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Author:masa
1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
なお、当ブログの更新は原則として不定期です(月に数回程度の更新になると思います)。

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貯金生活。投資生活。
「節約なくして貯金なし」「貯金なくして投資なし」を座右の銘とする管理人がお金と社会について語るブログ
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インデックスファンド投資以外に有効な投資方法は存在するのかという問題
最近の風潮をみると、インデックスファンドによる国際分散投資やバイ&ホールド戦略に対する信頼が揺らぎつつあると感じています。
さて、そうすると問題になってくるのは、果たしてインデックスファンドによる国際分散投資以外に有効な投資方法が存在するのか、ということです。


最初に結論を書いてしまうならば、少なくとも現時点においては、インデックスファンド投資を超えるような投資方法は存在しない、と言わざるを得ません。


比較的無難と考えられる投資戦略はいろいろとあると思います。例えば、景気の動向に合わせてアセットアロケーションを組み替えるという方法です。要するに、景気拡大期には株式に投資し、景気後退期には株式から撤退するというやり方です。

一見、簡単そうに見える方法ではあります。しかし、これは口で言うほど簡単な方法ではないと思われます。


この方法は、「場合によってはうまくいくこともあるかもしれない」という程度のものでしかないと思います。景気拡大期と景気後退期の”境界”を明確に見通してポートフォリオを大規模に組み替えるというのは極めて困難と言わざるを得ないからです。


景気後退期には株式から全面撤退するということは、要するに「景気が悪くなりつつあるときには株式投資をしない」ということと同義だと思います。景気後退期には株式投資をしないことが一番ベスト、というのは無難ではあるのも事実なのですが、「割安になりつつある時に投資しない」ということでもあります。


インデックスファンドによる国際分散投資というのは、少なくとも今回の大暴落の一時期には十分に機能しなかったのかもしれませんが、それでも集中投資よりははるかにマシだというのは確かです。
それに経済の流れを先読みして投資判断を行うというのはある意味で究極のタイミング投資なので、私としてはこういう投資方法には極めて懐疑的ではあります。


そんなわけで、私としては、やっぱりインデックスファンドをメインとする国際分散投資を継続するという結論に落ち着きそうです。


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最後に分散投資について私の思うところを書いておきます。

私としては、今回のごくわずかな期間の事例をもって、分散投資の効果を否定するにはあまりに性急過ぎると考えています。もともと、投資というものは長期的視点で考えるべきものだからです。
ただし、これも重要なことですが、長期投資というものをあまりに盲信するのも危険だと感じてはいます。投資というものが長期的にはプラスのリターンを生むのだとしても、人の一生の中で資産形成に費やせる期間はあまりにも短いからです。「さて、そろそろ引退しようか」と言う時期にたまたま大暴落に見舞われたら洒落になりません。どんな投資戦略をとるにせよ、いわゆる出口戦略というものを考えておく必要があるとは思っています。この出口戦略については今後検討していきたいと考えています。



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運用利回り(2008年11月24日現在)
運用利回りの公開です。今回は、2008年11月24日現在のデータです。

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運用利回り(2008年11月24日現在)

*トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド 投資収益率 -46.9%  年間収益率 -34.9%
*STAMグローバル株式インデックス・オープン 投資収益率 -24.4%  年間収益率 -98.3%
*STAMグローバル債券インデックス・オープン 投資収益率 -6.2%  年間収益率 -62.7%
*TOPIX連動型上場投資信託 投資収益率 -27.9%  年間収益率 -11.0%
*インデックスファンドTSP 投資収益率 -50.5%  年間収益率 -31.1%
*さわかみファンド  投資収益率 -38.9%  年間収益率 -20.1%
*HSBCチャイナオープン  投資収益率 -9.9%  年間収益率 -3.2%
*HSBCインドオープン  投資収益率 -52.9%  年間収益率 -34.5%
*外貨建てMMF(アメリカドル) 投資収益率 -2.0%  年間収益率 (データなし)
*外貨建てMMF(ユーロ) 投資収益率 -0.2%  年間収益率 (データなし)

*純金積み立て 投資収益率 (データなし)  年間収益率 (データなし)

参考:1米ドル= 94円83銭、1ユーロ=119円44銭(ソニー銀行)

