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Author:masa
1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
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貯金生活。投資生活。
「節約なくして貯金なし」「貯金なくして投資なし」を座右の銘とする管理人がお金と社会について語るブログ
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毎月分配型ファンドがよく売れる理由を理解した瞬間
今日は、私の身の回りで起きたことを書きます。先日、私の身近なところにいる人物(個人情報を明かすわけにはいかないので、以下A氏とします。)が某毎月分配型の海外REITファンドを買ったのです。A氏の年齢は60代後半。ファンドの購入は某銀行の窓口(A氏はインターネットなど使えません)。その際、銀行の担当者の方からリスク説明があり、「損をする可能性もありますよ」ということを何度も言われたそうなのですが、本人に後で聞いてみたところ、案の定というべきか、肝心のリスクの中身については全く理解していない様子でした。コストについてもよく理解していない模様。


どうやら、「多少の損する可能性はあるらしいが、利回りのいい預貯金」という感覚で購入した模様。リスクなど考慮せず、分配金に心を惹かれたようです。


A氏は投資経験など全くありません。アセットアロケーション(資産配分)だとか、分散投資の意味とその重要性だとか、リスクとリターンの関係とか、そういう投資における理屈は何一つとして知りません。それ以前に、販売手数料とか信託報酬などのコストについても全く無知です。商品内容を見ると、販売手数料は3.15%、信託報酬は年1.4175%です(いずれも税込み)。ちなみに信託財産留保額は1万口につき基準価額の0.3%。けっこう・・・というか、かなりの高コストです。海外REITに投資するファンドですから、当然のことながら為替リスクもあります(目論見書によると為替ヘッジはなし)。


もしかしたら、A氏のようなパターンは極端なケースなのかもしれません。しかし最初に書いたように「みんなが買っているから」「有名だから」とかいうよくわからない理由で投資判断(これは投資判断と呼べるようなものではありませんが・・・)をしているケースは決して少なくないものと思われます。

リスク説明というものが非常に重要であることはいうまでもありません。しかし、「そもそも、なぜリスク説明というものがあるのか」ということすら理解していない人がいるのではないのか?という気がします。これが私の杞憂であればよいのですが・・・。


実際のところ、私のまわりにいる高齢者の方々で「分配金がいいから」という理由でファンドを買っている方は何名かおられます。問題なのは、不利な点やリスクなどを全く知らずに買っていることなのです。不利な点・リスクなどをちゃんと理解していて買う分には特に問題ないと思うのですが・・・。


--------------------------------------------


・・・さて、前置きはこれくらいにしておきます。本来であれば、今日の記事はここまでの内容で終わるはずでした。しかし、それだけで終わらせるわけにはいきません。ここからが本日のメインテーマだからです。


--------------------------------------------


さて、先日ファンド購入後の第1回目の分配金が入ったとのことで、分配金支払い通知書を見せてもらうことになりました。A氏は、投資経験が全くないので、分配金支払い通知の読み方がわかりません。よって、投資経験のある私がそれを見て利回りの計算などをすることになったのです。


・・・分配金支払い通知書を見た時、私は様々な想いを巡らせました。その思考の過程の中で、私はある種の衝撃を受けたのです。そして、なぜ資産形成に不利とされる毎月分配型ファンドがこれほど人気があるのかということを、まさにその瞬間に理解したのです。それは論理的なものではありません。あくまでも感情的なものです。


私が、ファンド購入時のデータとその後の基準価額の変動・そして分配金のデータを元にしてトータルでの利回りを計算してみると、わずか半月程度ですでに利益が出ていました。基準価額が上昇していたのが大きかったようです。もちろん、すでに投資経験のある私にとっては、そのファンドの利回り自体は別にめずらしいものではありません。私は、自分自身のポートフォリオでそれをはるかに超える利回りを上げているわけですから・・・。では、私はいったい何に対して衝撃を受けたのか?それを以下に書きます。

私が思ったこと。それは、「A氏はすでに60歳代後半になっている。では、私が仮に今現在60歳代、70歳代だったとして、このファンドを買っていたとしたら?そして過去に投資経験が全くなかったとすると、この分配金通知書を見てどう感じるのだろうか?そしてまた、私がパソコンを使えなかったとしたら?インターネットを使った経験がないとしたらどうだろう?」ということを思わず連想してしまったのです。以下、その内容です。


