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1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
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「ドルコスト停止」及び「定額分散撤退(逆ドルコスト)」を検討してみる
前に書いた記事の関連記事です。
過去の記事はこちら。

もし、世界経済が数十年にわたって低迷を続けたとしたらどうするか?

もし、世界経済が数十年にわたって低迷を続けたとしたらどうするか?(2)

今日は、以前の記事のコメント欄においてBホールドさんの書いておられた「ドルコスト停止」そして「定額分散撤退(逆ドルコスト)」について書いてみようと思います。

まずはBホールドさんのコメントを引用します。


-------------引用開始-------------------------------
ドルコスト平均法は、機械的定額投資により、「簡単に恐怖心が克服できる」。
これにより、投資効率の視点から見て優れた効果を発揮します。

ただし、下記3条件をみたせば、ドルコスト停止がより効率的です。
短期間の急激な暴落時には比較的条件を満たし易いと言えます。
①投入先資産の今後の価格低下がかなり確実に想定できるという前提があり
(これが確実かどうかが実際は問題です)
②価格低下後に、停止していた間の投入予定資金が投入でき
(ここで、恐怖感を克服する必要があります)
③停止期間の時間的損失(複利効果も停止)<資産価値の下落幅であること
(これは、停止期間が長期化するほど実現しにくくなります)。

また、効率性のみを追求するのではない場合には、
心理的平和、共同家計管理者との協調などを重視すること等の見地から、
投入の一時停止が、穏当な選択肢である場合もあるでしょう。

ただ、一旦継続投資を停止すると、もう復活しないことになり勝ちという気も
しないでもないので、もしそうなったら寂しいことです。。。
-------------引用終了-------------------------------


さらに引用を続けます。

-------------引用開始-------------------------------

下げ局面での撤退が効率的なケースについて一言。

下げる前に、下げリスク大資産を下げリスク小資産に転換することは有利です。
例えば、株式クラスをキャッシュに。
そして、例えば下げた後に、従前同様の比率で再投資すれば、投機的利益が
得られます。資産価値が半減していれば、この処理だけで資産倍増(手数料は控除)。

しかし、これは、不確実な将来に対する自己予測の信頼を基礎にするギャンブル的な
要素がかなり入り込みますので要注意です。
売却候補時点(現在)と再取得時点(将来)の2点を比較して、確実に後者が下げていないといけません。
要するに、高く売って安く買うという、空売り手法と同じであり、まさに投機です。
空売りは手法として適正に存在しており、それ自体を否定するものではありませんが、
いつもうまく行くものではなく、それ相当のリスクが伴うものであることは当然です。

今回の金融危機に則して言えば、効率的撤退のチャンスは、現実的な線では、リーマン破綻発覚後又は下院否決後か、それぞれのリバウンド後あたりでしょうか。
即時全面撤退に踏み切れないなら、期間を定めて定額分散撤退(いわば逆ドルコスト)という手法もあります。
これらが効を奏すれば、相当の威力です。

しかし、しかし、効率的撤退を成功させることは、なかなかに難しいと思います。
今回の金融危機前に、グローバルマクロ経済の視点から、バブル部分というか経済のひずみのエネルギーというかが、相当蓄積されて危険だということは、割とよく知られていたのではないかと思いますが、それがいつ爆発するかは分からなかったのです。
小出しのひずみ解消によるソフトランディングの可能性(の期待?)もあったのです。
そして部分的崩壊があっても、それがどこまで誘爆していくのか(どこで食い止められるのか)の判断は、予測域にとどまり、確信を持つのはなかなか難しいと、(少なくとも私には)
思われました。
(例えていうと、地殻変動エネルギーの蓄積と地震発生や、新型ウィルスの発生と新型インフルエンザの蔓延に近いものがあるかも、、、)
そして、ミクロの見地からは、個人や機関や企業や各国政府の対応は、それぞれの思惑があるため、総合的見地からは不合理な行動をとることがあり、予測しずらいです。

また視点を変えて、先ほどの、現在と将来の2時点の取り方を、かなり遠い将来を想定して取り直すとどうなるか。
そう、上げ局面になり得るのです。投機的判断としても、処分撤退の必要なしとなります。
しかも一旦撤退すると、複利効果発生停止という時間的ロスと、手数料額(清算報酬控除もあり)が発生します。

