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1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
なお、当ブログの更新は原則として不定期です(月に数回程度の更新になると思います)。

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貯金生活。投資生活。
「節約なくして貯金なし」「貯金なくして投資なし」を座右の銘とする管理人がお金と社会について語るブログ
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投資を実践する中で難しいと思ったこと(2) リスク許容度という概念を理解すること
以前の記事の続きです。前回の記事はこちら。

投資を実践する中で難しいと思ったこと(1) 投資の元本を用意するということ

投資を実践する中で難しいと思ったことの最大のものは前回書いた、「投資元本を用意すること」でしたが、難しいと思ったことは他にもいろいろとありました。その一つが、リスク許容度という概念を理解することでした。
リスク許容度という用語をネットで調べると以下のような説明文が見つかります。


リスク許容度(金融情報サイト-iFinance)
-------------引用開始-------------------------------
リスク許容度は、投資家の許容できるリスクの範囲のことで、資産運用に伴い発生するリスク(損失)をどの程度受け入れられるかの度合をいう。これは、現代ポートフォリオ理論(MPT)で、株式・債券・短期金融資産など複数の資産を組み合わせて運用するポートフォリオのリターンが最大でリスクが最小になるような資産配分を選ぶ際に、投資家が取りうる最大のリスク水準を測定するための指標と考えられている。一般に高いリターンを求めるならば、高いリスクを許容する必要があり、一方でリスクを取りたくなければ、低いリターンを受け入れるべきとされている。
例えば、個人投資家のリスク許容度は、年齢や投資期間、収入、保有資産(余裕資産)の規模、投資経験や運用知識など様々な要因で定性的に測られ、投資家毎に個人差がある。そのため、運用商品を選択する際には、投資家自身のリスク許容度と投資対象商品のリスク特性を踏まえた上で判断することが重要となる。実際にリスク許容度を超えて高いリスクの投資を行えば、投資対象の価格動向が四六時中気になって夜も眠れなくなったり、また損失を被った場合には将来の生活にも多大な支障が及ぶことになるので、自分自身のリスク許容度に応じた投資を心がけることが何より大切である。
-------------引用終了-------------------------------

また、自身のリスク許容度を簡易判定するサイトもいくつかあります。以下はほんの一例。

あなたのリスク許容度診断テスト(全国銀行協会)

リスク許容度診断(モーニングスター)



私にとって、過去十数年間に及ぶ投資活動の中で、最も頭を悩ませたことの一つが、リスク許容度という概念を理解することといっても過言ではありませんでした。投資を始めるまでの勉強期間中に、最初にこの言葉を目にしたときには、「あらかじめ投資リスクを想定するのは当然のことだ」と思う一方で、「なぜお金を殖やそうとするときに、損失のことを考えなくてはならないのか」という2つの矛盾する考えが頭のなかで交錯していたものです。最終的には、常に最悪の事態を想定した上で、投資に回す金額を決めるという結論に落ち着きましたが、そこに至るまでには、「できるだけ多くの投資元本をつぎ込まなければお金は殖やせない」という思いと、「手持ちのお金の過剰に投資につぎ込んでしまうと、万一の暴落時に酷い目に遭う」という思いの2つの思考が頭の中で常に揺れ動いていたものです。実際に投資をするようになってからも、この2つの相矛盾する思いは常に頭の中にありました。

また、リスク許容度という概念の理解にあたって、もう一つ頭を悩ませたのが、株価の下落に伴う自分自身の経済環境の悪化リスクをどう捉えるべきかという問題。私が過去に直面したもっとも大きな問題は、2008年のリーマンショック以降に起きた、勤務先の会社の急激な業績悪化でした。金融資産の下落リスクは、当初、投資を始める一番最初の段階から、「常に最悪の事態を想定する」ということを念頭において投資を行ってきたので、リーマンショックでいかにリスク資産の評価額が下落しようと、さほどのダメージはなかったのですが、お金を稼ぐメインエンジンともいうべき、会社の業績悪化リスクについては、いささか軽視してきたきらいがありました。結果的には会社は持ちこたえましたが、このことは今でも大きな反省材料となっています。「昨日まで働いていた仕事が明日もあるとは限らない」という当たり前の話なのですが、日々毎日仕事をしていると、ついつい勤務先の経営破綻リスクや解雇リスクなどを軽く考えてしまいがちになります。リスク許容度という概念を理解するというのはとにかく難しいと思いました。