まず第一に、すでに高年齢になっている人にとっては「長期の資産形成」など、もはやさほどの意味も持たないのではないでしょうか。少なくとも私が高齢者の立場であるならばそう考えるはずです(お金を次世代に相続したい場合は別ですが・・・)。
お金が必要なのは30年先ではありません。仮に今60歳なら30年後には90歳。もし今70歳なら30年後には100歳です。20代・30代にとっての30年後とは全く意味が違います。お金が必要なのはまさに「今」なのです。

そして第二に、投資経験が全くないということは、リスクとリターンの関係やリスク管理の重要性など全くわかりません。知らないのであれば最初からそんなことに思いを馳せることもありません。

第三に、パソコンが使えず、したがってインターネットも使えないということは情報収集面で著しく不利になります。よって、ネット上で話題になっている、ファンドのぼったくりとも言える高い手数料の問題も知らなければ、毎月分配型ファンドは税制上不利だとか言うこと自体を全く知らないわけです。ここでまたA氏のことを書きますが、A氏の場合、「銀行や郵便局は信頼できる」と考えています。「まさか大手の銀行や郵便局が、おかしな商品を売ることはないだろう」というわけです。また、ネットを使えないA氏にとって、ファンドを買えるのは、実質的に街の銀行や郵便局だけです。証券会社に対しては心理的に抵抗があり、ネット証券のことも知りません。よって販売手数料無料のノーロードファンドの存在や、非常に割安な信託報酬のファンドの存在も全く知らないのです。いや、それ以前の問題として、高い手数料がファンドのパフォーマンスに大きな悪影響を与えていることさえも意識の中にはありません。

第四に・・・ここが一番のポイントなのですが、預貯金しか知らない人にとって、その分配金の利回りの高さに大きな驚きを感じるはずです。何しろ長らく超低金利が続いていて、まともな金額の利息など受け取ったことがないからです。当人にとって一番大切なのは、今ここにある分配金の金額そのものなのです。それ以上でもなければそれ以下でもありません。いや、むしろそれ以外のことはどうでもいいといっても過言ではないでしょう。
そして、その分配金はすでに生活口座に振り込まれているわけです。そのお金は、すぐ手の届くところにあり、明日の買い物にでも使うことができます。老後の生活に不安のある高齢者にとって非常に魅力的に思えることでしょう。


・・・こう考えてくると、毎月分配型ファンドはまさに恐るべきマーケティングによって生み出された商品なのだという気がします。これはまさしく高齢者をターゲットに開発された商品そのものなのでしょう。マーケティング的には大成功の商品だといえますね。


もちろん、私は投資に関して様々な勉強をしてきた人間です。毎月分配型ファンドの問題点は十分に承知しています。しかし論理的には理解していても、感情的な面はまた違います。私自身、利回りを計算していて、不覚にも「この商品は、実はけっこういい金融商品ではないのか?」と一瞬考えてしまいました。もちろん、次の瞬間には毎月分配型ファンドの不利な点・そして高い手数料のことを思い出し、その考えを打ち消しましたが・・・。


今日の記事に結論はありません。
ただ、「投資知識がない・高齢である・パソコンスキルがない」などの投資家の属性によっては、たとえ少々問題のある商品であっても非常に魅力的に思えることもある、ということなのです。高齢の投資家さんのことを思うとき、どうしてもそれを考えてしまうのです・・・。今、私の胸中は非常に複雑です。

私が書きたかったのは、「論理的な正しさ」と「感情面での正しさ」との間には、実はけっこう大きなズレがあるのではないか、ということなのですが・・・。そしてこれは同時に情報格差の問題でもあります。そしてそのギャップを埋めることはきわめて困難を極めるだろう、と思うわけです。




テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

この記事に対するコメント
はじめまして
masaさん、はじめまして。
この記事を読みながら私も考えました。
A氏を自分や親族に置き換えたりして。。

私も実際、母から相談受けたりしてて、ここのところずっと商品探ししてるのですが、答えは「もう少し様子見てよう!」なんですね。
リスクをとらずにとなると、個人向け国債ぐらいしか「今使いたい」年代や状況の人に勧められる商品はないですよね。この冬の変動10年の金利にかなり期待して秋の分を見送らせてたんですが、5日に決まる金利も期待外れに終わるでしょう。また母に待たせることになります(ましたかな?)。
待っても待っても金利上がりませんし、資産状況などからリスクをとってもよいのであれば、外債FやA氏が選ばれたリートFで、“走りながら”運用してもいいのかな?と思いますが、、、
まったく運用せずに取り崩すよりは何か良い商品はないかと、銀行に足を運ばれたA氏の選択もありじゃないかな?