なんか、屁理屈のような感じになってしまいましたが、要するに、下げ局面で一旦撤退して再参入するという効率的撤退は、手法としては存在するが、それを成功させることはなかなかに難しく、結局は「相場勘」次第であると思います。
予測実現の確率を半々とすると、時間的ロスと手数料額を凌駕させることはなかなか難しいかも知れません。まあ、下げ予測の自信次第ですが。

ただし、ここまで、資産評価が下がってお買い得局面になってしまっている現時点では、成功の可能性は非常に狭まっていると感じます。

まあ、だからこそ、マクロミクロのデータ分析と相場勘によって、効率的撤退を成功させた方は、お見事というほかありません(笑)。

以上、長くなりましたが、要するに、長期投資家としては、効率的撤退ができなかったからと言って悲観するする必要はなく、むしろできなくて当たり前。できた人が偉い。
非効率的撤退をして損失を拡大してしまう危険を想定する方が大事かと。

ということで、個人的には、下げ局面でも、将来の回復が見込まれる以上は、資産保持継続が穏当と考えています。

-------------引用終了-------------------------------


非常に素晴らしい文章です。

ドルコスト停止にしろ、逆ドルコストによる定額分散撤退にしても市場の動きを正確に予想して行動するのはほぼ不可能であり、もしそれができれば神業ということになるでしょう。
しかし、その一方において、日本におけるバブル経済崩壊とその後の長い不況を知っている人であれば、米国のサブプライムローン問題が近い将来において非常に大きな事態を引き起こすであろうことくらいは事前に予想できた人も少なからずおられたものと思われます。

あるいは、昨年(2007年)夏の時点ではまだ深刻さの度合いはわからなかったにしても、その後もどんどん下落を続けている様子を見て、「これはただごとではないのかもしれない」という認識を持った人もかなり多くおられたのではないでしょうか。

もしも、そのように予想したのであれば、"リスクを減らすことを目的として"ドルコスト平均法による定額積み立てを一時停止したり、あるいは定額売却を行うということにも一理あるのかもしれません。ここでのポイントは、「リターンの最大化」ではなくして、「リスクを減らすこと」に主眼を置くことではないかと私は考えています。つまり・・・



「ドルコスト停止にしても、逆ドルコストによる定額分散撤退にしても、結果として失敗に終わって当たり前。先行き不透明で下落傾向にある中で、リスク資産が必要以上に増加するのを防ぎ、そしてリスク資産の売却により、リスク資産を減らすことができたのだからそれでいいではないか」



・・・と考えるのであれば、ドルコスト停止や、逆ドルコストによる定額分散撤退にも一定の合理性を見出すことができるのではないかと思うわけです。

例えば、本業が景気の影響を受けやすく、大暴落の影響による景気後退によって本業からの収入が激減したりする恐れがある人(吹けば飛ぶような中小零細企業に勤めているような人や、もともと収入が不安定な人など)の場合、この戦略をとった方が無難である可能性もあり得ます。
逆に、安定性のある企業に勤めていたり、仮に失業してもすぐに次の仕事を見つける自信のある人など、深刻な不況になってもさほど影響を受けないような人は、「あくまでも積み立て投資を続け、そのまま持ち続ける」というのが正しい戦略ということになると思います。




あとは、自分の相場観に自信のある人の場合も、ドルコスト停止や、逆ドルコストによる定額分散撤退が合理的である可能性がありますね。当人が納得した上でのことであれば、こうした選択肢もあり得るでしょう。


--------------------------

いろいろと書いてきましたが、どのような選択をとろうとも、どれが本当の意味で合理的なのかは私にもわかりません。将来をある程度予想することはできても、確実に未来を見通して100%的中させることは不可能だからです。
(単純な話、ごく近い将来に起こるであろう大幅な下落そのものは予想できたとしても、どこまで下落するのか、どのくらいの期間それが続くのか。そして、いつ回復に向かい、その後どこまで上昇し、さらにその次の暴落はいつ始まるのか・・・といったことを正確に予想することなどできるわけがない、という話です)


結局は、投資家自身の投資に対する考え方とリスク許容度によって決定すべきことなのだろうと思います。





テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

この記事に対するコメント

難しいことですね。
買える人はきっと買うといい局面ですよね。少なくとも1年前に買うよりは(笑)