私が、投資におけるリスク許容度という概念を本当の意味で理解できたと思えたのは、暴騰と暴落の両方を経験した後のことでした。
昨今の株式市場を見ておりますと、非常に好調だという印象を持っていますが、こういう時こそ、リスク許容度を強く意識しながら投資活動をしなければならないのだと思います。株価が下落するリスクは常にあるからです。

それと、もう一つ思うのは、リスク許容度という投資ならではの概念を人にわかりやすく説明することの難しさです。私が身近な人を含め、人に投資を勧める気にならないのは、一つにはリスク許容度ということをわかりやすく伝える術がわからないためです。当然のことながら、インデックスファンドに分散投資しているからといって必ず儲かるというわけではなく、元本割れも当然起こりうることとして受け入れなければなりません。そのことを、預貯金しか知らない人にわかりやすく伝えるのは非常に困難だと感じているのです。



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投資を実践する中で難しいと思ったこと(1) 投資の元本を用意するということ
私が投資をするようになってからすでに十数年が経過しました。投資を実践する中で難しいと感じたことを今後ちょっとずつ書いていこうと思います。今回、第一回目に取り上げるのは、投資の運用原資を貯めることの重要性と難しさということについてです。

大きくお金を殖やそうとすれば、しょぼい金額ではたいした成果は期待できず。どうしても、ある程度まとまった金額のお金が必要になります。しかし、当然のことながら、そんなお金を簡単に用意することはできません。そのため、普段から貯蓄する努力をし、ネット証券会社で、毎月投資信託を積み立てるという方法で、投資を行うことになりました。この方法は、ゆっくりと、しかし確実に投資元本の累計額は増加しますし、また投資信託の基準価額の変動というものに、少しずつ慣れるという意味でも、非常に有効な方法です。しかしながら、一方において、「投資元本が増えるペースが遅い」とも感じました。

私が投資を実践する中でもっとも難しいと感じたことの一つは、「投資の元本を用意すること」だったのです。

ただ、私にとって幸いだったのは、子供の頃からお金を貯める習慣が身についていたことです。お金を貯めることは長年に渡る貯蓄の習慣があったことからさほど苦にはなりませんでした。貯蓄と投資とでは大きな違いも多々ありますが、両者の共通点として、「お金を貯めること」が挙げられるかと思います。実際に投資を始めるまでは、投資というのは非常に派手なイメージを持っていましたが、実際には非常に地味なもので、その根本はお金を貯めるという極めて地道な努力に支えられているということに気付いたわけです。アセットアロケーションがどうとか、リスク許容度がどうのということはもちろん重要ですが、それ以前の問題として何より大事なのは、お金を貯める習慣だと思いました。貯蓄の習慣という基礎があってこそ、初めて投資の第一歩を踏み出すための準備ができるわけです。



ネットバンキングの利用者を狙ったウイルスがますます凶悪に
今回の元ネタは、先日、ネットでみかけたニュース。ニュースサイトの記事というのはいつ消えてしまうかわからないので、やや長文ですが全文引用します。

PC「ゾンビウイルス」猛威 攻撃666件確認 駆除後も動作、暗証番号狙う(Yahoo! ニュース)
-------------引用開始-------------------------------
インターネットバンキングの利用者を狙った、駆除しても消えない新種ウイルスによるサイバー攻撃が、国内で4月までに666件確認されていることが2日、分かった。新種ウイルスは、対策ソフトで駆除となった後もパソコンを誤作動させ続ける“ゾンビ型”で、利用者は暗証番号などを盗まれたことに気付かないまま現金を引き落とされる恐れがある。専門家は「感染したパソコンには専門家の診断が必要」と注意を呼びかけている。
 ソフト会社、トレンドマイクロ(東京)が昨年12月に国内で初めて確認した。海外でも確認されているが、国内が全体の9割程度を占め、日本人が狙われていることも判明した。トレンド社は近く被害実態を警察当局に報告する。
 ネットバンキングを利用する際には通常、パソコンからの通信で金融機関のサイトを管理する正規サーバーにアクセスし、出入金などの手続きを行う。
 これに対し新種ウイルスは、感染と同時にパソコンの通信機能に誤作動を起こさせるようプログラムされている。正規サーバーにアクセスしようとするとサイバー犯罪者が用意した別のサーバーに自動的にアクセスさせる。そのサーバーは金融機関のサイトにそっくりな偽画面を表示し、暗証番号やID、パスワードを入力させて盗み取る。
 同時に、パソコンの通信設定自体をも書き換えるため、設定を元に戻さなければ誤作動が残り、対策ソフトでウイルスを「駆除」した後も別のサーバーへの誘導が続行する。
 新種ウイルスは、サイバー犯罪者によるメールに添付されたファイルを開封したり、ウイルスが仕掛けられた企業ホームページを閲覧したりして感染するという。現金を引き落とされるなどの被害はまだ報告されていないが、駆除したと安心してネットバンキングを利用すれば知らないうちに暗証番号などが盗まれる危険性が高まる。
 専門家は「感染したパソコンはウイルス除去で終わったと思わず、専門家に診断してもらうまで安心できない」と指摘する。
-------------引用終了-------------------------------