問題はリスクについての理解ができないのに買ってしまった!ということですよね。

あと、私自身Jリートは持っていますが、世界リートは持ってないのでFで、と思って探していますが、分配型でなく販売手数料がかからないFないと思いますが。ありますか?
あったら教えてください。

それと個人向け国債に毎月分配型が登場する日も近いかも…と思います。
国に借金ばかりして欲しくはないんですが(その問題は別として)これだけ分配型の需要があるのですから。

長々とまとまりのないコメントお許し下さい。
【2006/12/02 17:34】 URL | ブルベア #- [ 編集]


masaさんはじめまして
この記事を大変興味深く拝見させていただきました。
私は全くの無知識で、3ヶ月前から銀行窓口で毎月分配型投信を大口で購入した、27歳の大馬鹿者です。
その後、このようなファンドについて書籍やnetで、税制面の不利や複利の恩恵を大きく損なっていることを知りました。
しかし、なかなか毎月分配型ファンドを売って、分配を出さない低コストのファンドに切り替えることに抵抗があります。というのも、銀行や郵貯ではなく、顔の見えないnet証券で投資をするということになかなか踏み出せないのです。
自分が交通事故で突然死んだときに、net証券に投資したお金はどうなるのだろうか、妻は投資の事なんか興味ないし・・・、などと訳の分からないことで悩んでしまいます。
それならこのまま毎月分配をもらっててもいいのかなぁ、などと腰が引けているのが現状です。
長々とすみません。投資家になりきれていない初心者の現状でした。
masaさんのブログ、大変参考になります。
【2006/12/02 18:34】 URL | じぇい #- [ 編集]

投資においては感情の優先は危険では
「論理的な正しさ」と「感情面での正しさ」との間のギャップ。
そういうものは間違いなくあると僕も思います。

でも、資産運用は「技術」だと僕は思っています。
例えば、運転初心者が、正しい運転方法を知らなくても、運転が楽しいのでそれでよいということにはならないのと同じだと思います。
投資においては、感情面の優先は危険ではないでしょうか。

論理的にはよく分からないけど毎月お金がもらえて「感情面」でうれしいから、という理由だけで投資を続けていると、いつか円高局面等で元本割れを起こした時に、銀行員にいくら論理的に説明されても、「感情面」でただただ許せない、という辛い状況に陥ると思います。
資産の減少が耐えられなくて、過去の分配金合計額をふくめても元本割れという状態で売却してしまうかもしれません。「感情面」では楽になるかもしれませんが、これは最悪の投資判断です。

僕の拙い経験上ですが、自分の資産がどんどん減っていくのを我慢するのは、強い精神力を要します。
僕自身、下落局面は、過去の期待リターン、標準偏差による最大損失レベルなどの論理的な裏付けだけを頼りに、下落局面を耐えています。

初心者でも、高齢者でも、論理的な仕組みを理解してから投資すべきだと思います。
長文失礼しました。
【2006/12/02 20:29】 URL | 水瀬 ケンイチ #THQoKXAA [ 編集]


高齢者の方にパソコンを覚えろと言っても拒否反応があるでしょうし、対面で買う安心感(幻想なんですけども)、を重視して、コストには目が行かないのだと思います。
コストがごうのと言われても現実に分配金という形で利益が出てるのだから、苦言を呈したところで聞き入れてもらうのは難しいでしょう。。
パソコンとか勉強とかする手間を高めのコストで省いていると納得出切ればいいんでしょうけど。

ただ、水瀬さんもおっしゃってますが、元本割れを目の当たりにしたときの「感情」が気にかかります。--;

>じぇい さん
対面販売の金融機関でも安心できませんよ・・^^;

【2006/12/02 22:34】 URL | にじ@Ray #- [ 編集]

現実を知るのは素晴らしいこと
 masaさん、こんばんは。初めてこちらで意見させていただきます。実際に投資してる高齢者の話を聞けたのは、貴重な経験です。私から見るとこういう人は例外ではありません。いたって普通の投資家で、預貯金一辺倒できた人の結末です。今の高齢者はお金はあるけど手段を知らない。そんな人が多く、だからみんなが買うグロソブに安心感を持つのです。いくら分散の必要性を訴えたところで、そのお金で何を買うかは最終的には所有者が決めることです。アドバイスできても指示はできないのです。
【2006/12/02 23:45】 URL | ゆうまりの #- [ 編集]


