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1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
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過去の日経ビジネスの特集記事、「『池の中の鯨』、大海へ」より
今日の記事は、少々古い話題です。

今回は、日経ビジネスのバックナンバーを元にした記事です。取り上げるのは、日経ビジネス2007年1月29日号の第2特集、「『池の中の鯨』、大海へ」という記事です。この記事で言う「池の中の鯨」というのは1500兆円にもなる日本の個人マネーのことで、それが「日本という小さな池」を飛び出して世界市場を揺るがすほどに急拡大している、という内容です。

この特集では、インドやベトナムに関して取り上げられていて、これを読むと、これらの国の株式市場がいかに日本の個人投資家の強い影響を受けているかがよくわかります。インドやベトナムの株式市場が高値になっているのは、日本の個人投資家の買いによる部分が大きいということのようです。

しかし、こうなってくると、気になることも当然あります。一部を引用してみます。


(日経ビジネス 2007年1月29日号 P.54より引用)
-------------引用開始-------------------------------

 上場企業数が日本より多いインドでは、中堅企業以下の株式の大半は毎日売買されないほど流動性が低い。日本の投信の投資は株価指数(SENSEX)を構成する主要30企業に集中しており、国際的にも知名度が高いIT大手のインフォシス・テクノロジーズや、エネルギー大手のオイル&ナチュラルガスといった銘柄はほとんどの投信が買っている。
 その結果、少ない株式のパイを自然と奪い合うことになり、株価は時に企業の実力以上に上昇する。実際、今の株価は既に来期の2007年度の業績をも織り込みつつある。

-------------引用終了-------------------------------



また、ベトナムに関しては、こんな記述が。こちらもごく一部のみ引用します。



(日経ビジネス 2007年1月29日号 P.57、およびP.58より引用)
-------------引用開始-------------------------------

作れば売れる。ベトナム株投信の人気はそこまで過熱している。しかし、急拡大したといっても時価総額が1兆5000億円程度しかない市場では、まともな運用は難しい。上場企業が195しかない中で投資先を吟味していけば、投資銘柄は大型企業におのずと限られてしまう。

(中略)

 昨年ベトナムを視察した日本の中堅証券の投信担当幹部も忠告する。
「株の多くを政府とドラゴン・キャピタルが持つ市場で、まともな投資ができるなんて考えない方がいい」

-------------引用終了-------------------------------


ちなみに、ドラゴン・キャピタル(ドラゴン・キャピタル・グループ)というのは、ベトナムで活動する外資系運用会社の名前です。特集記事によると「ベトナムのゴールドマン・サックス」と呼ばれるほどの影響力を持つそうです。
上に挙げたのは特集記事のごく一部ですが、特集全体を読む限り、どうも過熱気味の感は否めません。
ちなみに、この特集記事ですが、最後は、こう締めくくられています。

「下落局面でこそ試される力」という章からの引用です。

(日経ビジネス 2007年1月29日号 P.63より引用)
-------------引用開始-------------------------------

いつかは来る下落局面の中でも冷静に振る舞い続けられるか。世界の民の力がその時試される。

-------------引用終了-------------------------------


さて、ここで私の感想を書いておきます。
個人投資家が大きな影響力を持つこと自体は必ずしも悪くはないと思うのですが、私が考えてしまうのは「投資の素人であるはずの個人投資家が株式市場を支えることの危うさ」についてです。例えば、いったん本格的な下落が始まったら個人投資家によるパニック売りが殺到し、売りが売りを呼んで「個人投資家発・世界同時株安」とでも呼ぶような状況になるのではないかと。そして最後の最後に大損をするのは例によって個人投資家なのだろうと・・・。私は、個人投資家というものは、たとえ今どんなに大きな利益を上げていようとも、あくまでも「投資の素人」であることを忘れてはならないといつも思うのです。


-------------------------

ちなみに、同じく日経ビジネスの2007年3月5日号の第2特集に、「池の中の鯨、大海へ 為替編」と題して、「素人、円相場揺らす」というものもあります。こちらの記事の主旨は、「円安の流れを主導しているのが日本の個人」というものです。こちらの特集記事も非常に面白いので機会があればご一読をおすすめします。かなり古いバックナンバーなので、もしかしたら図書館くらいでしか読めないかもしれませんが・・。




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ゴールドマン・サックスゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)は、アメリカ合衆国|アメリカの金融グループである。ドイツ出身のマーカス・ゴールドマン(:en:Marcus Goldman|Marcus Goldman)が創業。1869年に設立された。CEOはロイド・C・ブランクファイン(: 証券会社完全ガイド【2007/07/25 19:26】

投資家投資家(とうしか)は、株式や債券・不動産・通貨・商品などに投資する人、あるいは法人。短期の値動きによる利益を狙う「投機家」「トレーダー」に対して、長期の値上がりによって利益を期待する立場を意味することもある。また江戸期の米相場の時代から昭和初期頃ま 投資最新ガイド【2007/08/01 17:10】

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