続いて、こちらは先月のニュース。


ワンタイムパスワードでも被害 不正送金の新ウイルス(朝日新聞デジタル)
-------------引用開始-------------------------------
インターネットバンキングで不正送金させる新型ウイルスに、国内で約4万4千台のパソコンが感染していた。警視庁が10日、発表した。大手銀行が導入した、取引ごとにパスワードが変わる仕組みを利用していても被害が出ていた。警視庁は指令を出す海外のサーバーを突き止め、ウイルスの無力化を始めた。
 サイバー犯罪対策課によると、ウイルス感染したパソコンに指令を出すサーバーの一つを特定し、接続情報を収集。今年2~3月の1カ月間で約8万2千台の感染を確認した。うち約3万8千台は国外で、感染はその後も1週間に数千台規模で広がっているという。
 ウイルスは、改ざんしたウェブサイトの閲覧などでパソコンに侵入。感染後は利用者に気づかれずに外部から遠隔操作が可能となる。利用者がネットバンキングにログインしたのを検知すると、偽の手続き画面を表示させてパスワードの入力を誘導。「読み込んでいます」などと表示する間に自動的に不正送金する。
 同課はセキュリティー大手と新たなシステムを開発。感染したパソコンがこの外部サーバーに接続した際に、不正送金を指示するデータの代わりに無害なデータを取得させ、ウイルスが働かないようにする取り組みを今月から始めた。
 従来のウイルスは、盗んだパスワードで犯人が利用者になりすまして送金していた。そのため、各行はログインごとに異なる「ワンタイムパスワード」を導入。だが新型ウイルスでは、それでも防げない事例が三井住友や三菱東京UFJなどで確認されている。
 警察庁によると、昨年1年間全体の不正送金被害は1876件、約29億1千万円で過去最悪を記録した。
-------------引用終了-------------------------------


ウイルスを駆除しても動作するゾンビウイルス。そして、ワンタイムパスワードですら防げないウイルス・・・。
もはや、いったいどうすればいいのか?という状況。
完璧な対策、というのはなかなか難しいのですが、セコムのサイトに、一つの対策が掲載されています。これがヒントになるかもしれません。


個人でできる、ネット不正送金防止に効くベストな対策(セコム)
-------------引用開始-------------------------------
・個人でできる実効性が期待できる「ある対策」
 前回のコラムでは、ネットバンキングによる不正送金に対抗する方法を紹介しましたが、今回は、これらの対策をさらに有効に実現するための具体的な方法を提案したいと思います。その方法とは「ネットバンキングのみに使う専用のパソコン」を用意することです。
 情報の形になった現金を盗み出そうとするネット泥棒は、メールに書かれたリンクをクリックさせて利用者を「偽の銀行サイト」に誘導しID情報を入力させたり、管理の甘いサイトに、情報を盗み取る目的の「スパイウェア」をこっそり潜入させたりなどの手口で、ネットバンキングの認証情報を盗み取ろうとします。
 これらは、利用者が、メールやサイト閲覧などのネットバンキング以外の用途で、インターネットを利用するからこそ可能となる手口です。それゆえ、ネットバンキングに必要なソフトウェアのみを載せた専用のパソコンを用意し、そのパソコンではネットバンキング以外の、一切のインターネット接続を行わないようにすると、ネット泥棒につけ込まれるリスクを小さくすることができるのです。
 金融機関のサイトに接続し、ネットバンキングだけができれば良いので、そのパソコンの処理能力は高くなくても問題ありません。買い換えなどで使わなくなったパソコンがあるのであれば、それをネットバンキング専用とすることは、十分検討の価値がある対策となります。ただし、ネットバンキング専用のパソコンであっても、サポートが終了した基本ソフトを使わない、ウイルス対策を行う、ブラウザソフトを常に最新に保つなどの、基本的なセキュリティ対策は必須ですので、この点は注意が必要です。
-------------引用終了-----------------------------

