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Author:masa
1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
なお、当ブログの更新は原則として不定期です(月に数回程度の更新になると思います)。

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貯金生活。投資生活。
「節約なくして貯金なし」「貯金なくして投資なし」を座右の銘とする管理人がお金と社会について語るブログ
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日本人の異常なリスク感覚
今日は一般的な日本人のリスクのとりかたについての記事です(この「一般的な」という言葉が適切かどうかはわかりませんが、あえてこういう表現をしています。他に適切な表現が見つからなかったので・・・)。


日本人のリスクのとりかたは異常ではないか、と考えてしまうことがあります。例えば、日本では年収をはるかに上回る借金をして持ち家を買うのが当たり前になっています。私にはこれほど大きなリスクのとり方はそうそうないのではないか、と思います。細々とした給料しかもらえない雇われ従業員という立場で莫大な借金をすること自体がすでに大きなリスクを背負っていると思うからです。

私自身は投資をしているわけですが、極端な話、今この瞬間に私が投資しているすべての投資対象の価値がゼロになってしまったとしても、生活防衛資金をたっぷりと確保していますから、私が経済的に破綻することはありえません。
しかし、住宅ローンを抱えている人の場合、もし万一ローンを払えなくなったらレバレッジをかけているがゆえに実質的に生活は破綻してしまう可能性が高いと思います。これは恐ろしく大きなリスクのとりかたではないでしょうか。

その一方で、お金の運用に関しては、事実上ノーリスクの元本保証の預貯金のみという人が多いものと思われます。かたやハイリスクの持ち家購入、かたやノーリスクの預貯金というのはあまりに極端すぎる気がします。


現実には、「年収の何倍もの金額の住宅ローンという、あまりに大きなリスクをとっているがゆえに、他のリスクをとる余裕がない」というのが実態だという気もします。当たり前ですが莫大な借金を抱えていれば行動は保守的にならざるを得ません。堅実に住宅ローンを払っていかなければ、たちまち住宅ローン破産の仲間入りということになってしまいますから・・・。ポートフォリオ的にもきわめてアンバランスです。


こうして考えてくると、全般的に日本人というのは、リスクのとり方が無茶苦茶だという気がします。つまり、全くノーリスクの預貯金と、その対極にレバレッジをかけての住宅ローンという大きなリスクのとりかたをするかのどちらかが一般的だと思うからです。「家を買って一人前」などということをいうことがありますが、私の目から見れば、とても正気の沙汰とは思えません。



要するに、必要以上に堅実すぎる一方で、必要以上のリスクをとりすぎるのです。その中間が存在しません。だからこそ、たまに株式投資などでリスクをとるときには、リスクのとりかたがわからないがゆえに超ハイリスク・ハイリターンな投資(投機)をしてしまうことになるのではないでしょうか?株券と馬券の区別もついていないような人も多いと思われます。これではどうしようもありません。もしこれが事実だとするならば、「株式投資は危険だ。まともな人間のやることではない」という認識が一般的になるのも仕方がないのかもしれません。

もっとも、「株式投資は危険なのに持ち家購入は危険ではない」という認識自体がそもそもおかしいという気がします。少なくとも、レバレッジをかけた持ち家購入よりは、現物取引の株式投資の方がはるかにリスクは小さくて済むと思うからです。



いろいろと書いてきましたが、やっぱり日本人のリスク感覚は異常だと思ってしまいます。リスク管理・リスクヘッジの考え方がどこにも見つからないからです。住宅ローンを払えなくなる可能性、ライフスタイルが変わる可能性などが全く考慮されていません。物事が計画通りに進む確証はどこにもないのに・・・。

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余談ですが、借金をしている従業員というのは、雇い主である経営者にとっては非常に都合のいい存在だなあと思うことがあります。住宅ローンを抱えている従業員は、借金をしているがゆえに、たとえ嫌な仕事であっても借金を返すために業務命令に従わざるを得ないからです。
「家を買ったら転勤になる」という言葉がありますが、これはもしかしたら、「家を買ったやつは莫大な借金をしているから会社の言うことには服従せざるを得ない。だから理不尽な転勤だって受け入れるだろう」という発想が根底にあるのではないかな?と思ってしまいます。結局は、借金を返すために働かされるだけ・・・という気がするのです。



テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

この記事に対するコメント

おっしゃるとおりですよね。私は(資産)デフレが継続している間、ひたすら狭い賃貸での生活でしのぎ(笑)、昨年ようやく住宅ローン(もちろん長期間固定金利)で持ち家をしました。都心近くの2LDKで大した家ではないのですが、周辺の賃貸住宅相場からして、万一手放すことになっても賃貸でおつりが来る(ようは、収益還元価格で妥当な物件だった)ことを確認して購入した次第です。

今の金利水準は、調達を考えるべきで、運用を考えたらいかんですよね。
【2007/02/11 08:54】 URL | mikeexpo #- [ 編集]


ちくま新書でパオロ・マッツァリーノの「つっこみ力」という本が出てますが、これに「住宅ローン」の恐ろしさが載ってます。
本自体は社会学を「面白く」きった本です。

日本は土建屋を食わせるための国策で持ち家信仰を広めた・・という身も蓋もない事実がかかれてます。財形貯蓄にも無税枠がもてるのが「住宅財形」だったりしますから。税金の控除枠もついたりして、あちこちで「家建てましょう」と洗脳されるわけです。
【2007/02/12 02:15】 URL | MAT.N #- [ 編集]


政府・政財界に「持ち家推進」の動きがあったというのは、かつて問題になった「ゆとり返済」の事例を見ても、明らかだと思います。

「借金して家を買うのは、現金で株を買うよりも危険な行為」だという認識は、必要でしょうね。5~10年分の位の収入に相当する、高額のレバレッジをかけているわけですから・・・。
【2007/02/12 15:48】 URL | 新幹線 #FyfYRPZg [ 編集]


実をいうと私は投資をはじめるまでは、借金も甲斐性という考えで、カードで自転車操業も当たり前って感じだったんです。まぁ借金こそなかったものの、預貯金以前のレベルでして・・・;;

でも、しっかりものの嫁さんもらい、貯金が趣味だったことが幸いして、投資の原資を作ってくれました。私はそれから半年図書館でいろいろな投資本を借り読みふけり、投資の基礎ができ、実践に入れました。

でも、masaさんが書いてらっしゃるように、日本人典型的な嫁は元本保証じゃないといやだというタイプだったので、最初はリスクある投資について説得するのに苦労しましたね;

我が家の場合は、夫婦でちょうどのリスクのとり方になったというべきでしょうか。
ま、こんな家庭もあるということで、ついだらだらと書き込んでしまいました;すいません;

あ、事後報告になりましたが、リンクはらせていただきました。よろしければ相互リンクいただければ幸いです(´ー`)/
【2007/02/12 21:34】 URL | けーぽん #MIw99MMo [ 編集]


いやー、うちもねー女房殿が固かったのですが、やっぱりジム・ロジャーズの予言(笑)どおりに事態が推移したので、本人も観念したようです。

いまや、女房も日本株投信投資家です。もっとも、最近は「いつ、利益確定で売ればいいのか?」との質問で私を悩ませますが(笑)。
【2007/02/12 23:01】 URL | mikeexpo #- [ 編集]


買った瞬間から価値が下がるものを借金で買うっていうことを実感してない人が多いのだと思います。
今は公務員でもない限り終身雇用ではないのでなお更危険ですよね。ーー;
ただ,年配の人は借家で死にたくないという方が多いですね。。
日本って風土自体が持ち家買いましょうキャンペーンにはまりやすいのかもしれません。
【2007/02/14 10:45】 URL | にじ@Ray #- [ 編集]


