「分散投資で金持ちになった人を見たことも聞いたこともない」からです。
やれやれ。投資系ブログを書いておきながら、こんなことを書いてしまってもいいのか?と思いますが、仕方がありません。「分散投資で将来的に金持ちを目指そう」という人ならいくらでもいますけど、「本当に金持ちになった」という話は、残念ながら全く知りません。

一般的に金持ちになった人というのは確かに集中投資が多いと思います。

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サラリーマンの場合・・・本業への集中。自社株への集中投資。

起業家の場合・・・自分の所有する会社・ビジネスへの集中投資。

不動産投資家の場合・・・不動産への集中投資。

株式投資家の場合・・・少数の個別銘柄への集中投資。

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私自身、1000万円を超える運用資金を持ちながらも、時々、「投資なんてせいぜいこの程度なのか・・・」と思ってしまうこともあります。分散投資で確実にお金は殖えつつも、いかにもペースが遅いのは非常に気になるところではあるのです。実際のところ、だからこそ本業を大切にしなければならないわけですけど。いや。もっと正確な表現をするならば、


「分散投資で稼げる金額なんてたかが知れてる。運用利回りを1%上げる努力をするよりむしろ、より多くの投資資金を投入できるようになることの方が重要なわけで、そういう意味では本業であるサラリーマンが結局は『一番稼げる』ということになる」


というところでしょうか。こう書いてしまうと身も蓋もありませんが・・・。

もっとも、だからといって私が分散投資をやめて集中投資に切り替える、などということは決してありません。金持ちになった人の大半が集中投資であるといっても、集中投資で金持ちになった人はごく少数であって、実際には集中投資に挑戦した人の大半は金持ちになれず、かえって貧乏になってしまっているのではないか、と推測されるからです(一歩間違えれば破産する可能性も・・・)。


分散投資か集中投資かというのは投資における永遠のテーマだと思いますが、それでも私はやっぱり分散投資を選びます。これは推測ですが、分散投資で金持ちになった人がいないというのは、これまでは株式投資での分散投資が困難であったためかもしれません。海外ETFやインデックスファンドといった分散投資するための選択肢が増えてきたのはつい最近のことだからです。

もしかしたら、今この時代に国際分散投資を始めた人たちこそが、分散投資で金持ちになる第1号なのかもしれません。

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最後に一言。いくら分散投資とはいえ、日本株式インデックスファンドや国内株式ETFに関してはあまり比率を高めない方針であることに変わりはありません。日本の株式市場内でいくら分散させたところで長期的にさほどの利益が見込めるとはどうしても思えないからです。そもそも戦後の株価の推移にしても、右肩上がりにはなっていないようですし。


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投資の世界の歩き方 初めの一歩
今日は、読者の方からの質問に対する回答です。

この前の記事、運用利回り(2007年8月26日現在)のコメント欄で頂いた質問です。
とりあえずコメントを引用します。

-------------引用開始-------------------------------
ずっと銀行に貯金しているお金が1000万円強あります。masaさんのHPを参考に私も商品を買ってみようと思うのですが、それぞれの商品をいくらずつ買ったらいいのか、どこで買ったらいいのかちょっと悩んでいます。masaさんのアドバイスをいただければたいへんありがたいです。よろしくお願いします。
-------------引用終了-------------------------------

前にコメント欄でも書いたように、投資に関する的確なアドバイスというのは非常に難しいのですが、私の思うところを書いてみたいと思います。

よく考えてみると、実際にどんな風に投資を始めたらいいのか、ちゃんとまとめていませんでした。そんなわけで、まず初めに投資を実際に始めるに当たっての注意事項や、事前にやっておくべきことについて書いてみます。


(1)まず、投資に関する体系的な基礎知識を身につけるため、いつくかの投資本を読む。

投資を始めるに当たっては、断片的な知識では不十分で、「体系的な知識」が必要だと考えています。そんなわけで、投資本を読むことをおすすめします。
投資に関する本は本屋さんに行けばいくらでもありますが、読むだけの価値のある本というのはほんの一部だけしかないというのが私の実感です。以下に、私のお薦めの本を書いておきます。
もし、同等の内容について理解されているのであれば読む必要はありませんが、もし十分な知識がないのであれば、投資を始めるに当たって事前に読んでおいた方がいいと思います。