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※外貨建てMMFの投資収益率は、円換算のものです。
※それぞれ、配当金(分配金)込みでの利回りです。
※純金積み立ては田中貴金属工業にて行っています。

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相変わらず、利回りを把握している全ての資産クラスがマイナスになっています(例によって、純金積み立てだけはプラスだと思われます)。
私の年間の目標利回りは年利換算で4%から7%ですが、今年はさすがに達成は不可能です。この目標利回りも、調子の良かったときにはあまりにも低すぎる目標だと感じていましたが、時折今回のような大暴落が起こるということを考慮するならば、むしろこれでも高すぎる目標なのかもしれません。

ところで、私は、たとえ含み損であっても損失は損失として受け入れるべきだと考えています。「売らない限り損失は確定しないのだから損失ではない」という考え方をとる方もおられますが、私はその考え方には反対です。

いつなんどき想定外のリスクが顕在化してやむなく売却せざるを得ない事態に遭遇するかもしれません。そして何よりも、たとえ含み損であっても、それが自分で容認できる範囲内にとどまっているかどうかをしっかりと確認しておく必要があるからです。
もしリスク許容度を超えていると感じたのなら、追加投資を一時停止して預貯金などの安全資金の方への積み立てに切り替えたり、あるいは一部売却してリスク資産を減らすという選択肢をとる必要も出てきます。
投資において、私がもっとも重視しているのはあくまでもリスク許容度の範囲内であるかどうかということであって、リスク許容度を無視してまで強引に積み立てを続けてリターンを追求するつもりは全くないのです。


とはいえ、現状ではまだ積み立てを続行するつもりではあります。含み損は大きいとはいえ、それでもなお、想定外というレベルではないからです。




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TOPIX連動型上場投資信託への追加投資を行いました
本日、日本株式ETFのTOPIX連動型上場投資信託への追加投資を実行しました。800円の指し値で買い注文を出していたのですが、結果としては773円で約定。

以前から追加投資の計画はあったのですが、価格が安くなるのをひたすら待っていたので、なかなか追加投資を実行できずにいました。しかし、ようやく買い増しができたというわけです。

私の場合、逆張り的な視点で追加投資を行うことが多いですが、今回もそれに従っての追加投資となりました。考えようによっては、そもそも、インデックス投資を行っているにもかかわらず、逆張り投資をするというのは矛盾しているとも言えますが、私としては単なる積み立てでなく、「できるだけ安く買う努力」も必要だと考えています(この辺の感覚は、日常の買い物と同じようなものです)。


今回買った773円という価格が安いのかどうかは今後の株価の推移を待たねばなりませんが、私としてはこれだけの安値であればそれで十分だと考えています。


以前から書いているように、今後の景気の動向によっては、失業リスクを考慮して、投資よりもむしろ貯金の方に重点を置く必要が出てくるかもしれません。投資家としての判断と、労働者としての判断の間には相反する部分があり、なかなか難しいところではあるのですが、失業リスクが高まりつつあると感じるまでは、これまでと同じく地道な積み立て投資を継続したいと考えています。



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時には自らの投資戦略を見直してみることの重要性
私は、過去の記事において、インデックスファンドのバイ&ホールド戦略を疑うような内容の記事をいくつか書いてきました。こうしたことを書くというのは、インデックスファンドを中核とする投資家としては邪道なのだろうと思っています。
しかし、私はこう考えます。



時には、自らのとっている投資戦略を疑うことも必要ではないか、と。
それは、「人間というものは自分が見たいものだけを見ようとし、自らが信じたいものだけを信じようとする」という傾向があるからです。もしかしたら、世の中で起こっている様々な出来事を素直に認めようとせず、自分にとって都合のいいように解釈しているかもしれない、ということです。



様々な角度から検討を加え、それでもなおインデックスファンドのバイ&ホールド戦略が一番ベストだと考えるのであればもちろん何ら問題はありません。問題なのは、インデックスファンド投資が合理的であると考えるあまりに、他の投資戦略を頭から否定してしまうことです。
これがなぜ問題なのかというと、「考えるということ自体を放棄してしまう」ということにつながるからです。

