プロフィール

masa

Author:masa
1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
なお、当ブログの更新は原則として不定期です(月に数回程度の更新になると思います)。

最近の記事

ブログ内検索

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード

月別アーカイブ

貯金生活。投資生活。
「節約なくして貯金なし」「貯金なくして投資なし」を座右の銘とする管理人がお金と社会について語るブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

株式売買手数料の値下げ競争の先にあるものは?
ネット証券が登場して以来、株式売買手数料の値下げがどんどん進みました。それによって、我々個人投資家は、かつてと比較すると考えられないくらい安い手数料によって株式が売買できるようになっています。
その値下げの状況はすさまじい限りです。どこかのネット証券が業界最低水準の手数料に値下げすると、すぐにライバルのネット証券がそれに追随します。そうすると、また他のネット証券がそれに負けじと手数料を値下げし、ライバルに対抗しようとします。

株式投資において、手数料は安いに越したことはありません。より低コストで投資ができるわけですからそれは非常にありがたいことです。


しかし、私はここで一つの不安が頭をよぎるのです。この手数料値下げ競争の先には何が待っているのだろう?と。つまり、「この激しい手数料値下げ競争が続く中で、証券会社は果たして経営が成り立つのだろうか?」ということです。


もちろん、ネット証券会社も手数料値下げが会社の売り上げに与える影響は十分に承知しているでしょう。私が感じているのは短期的視点ではなくて、「今後の10年・20年・30年あるいはそれ以上の期間という長期的視点で見て経営が成り立つかどうか」という漠然とした不安です。
一般的に値下げ競争というのはどの業界でもそうだと思うのですが、その行き着く先として非常に不毛な結果しか生み出さないことが多い気がします。値下げをすれば顧客は増えるでしょうから短期的にはメリットが非常に大きいでしょう。しかし長期的にはどうなのだろう?と思ってしまうのです。証券会社は仮にも金融機関ですから経営が破綻しないようにしてもらわないと困ります。顧客数が増えれば当然システムの増強なども必要になってくるでしょう。果たして、この極めて安い手数料収入で今後長期に渡って十分に対応できるのか?と不安になってくるのです。

これは余談ですが・・・手数料が安いということは、何度も取引しても手数料がさほどかからないわけですから超短期の回転売買も増えやすくなります。「デイトレーダー」と呼ばれる人たちが登場したのはまさにその必然的結果でしょう。ネット証券側の立場から見ても、売買してもらわないことには手数料収入が発生しないわけですし。


さて、値引き競争で獲得した客というのは、結局のところライバルがもっと安くなればそっちに乗り換えてしまうでしょう。力で相手を負かそうとする者は、最後には力で負けてしまうのと同様、値引きで顧客を得ようとする者は、最後には値引きで顧客を失うことにもつながってしまいます。

そして、手数料値下げ競争ももはや限界まで来ている気がします。現在の手数料は数百円以下というレベルにまで下がっており、もはや値下げ余地はほぼなくなりつつあります。値下げ余地がなくなったとき、今後ネット証券はどこへ向かうのでしょうか?どのように競争するのでしょうか?


もちろん、私にはその答えはわかりません。それは今後を待たねばなりません。


私が言いたいのは、「不毛な手数料値下げ競争をした挙句、結局はライバルのネット証券と一緒に仲良く共倒れ」とか「手数料値下げのおかげで利益が少なくなってしまい、取引システムへの設備投資に回す資金が足りず取引システムが不安定に・・・」というような事態は避けて欲しいということだけです。また、現在は株式投資が大きなブームになっており、ネット証券にとっては追い風が吹いている状態ではありますが、このブームが終わったときに、果たしてこのわずかな手数料で会社が成り立つのかどうか、ということに不安を感じてはいます・・・。


---------------------------------------

※今日の記事への補足説明

念のために書いておきますが、私はネット証券会社の経営内容・経営戦略についてはさほど詳しくは把握しているわけではありません。競争によって取引手数料が安くなるのも、その分コストが確実に減るわけですから投資家にとっては非常にいいことです。
ただ、昨今の異常とも思える手数料値下げ競争に対して「漠然とした不安」を感じているのでそれについて書いてみただけです。私としては、今日書いたようなことが現実には決して起こらないことを期待しています。今日書いたことが、単なる私の杞憂・妄想であればよいのですが・・・。

テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

この記事に対するコメント

価格というのは一番差別化しやすいですが、それだけに、不毛な競争になりがちです。
競争するのであれば、金融商品のほうで競争して欲しいと思います。

もう一つ、証券会社の場合、価格を下げるということには、短期的な投機を招きやすいという弊害もありますが、この点については、長期投資と短期投資で税率を変えるという対処方法もあります。様々な思惑で動いているから市場は健全なのであり、市場に対する不必要な干渉だという考え方もあると思いますが、このような税制について、どのようにお考えでしょうか?
【2006/10/06 09:50】 URL | PALCOM #- [ 編集]