以下に、オンライン書店のアマゾンへのリンクを貼っています
※以下のリンクは、アフィリエイトではありませんので念のため(^^)
 アフィリエイトは利用しないことにしましたので・・・。

内藤忍の資産設計塾―あなたの人生目標をかなえる新・資産三分法

ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理

敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか


これらの本を読む際の注意点もいくつかありますのでそれを書いておきます。

内藤忍の資産設計塾・・・具体的なアドバイスがマネックス証券寄りになってしまっています。これはまあ、著者の立場上やむを得ないのでしょうけど・・・。それから、この本は、シリーズ化されています。できれば一通り読むことをお勧めします。

「ウォール街のランダム・ウォーカー」および「敗者のゲーム」・・・原著が日本の本ではないので仕方がありませんが、主に米国のデータを元に書かれています。それでも名著であることに変わりはありませんが・・・。



(2)生活防衛資金を必ず確保しておく。そのお金は絶対に投資に回さない。

これは非常に重要です。生活防衛資金という言葉が登場するのは、木村 剛氏の「投資戦略の発想法」という本の中においてですが、木村氏はこの本の中で、「生活費の2年分のお金を生活防衛資金として確保すべき」と書かれています。
これは非常に重要なポイントだと思います。私自身は、手取り年収の2年半分程度(その時々により若干の増減がありますが・・・)を生活防衛資金としています。


(3)三つの分散を必ず行う

3つの分散というのは、

*資産クラス(株式・債券・不動産など)の分散
*地域(日本・米国・ヨーロッパ・新興国など)の分散
*時間の分散(一度にまとめて投資せず、時期をずらして少しずつ買っていく)

の3つのことです。
よくある失敗のパターンとして、例えば、1000万円を投資するとして、日本国内株式・外国株式・日本国内債券・外国債券にそれぞれ250万円ずつ一度に投資してしまうというのがあります。これだと、確かに資産クラスの分散と地域の分散はできていますが、もう一つの分散である「時間の分散」が全くできていません。いくら国際分散投資をしていたとしても、世界同時株安のような事態になると、リスク資産が全て下落するといったことがあり得るので、一度にまとめて投資するのは慎むべきだと思います。
そんなわけで、購入時期をずらしての積立買い・分割買いをした方がいいのではないかと思うわけです。


(4)一つ一つの取引を記録して、損益状況をしっかりと把握する

インデックスファンドをメインとしてポートフォリオを組む場合、買ったことを忘れるくらいでちょうどいいとは思いますが、だからといって、取引を記録したり損益状況を把握しなくていいということにはなりません。

そんなわけで、資産管理ソフトを使うことをおすすめします。候補となるのは、Microsoft社のMicrosoft Moneyか、プラト社のマスターマネーくらいしかないのでないかと思います。私自身はMicrosoft Moneyを使用しています。ファンドの基準価額などを自動で更新してくれるので非常に便利です。購入の際には、ガイドブック付きのものをおすすめします。製品付属のヘルプファイルはわかりにくくてほとんど何の役にも立たないと思います。
当たり前のことですが、Microsoft Moneyは家計簿としての機能も十分ですから、資産の一元管理には最適です。
(プラト社のマスターマネーに関しては、一度も使ったことがないのでコメントは避けます)

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さて、それでは肝心の「それぞれの商品をいくらずつ買ったらいいのか、どこで買ったらいいのか」という質問についての回答ですが、まず、私が買っている各投資商品の購入先について書いておきます。


*インデックスファンドTSP・・・マネックス証券
*トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド・・・マネックス証券
*さわかみファンド・・・さかわみ投信会社(オンライン取引はできませんが、ホームページから資料請求可能)
*HSBCチャイナオープン・・・マネックス証券
*HSBCインドオープン・・・マネックス証券
*外貨建てMMF(アメリカドル)・・・ソニー銀行
*外貨建てMMF(ユーロ)・・・ソニー銀行
*純金積み立て・・・田中貴金属工業(インターネットにて取引可能)