グロソブのような商品に投資している人にはなるべく早い時期に損、できれば大損を
してほしいと思っています。
意地悪でいっているわけではなく、実際に自分が後悔しないと良い商品を
買っていなかったということがわからないからです。

たとえばライブドア株に退職金の大半を投資してしまった人。
彼が自分の失敗の理由が極端な集中投資によるリスクを犯したためと分かれば
少なくとも彼の子には同じ過ちは犯さずに投資する(分散投資)ように諭すでしょう。
(株は絶対買うなというかもしれませんが)

損をすればなぜ損をしたのか、商品がわるかったのか、勧められるままに
かってしまったのが悪かったのか、など、考える人が出てくると思います。
その流れで投信の良質化、金融屋の自律化などが進めばいいなと思っています。
【2006/12/03 00:13】 URL | w3zero7 #- [ 編集]

問題は・・・
masaさんが挙げられたタイプの方、多くは年配の方がグロソブをはじめとうする多分配を選ばれることまでは問題とは思いません。大損を食らわれたらかわいそうだとは思いますが。
問題は、20・30代の人で「資産形成を目的として」多分配投信を買っている人なんだと思います。
ところで、
宣伝するつもりはありませんが、年金世代の「今使いたい」という方にサービスを提供している投信会社もあります。ありがとう投信の「ライフサポートサービス」です。さわかみファンドもこうしたニーズを想定して、解約金額が50万円以下に対しては信託財産留保金が取られません。ある程度の資金サイズを持っている人には意味あるサービスだと思います。
【2006/12/03 09:32】 URL | renny #- [ 編集]


年金受取世代の方がグロソブをはじめとした毎月分配型ファンドを買われることは悪いことだとは思いません。(むしろ、その年代で日本株インデックスファンドとかETFとかがコアになっているのでしたらそちらの方が心配です)

また、そのような方たちにとっては、高いコストなどはどうでもよく、実際の絶対リターン・分配金のみで評価していると思います。(買ったファンドが+5%で喜ぶ。たとえベンチマークが+10%だったとしても!!)
ベンチマークがマイナスになったときが心配ですが、そのときも分配金さえきちんと払っていれば、基準価額の下落については気にとめないのでしょう。
水瀬さんが彼らの「感情面」についてコメントされましたが、僕は単純に"分配金が減額されたとき"の彼らの感情が心配です。
ただ、販売会社はそんなことは百も承知しており、実際にはグロソブが分配金を減額するようなことはないのではないかと思っています。
(例えば毎月分配をずーっと続けて、基準価格が2000円くらいになったら償還しちゃえ!とか)

個人的に心配していることは
・グロソブの後追いファンドが、グロソブを超えようとあせるあまり、危険な低格付け債に手を出さないか?
・グロソブの後追いファンドで、分配金額を状況にあわせて増減するような(まともな)ファンドがあった場合、分配金が減ったときに顧客がどのような反応をするのか?
・販売サイドとしては、実は回転率が低いファンドは嬉しくないのではないか(グロソブの顧客は、グロソブを解約してまで他のファンドに乗換えないのではないか)
といった点です。
【2006/12/03 10:41】 URL | タロット #- [ 編集]

毎月分配型ファンド
masaさん。ご無沙汰してます。
標記、毎月分配型ファンドは政府財務省、金融庁が各金融機関に通達を出しているといううわさもあります。
毎月分配金を出した方が確実に政府に税金が入るからです。
日本の現状の世界最低金利下での状況と政府通達が相まって、現状のゆがんだ投資信託事情が形成されているのだと思います。
政府も満足、顧客も満足、証券会社としては言うことありませんね。
現在、全世界的に株式市場、商品市場、不動産市場が上げ相場ですので今の内はみんなハッピーですが、
下げ相場に転じた時に「こんなはずではなかった」「銀行に騙された」「株は恐ろしい」などという特集がTVでお茶の間に流れること事のないことを祈るだけです。

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」

【2006/12/03 18:59】 URL | スマイリー #TMk8PTho [ 編集]

はじめまして
はじめまして
m@と申します。
そうなんですよね。預貯金しか経験がない人にとって毎月の小遣いのごとく分配金が出る
という仕組みはよく考えられた手法だなぁと感心してしまいます。
手始めに10万円買ってその分配金に驚いたらあと○○万円追加したら毎月○○円が入って
くるという皮算用になり、追加購入を生み出す・・・。
販売サイドにとってはいい商品ですよね。
自分も海外REITを毎月分配型商品で投資していますが(1年決算型って確かないですよね)
毎月分配金の額を知らせる報告書を見てはまた無駄な税金を払ってしまったと悲しい気持ち
になります。
【2006/12/04 21:51】 URL | m@ #- [ 編集]