専用端末を用意するという方法は、セキュアブレインのサイトでも紹介されています。「別のパソコンを用意できない場合は、パソコンのログオンアカウントを新たに追加し、インターネットバンキング専用アカウントで送金処理を行うことも有効」とも書かれています。

インターネットバンキングを悪用した不正送金への注意喚起(株式会社セキュアブレイン)
-------------引用開始-------------------------------
●ネットの閲覧やメールの受信と、インターネットバンキングの端末を分ける
ネット閲覧やメール受信など情報端末としてのパソコンは、ウイルス感染の危険にさらされています。例えると、預金通帳と銀行印を持って繁華街に出かけるようなものです。可能であれば、ネット閲覧やメール受信をするパソコンと、インターネットバンキングを行うパソコンを分け、ウイルスやフィッシングといった脅威からできるだけ隔離したインターネットバンキング環境を手に入れましょう。別のパソコンを用意できない場合は、パソコンのログオンアカウントを新たに追加し、インターネットバンキング専用アカウントで送金処理を行うことも有効です。また、今はWindowsが狙われることが多いので、MacOSやiOS、Androidなど他のOSを使用することも、有効です。
-------------引用終了-------------------------------

専用パソコンを用意する、というのはややコストがかかりますが、昨今では、かつてと比べてパソコンの価格も下落しており、かなり安価で購入できるパソコン(Windowsタブレットも含め)もあるので、さしあたっては、これが一番有効な方法かもしれません。特にネット銀行等に多額のお金を持っている人の場合、万が一の時に失う金額のことを考えると、検討するだけの価値はありそうです。当然のことながら、「ネットバンキング専用パソコンでは金融機関以外のサイトには一切接続しない」というルールを厳守する必要がありますし、メールの利用も厳禁。さらに、これも当然ですが、OSやウイルス対策ソフト、ブラウザ等の更新という最も初歩的な対策をとっていないと全く意味がなくなってしまいます。


セコムといえば、これもニュースで見たのですが、こんなサービスも昨年から登場しています。


ウイルス感染PCでも安全にネットバンキング、セコム経由専用のUSBメモリ型端末(INTERNET Watch)
-------------引用開始-------------------------------
 セコム株式会社と同社子会社のセコムトラストシステムズ株式会社は10日、Windows PCやMacにおいて、ネットバンキングに特化した環境を提供するサービス「セコム プレミアムネット」を個人向けに提供すると発表した。料金は、初期費用が1000円(税別)から、月額基本料が500円(税別)。
専用OS、専用ブラウザーからセコムのデータセンターにVPN接続を行い、データセンター内のホワイトリスト内のアクセス先のみ通信できる
 ユーザーは、ネットバンキング専用のOSと専用ブラウザー、電子証明書を搭載した、書き込み不可のUSBメモリをPCに挿して起動することで、セキュアな環境でネットバンキングを利用できる。USBストレージからの起動に対応するPCであれば利用可能で、Intel製CPUを搭載したMacにも対応する。
 USBメモリから専用OSを立ち上げると、利用できる金融機関の一覧が表示され、ユーザーが利用する金融機関のネットバンキングサービスに接続する。メガバンクへの対応はすでに完了しており、地銀については順次対応していく予定。セコムでは、PCがウイルスに感染して乗っ取られている場合でも、安全にネットバンキングを利用することができるとしている。
-------------引用終了-------------------------------


それにしても、お金を盗み取ろうとするウイルス等の不正な手口は年々進化していることに驚かされます。それに対するセキュリティ対策なども次々と出てくるのでしょうが、こうした問題はおそらく永遠にイタチごっこが続くことでしょう。ネット銀行やネット証券を利用する以上、金融や投資の知識だけではなく、こうしたセキュリティ対策についての知識も常にアップデートし、さらには知識だけではなく実際に実践していかなくてはならないのだろうと思います。