私自身は、あくまでもインデックスファンドをポートフォリオの中核とする、バイ&ホールド戦略をとり続けるつもりですし、個人投資家にとってはその投資戦略こそが一番無難な投資方法だと考えています。しかし、それはあくまでも他の様々な投資手法を検討した結果としてのことであって、他の投資手法を全く知らないから、ということでは駄目だと思うのです。


投資においては常にリスクという不確実性が伴うわけですから、普段はほったらかし投資であっても、時には初心に戻って、ゼロベースでポートフォリオや投資戦略を見直すことも非常に有意義ではないかと思うわけです。





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ファイナンシャルプランナーに投資の相談をしようと思わない理由 (2)
今回は、以前に書いた記事の補足記事です。

・・・といっても、今日はファイナンシャルプランナーの話題からは完全に逸れるのですが、前回の記事に関連する内容であることに違いはないので、タイトルはそのまま用いることにします。

まず、前回の記事はこちら。

ファイナンシャルプランナーに投資の相談をしようと思わない理由

コメント欄にも記事の補足として私が書いておりますので、そちらも読んでおいてください。

前回の記事で述べたことの主旨は、「教科書通りの内容でなく、実体験に基づくアドバイスが欲しい」ということでした。もちろん、これにも賛否両論があると思います。
相談する方が、さほど金融に関する知識を持っていない場合であれば、教科書的な内容でも十分ですので、必ずしも実体験を持っている必要性はないと思います。
また、なまじ実体験があると、それがバイアスとなって客観的に物事を見ることができないということもあり得ます。

要するに、どちらかが正しくてもう一方が間違っているというような性質のものではないのでしょう。


それでも私は、どうせアドバイスをもらうのであれば、実体験に基づく知識が欲しいと思います。例えば、私が不動産投資を考えるとしたら、誰にアドバイスをもらうだろうか?ということを少し考えてみます。以下、架空の人物を想定してみました。


Aさん・・・不動産投資に関する膨大な量の文献を読み、不動産投資に関する知識は豊富である。しかし、Aさん自身は自分で不動産投資をしたことが一度もない。

Bさん・・・自ら不動産投資を実践し、時には失敗をしつつも着実に資産を殖やしてきた不動産投資歴30年のベテラン投資家。


この両者は架空の人物ですが、もし私が相談するとしたらやはりBさんの方を選びたいと思います。Aさんの方も知識面は豊富ですから、何か質問をすれば恐らく完璧な答えが返ってくるでしょう。例えば、「いい物件の見分け方だって?ああ、それなら簡単だ。○○という本の第○章に書いてあるよ。それによると・・・」という具合に。


しかし、ただ単に本に書いてある内容だけであるというのなら、自分で本を買ってきて読めばそれで済む話です。実際問題として、”本で得た知識と、実際にやってみることの間には天と地ほどの開きがある”と思うのです。


これは投資に限った話ではなく、すべてに当てはまるのではないかと思います。


もっとも、より正確には、知識と実践の両方のバランスが重要だということになるのでしょうけどね。いくら実体験があったとしても、過去の自分自身の成功体験にしがみつきすぎるのも問題でしょうし、知識一辺倒でもダメでしょうし。

私も、投資を勉強していて知識のみで実践していなかった時と、実際にやってみての感覚のズレを感じることは結構あります。本で得られる知識と仮想体験。そして実践しての実体験。頭の中の知識だけではダメ。だからといって、実体験にのみ頼るのも限界がある。このバランスをいかにうまくとっていくか、それこそが一番重要なのかもしれません。


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「ドルコスト停止」及び「定額分散撤退(逆ドルコスト)」を検討してみる
前に書いた記事の関連記事です。
過去の記事はこちら。

もし、世界経済が数十年にわたって低迷を続けたとしたらどうするか?