うーーん、たしかに年配の方には酷かもしれません。年配の方ごめんなさい。
しかしブラックマンデーで大半の人が損をするなか、バイ&ホールドし続けた
個人投資家たちがその後着実なリターンをあげたことにより、個人投資家にとっての
バイ&ホールド戦略が見直されたのではないかと思っています。

同じように大半の人が毎月分配型で損をするなか、インデックス投資家が着実な
リターンをあげていれば現状が変わる契機になるかなと思ったのですが。

一時的なインパクトが起こらなければ、日本の投資事情はまだまだ(何年かあるいは
十何年か)変わることがないと思っています。
【2006/12/05 00:19】 URL | w3zero7 #- [ 編集]


既に十分な資産がある高齢者の方にとっては分配型という選択肢もアリと思うので、定期分配型の当否と、定期分配型への投資に当たりリスクとコストを理解しているかどうかとは区別して論じた方がよいと思います。masaさんがうまくまとめると思いますけど(^^)

個人的には、rennyさん御指摘のとおり、20~40代が資産形成目的で定期分配型に投資していることと思います。

あ、それから、「感情的な正しさ」よりは「感情的な錯覚」の方がしっくりきませんか? 趣味的な話ですけど・・
【2006/12/05 11:55】 URL | 空色 #RbQi3znE [ 編集]

ファンドの実態
件のファンドの顧客たちは、知らない間に金融機関で働く赤の他人の子や孫に毎月小遣いをやってるようなものですね。
【2006/12/05 14:08】 URL | earlblu #- [ 編集]


さて、管理人である私のコメントの時間がやってまいりました。 ( ̄ー ̄)ニヤリッ
それにしても・・・このコメントの多さは一体・・・???

>>ブルベアさん

初めまして。コメントありがとうございます。
高齢者の場合、若年層と異なり、大きなリスクをとることが困難だというのが現状です。確かにリスクをとれないということになると、個人向け国債くらいしか見当たらないですね。

>分配型でなく販売手数料がかからないFないと思いますが。ありますか?

言われてみると、海外REITファンドについては確かにそういうのはないでしょうねぇ・・・(-_-;) そもそも記事の書き方が不適切だったかもしれません。
REITの場合、そもそもが分配金ねらいで保有するのが一般的ですから、A氏の場合も毎月分配の点については問題はないと考えてよいのかもしれません。問題は、ブルベアさんの指摘の通り、リスクの理解がないままに買ってしまったことなんですよね。しかし、投資経験の全くない高齢者の方にわかりやすくリスクを説明することの難しさは、今回の件で強く感じた次第です。私もどうやって説明したらいいのかがわからないのです。そしてリスク許容度をどう測ったらいいのかも・・・。


>>じぇいさん

初めまして。
最初の取引はともかくとして、税制面の不利や複利の恩恵について、ネットで書籍や知識を集めたのは非常に賢明だと思います。それを知らないままの人も多くおられるでしょうから。
実は私も、最初はネット証券うんぬん以前に、ネット銀行というものに非常に大きな抵抗があったのを思い出します。こればかりは心理的な壁ですからどうにもアドバイスしようがないのですが、参考までに書いておきます。

私の場合は、思いきって口座を開設して、ごく少額から始めるという方法をとりました。最初はある種の恐怖心もあったのですが、少額なら何かトラブルがあっても大ダメージを食らうことはありませんし。

突然事故などで死んだ場合などに対する備えについては、ネット銀行やネット証券の電話窓口を伝えておけばよいのでは?まあ、この点については、ネット銀行・ネット証券のサポート窓口に、口座の名義人が死亡した場合にはどのようにすればいいのかを事前に聞いておき、それを家族に伝えておけばよいのではないでしょうか。家族の方が投資に興味がないというのなら、相続が済んだ時点で売却して現金化すればいいだけではないかと思います。とりあえずはそういったことも含めて、ネット証券に問い合わせるしか方法はないでしょう。

