プロフィール

masa

Author:masa
1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
なお、当ブログの更新は原則として不定期です(月に数回程度の更新になると思います)。

最近の記事

ブログ内検索

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード

月別アーカイブ

貯金生活。投資生活。
「節約なくして貯金なし」「貯金なくして投資なし」を座右の銘とする管理人がお金と社会について語るブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

分散投資の有効性についての私見
先日、読者の方から、こんなコメントを頂きました。

「分散投資で金持ちになった人は本当にいるのか?」という素朴な疑問のコメント欄より引用します。

-------------引用開始-------------------------------

いま学校で分散投資について、ポートフォリオ分析などを通して勉強しているのですが、本来分散投資とは分散することによってリスク軽減を目的として投資するものだとされています。

しかし、現在では軽率かもしれませんが分散投資によってリターンも低い、さらにリスクが多きいわけでもありませんが、資産が昔よりも相関しており”資産分散”という集中投資をしているのではないかと考察しています。

そのことについて、意見を聞かせてください。

-------------引用終了-------------------------------


この話はなかなか面白いと思いました。「資産分散という集中投資」ということについては私も似たようなことを考えたことがあります。サブプライムローン問題による大暴落以降、国際分散投資に対する信頼も揺らぎつつあると感じています。

参考までに、下記のサイトより一部のみ引用します。

「グローバル化」が資産運用に与える影響(モーニングスター)

-------------引用開始-------------------------------

このように、世界経済は以前と比較して変貌しつつあり、投資信託市場にも影響を及ぼしているようです。 以下の図3、4は、2009年4月末現在と、2004年4月末現在の過去5年間の類似ファンド分類別のファンドの相関関係(連動性)を表しています。相関係数とは、ある2つの資産の値動きの関係性(連動性)を数値化したもので、1に近いほど連動性が高く、-1に近いほど逆の値動きをすることになります。
 図3の2009年4月末を基準とした過去5年間の相関係数と、図4の2004年4月末基準(5年前)を基準とした過去5年間の相関係数を比べると、5年前と比較して、現在はほぼ全ての類似ファンド分類において相関係数(連動性)が高くなっていることがわかります。この原因としては昨年の世界同時株安の影響などもありますが、今回の金融危機発生以前から相関関係は高まっている傾向にあり(参考図参照)、主な原因としては前記しました「グローバル化」の影響が考えられます。経済のみならず「ヒト」、「モノ」、「カネ」、「情報」、「技術」などのグローバル化により、世界経済はより密接となり、金融資産の連動性も高まってきているのかもしれません。

(中略)

 各資産クラスの相関関係が高まるということは、違う資産でも同じような動きをしやすくなっているということを意味しており、分散効果を発揮しにくい状況になっているとも言えます。
 分散投資にとって最も重要なポイントとして、ポートフォリオの相関関係が挙げられます。値動きの安定を目指して分散投資する場合、いろんな銘柄や資産に投資するだけで良いということにはなりません。例えば、連動性が高い(相関関係が高い)資産や銘柄にいくら分散投資しても、個別リスクの分散にはなりますが、値動きを安定させる分散効果は期待しにくいからです。「値動きの安定」を追及するのであれば、ポートフォリオの相関関係を考慮に入れる必要があります。できるだけ連動性が低い(相関関係が低い)資産を組み合わせることで、分散投資による値動きの安定性を追及することが可能となります。各金融資産の相関関係が高まっている現在、分散投資をする際は以前にも増して工夫する必要性があるといえます。


-------------引用終了-------------------------------


ここにあるように、グローバル化の影響により、金融資産の連動性は高まっているのかもしれません。もしかしたら、将来的には国際分散投資がさほど有効ではなくなることがデータ的に証明される日が来るかもしれません。あるいは、何らかの理由により、世界経済全体の成長がどこかの時点で止まってしまう可能性もあり得ます。ちなみに、今年(2009年)は、戦後最悪のマイナス成長のようです(この話についてははこちらを参照してください)。