もし、世界経済が数十年にわたって低迷を続けたとしたらどうするか?(2)

今日は、以前の記事のコメント欄においてBホールドさんの書いておられた「ドルコスト停止」そして「定額分散撤退(逆ドルコスト)」について書いてみようと思います。

まずはBホールドさんのコメントを引用します。


-------------引用開始-------------------------------
ドルコスト平均法は、機械的定額投資により、「簡単に恐怖心が克服できる」。
これにより、投資効率の視点から見て優れた効果を発揮します。

ただし、下記3条件をみたせば、ドルコスト停止がより効率的です。
短期間の急激な暴落時には比較的条件を満たし易いと言えます。
①投入先資産の今後の価格低下がかなり確実に想定できるという前提があり
(これが確実かどうかが実際は問題です)
②価格低下後に、停止していた間の投入予定資金が投入でき
(ここで、恐怖感を克服する必要があります)
③停止期間の時間的損失(複利効果も停止)<資産価値の下落幅であること
(これは、停止期間が長期化するほど実現しにくくなります)。

また、効率性のみを追求するのではない場合には、
心理的平和、共同家計管理者との協調などを重視すること等の見地から、
投入の一時停止が、穏当な選択肢である場合もあるでしょう。

ただ、一旦継続投資を停止すると、もう復活しないことになり勝ちという気も
しないでもないので、もしそうなったら寂しいことです。。。
-------------引用終了-------------------------------


さらに引用を続けます。

-------------引用開始-------------------------------

下げ局面での撤退が効率的なケースについて一言。

下げる前に、下げリスク大資産を下げリスク小資産に転換することは有利です。
例えば、株式クラスをキャッシュに。
そして、例えば下げた後に、従前同様の比率で再投資すれば、投機的利益が
得られます。資産価値が半減していれば、この処理だけで資産倍増(手数料は控除)。

しかし、これは、不確実な将来に対する自己予測の信頼を基礎にするギャンブル的な
要素がかなり入り込みますので要注意です。
売却候補時点(現在)と再取得時点(将来)の2点を比較して、確実に後者が下げていないといけません。
要するに、高く売って安く買うという、空売り手法と同じであり、まさに投機です。
空売りは手法として適正に存在しており、それ自体を否定するものではありませんが、
いつもうまく行くものではなく、それ相当のリスクが伴うものであることは当然です。

今回の金融危機に則して言えば、効率的撤退のチャンスは、現実的な線では、リーマン破綻発覚後又は下院否決後か、それぞれのリバウンド後あたりでしょうか。
即時全面撤退に踏み切れないなら、期間を定めて定額分散撤退(いわば逆ドルコスト)という手法もあります。
これらが効を奏すれば、相当の威力です。

しかし、しかし、効率的撤退を成功させることは、なかなかに難しいと思います。
今回の金融危機前に、グローバルマクロ経済の視点から、バブル部分というか経済のひずみのエネルギーというかが、相当蓄積されて危険だということは、割とよく知られていたのではないかと思いますが、それがいつ爆発するかは分からなかったのです。
小出しのひずみ解消によるソフトランディングの可能性(の期待?)もあったのです。
そして部分的崩壊があっても、それがどこまで誘爆していくのか(どこで食い止められるのか)の判断は、予測域にとどまり、確信を持つのはなかなか難しいと、(少なくとも私には)
思われました。
(例えていうと、地殻変動エネルギーの蓄積と地震発生や、新型ウィルスの発生と新型インフルエンザの蔓延に近いものがあるかも、、、)
そして、ミクロの見地からは、個人や機関や企業や各国政府の対応は、それぞれの思惑があるため、総合的見地からは不合理な行動をとることがあり、予測しずらいです。

また視点を変えて、先ほどの、現在と将来の2時点の取り方を、かなり遠い将来を想定して取り直すとどうなるか。
そう、上げ局面になり得るのです。投機的判断としても、処分撤退の必要なしとなります。
しかも一旦撤退すると、複利効果発生停止という時間的ロスと、手数料額(清算報酬控除もあり)が発生します。

なんか、屁理屈のような感じになってしまいましたが、要するに、下げ局面で一旦撤退して再参入するという効率的撤退は、手法としては存在するが、それを成功させることはなかなかに難しく、結局は「相場勘」次第であると思います。
予測実現の確率を半々とすると、時間的ロスと手数料額を凌駕させることはなかなか難しいかも知れません。まあ、下げ予測の自信次第ですが。

ただし、ここまで、資産評価が下がってお買い得局面になってしまっている現時点では、成功の可能性は非常に狭まっていると感じます。

まあ、だからこそ、マクロミクロのデータ分析と相場勘によって、効率的撤退を成功させた方は、お見事というほかありません(笑)。

以上、長くなりましたが、要するに、長期投資家としては、効率的撤退ができなかったからと言って悲観するする必要はなく、むしろできなくて当たり前。できた人が偉い。
非効率的撤退をして損失を拡大してしまう危険を想定する方が大事かと。