そうそう。ネットで取引をする際の前提条件として、ウイルス対策ソフト・スパイウェア対策ソフトなどのセキュリティソフトをインストールしておくこと(最近はウイルスとスパイウェア対策が一つのソフトでできるものが主流になってますが、よく確認しておきましょう)と、Windowsアップデートで、Windowsを最新の状態にしておくことなどが重要です(Macの場合は知りませんので、Windowsの場合だけしか書けません)。
あと、ネットカフェなど、不特定多数の人が使うパソコンでは決してネット銀行やネット証券を利用しないようにするといった対策は必要になってきます。第三者が、情報を盗むためのソフトウェアを仕込んでいないという保証はないからです。自分の知らない間にログオンパスワードや取引パスワードを盗まれたら、大変な事になります。

私自身は、そうしたセキュリティ対策に万全を期した、自宅の特定の一台の端末でしか決してログインはしないようにしています。

パスワードやIDの保管は厳重にする必要があります。間違ってもエクセルファイルやテキストファイルなどの形でパソコンの中に保存してはなりません!何らかのウイルスでそうした情報が外部に流出したらそれこそ大変です。言うまでもなく、複数の金融機関でのパスワード・暗証番号の使い回しは危険です。


インターネットの利用もまた自己責任が問われます。


とりあえずはこんなところでどうでしょうか(^_^;)
ネットで取引をする歳には、事前に必ずパソコンのセキュリティ対策についてしっかりと勉強しておくことをお勧めします(というか、セキュリティへの勉強は必須項目です)。


>>水瀬さん

確かに感情面での判断は非常に危険だということは私もよくわかっています。私自身は、きわめて論理的に考えて投資判断をしているつもりですから・・・。

問題なのは、高齢者の方にどうやってそれを伝えるべきなのか、という点なのです。私とは考え方が全く違いますし、どう説明したらいいのかがわかりません。何しろ「論理的な裏付け」など全くないままに投資しているような人が大半なのです・・・。

また、ブルベアさんへのコメントにも書いたように、高齢者の方のリスク許容度をどう測ったらよいのかもわからないのが正直なところです。30代である私のリスク許容度と、60代以上のすでに引退している世代のリスク許容度とはおのずと全く異なってくるからです。高齢者の場合、もはや失敗は許されませんから・・・。

私が考えてしまうのは、「いくら理論的に正しくても、それを高齢者の方に伝えて理解させるのは恐ろしく難しい」ということなのですよね・・・。この「高齢者に投資を教える」ということは簡単なことではないと思うわけです。


>>にじさん

「対面で買う安心感」というのはまさしくそうだと思います。高齢者の方はそもそもネットを使わない方が大半で、たとえば今や一般的になったネット通販であっても「ネットで買い物なんて信用できない」「だまされるんじゃないか?」とか考える方が多いようです。いくら説明しても、聞き入れてはもらえませんし・・・。



>>ゆうまりのさん

ブログでは初コメントですね。某ソーシャルネットワークではお世話になっておりますm(_ _)m

まさにゆうまりのさんの書いておられるとおりで、こうした例は特殊なものでなく、むしろこれがごく一般的なものだと思った次第です。
アドバイスはできても、それをちゃんと理解してもらえないことにもどかしさを感じます。



>>w3zero7さん

二度にわたるコメントをありがとうございました。
私も、大損とまでは言いませんが、多少の損をできるだけ早いうちに経験すべきではないか、と思ってしまうことがあります。多少の損失を出すという経験は貴重な経験になると思うからです。
私自身も、ブログ記事で書いたA氏に対しては、あえてリスクや不利な点・手数料などを必要以上に強調しました。

とはいうものの、実際に金額の大小にかかわらず損失を出してしまった人の感想はたいてい決まっていますが・・・

なぜ損をしたのかを考えるのではなく、「投資などに手を出した自分が悪いのだ」あるいは「そもそもこんな商品を勧める銀行や証券会社が悪いのだ」という具合に・・・。結局、これまでと同じことが繰り返されるだけなのではないかという気がします。

>>rennyさん

まず高齢者の方に関しては、「リスクなどをちゃんと理解していれば」という条件であれば私も問題だとは思っていません。A氏にしても、そうではなかったことが問題だと思うわけですね・・・。
20代・30代の方の場合についてはまさにrennyさんの指摘された通りです。投資効率の悪さは致命的です。

ありがとう投信の「ライフサポートサービス」については今の今まで知らなかったのですが、さっきネットで見てみました。

これのことですね?

