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Author:masa
1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
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貯金生活。投資生活。
「節約なくして貯金なし」「貯金なくして投資なし」を座右の銘とする管理人がお金と社会について語るブログ
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リスク説明と投資家教育
以前のブログのコメントの中に、「投資家教育よりもまずリスク説明のほうが大事ではないか」という意味のコメントがありました。今日はそのことについて考えてみます。まず、リスク説明が重要である、ということは言うまでもありません。しかし、リスク説明で全てが事足りるか、というとそれは疑問だという気がするのです。なぜかというと・・・


リスク説明によって、リスクの内容はわかっても、自分自身のリスク許容度は自分で判断するしかないからです。リスク説明でリスクの内容はわかったとしても、「果たして自分にそれだけのリスクを背負えるかどうか?」ということは誰も教えてはくれません。



そもそも、投資において最も大切なことはリスク管理能力に尽きると思います。投資の初心者というのは、どうしてもリターンの方にばかり目が行きがちですが、本当に重要なのはリスクの方です。それは極めて簡単な話で、

儲かるときはいくら儲かってもかまわないが、背負えるリスクにはおのずと限度がある

という理由によります。
さて、ここで問題になるのは、果たして自分が選ぼうとしている投資商品が自分に合っている商品なのかを判断する必要がある、という点です。投資においては「万人向けの投資商品など存在しない」と思うからです。投資判断に置いては様々な要因が絡んできます。例えば・・・

*「自分自身という資産」が今後稼ぎ出すであろうお金。すなわち労働所得の見込みとその安定性(単純な話、若い人・収入が多い人・収入が安定している人は、より大きなリスクを引き受けやすいと考えられる)。
*現在保有している純資産額(総資産から負債を差し引いたもの)。
*過去の投資経験。
*現在保有している資産のポートフォリオ。

・・・などなど。そういったことから総合的に判断して、投資するか否か、もし投資するならどの程度の金額まで投資可能なのか、といったことを決めていく必要があります。


私は、投資のことを思うとき、いつもクルマの教習所のことを思い出します。教習所では、安全確認ということをくどいほど叩き込まれましたが、投資もまた同じだと思うわけですね。クルマの運転において大切なことは、「早く目的地に着くためにできるだけスピードを出して走ること」ことではなく「起こりうる危険を予測し、より安全な運転をすること」であることは言うまでもありません。早く目的地に着こうとするあまりに、起こりうる危険を予測せず、スピードを出して無謀な運転をすれば事故を起こすことは自明の理。それと同じように、投資において利益を得ようとするあまりに、投資対象のリスクを軽視すれば、利益を得るどころか莫大な損失を被ることにつながりかねません。

そして、そうしたリスクに対する適切な判断を下すためには、一定の投資に対する知識が必要不可欠であると考えられます。つまり、投資教育が必要、ということです。私自身は、常に最悪の事態を想定して投資判断をしていますが、その「最悪の事態」をきちんとイメージできるようになるためには、投資というものに対する正しい理解が必要だと思っています。クルマの運転をする前に教習所に通って知識と技能を身につけるように、投資においても事前に一通りの知識が必要だと思います。単なるリスク説明だけではとても不十分すぎるという気がするのです。



当たり前のことですが、自分のリスク許容度についてわからないからといって、銀行や証券会社に聞く、などというのは論外であることはいうまでもありません。金融商品の売り手側にとっては、顧客のリスク許容度などどうでもよいのですから・・・。
何よりも大切なことは、リスク説明であれ、自分自身のリスク許容度であれ、「自分の頭で考える」ということでしょう。決して思考停止状態になってはならないと思うのです。もし思考停止状態になってしまったら・・・単なるカモになってしまうだけです。そしてカモの運命は哀れなものです。


----------------------------------

ここで話題は全く変わるのですが、最後に一言だけ。

昨日の11月24日にETFのTOPIX連動型上場投資信託を買いました。来週以降、価格がどうなるのかはわかりませんが、このところ大きく下がっていて、けっこう割安だと思ったので久々にETFの購入に踏み切ったのです。



テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

この記事に対するコメント

金融機関はリスク説明が下手であり、リスク説明をきちんとすることは必要です。例えば、「当商品には為替リスクがあります。」という説明では説明といえないので、直近10年間で、最高値と最安値を示して、最大限被った可能性のある具体的な損失を示すぐらいのことはすべきです。

ただ、それだけでは解決できないと思います。

まず、金融商品のリスクは、詐欺リスクとまではいえないにしても、それに近いものが多いです。つまり、販売者側の利益と購入者側の利益が相反するケースが多く、このような場合には、理論的に、詳細なリスク説明を金融機関に求めることはできません。購入者が不利益を被る確率が高いことがばれてしまうからです。このケースでは、購入者が賢くなるか、行政機関が金融商品の販売を禁止するか、何れかです。また、利益相反しないケースでも、投資家は千差万別ですし、どこまでをリスクと考えるのかも曖昧なので(コストに関する情報もリスク開示と考えるのかなど)、リスク開示を厳格化することによって問題を解決するのには限界があります。

リスク開示を厳格化する方向性と、投資家のレベルを上げる方向性と両方があり、相互に矛盾するものではないですが、後者に重点を置くべきだと思います。それは、リスク開示を厳格化する方向性には限界があるという理由もさることながら、実際問題、金融関連のトラブルの多くは常識があれば回避できる類のものだからです。リスクを第一に考え、リターンは二の次という常識が欠落していれば、どれほどリスク開示を厳格化しても無意味です。

【2006/11/25 23:51】 URL | PALCOM #- [ 編集]

投資家教育
こんばんは。
最近思うのですが、「投資家教育」ってなんでしょう?
例えば、モダンポートフォリオ理論を学んで長期で分散投資しましょう、というのが投資家教育だと思う人と、そんなものは投資家教育ではないと思う人がいると思うんですよね(私は後者)。たぶん、原因はそれぞれの人がイメージする「投資家」像の違いではないかと思っています。そのうちブログに書こうと思っていますが、なかなか筆が進まなくて・・
【2006/11/26 02:32】 URL | 空色 #RbQi3znE [ 編集]

共通的な基礎知識
横から失礼いたします。
分散投資派・集中投資派などの、投資手法に関わらず、共通的な基礎知識というのは存在すると思います。
例えば、
・アセットクラスの全体像(最初から日本株しか知らないのは片手落ち)
・投資にかかるコスト(特に、株式売買手数料や投資信託の販売手数料が販売会社によって違うこと)
・投資のリスク(特に、リスクが数値で表記できること)
などは、投資手法に関わらず、共通的な基礎知識として必要だと思います。
【2006/11/26 10:52】 URL | 水瀬 ケンイチ #THQoKXAA [ 編集]


「投資家教育」ですかー。。。
うーん、個人的にはかなり難しいと思っています。
・日本では学校や家庭で「マネー教育」する文化がほとんどない。
・もし「マネー教育」している例があったとしてもそれは"お金の大切さ"や"こづかいは計画的に使う"といったレベルであり、"リスクをとってでもインフレに負けないように運用する"といった教育ができるとは思えない。
・結局、社会人となってから自分で学ぶ意欲がある人間が独学で身に付ける、あるいはお金を払ってセミナーを受講したり独立系FPに相談したりして身に付けるといったものとなり、人から(受動的に)教えてもらうようなものではない。
・キツイ言い方ですが、「円ベース元本保証で年利10%」など常識で判断すればありえないモノに騙されるような金の亡者には、どんな教育をしたところで伝わらない。(そもそも人の話を聞く耳をもっていない)
と考えています。

私たちにできることはせいぜい
「買ってはいけない金融商品について警鐘を鳴らし続ける」
 (特に購入通貨と償還通貨が違う仕組預金は全面禁止すべきです!)
「独学で学ぶ意欲がある人向けに、正しい投資知識を提供する」
「自分の投資活動とその結果を(後付けではなくリアルタイムに)公開する」
くらいだと思います。
【2006/11/26 12:03】 URL | タロット #- [ 編集]