とはいうものの、だからどうすべきなのかというのは非常に難しいと言わざるを得ません。


今回の金融危機において、たとえ国際分散投資をしていた投資家であっても、その大半が大きな打撃を受けたのは間違いないことでしょう。しかし、そうであっても集中投資の道を選んだ人よりは値動きは緩やかだったものと思われます。また、たとえ今回の金融危機をアクティブ運用によってノーダメージで乗り切った人であっても、次も同じように乗り切れるという保証はどこにもありません。

問題なのは、上記モーニングスターの記事にあるような金融資産の相関性の高まりという事態が今後も継続するのかどうかがわからないという点です。今だけの現象なのか、それとも今後さらに相関性は高まるのかということは後になってみないとわかりません。仮に、国際分散投資が有効でなくなるのだとしたら、どういう投資行動をとればいいのか?ということを考える必要が出てきますが、これについても妙案は頭に浮かんできません。

分散投資の対極に位置するのは集中投資ですが、集中投資の道を選べば、それこそリスクは非常に高くなってしまいます。世界経済の流れを的確に読んでアクティブ運用するのは極めつけに困難で、普通の人にはまず不可能と言わざるを得ません。

私としては、たとえ金融資産の相関性が高まってきたとしても、やはり国際分散投資を継続するしかない、と考えています。たとえ、国際分散投資の効果が以前ほどではなくなったとしても、それでも集中投資するよりは遙かにマシだと思うからです。

ただ、分散のさせ方はさらに工夫が必要になるかもしれません。どの資産クラス・どの国や地域にどのくらいの比率で分散させるのかは熟慮の上で再検討の余地がありそうです。とはいえ、これにしても正確なところはわかりません。国際分散投資を実践している投資家であっても、アセットアロケーション(資産配分)は人によってずいぶん違うはずです。


そんなわけで、私の個人的見解としては、「分散投資に代わる新たな投資戦略が見つからない以上、たとえ資産の相関性が高まっているのだとしても、それでもやっぱり国際分散投資が最も無難と思われる」と答えざるを得ないのです。



テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

この記事に対するコメント
値動きは緩やかだった
そもそもリスク資産に投資しなければ右肩上がりです^^
ここがフラットということは、金利リスク(ゼロ金利)を受けているか、(私のように^^;)リスク資産と無リスク資産を組み合わせているかのどちらかです。

リスクを取る限り、損をし続ける可能性は十分にあります!
そこをわかった上でリターンを追求するのであれば問題ないのですが、なんだか投資をやらなくちゃいけないという考え(多いと思います・・)なら、證券会社の単なるカモだと思います。

平均分散アプローチは有効ですが、いつ売っても精神的に支障のない範囲でやるのがいいような気がします(時価で売れる値段)
【2009/07/24 12:42】 URL | 預金王 #- [ 編集]


金価格を見てみると、ここ10年くらいは右肩上がりです。
分散とは、相関が薄い物に対してのみ分散と言えます。
グローバル化の影響により、金融資産の連動性は高まっているのかもしれませんが、
相反する、あるいは相関の薄いものは必ずあるはずです。
相関だけでなく市場規模も重要ではありますが、分散投資は今でも可能だと
思っています。
【2009/07/24 19:04】 URL | サボテン #mQop/nM. [ 編集]

管理人よりコメント
 
>>預金王さん

>リスクを取る限り、損をし続ける可能性は十分にあります!

この点、まさしくその通りですね。長期投資の話になりますが、長期投資でリスクが減るわけではなく、長期になればなるほどリスクはむしろ高くなると考えられますし。
分散投資の有効性うんぬん以前にリスク資産にお金を投じるということの意味をよく考える必要がありそうです。


>>サボテンさん


>グローバル化の影響により、金融資産の連動性は高まっているのかもしれませんが、
>相反する、あるいは相関の薄いものは必ずあるはずです。


なるほど。確かに連動性が高まっているとはいえ、完全に連動するということはないでしょうから、その意味では分散投資はやはり有効なのでしょう。
とはいえ、どんな風に分散させるかは一考の余地があるのでしょうね。できるだけ相関性の低い資産クラスを組み合わせる必要がありますから。


【2009/08/01 22:22】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://moneyfreedom.blog21.fc2.com/tb.php/431-1eba759c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。