ありがとうファンド/ライフサポートサービス(定期解約サービス)のご案内
http://www.39asset.co.jp/html/39fund/lss1.htm

なるほど、これは確かにいいサービスかもしれません。ある程度の資金規模を持つ方であれば利用価値は高そうですね。

ところで、インデックスファンドのバイ&ホールド戦略が本当の意味でもっともっとメジャーになるのはまだまだ先のような気がします。人は「安定収入」とか「市場平均以上の超過利益」をどうしても求めたがりますし・・・。


>>タロットさん

高齢者の方の場合、何かと批判の多い毎月分配型ファンドにもそれなりの意義はありそうです。今現在お金が必要である以上、ETFやインデックスファンドがベストとも思えないのもまた事実です。もし投資をしなければ結局は年金の不足分は預貯金を取り崩しながら生活するしかないのですから・・・。

グロゾブの後追いファンドについての懸念についてですが、これはいかにもありそうです(-_-;)
これについても注目しておく必要がありますね。




>>スマイリーさん

本当にひさしぶりですね(^_^)
コメントありがとうございます。


噂とはいえ、政府の通達とは・・・いかにもありそうな話ですね。もしそれが事実なら、大きな問題だと思います。下落局面になったときに果たしてどうなるのか、おそらくスマイリーさんの言うとおりになるのでしょう。人間というのは、進歩しないものだなあ、と思ってしまいます。

>>m@さん

初めまして。本当にその通りで、実によく練られた商品だと思います。こうした商品を最初に考え出した人はある意味ですごいと思ってしまいます(もちろん、関心しているわけにもいかないのですが・・・)
ところで、海外REITについては、ほかにいい商品がないと思うので、現時点では必ずしも悪い商品ではないのかもしれない、とも思い直しています。できることなら、一年決算型などが登場することを期待したいものです。


>>空色さん

おっしゃる通りです。「定期分配型の是非」と「定期分配型のリスクとコストの問題」は分けて考えるべきだと私も思います。今回の記事は、まず前半部で、A氏があくまでも分配金しか見ておらず、リスクやコストなどの要因を全く無視していることを問題にしています。そして記事の後半は、「高齢者から見た毎月分配型の意味」について書きました。批判の多い毎月分配型も、投資家の立場・見方によっては使いようもあるのではないか、という気もしています。
いずれにしても、若年層が毎月分配型ファンドを買うべきではない、という主張に変わりはありません。


>「感情的な正しさ」よりは「感情的な錯覚」の方がしっくりきませんか?


なるほど。確かにそうですね。「錯覚」という言葉の方がピッタリです(^^)

>>earlbluさん

初めまして。
確かにそういう見方もできますね。あるいは政府に対して「税金という名の小遣いをやっている」ともいえるかもしれません。


-------------------------
最後にまとめレスです。

今回の記事は非常に大きな反響がありました。みなさんコメントを本当にありがとうございました。みなさんのコメントに対する私のコメントに関しては、複数の人に重複する内容が含まれていますが、その旨ご了承下さい m(_ _)m


ところで、A氏の買った海外REITファンドの件ですが、毎月分配型ファンドということでけっこうこき下ろしてしまったのですが、少し内容を改めます。以下の内容は、上に書いたコメントの中でも書いている内容と重複してしまうのですが、最後のまとめとして、再度書いておきます。
REITはもともとが分配金ねらいで保有するものだと思いますので、今回の商品に関しては、商品自体が悪いという私の認識は必ずしも正しくないのかもしれません。海外REITに関しては、ファンドの形で買うしかありませんし、ほかにいい代替商品も見当たらないからです。今後、もっといい商品が出てくることを期待したいところです。
そんなわけで、今回の記事を読む際には、「一般的な毎月分配型ファンド」という解釈でお読みいただければ幸いです。
いずれにしても、リスクや不利な点などをちゃんと理解しないで商品を買っているという点は大問題であることにかわりはありません。

さて、今回の記事に関してですが、非常に大きな反響がありましたので、今後これに関連する記事をまた書くことがあるかもしれません。
【2006/12/06 20:57】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]

あ・・・・
>masaさん
あ・・・・
コメントの1パラ(分けて論ずるべき)はコメント欄向けのもの、2パラ・3パラがmasaさん向けのつもりでした。書き方が悪かったかな。どうもすいません・・・・ 記事は分けて論じられていると思いましたよ。
では、また。
【2006/12/06 23:13】 URL | 空色 #RbQi3znE [ 編集]


>>空色さん

空色さんのコメントは非常に適切だったと思いますよ。
空色さんのコメントの意図は十分に理解しています。
むしろ、私が最後につけたコメントの書き方が悪かったようですね・・・(^_^;)
【2006/12/07 21:48】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]