ということで、個人的には、下げ局面でも、将来の回復が見込まれる以上は、資産保持継続が穏当と考えています。

-------------引用終了-------------------------------


非常に素晴らしい文章です。

ドルコスト停止にしろ、逆ドルコストによる定額分散撤退にしても市場の動きを正確に予想して行動するのはほぼ不可能であり、もしそれができれば神業ということになるでしょう。
しかし、その一方において、日本におけるバブル経済崩壊とその後の長い不況を知っている人であれば、米国のサブプライムローン問題が近い将来において非常に大きな事態を引き起こすであろうことくらいは事前に予想できた人も少なからずおられたものと思われます。

あるいは、昨年(2007年)夏の時点ではまだ深刻さの度合いはわからなかったにしても、その後もどんどん下落を続けている様子を見て、「これはただごとではないのかもしれない」という認識を持った人もかなり多くおられたのではないでしょうか。

もしも、そのように予想したのであれば、"リスクを減らすことを目的として"ドルコスト平均法による定額積み立てを一時停止したり、あるいは定額売却を行うということにも一理あるのかもしれません。ここでのポイントは、「リターンの最大化」ではなくして、「リスクを減らすこと」に主眼を置くことではないかと私は考えています。つまり・・・



「ドルコスト停止にしても、逆ドルコストによる定額分散撤退にしても、結果として失敗に終わって当たり前。先行き不透明で下落傾向にある中で、リスク資産が必要以上に増加するのを防ぎ、そしてリスク資産の売却により、リスク資産を減らすことができたのだからそれでいいではないか」



・・・と考えるのであれば、ドルコスト停止や、逆ドルコストによる定額分散撤退にも一定の合理性を見出すことができるのではないかと思うわけです。

例えば、本業が景気の影響を受けやすく、大暴落の影響による景気後退によって本業からの収入が激減したりする恐れがある人(吹けば飛ぶような中小零細企業に勤めているような人や、もともと収入が不安定な人など)の場合、この戦略をとった方が無難である可能性もあり得ます。
逆に、安定性のある企業に勤めていたり、仮に失業してもすぐに次の仕事を見つける自信のある人など、深刻な不況になってもさほど影響を受けないような人は、「あくまでも積み立て投資を続け、そのまま持ち続ける」というのが正しい戦略ということになると思います。




あとは、自分の相場観に自信のある人の場合も、ドルコスト停止や、逆ドルコストによる定額分散撤退が合理的である可能性がありますね。当人が納得した上でのことであれば、こうした選択肢もあり得るでしょう。


--------------------------

いろいろと書いてきましたが、どのような選択をとろうとも、どれが本当の意味で合理的なのかは私にもわかりません。将来をある程度予想することはできても、確実に未来を見通して100%的中させることは不可能だからです。
(単純な話、ごく近い将来に起こるであろう大幅な下落そのものは予想できたとしても、どこまで下落するのか、どのくらいの期間それが続くのか。そして、いつ回復に向かい、その後どこまで上昇し、さらにその次の暴落はいつ始まるのか・・・といったことを正確に予想することなどできるわけがない、という話です)


結局は、投資家自身の投資に対する考え方とリスク許容度によって決定すべきことなのだろうと思います。





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暴落や乱高下に対する慣れ
この数ヶ月間、すさまじい暴落に見舞われたわけですが、最近ふと思ったのは、「慣れとは恐ろしいものだ」ということです。



暴落というもの、そして含み損という状態にすっかり慣れてしまった、ということです。



史上何番目の下げ幅とか、逆に史上何番目の上げ幅とか、そういうことが何度も続いてきてある意味感覚が麻痺してきているのかもしれません。
とはいうものの、暴落や暴騰が起こる度に過剰反応していても仕方がありませんし、私としては市場がいかなる方向に動こうとも、結局は市場平均に従うしかないのですから、落ち着いた態度で挑むのが一番なのだろうとあらためて思った次第です。

大きく下落した日であっても、「さて、今日は含み損がどのくらい増加したのかな?」という感じで、まったく動揺しなくなっています。


あえて何かすることがあるとしたら、せいぜいポートフォリオのリバランスくらいのものではないかと思います。


・・・まあ、私としては、過大なリスクをとりすぎないように注意し、生活防衛資金とのバランスを考えつつ、より安くなった資産クラスへの積み立て投資を行うだけなのですけどね。

なんだかんだ言いつつも、私としては、インデックスファンドを中核とする国際分散投資以外の選択肢はないわけですから(^_^;)





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もし、世界経済が数十年にわたって低迷を続けたとしたらどうするか?(2)
前回書いた記事の続編です。

前回の記事はこちら。

もし、世界経済が数十年にわたって低迷を続けたとしたらどうするか?