アブラハムの「元本安心で資産を2倍以上に殖やす会員制サービス」の広告が話題に
かつて、「いつかはゆかし」で有名になったアブラハム・プライベートバンクのグループ会社、アブラハム・ウェルスマネジメントの広告がネット上で話題になっています。
その広告はこちら。

元本安心の海外投資ならアブラハム・ウェルスマネジメント株式会社-「元本安心」で資産を2倍以上に殖やす会員制プログラム

この広告に対する、ネット上の反応。

「月5万円の積立で1億円」で業務停止命令のアブラハムが帰ってきた、新商品「元本安心で資産を2倍」を引っさげて(市況かぶ全力2階建)


投資ブロガーさんその他からの突っ込みもどうぞ。

アブラハムの運用助言サービス「元本安心で資産を2倍以上に殖やす」の問題点(ホンネの資産運用セミナー)

アブラハム・ウェルスマネジメントの広告及び新サービス(吊られた男の投資ブログ)

アブラハム、元本安心で資産を2倍以上に増やすって・・・反省してる?(定期預金 比較/金利比較ランキング))


以下は、私の個人的感想。

この広告を見て、最初に目に入ったのが、「元本安心」というおよそ意味不明の言葉。今回のケースでは、当然のことながら「元本保証」という言葉は使うことができないので、他の用語を使うのはわかるのですが、宣伝文句として「元本安心」という造語を使っていることに(悪い意味で)驚かされました。こんな宣伝の仕方だと、この広告を見た人が、リスクゼロと勘違いしてしまう恐れがあります。個人的には、この段階で、全く安心のできない広告だと思いました。

広告の中の「日本で初めて元本確保型の提案に特化した」という部分については、ホンネの資産運用セミナーで指摘されているように、「『初めて』なのはこの方法を提案する財産保全コンサルティングではなく、『この方法に特化した会員制サービス』の部分」なのですが、これについては、なんだか、その昔に読んだ、「全米No.1」の映画の宣伝の話を連想してしまいました(全米No.1の話については下記リンクを参照)。

No.1映画が続々??(nikkei BPnet)


為替リスクについては、公式サイトの「よくあるご質問」の中に、こんな説明がされています。

よくあるご質問(アブラハム・ウェルスマネジメント株式会社)

-------------引用開始-------------------------------
Q2:米ドルの為替リスクが心配です。

A:そもそも銀行預金では「円の元本保証は額面保証であり、使用価値は保証していない」ことをよくご留意ください。
個人投資家によく見られる行動は、「リスクを回避したつもりが、新しいリスクを背負い込む」ことです。例えば、今なら、インフレ時代に円の銀行預金をすることは、実質価値(利用価値)を目減りさせるリスキーな行為と言えます。
貴方の財産を取り巻くリスクには、日本の国家破たんリスク、インフレ(物価上昇)リスク、増税リスク等様々なものがあります。その数あるリスクの1つが、米ドルを保有した際の為替リスクです。
金利・為替・物価・株・債券は、連動したメカニズムによって動いていますから、貴方を取り巻く環境の全体像を十分に理解した上で、貴方の財産保全目的を明確にする必要があります。ご入会後は、貴方の現状を良くヒヤリングさせて頂き、各種リスクの影響・その発生の蓋然性等を精査しながら、どのような財産保全が適切なのかを本質的・長期的に分析した上で、貴方のために、金融の専門家が分かりやすくレクチャー致しますのでご安心ください。
-------------引用終了-------------------------------

しかしながら、これでは何の説明にもなっていないのではないか?と思いました。「額面保証であり、使用価値は保証していない」というのは、ドル建てでも同じことでしょうし、それ以前に、質問事項である為替リスクについては全く言及されていません。「他にもたくさんのリスクがあるのだから、為替リスクだけを心配しても仕方がない」ということなのかもしれませんが、だからといって為替リスクをきちんと説明しないというのはおかしいのではないかと思います。

最後になりますが、広告や公式サイトを見て思ったのは、かつて行政処分という非常に重い処分を受けたにも関わらず、その本質は何ら変わっていないのではないか、ということでした。元本確保というスキーム自体は悪いものではないとしても、私自身は、この会社のサービスを利用すること自体が非常に大きなリスク要因になりかねないと思ってしまいました。







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