はじめまして。
いつも拝見させて頂いております。
darukoと申します。

masaさんの投資に対するスタンスにはいつも感心し、自分もまた若いころに気づけていればとやくたいもない事を考えたりしております。
さて、今回の記事の毎月分配型の投資信託なんですが、コスト、効率(税金)、その他のリスク(為替、信用、債券型、株式型など)を理解することなく投資することがよろしくないのは同意見なのですが、たとえ、20代、30代の方でも理解した上で分散投資のひとつとするのはありではないかと思うのですがいかがでしょう。

税金の先払いによる効率の悪さがいちばんの短所であることはまちがいないですし、けっして世間での評判のようなよい商品ではないですが使いようもあるのではと思うのです。特に私のような低所得、家族持ちの場合。

私もほそぼそと毎月積み立てで、海外株式インデックスファンド、債券立てファンド、国内株式インデックスファンドを購入しております。もちろんノーロードです。
生活防衛資金も数ヶ月分ですが普通預金においといてですし、支出も出来得る限り家族の理解を得てコントロールし、投資を行なっています。

ですが、

投資、将来の資産形成の効率以上に生活防衛の一助として毎月分配金を受け取っておいたほうが、投資を続けていくのには容易であろうと考えています。
以前の記事にもあったように「自分に支払ってから」というのが投資の基本ではあるとは思うのですが、家族持ちですと支出の増減は子供の成長とともに起こります。
収入の増加はそれをカバーするほど見込めませんし、投資とは別枠で貯蓄もしていても一時的に「自分に支払ってから」を守れなくなる可能性大です。

効率より継続のための保険にと考えて苦肉の策で分配金を頂いています。
そしてこどもが小学生の内はそれもせっせと投資していこう考えています。
残念ですが、私の環境ではストイックに効率を求めていくのは無理があるんです。現時点では。
ですが投資をしないという選択肢はありませんから、自分がベストと思える方針を取れなくとも仕方あるまいとも思うのです。

このように書いてきたのは自分の愚痴や弁解をしたくてではありません。
時間を味方とするパッシブ運用と分散投資をコアに堅実な資産形成をされているmasaさんやここに来られる皆さんならわかって頂けると思いますが、どのような環境にあろうとも投資をし続けることが大前提と考えるなら、そのための手段として美しくない方法が求める解であることもあるんじゃないかといいたいのです。

多分、多くの方がここを訪れて思うのは「すごいひとだ。でも自分にはちょっと無理かな」だと思うのです。でもそう感じたひとに違うといいたい。やりようはあると。

世帯年収340万、こども小学生二人、借家ですが貯蓄+投資を年100万以上としています。
長文、乱筆乱文失礼いたしました。




【2006/12/09 01:09】 URL | daruko #- [ 編集]



>>darukoさん

初めまして。
この件については、後日コメントをつけたいと思います。あるいはコメントではなくて、記事の形にするかもしれません。
このところ、本業の仕事が忙しいのに加え、今回の件は考えさせられる内容でもありますので、時間は頂かなければなりませんが、何らかの形で私の見解を述べたいと思っています。必ずしも、適切な回答ができる自信はありませんが・・・(^_^;)

【2006/12/09 21:58】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


>>darukoさん

今回のコメントについての回答というか、私の見解については、以下のURLを参照してください。
「低所得・家族持ちにとっての毎月分配型ファンドについて考える」
http://moneyfreedom.blog21.fc2.com/blog-entry-205.html

【2006/12/20 21:43】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]

やはり....
やはり商品は、「数字=理屈」ではなく「実感・感情・分かりやすさ」で売るものですね。昔から。
【2007/01/04 17:12】 URL | 世界のREIT #tHX44QXM [ 編集]


>>世界のREITさん

まあそういうことですね。
感情より理論を優先させるよう投資家さんが増えれば状況も変わってくるのかもしれませんが、それにはまだまだ時間がかかりそうです。
【2007/01/05 09:37】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


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銀行の投信口座がずるいと思う訳

masaさんのブログ「貯金生活。投資生活。」の記事で毎月分配型ファンドがよく売れる理由を理解した瞬間というのがありました。毎月分配型の投資信託を分配金を受け取る形で購入した場合、確かに預貯金の利息よりはるかに大きい額が毎月普通口座に入ってくるわけです。そりゃ Site.M from 新所沢【2006/12/04 22:25】

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