前回の記事は、ある意味で異色の内容ではなかったかと思います。インデックスファンドを中心にバイ&ホールド戦略をとっている投資家としては、決して触れてはいけないタブーとも言える内容だったかもしれません。
しかしながら、投資家というのは常にリスクをとっているわけですから、こうしたケースについても想定しておくべきことだろうとは思います。

さて、前回の記事内容に関して、実に多くのコメントが寄せられました。読者の皆様方にはあらためてお礼を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました m(_ _)m

今回は、頂いたコメントを引用しつつ、記事を書いていきたいと思います。

※なお、引用するのは一部だけですので、前回の記事とそのコメントは読んでおいていただきますようお願いします(全てのコメントを引用すると、あまりにも長くなりすぎるためです)。


まずは、いかに安全に運用するかという視点で見ていきます。それについては、投信戦略の発想法さんより、「リスクを取りたくない人は国債などの金利物(元本保証のもの)をメインにするというのはどうでしょうか?」という意見を頂きました。

これは確かに一つの有力な方法だと思います。常識的に考えても、日本国内で生活することを前提とするなら、国債などの低リスクな金融商品を中心に据えるのは極めて合理的です。ただ、この方法の大きな欠点は、リスクも少ない代わりにリターンも少ないわけで、それゆえに相当大きな金額でなければ、生活費をまかなうほどのリターンを得ることができないという点でしょうか。
また、日本円でのみ運用するということは、円の暴落といった事態には無力ということになりますので、これでも必ずしも万全とは言えないかもしれません。
しかしながら、少なくとも低リスク商品をポートフォリオの中核に据えるというのは、リスクをとりたくない人にとっては大変有効な方法だと思います。

煙々さんからは「目標としている金額へ早く達成できるよう、本業で努力する」というコメントを頂きました。これも非常に現実的な方法だと思います。個人投資家にとっては投資はあくまでも副業であり、本業は労働だからです。
お金が足りなくなれば、働くしかない、というのは正論です。・・・というか、もはやそれ以外に方法がないとしか言いようがありません。

ひろんさんからは、「現代において、何十年も世界経済が低迷する可能性は少ないと考えています」とのコメントを頂きました。同様に、Bホールドさんから「不安材料は多々ありますが、きっと人類はそれなりに乗り切って、長期低迷という悪いシナリオは回避してくれるだろう(つまり発生の可能性はあるけれどかなり低い)と、勝手に期待しています」というコメントを頂いています。

要するに、「世界経済が数十年にわたって低迷を続けるという事態は考えにくい」ということでしょう。私もそう思います。世界のどこかの国や地域が局地的に低迷し続けるという事態はあり得るかもしれませんが、世界全体というレベルで低迷を続けるというのはおよそ考えにくいことです。
(仮に、もし本当にそういう事態になったとしたら、そのときすでに人類は滅亡への道を進んでいるのかもしれません)

次に、リスクに対する対応について。
これについては、同じくBホールドさんのコメントにある「総額変動リスクを避けたいのであれば、いわゆる低リスク資産重視。普通はこちら。種々のリスク想定であれば、それに対応した種々の資産クラスに分散のままの状態で。」というのが基本だと思います。
分散していてもダメという状態では、集中しているとさらにリスクが高まる可能性があります。現在は、ほぼ全ての資産クラスが下落していて、上がっているのは、円という通貨と、金(Gold)くらいでしょうか。しかしだからといって、上がっている円や金(Gold)のみに集中投資というのもそれはそれでハイリスクだという気がします。今の状況は普通に考えれば「異常な状態」であって、この状態は当面は続くとしてもだからといって何十年も続くとは考えにくいからです。
何かをきっかけにして一旦流れが変われば、今度は円や金(Gold)に流れていたお金が、また別の資産クラスへと大移動を始めることになるでしょうから、円や金(Gold)にのみ集中投資していた人は、逃げ遅れてしまい結局損失を出してしまう、ということになりかねないと思います。