リスクを減らさざるを得ない人は、いろいろ考えるしかないですね。少なくとも投資に関して「目標を下げる勇気を持つ」ことが大切だと思います。一時的ではなく未来もです。
結果的に回復したとしても、その間に過ごす生活に大きなプレッシャーを感じるのなら、その間のしんどさが大きいですから、そう感じる人はリスク資産を減らさざるを得ないですね。
生活に影響があるかどうかより、心が不安定になるかどうかが先にきちゃいますし。

おっしゃるように、「投資家自身の投資に対する考え方とリスク許容度によって決定すべきこと」ですし、今は自分と対話すべき時だと思います。
【2008/11/10 22:25】 URL | うさみみ #- [ 編集]


引用ありがとうございます。
文章、くどすぎて恥ずかしいです^^;;

簡潔にまとめると、
この先下がるかどうか自信がないけれど、
いつか、これ以上に上がることには自信があれば、ホールド。
しばらくはほぼ確実に下げるだろうと思うならば、
むしろ撤退して再投資ということですかね。

分散撤退は、定額よりも定率がベターかも。
例えば各時点の保有口数の10分の1づつと決めれば、下げ続ける場合に、
早期により多くの口数を撤退で救済できることになります。

先月のようなナ大幅下落が予想される時は、
選択肢の一つとして、分散撤退を考えておきたい気もしますが、、、
私は、ホールドが好きなので、やっぱりたぶん撤退しないだろうなとも思います(笑)

【2008/11/10 22:29】 URL | Bホールド #- [ 編集]


難しい話はわかりませんが、現在、インデックス投資にまわされている金額が多すぎると感じたり、下落でなんとなく毎日「ドキドキ」するような積立金額なら、「ドキドキ」しない金額まで一旦毎月の積立金額をさげてみたらどうでしょうか。
こういう相場ですが、先が上がるか下がるかわからないからこそ「機械的」に「一定額」を「決めた日」に投資するインデックス投資の妙があるのかなと思います。
ただ、下がり基調の時に積立の減額や積立しないのであれば逆に言うと、上昇基調の時には積み立ての増額などを行なうわけになると思うので、インデックス投資というより、インデッスな指数を「アクティブ」に購入しているだけに感じてしまいます。そうであれば、ベタですが、応援したい企業の株などをまめ株などで少数購入していった方が興味があるだけいいような気がします。
【2008/11/11 10:58】 URL | ライヒ #Tb/w00Xg [ 編集]


>>うささみさん

不安を感じながら投資を続けるのは不健全ですし、家庭内不和をもたらす原因にもなりかねませんから、リスク資産を減らすというのは合理的な話だと思いますね。
現実問題として、リスクを減らすにはリスク資産を減らす以外の方法はないわけですから。


>>Bホールドさん

今回の記事は、ほとんどがBホールドさんのコメント引用だけで終わってしまいました。
確かに長い文章ではありましたが、それがまた投資家の苦悩を表しているように思え、非常にいい味を出していると思います(^^)

>私は、ホールドが好きなので、やっぱりたぶん撤退しないだろうなとも思います(笑)

なるほど。そもそもハンドル名からして、「Bホールド」というくらいですから、よほどホールドが好きなんだろうと思います(^_^;)

私もなんだかんだといいつつも、やっぱりバイ&ホールド継続ということになると思います。



>>ライヒさん

確かに積み立て金額の減額というのは有効な方法だと思います。
もともと、ドルコスト平均法自体は、「有利でもなければ不利でもない」投資方法ですから、別にあえてドルコストにこだわる必要もないように思います。

下記URLが参考になるかもしれません。

山崎流マネーここに注目「ドルコスト平均法は本当に有利か」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/yamazaki/at_ya_08022201.htm

-------------引用開始-------------------------------
定期的な「積み立て」という方法は、お金を貯めるのには便利な方法だが、方法がドルコスト平均法である必要はない。それでも「ドルコスト平均法は有利だ」と思っている人は、合理的ではない視点からものを見ている可能性が大きい。
-------------引用終了-------------------------------

そういえば、私の場合も、純金積み立てとさわかみファンドへの積み立て以外は、かなり変則的な積み立て方法をとってきました。これがいいのか悪いのかはわかりませんが、自分で納得した上で投資するということが一番大事なので、インデックス連動型商品のアクティブ運用というのも悪くはないのかもしれないとは考えています(だからといって、あまり頻繁に売買するのは考えものですけど)。少なくとも、個別銘柄とは異なり、「個別企業の倒産リスク」は考えなくていいわけですから。

【2008/11/15 09:31】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


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