先日、ふとこれまでの運用利回りを振り返ってみようと思い立ち、大まかにデータをまとめてみました。今回は、かつてのポートフォリオの中核の一つであった、トヨタアセット・バンガード海外株式ファンドを取り上げます(なお、このファンドは現在はすでに売却しており、eMAXIS先進国株式インデックスへと乗り換えています)。 あくまでも大雑把な内容ということで、2004年から2012年までの期間で、それぞれの年ごとに3月末、6月末、9月末、12月末の時点と、3ヶ月毎での運用利回りデータを列挙してみました。そして最後に、今年(2013年)の売却直前時点のデータも記しておきます。トヨタアセット・バンガード海外株式ファンドの積み立てを開始したのは2004年1月6日のことなので、データは2004年以降のものとなります。
-------------------------------------------- 以下、トヨタアセット・バンガード海外株式ファンドの過去の運用利回り(3ヶ月毎のもの)
2004年3月31日時点:投資収益率 -4.5% 年間収益率 -43.1% 2004年6月30日時点:投資収益率 -1.4% 年間収益率 -4.4% 2004年9月30日時点:投資収益率 +1.3% 年間収益率 +2.5% 2004年12月31日時点:投資収益率 +5.0% 年間収益率 +7.2%
2005年3月31日時点:投資収益率 +6.0% 年間収益率 +7.7% 2005年6月30日時点:投資収益率 +8.4% 年間収益率 +12.4% 2005年9月30日時点:投資収益率 +13.9% 年間収益率 +16.9% 2005年12月31日時点:投資収益率 +22.5% 年間収益率 +21.2%
2006年3月31日時点:投資収益率 +28.1% 年間収益率 +21.4% 2006年6月30日時点:投資収益率 +19.5% 年間収益率 +13.9% 2006年9月30日時点:投資収益率 +28.5% 年間収益率 +17.6% 2006年12月31日時点:投資収益率 +39.6% 年間収益率 +21.0%
2007年3月31日時点:投資収益率 +36.7% 年間収益率 +18.8% 2007年6月30日時点:投資収益率 +49.1% 年間収益率 +22.3% 2007年9月30日時点:投資収益率 +31.8% 年間収益率 +17.6% 2007年12月31日時点:投資収益率 +19.9% 年間収益率 +13.0%
2008年3月31日時点:投資収益率 -5.1% 年間収益率 -3.6% 2008年6月30日時点:投資収益率 -2.0% 年間収益率 -1.3% 2008年9月30日時点:投資収益率 -20.1% 年間収益率 -13.5% 2008年12月31日時点:投資収益率 -44.2% 年間収益率 -30.3%
2009年3月31日時点:投資収益率 -46.3% 年間収益率 -28.2% 2009年6月30日時点:投資収益率 -35.6% 年間収益率 -17.9% 2009年9月30日時点:投資収益率 -29.4% 年間収益率 -12.9% 2009年12月31日時点:投資収益率 -24.2% 年間収益率 -9.4%
2010年3月31日時点:投資収益率 -21.9% 年間収益率 -7.7% 2010年6月30日時点:投資収益率 -34.1% 年間収益率 -12.2% 2010年9月30日時点:投資収益率 -29.4% 年間収益率 -9.5% 2010年12月31日時点:投資収益率 -25.8% 年間収益率 -7.6%
2011年3月31日時点:投資収益率 -20.2% 年間収益率 -5.5% 2011年6月30日時点:投資収益率 -23.0% 年間収益率 -6.0% 2011年9月30日時点:投資収益率 -36.8% 年間収益率 -9.9% 2011年12月31日時点:投資収益率 -32.6% 年間収益率 -8.1%
2012年3月31日時点:投資収益率 -20.6% 年間収益率 -4.5% 2012年6月30日時点:投資収益率 -28.4% 年間収益率 -6.3% 2012年9月30日時点:投資収益率 -22.7% 年間収益率 -4.7% 2012年12月31日時点:投資収益率 -13.5% 年間収益率 -2.5%
2013年3月31日時点:投資収益率 +0.3% 年間収益率 ±0%
(売却前日)2013年4月22日時点:投資収益率 +2.5% 年間収益率 +0.4%
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こうして列挙してみると、すでに売却したこのファンドもけっこう長い期間に渡って保有してきたのだなとあらためて思います。本当は3ヶ月単位ではなくもう少し細かいデータを出すつもりだったのですが、面倒くさいため断念。上記データの中で、最大の利回りとなっているのが2007年6月30日時点で、このときは+49.1%。逆に、最も低い利回りとなっているのが2009年3月31時点のもので、マイナス46.3%。実に大きな変動幅です(あくまでも3ヶ月毎のデータなので、これが本当のピークというわけではありませんけれども)。
最大の利回りを出したあと、じわじわと利回りは低下し、2008年3月末時点ではマイナス5.1%と、この時点ですでに元本割れになっています。その後さらに利回りは下がり、2008年の9月末以降は大きなマイナスが続きました。2012年の年末時点でも、マイナス13.5%という状態。もっとも、この頃にはマイナス幅はかなり縮小していたといえます。
そして、2013年に入ってから、マイナス幅は大きく縮小することとなり、売却前日の2013年4月22日時点では+2.5%となりました。
過去の利回りデータを眺めていて感じることは、やはり株式資産クラスであるがゆえに、上がるにせよ下がるにせよ、値動きが非常に荒っぽいということです。投資を行う際にはリスク許容度こそが最も重要だということをあらためて認識させられ、気の引き締まる思いがします。
テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー
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