仲秋節快楽!
masaさん。こんばんは。いかがお過ごしでしょうか?
話はそれますが、今日は中秋の名月です。
中国では仲秋節といって月餅をお世話になった方へ贈る習慣があります。
今年はちょうど国慶節の休みと重なり
中国人は家族で食事でも楽しんでいることでしょう。
肝心の中国蘇州の天気は快晴!
十五夜のお月様が楽しめそうです。

仲秋節快楽!(ゾンチョウチエ・クワイラー)
【2006/10/06 20:35】 URL | スマイリー #TMk8PTho [ 編集]



PALCOMさん、毎度コメントありがとうございます。

私も、証券会社には金融商品や他のサービス面での競争をして欲しいと思います。株式売買手数料が下がる事自体は歓迎なのですが、今の状況を見ていると、まるでライバルのつぶし合いといってもいいような状況になってしまっているような気がします。競争するのはいいのですが、もう少し競争の質を考えるべきではないかと思うわけですね。

>長期投資と短期投資で税率を変えるという対処方法もあります。

これについては、私としては、基本的には「市場に対する不必要な干渉」という意見に近いです。
ただ、あまりに投機的な動きが激しくなってしまった場合など、日本経済全体に対して明らかな悪影響を及ぼす恐れが出てきた場合には、やむを得ず「短期投資(というよりも投機)に対しては税率を高くする」などの策もありかな?と思わないではありません。もっとも、健全な(?)投資と投機とをどこで区別するか、あるいはどこまでが短期でどこからを長期とするかなど、難しい問題も出てくると思いますが・・・。


>スマイリーさん

スマイリーさんのブログにコメントをつけさせていただきました。
よろしくお願いいたします。m(__)m


【2006/10/07 21:58】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


ご回答ありがとうございます。

私も、原則論としては、「市場に対する不必要な干渉」であり、「日本経済に明らかな悪影響」を与える場合を除き、干渉は不要であると思います。

ただ、不動産その他の譲渡所得については、5年を基準として、長期譲渡と短期譲渡が区別されているにもかかわらず、株式の譲渡所得のみに長期譲渡と短期譲渡の区別がないという現状には、背後に不純な動機を感じます。はっきり言ってしまえば、「市場に対する不必要な干渉を回避すること」は建前であり、本音は、「証券会社の手数料が減少してしまうのを回避すること」にあるように思われます。

投資家の多くが投資の基礎を習得した上で、短期投資を選択しているのであれば、「市場に対する不必要な干渉」という理屈も成り立つのですが、投資の基礎教育がなされていない不公正な現状を前提とすれば、長期譲渡優遇税制を採用して、長期投資の有効性を理解してもらうのは悪くないのではないかと思います。
【2006/10/07 23:37】 URL | PALCOM #- [ 編集]


PALCOMさん、再びコメントありがとうございます。
確かに、PALCOMさんの言われることにも一理ありますね。

>「証券会社の手数料が減少してしまうのを回避すること」にあるように思われます。

これはまさしく、その通りだという気はしますね。このあたりのことも含めて、証券会社にもいい加減に「回転売買での手数料稼ぎ」という発想から抜け出して欲しいものです。ネット取引が主体になり、投資家が営業マンのセールストークでなく、自分の意思で売買するようになってもなお、回転売買による手数料稼ぎ狙いではちっとも進歩がないような気がします。


長期譲渡優遇税制の案についてですが、確かに長期譲渡優遇税制が採用されれば長期投資に対する理解も進むことでしょう。また、それだけではなく、短期投資から長期投資へと流れが変われば、いろいろなメリットも出てきそうですね。短期売買が主流の昨今にあっては、上場企業の経営者も目先の株価に振り回されることになり長期的視点に立っての経営が困難になってしまいます。このことは結果的に投資家にとっても大きなマイナス要因になりかねないので、長期投資を優遇するような措置があってもいいかもしれませんね。
【2006/10/09 10:49】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://moneyfreedom.blog21.fc2.com/tb.php/183-128c0426
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

売買手数料の自由化

デイトレード初心者の為の入門講座。デイトレードの基礎から勝つ為に最低限抑えておかなければならない知識をステップごとに分かりやすく解説。今回は、売買手数料の自由化についてお話します・・・短期売買、特にデイトレードでは1日で頻繁に取引しますので手数料は、取引 デイトレード初心者向け講座【2006/10/17 21:50】

ネット証券の選び方(売買手数料編)

デイトレード初心者の為の入門講座。デイトレードの基礎から勝つ為に最低限抑えておかなければならない知識をステップごとに分かりやすく解説。今回は、ネット証券の選び方(売買手数料編)についてお話します。資金の用意・デイトレードを行う為の環境を整えたら、あとはネ デイトレード初心者向け講座【2006/11/07 22:48】

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。