主体性が必要だと思います。
水瀬さんもご指摘ですが、投資を始める際に必要な基礎知識というものがあると思います。分散投資、コスト、リスク・・・ボクもその通りと思います。
またそもそも論として投資に至る動機が漠然としていると、売り手につけ込まれます。売り手にしてみればカモネギです。そこで重要なのは主体性を持って自分で考える、調べるということではないでしょうか。誰かが教えてくれるだろう、ということを期待してはいけない、と思います。タロットさんの仰る通りだと思います。
【2006/11/26 17:26】 URL | renny #- [ 編集]


はじめまして。

教育というのかどうかはわかりませんが、個人個人でなるべく多くの人が理解すべきなのが、「金利」「インフレ」「収益の源泉」あたりでしょうか。
これらはみんなかなり奥が深いと思いますが、ある程度理解できれば、あとの全ての経済活動はこれらの応用でだいたいわかります。

あと、投資よりも前に、自分の収入とか消費などをちゃんと理解できているかという方が先ですかね。これによって、社会保険とか税金とかの理解も進んできますし、投資行動もマトモになってくると思います。
【2006/11/26 19:10】 URL | Gabbiano #qbIq4rIg [ 編集]

人生のリスク
投資云々に入っていく前に、人生のリスク管理がまずは必要かと思います。
しかし、たいがい、そこで間違ってしまうケースがほとんどですが…。
で、経済的な面で、投資どころでは無くなってしまうんですね。

リスクヘッジを『し過ぎている』という点で、問題が多いと思います。

記事の本題とは外れてしまいますが、足跡残させて頂きます。
【2006/11/27 20:34】 URL | スパイス #- [ 編集]


日本は昔から,「お金(儲け)の話をするのは卑しい」とか「清貧にこそ美徳」的な風土が
ありますのでなかなか大手を振って「金融教育」という感覚になりにくいのがネックですよね。なので,会社で

A:「明日はマネックス証券のセミナー行ってくるよ」。
B:「ああ,内藤さんのやつね,でも彼はマネックスの商品しか勧めないぜ」
C:「アクティブは、ファンド@マネックスしか知らないならな、やつは(苦笑)」
D:「そういえば,外貨MMF→FXのリレー投資が彼の中ではトレンドらいしいぞ」

といったような会話はなかなか聞けません。。
私は基本的には,「金儲けは自分で勉強する」のが基本だと思います。だれかにされるものではなくて。
後は,勉強しようと思った投資家にとって適切な教材がすぐに手に入る状態であればそれでいいと思います。さいわい今はmasaさんのブログやリンク先のブログなど個人投資家にとって有効な情報を発信しているサイトが増えてきているの少しずつではあっても「勉強する気まんまん」な投資家にはいい環境が出来つつあると思っています。
要は個人投資家に「勉強する気にさせる」ことが重要なのではないかと。

団塊の世代は銀行の金利が良かった時代を知っているせいか,金利のいい怪しい商品を見ても疑いにくいのかもしれなせん・・。
「投資を始める前に自力で勉強しろ!(副題)お前はカモになりたいのか!」キャンペーンとか安部ちゃんやってくれないかぁ。。(笑)

長文失礼いたしました。
【2006/11/28 09:05】 URL | にじ@Ray #- [ 編集]


>>PALCOMさん

いつも変わらぬ鋭いコメントありがとうございますm(__)m
金融機関のリスク説明が下手だというのはまさにその通りだと思います。確かに過去の最高値と最安値などの具体的なデータは提示すべきですね。
購入者にとって明らかに不利な金融商品に関しては、金融機関がリスク説明をちゃんとするわけがありませんね。それをしてしまったら、誰も買う人がいなくなってしまいますから・・・(^^;)
結局のところ、PALCOMさんの書いておられるように、リスク説明の厳格化よりも投資家自身のレベルアップこそが一番重要なのでしょうね。


