先日、マネックス証券から、投資信託「プレミアム・ハイブリッド2007」の案内が葉書で送られてきました。 言うまでもなく、私はこんなものには全く興味はありませんが、葉書を見て思ったことを書いておきます。
宣伝文句は以下の通り。一部抜粋です。
-------------引用開始------------------------------- 機関投資家など一部の投資家にしか投資機会の無かった商品を個人投資家の皆様にも提供したい、そんなマネックスの理念から生まれた新投資信託、『プレミアム・ハイブリッド2007(愛称)』。 -------------引用終了-------------------------------
・・・別にそんなの提供していただく必要はないんですけど・・・(^_^;) それにしても、この手のファンドって名前だけは立派なんですよね。 ネーミングセンスだけは認めてあげたいところです。
-------------(一部抜粋にて引用)----------
特徴1 有望な「非上場株式ファンド」を厳選組み入れ
特徴2 目指すのは市場に左右されない「絶対リターン」
特徴3 まとまった資金が必要だった商品を50万円から
特徴4 長期投資で大きな果実を目指します
-------------引用終了-----------------------
うたい文句も立派です。しかし、どう考えてもこの手の商品がインデックスファンドよりも優れているとは思えません。説明によると、「ベンチャー・キャピタル、企業価値を高める買収ファンドや再生ファンドなど、有望な『プライベート・エクイティ(非上場株式)ファンド』を厳選のうえ組み入れ」ているらしいです。また、「『非上場株式ファンド』に『ヘッジファンド』を加えたハイブリッド運用」とのこと。言葉だけ読んでると、なんだかすごそうに見えますね。 しかし・・・
「有望な非上場株式」が本当に有望かどうかなんてわかりませんし、リスクも相当高いはず。ヘッジファンドを加えて、絶対リターンを目指すのは結構ですが、そんなに都合良くいくとは思えません(まあ、「目指す」だけなら誰でもできるでしょうけど)。50万円から買えるといっても、個人的には1万円から買える低コストのインデックスファンドの方がよほどありがたいです。
ちなみにこの商品、「換金リスク」としてこうあります。
-------------引用開始------------------------------- 当ファンドは信託期間が15年間であり、当初約5年4ヶ月間は買戻しができません。その後の買戻しは年2回の特定の時期においてのみ可能であり、買戻しのお申し込みから買戻し代金のお支払いまでには約6ヶ月を要します。 -------------引用終了-------------------------------
さらに、買戻し手数料(信託財産留保額)としてこんな説明が。
-------------引用開始------------------------------- 2013年、2014年の買戻しについてのみ、受益証券1口当たり純資産価格の2.5%がファンドより課せられます。 -------------引用終了-------------------------------
どうやら、これは相当長い期間寝かせておけるお金が必要な商品のようです。どう見ても個人投資家向けの商品とは思えないのですけどね・・・。
マネックス証券も、この手の商品をわざわざ葉書で宣伝してくるとは、良くも悪くも「普通の証券会社」になったのだなあ・・・としみじみと思ってしまいます。
・・・にしても、この商品、かなりリスクが高そうな雰囲気です。この案内って、マネックス証券に口座を持っている顧客全員に郵送しているのか、それとも、一定の投資残高を持っている顧客にのみ郵送しているのか・・・?ふと、そんなことを考えてしまいました。
マネックス証券は私にとっては一番メインの証券会社ではあり、投資残高もけっこう多いのですが、だからといってマネックス証券にことさら肩入れするつもりはありません。ただ単に自分にとって便利なサービスや商品を利用するだけのことです。少なくとも、この商品は検討に値するような商品ではないということだけは確かだと思っています。
商品名と運用方針だけは、一見立派に見えるのですが、イマイチ運用方針がわかりにくい商品だなあ、という印象ではあります。なので、評価自体が難しい商品だと思います。
・・・私には各種インデックスファンドと、単純なアクティブファンドの組み合わせだけで十分です。こんなわけのわからない(?)商品は不要です。やっぱりいつもと同じ結論で、「 Simple is best」ということですね。複雑な商品などいりません。
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