TOPIX連動型上場投資信託、日本プライムリアルティ、東京グロースリート投資法人に関しては、個別銘柄扱いですので、購入時点で一番売買手数料の安いネット証券を利用するようにしています。TOPIX連動型上場投資信託に関しては、最近はGMOインターネット証券を利用しています(20万円以下なら105円の手数料で済みますから・・・)。日本プライムリアルティ、東京グロースリート投資法人に関しては、長らく購入していませんし、追加購入の予定もありませんが、これらは当時マネックス証券で購入しました(これらを買った当時は、まだ手数料に関してさほど気にしていなかったのです・・・)。

ちなみに、外貨建てMMFの米ドルに関しては、松井証券の方がいいかもしれません。為替差益が非課税で、為替手数料が片道20銭ですから。

そうそう。それから外国株式インデックスファンドに関しては、他にもいい商品はあります。私がいつも読んでいるブログの過去ログの中に、こんな記事が載っています(下記リンクを参照)。

ホンネの資産運用セミナー  トヨタ・アセットバンガード海外株式ファンドは買いか?

私がトヨタ・アセットバンガード海外株式ファンドを買っているのは、単にバンガード社が好きという点によるものもあり、投資家としては必ずしも合理的とはいえない部分もあるのは事実です。



「いくらずつ買ったらいいのか」ということについては、最初はまず一種類か2種類くらいのファンドを、一ヶ月に一万円ずつ積立で買っていくのが無難ではないかと思います。少額から始める理由を箇条書きで書いていきます。


(1)価格変動というものに慣れていくため

私自身、初めて投資したときは相当な抵抗がありました。値動きがあるということは損をする可能性も十分にあるからです。特に、堅実にお金を貯めてきた人ほど価格の下落や元本割れに動揺しやすいと思います。よって、少しずつ投資していって、「値段が上がったり下がったりすることに慣れること」が重要だと思います。
また、「自分がどのくらいのリスク許容度を持っているか」ということを確認する意味もあります。


(2)ファンドの高値づかみを避けるため

一度にお金をまとめて投資してしまうと、例えば世界同時株安などで大幅に下落してしまった際にできることは事実上何もなくなってしまいます。せいぜい「下落がストップして上昇に転じることを祈る」くらいでしょうか。
それに対して、積立投資であれば、価格が上昇したときには、過去に投資してきた分に対しては「基準価額が上がって利益が出てきたぞ」と喜べますし、逆に価格が下落したときには、「今月はいつもよりも安い価格で買えるぞ」とも思えるようになってくると思います。「上昇したら利益が出てハッピーに、下落したら安く買えるからラッキー」という心境に到達したら、大幅な下げに見舞われてもさほど動揺せずにすむようになってきます。


積み立てを始めるとしたら、手始めに、私が買っている商品の中で言うと、トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド(あるいはこれに似通った外国株式投資信託)とインデックスファンドTSPあたりが無難ではないかと思います。HSBCインドオープンやHSBCチャイナオープンは値動きが激しいので、少し慣れてからにした方がいいでしょう。各種手数料のことを考慮するならば、日本株式ならTOPIX連動型上場投資信託の方がいいのですが、こちらは投資するのに16万円くらい必要(原稿執筆時点での話です)なので、これも投資に慣れてからの方がいいかもしれません。
※ちなみに、外国株式なら楽天証券で取り扱いの海外ETFという選択肢もありますが、こちらについては私の方はイマイチ不勉強なので書かないことにします。


・・・で、だんだん慣れてきたら積立金額を増額していけばいいと思います。もし、投資可能資金が1000万円強もあるのであれば、さすがに月々1万円ではいつまでたっても全資金を投資できませんから・・・(もちろん、言うまでもなく、余裕資金だからといって全てを投資すべきだというわけではなく、自分自身のリスク許容度しだいなのですが・・・)。
そんなわけで、慣れてくるに従って最初は一ヶ月に1万円だった積立金額を例えば1万2000円にするとか、あるいは2万円にするとかいった具合です。私もそんな風に積み立ててきました。