>>空色さん

私としては、モダンポートフォリオ理論や長期投資、分散投資が投資教育のすべてとは考えていません。私自身も、様々な投資理論を学んできましたし・・・。
しかしながら、水瀬さんのコメントにあるように、「共通的な基礎知識」はあると思っています。
ところで、投資教育の具体的な内容については私も書いてみたいとは思っています。とはいえ、これはなかなか難しいテーマだと考えていて、いつ書けるはわかりませんが・・・(^^;)


>>水瀬さん

空色さんへのコメントに書いたように、私も水瀬さんの書いておられるように、いかなる投資手法といえど基礎的な部分は共通していると思います。違いといえば、そうした基礎知識から派生した投資理論の違いなのでしょうね。


>>タロットさん

確かにおっしゃる通りです。人から受動的に教えてもらうようなものではないですね。聞く耳を持たない人にはいかなる教育も無意味でしょう。


>>rennyさん

確かに大切なのは主体性です。私自身は図書館の本で投資の勉強をしましたが、最初のうちはいったいどれがいい投資本なのかの区別すらつきませんでした。それでも自分でいろいろと考えて勉強しているうちにだんだんとわかってきたというのが本当のところです。私の場合、実際に投資を始める前にそうした学習時間をたっぷりととったため、それが結果的によかったと思っています。「主体性なくして投資なし」というところでしょうか。


>>Gabbianoさん

初めまして。私のブログと相互リンクしてもらっている、水瀬さんのブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」とか、「バニラコークの投資日記」でよくコメントをされてますよね?よくお名前を見かけます。

今回のコメントですが、すべてにおいて完璧なのであえて書くことがありません(^^)
「金利」「インフレ」「収益の源泉」そして「投資以前の収入や消費」の理解。まさに基本中の基本ですが、実際のところ、その基本の理解ができていない人が多いのだと思います。その基本が一番難しいのもまた確かではあるのですが・・・。


>>スパイスさん

まさにおっしゃる通りで、人生のリスク管理ができていない人が大半だと思います。結局投資以前の問題なんですね。
ただ、私としては、「リスクヘッジをし過ぎている」というよりも、リスクヘッジ、あるいはリスク管理というものに対する考え方が根本的に間違っている人が多いような気がするのです。このリスク管理という部分についてはまた書くことがあるかもしれません。


>>にじさん

確かにそうなんですね。私も「自分で勉強する」のが基本だと思うのですが、あまりにひどい状況を目の当たりにして、こうした記事になってしまいました。ともあれ、にじさんのおっしゃるように「個人投資家に勉強する気にさせる」かが問題ですよね。

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最後になりましたがまとめレスです。

「投資家教育」という言葉が悪かったのかもしれないのですが、私としては「自主的に投資のことを学ぶ投資家」さんを念頭に考えていました。「投資家教育」ではなくて、「投資学習」と書いた方がよかったのかもしれません。自ら学ぶ意思のない人にいくら教育をしようとしても無駄に終わってしまいますから・・・。

私はあくまでも「自己責任論者」です。

逆に言えば、自らちゃんとした知識を学ぼうとしない人は投資など最初からしない方がベストだと考えます(少なくとも、騙されるリスクは減ると思われますから・・・)。
また、前に書いたような「なんちゃって投資家」の場合は、「どうぞお好きなようにして下さい」ということにするしかなさそうです。どうにもこうにも、自ら学ばなければどうにもなりませんし・・・。

記事の本文にも書いたように、「自分の頭で考える」ことが一番大切だと思っています。自分の頭で考えない人にはどうしようもありません。そういう人は放っておくしかなさそうですね・・・。

ちなみに、この投資家教育の話題、今後も書く予定をしています。さてどんな内容になるか?いろいろと構想を練っています ( ̄ー ̄)ニヤリッ
【2006/11/29 20:31】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


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