さて、仮にもし、本当にインデックスファンド投資がダメということになり、実際にインデックスファンド投資から撤退することを検討するということになれば、その基準として考えられるのは、Bホールドさんが書いておられる以下の文章が参考になりそうです。


-------------引用開始-------------------------------
長期インデックス投資の場合、「安全確実な市場」を対象にしていることが大前提だと思いますので、これが揺らいでいないか、将来的に揺らぐ可能性はどれくらいあるか、揺らがなくても回復時期が自分にとって遅くに失する恐れはどれくらいあるか、それと、従前の期待収益率とリスクの設定にどの程度の見直しを施すべきか、を考えて、必要なら、戦略の見直し(換金撤退、塩漬け撤退)を考えます。
-------------引用終了-------------------------------


インデックスファンド投資における投資戦略の前提となる条件が揺らいでいることがはっきりすれば、インデックスファンド投資を見直す必要が出てくるでしょう。具体的なタイミングとしては、今回の大暴落(及び今後起きるかもしれない大暴落)のデータが新たに統計データに加えられた後に、その判断を下す必要性が出てくるのではないかと、私個人としては考えています。

----------------------------------

次に、虫とり小僧さんのコメントを引用します。

-------------引用開始-------------------------------
ただ、一個人として、今後どういう状況がやってきてもそれなりに自分の資産を守ることのできる資産運用方法が、インデックス投資による長期投資・国際分散投資であるという認識に変化はありません(その資産比率等は千差万別でしょうが…)。要するにインデックス投資による長期投資・国際分散投資よりも有効な代替方法を知らないのです。

結果的に円建ての預貯金や国債をだけを保有していたほうが、インデックス投資による長期投資・国際分散投資よりも老後の換金時に高いパフォーマンスを残す可能性はあるにはありますが、今のところはどう考えても円建ての預貯金や国債をだけを保有している方が、実質的なリスクは高いとの判断は揺らぎません。
-------------引用終了-------------------------------

現時点において、私もこの虫とり小僧さんの意見に賛成です。
私も、虫とり小僧さんの書いておられるとおりであって、「インデックス投資による長期投資・国際分散投資よりも有効な代替方法を知らない」ということなのです。


次に、グラフトン通りさんのコメントを引用します。全文を引用します。

-------------引用開始-------------------------------
〇世界経済が長期低迷した場合

 インデックスが世界の資産の縮図であるならば、今後、世界経済が長期低迷してもそれほど影響は受けないと思います。

〇株価も20~30年間低迷した場合
 株価の低迷の影響を受けないようにするだけです。

本題ですが、問題はインデックスの構成です。

・世の中のあらゆる資産から得られるリターンは均衡する。
・現在の金融制度のもとでは、マネーの供給量はわかっても、その行き先を特定するのは難しい。

現在、サブプライムローン問題に起因する株価調整の最中ですが、歴史的に見ても他のアセットクラスと比べても現状割高なため、調整はこの先長く続くことでしょう。

株式から得られるリターンが長期的には他の資産を上回るという、バブル的思考があるならば、その思考が是正されるまで調整されるでしょうし、過去のデータが株式の優位性を示すのであれば、データが均衡する程度まで調整されるでしょう。

上記をふまえ、できるだけ多くの資産に配分するのが良いと思います。
-------------引用終了-------------------------------

この考えも非常に面白いと思いました。もし、株価が長期低迷するというのなら、逆説的ですが、「株価の低迷の影響を受けないようにする」という戦略をとるしかありません。具体的にどうするかは、残念ながら私の頭でははっきりとはわかりませんが、世の中の動きを見ながら考えるしかなさそうです。

「問題はインデックスの構成」というのも面白い着眼点だと思いました。確かにインデックスと一口に言っても実に様々なインデックスが存在するわけで、どんなインデックスファンドをポートフォリオに組み込むか?というのは見直しの余地がある可能性がありますね。株式がダメだというのなら、ポートフォリオから株式を外すという選択肢もあり得るかもしれません。