>>mikeexpoさん

初めまして。
なかなか堅実な形での持ち家購入をされたようですね(^^)
万一のことをしっかりと考えておくことは必須だと思います。
全ての持ち家購入者がそういう考え方であればよいのですが、なかなかそうはならないんでしょうね・・・。

投資に関して夫婦できっちりと取り組んでいるのは素晴らしいですねぇ。

>>MAT.Nさん

なかなか面白そうな本のようですね。本屋さんで探してみたいと思います。
持ち家を持つことが国策として進められたというのは、確かにそうだと思います。
私の場合、「土建屋を食わせるため」という視点とはやや異なりますが、家を買えば様々な家財道具も同時に売れますから、個人消費は確実に増えるでしょう。景気対策としては非常に有効ですよね。
こう考えてくると、現在の日本人の持ち家志向というのは、政府の思惑通りということになるのでしょうね。


>>新幹線さん

ゆとり返済のおかげでゆとりが無くなったのですから、あれはまさに悲劇というしかないですね。
「借金して家を買うのは、現金で株を買うよりも危険な行為」という点に関しては、現実にはなかなか根付かないだろうなあ、という気はします。株式投資と持ち家購入を比較するという視点を持っている人はごく少数でしょうから・・・。


>>けーぽんさん

リスク資産への投資についての説得は大変だったでしょうね(^^;)
けれど、二人でうまくバランスがとれたということなのでしょうね。
結果オーライというところでしょうか。

相互リンクについての件ですが、私のブログの方針により、基本的にリンク先を増やすつもりはありませんので、ご希望には添えない可能性が高いです。「シンプルなブログデザイン」ということをモットーにしているので、申し訳ないのですがあしからずご了承下さいm(_ _)m


>>にじさん

終身雇用が前提であれば、借金しての持ち家購入もリスクは押さえられるのでしょうけど、現実にはどうなるかわかりませんからね・・・。
私も、日本人の持ち家志向というのは日本人の気質なのかと思ったこともあるのですが、どうやら持ち家が一般的になったのは戦後になって住宅ローンができてからの話のようです。とすれば、別に風土の問題でもなさそうな気もするのですが、それでもやっぱり土地にこだわるのは農耕民族ゆえんなんでしょうか・・・。この点についてはよくわからないというのが現状です。

現実には、分譲住宅に比べて賃貸住宅はあまりに貧弱すぎるという要因が一番大きいのでしょう。
【2007/02/16 20:38】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


多くの日本人は資産のかなりの部分が不動産(持ち家)で、これはポートフォリオ理論からするとかなり危険です。3000万円の家を買うならば1億円の資産をもっていなければ危険という説もあります。私は賃貸派ですが資産をかなり増やすことができたら不動産の購入を考えようと思います。
ですが預金+住宅ローンはそこまで否定されるものではないのかもしれませんよ。例えば日本の主婦が投資をしてリターンを期待できると思いますか?おそらく無理でしょう。株式投資が怖いという感覚は良いと思います。それから住宅ローンを借りずに住宅を購入する場合を想像してみて下さい。多くの日本人はきっと住宅を購入することができません。さらには住宅ローンの金利は低いです。
そんなこと考えずに資産管理をしている状況が問題だとは思いますが、資産運用のやり方は人それぞれでよいと思います。
【2011/12/12 09:33】 URL | FUKURI #- [ 編集]

管理人よりコメント
もちろん、家をローンで買うことは仕方がありませんし、資産運用のやり方も人それぞれでいいと思います。私が問題にしているのは、ただ単に、リスク認識の欠如の問題です。リスクをきちんと評価・認識した上でリスクをとるのと、リスクを認識しないまま無リスクと勘違いしてリスクをとっているのとではやはり大きく異なってくると思うからです。
【2011/12/18 17:10】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


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日本人の異常なリスク感覚

今日は一般的な日本人のリスクのとりかたについての記事です(この「一般的な」という言葉が適切かどうかはわかりませんが、あえてこういう表現をしています。他に適切な表現が見つからなかったので・・・)。... お小遣い稼ぎ【2011/05/31 15:49】

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