そうこうしているうちに、百聞は一見にしかずという言葉の通り、投資に対する理解もだんだんと深まってきますし、経済ニュースや、新しい投資商品のニュースなども自然と読んだり聞いたりする機会が増えてくるでしょう。私の買っているファンドよりもいいファンドも目につくようになると思います。そうしたら、その時点で売却して乗り換えを考えたり、あるいは、すでに買っている商品はそのままほったらかしにしておいて、別の商品の積み立てを始める、というのも選択肢の一つとして出てくるかもしれません。


前に元町愛さんがコメントしておられたように、「まず、何も考えずに少し買って、「始めてみる」のが一番」というのは間違いのない真実だと思います。


・・・とりあえず、今日のところはこんなところです。また何か思いついたら今後の記事の中であらためて書きたいと思います。

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最後に・・・

いろいろと書いてきましたが、投資というものはあくまでも「自己責任」です。投資をする・しないの判断や、どんな投資商品をいくらぐらい購入するのか、ということについてはあくまでも自分で考え、その結果としての自分自身の判断でお願いします。私自身はファイナンシャルプランナーでもなければ、投資アドバイザーでもなく、サラリーマンが本業の、単なる一個人投資家に過ぎません。

・・・もっとも、どんなに優れたファイナンシャルプランナーや投資アドバイザーであっても、アドバイスはできても責任までは決してとってはくれません。投資家というものは、基本的に孤独なものなのです。むしろ、下手な他人の言動・アドバイスに対して影響を受けないくらいの「精神的な芯の強さ」があってちょうどいいくらいなのかもしれません。

そうしたことを十分に理解した上で、今回の記事、あるいはブログ全体を読んでくださいますようお願いします m(_ _)m





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インデックス投資家としては、アクティブ運用投資家は大歓迎です
私自身は、インデックスファンドをメインとして長期投資をしているわけですが、そういう私の立場からすると、アクティブ運用をしておられる投資家さんや短期投資家さんというのは大歓迎だと思っています。
なぜかというと・・・



アクティブ運用をしている投資家さんや短期投資家さんが、損切りやパニック売りをしてくれるおかげで株価が下がり、その結果として、私のような投資家がバーゲン価格で各ファンドを購入できるチャンスを与えてくれているからです。



私は大体においていつもそうですが、普段は淡々と少額の積み立て投資を行いつつも、大暴落となると、アクティブ投資家・短期投資家の皆様方が売っている最中に比較的まとまった金額での買い増しに向かいます。短期投資家さんは損をしているのに、私の方は大バーゲン価格という超安値で追加投資ができ、そのおかげで私の高い運用利回りにつながっているわけですから、私にとってアクティブ運用投資家の存在ほどありがたいものはありません。


それにしても、短期投資やアクティブ運用をされている方々というのは、本来ならば市場平均程度のリターンでは満足できないからこそ、積極的にお金を動かして運用をしているはずなのに、結果としてごく一部のアクティブ運用投資家を除くと、大半の人が市場平均を下回っていたり、あるいはもっとひどいケースだと損ばかりしている人も大勢おられるというのは何とも皮肉な結果だなあと思ってしまいます。
もっとも、投資というものは自己責任ですから、各投資家さんたちが自分の投資哲学に従って投資をした結果として損をしたというのであれば、それもまた仕方のないことだというのもまた事実ではあるのですが・・・。


ともあれ、私としてはアクティブ運用・短期投資派のみなさんにはどんどん売買をして欲しいと思っています。



もちろん、私自身は、無用な利食い・損切りなどは一切やりませんが・・・(^^)

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注・・・今回の記事は、短期投資家・アクティブ運用投資家へのイヤミがたっぷりと込められていますが、あくまでもジョーク記事ですので念のため・・・(^^;;)


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