Bホールドさんが「ドルコスト停止が有効な場合」と、「定額分散撤退(いわば逆ドルコスト)」という話を書いておられましたが、この話も非常に興味深いです。私自身、こうした投資戦略について強い関心を持っており、また実際に逆張り的な投資を行ってきたという経緯があるからです。

この「ドルコスト停止が有効な場合」そして「定額分散撤退(逆ドルコスト)」の話題については今回の記事の続編で書く予定です(これを書くと記事がさらに長くなるので今日のところはパスします)。ううむ。これも面白い記事になりそうです(^^)


----------------------------------

長くなったので今日のところはこの辺で終わりたいと思いますが、私は「しょせん投資はギャンブルの一種でしかない」ということを強く感じています。
この「ギャンブル」に勝つためには、積み立て投資だけではなく、出口戦略も考えておく必要があるな、とつくづく思います。

最後になりましたが、今回も皆様方のコメントがあるからこそ書けた記事となりました。残念ながら全てのコメントを取り上げることはできませんでしたが、今回の記事に関連する話題は、今後とも書いていきたいと考えていますのでその際にまたあらためて取り上げることがあるかもしれません。こうした記事は、インデックスファンド投資家にとってはタブーとも言える内容ではありますが、だからこそ面白いと考えているのです。


ではまた続編あるいは関連記事をお待ち下さい。
今日はこれにて終わります。  ( ̄ー ̄)/~~


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生活防衛資金はどの程度が適切かという問題(4)
以前に書いた記事の続編です。過去の記事はこちら。

生活防衛資金はどの程度が適切なのかという問題

生活防衛資金はどの程度が適切なのかという問題(2)

生活防衛資金はどの程度が適切なのかという問題(3)



さて、再びこの話題に触れるにふさわしい時期がやってきたようです。

この大暴落状況・景気悪化傾向(私自身、普段の仕事の中で景気悪化を実感しています)を目の当たりにすると、生活防衛資金を確保することの重要性を身にしみて感じるようになります。上昇相場ではさほど意識することもありませんし、また下落局面であっても、分散効果がしっかりと効いてポートフォリオ全体ではプラスになっている状況であれば、やはりあまり気にすることもないでしょう。

しかし、今現在はリスク資産のほぼ全てが大幅に下落していており、さらに実体経済の大幅悪化が懸念されるという状況。嫌でも生活防衛資金を意識せざるを得ないという人が大半ではないかと思われます。
(もちろん、これから投資を始めようという人、あるいは十分な投資余力のある人にとっては、新規投資・追加投資の大きなチャンスであるのも事実ですが)


前回の運用利回り公開時の記事でも書いたことですが、高いリスク許容度というものは、十分な生活防衛資金があってこそ成り立つものだとあらためて思います。



「万が一のためのお金は生活費の3ヶ月分」とするケースもあるように思いますが、やはりそれでは不足してしまう可能性が大です。人生何があるかわかりません。今回の暴落も、”長い人生の中で数多くあるリスク要因の中のほんの一つ”でしかないと思います。今後、景気が悪化すれば失業もあり得ますし、そうした状況下では、投資資金の大幅な損失(含み損も含めて)と景気悪化による収入下落(あるいは失業による収入ゼロ)というダブルパンチを受ける可能性もあります。
突然の病気で働けなくなり、その上治療のために多額のお金が必要になるということもあり得ます。


私は当ブログの開設当初から、「貯金なくして投資なし」ということを書いてきたわけですが、大切なのは、貯金と投資のバランスだと思います。


今こそ、預貯金の重要性・生活防衛資金の重要性を見直し、そして投資プランを見直す絶好の機会だと思います。「生活防衛資金は十分に確保できているか?」「ムリのある投資プランになっていないか?」といったことです。ポートフォリオのバランスも大きく崩れてしまっているかもしれません。そしてもしも生活防衛資金が不足していると感じたり、投資計画があまりに無謀になっているのだとしたら、新規投資を一時停止してでも、生活防衛資金の拡充に乗り出すべきだと思います。



少なくとも、短期的視点で見る限りにおいては、投資よりも貯金の方がはるかに重要だと思うわけです。"冬の時代"を乗り切るためには十分な金額の貯金が必要不可欠だからです。





テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー



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