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Author:masa
1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
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「節約なくして貯金なし」「貯金なくして投資なし」を座右の銘とする管理人がお金と社会について語るブログ
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「株主をあまりにも重視し過ぎている」という批判についての疑問
今さらながらの話ではあるのですが、「株主をあまりにも重視し過ぎている」ということを主張し、株主重視を批判する人が一部にいるようです。記憶に新しいところでは、今年(2010年)1月に、民主党の藤末健三議員は、「最近のあまりにも株主を重視しすぎた風潮に喝を入れたい」などとと主張していました。


私はむしろ全く逆で、「日本では株主があまりにも軽視され過ぎているのではないか」という認識を持っているので、この手の批判には強い違和感を感じています。


会社は誰のものかといえば、株主のものです。また、「会社は株主だけのものではない」というのも間違いです。株式会社である以上、会社はあくまでも”株主だけ”のものです。このことに議論の余地は全くありません。会社を所有するのが株主である以上、株主を重視するのは当たり前。

そもそも、問題視されるほどまでに株主が重視されているというのなら、自分も株主になればいいのです。労働者が株を買ってはいけないというルールはありません(もちろん、インサイダー取引に該当しなければの話ですが)。証券会社で口座を作れば上場企業の株を買えます。もし本当に、株主という立場がそれほど素晴らしい立場だというのなら、株を買った投資家はぼろ儲けしていても不思議はありません。しかし、現実はそんなに甘いものではないということは株式投資というものを多少なりとも理解している人なら誰でも分かっていることだと思います。



株式に投資することには、大きなリスクが伴います。株主や投資家はリスクをとるという重要な仕事をしているのです。株主や投資家というのはリスクに見合ったリターンを得ている(現実には、リスクが大きいがゆえに損失を出しているケースの方が多いと思いますが)に過ぎないのであって、株主を重視し過ぎているという批判はあまりにも的外れだと思います。



以前に、日本人に株式投資アレルギーが多い理由を考えてみるという記事を書いたことがありますが、投資嫌いの人が多い理由の一つとして、日本では株主が軽視されているからではないかとも考えていました。株主や投資家があまりにも軽視され過ぎているがゆえに、株に投資をすることが合理的ではなかったのではないかと・・・。

繰り返しますが、私はむしろ、日本の場合には株主を軽視しすぎているのが問題だと思っています。より正確に言うと、株主というものを事実上無視してきたと言った方が適切かもしれません。日本が、ちゃんとした資本主義国家になるためには、きちんと株主を重視した経営をすべきだと思います。


それから、株主重視をもって、これを格差拡大の主要因とする意見も時々見かけるのですが、これも間違っていると思います。以下、参考資料としてWikipediaより引用します。

正規社員の解雇規制緩和論(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

-------------引用開始-------------------------------

OECDの対日勧告


OECD(経済協力開発機構)は日本における労働市場の二極化について、度々、これを是正するよう求めている。

2006年の対日審査報告書では、「格差問題」に一章が費やされている。日本は従来、所得の不平等度が少ない社会と見られてきたが、「最近は所得格差が拡大している」と警告している。その理由として、日本は解雇に関する法制が未整備で、正社員の解雇が困難な点をあげている。「正規雇用への保護が手厚すぎる」がために、企業は非正規雇用への依存を強める結果となり、「所得の低い非正規雇用者の増大から、所得格差が拡大した」と指摘した。「日本はもはや平等な国ではない」と締めくくっている。

以降も連年、同様の指摘が行われているが、その骨子は「日本はOECD加盟国のなかで実質的には最も解雇規制がきびしい国の一つである」「正社員の解雇規制が強すぎる、すなわち一度雇ったら解雇や賃下げが困難であるがゆえに、企業に正規雇用のインセンティブを失わせている」というものである。

2008年には、特に若年層における失業や貧困の拡大を問題視し、「Japan could do more to help young people find stable jobs(日本は若者が安定した仕事につけるよう、もっとやれることがある)」と題した報告書を発表。その中で「正規・非正規間の保護のギャップを埋めて、賃金や手当の格差を是正せよ。すなわち、有期、パート、派遣労働者の雇用保護と社会保障適用を強化するとともに、正規雇用の雇用保護を緩和せよ」と勧告を行っている。

-------------引用終了-------------------------------


ここにあるように、OECDの対日勧告でも、日本の格差問題に対する記述がありますが、ここでは所得格差が拡大している理由として、正社員の解雇規制が強すぎる点を挙げています。株主重視が格差問題の要因だというのは根本的に論点がずれています。

そんなわけで、本日の結論を一言。


「株式会社が株主のものである以上、株主を重視するのは当たり前のことだ」ということです。


それにしても、ニュースなどを見ていると、公開会社法とか内部留保課税とか、段々と無茶苦茶になってきたという印象があります。政治家たちは、本気で日本を潰すつもりなのではないかと勘ぐりたくなるほどです。とりあえず、私の方は、もう日本株式への追加投資は完全に停止していますが、日本株式への投資がますますイヤになってきました。投資家として、日本を見捨てる日がいよいよ近づいてきたということでしょうか・・・。



最後に参考サイトを挙げておきます。さすがによくまとめられています。私のブログとは大違い・・・(-_-;)


株主至上主義って?(経済学101)

内部留保課税について(投資十八番)





テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

この記事に対するコメント

ごもっとも!
↑最後の1行についてじゃないですよ(^^;

「株主叩き→株離れ→銀行が融資しないチャレンジ旺盛な新規事業に資金集まらない→産業衰退」の駄目スパイラルが止まらないとマズイっすよね。(ある方の受け売りですが…)

昨日、ツイッターでリンクを貼って記事を紹介してみたのですが、ちょっとはアクセスに変化はありましたでしょうか??
…あまり影響ないか(苦笑)
【2010/03/15 17:27】 URL | 虫とり小僧 #YHpFg9Og [ 編集]

管理人よりコメント
 
>>虫とり小僧さん

今回の記事で私が書いた、「株主が重視されているというのなら、自分も株主になればいい」というのは、投資をしている人ならごく当たり前の発想だと思います。個別株や株式ファンドに投資すれば、配当ももらえますし、値上がり益も享受できます。当然のことながら、「購入者全員にプレゼント!もれなくリスクがついてくる」ということになるのですが、リスクをとるのが投資家というもの。


>「株主叩き→株離れ→銀行が融資しない
>チャレンジ旺盛な新規事業に資金集まらない→産業衰退」
>の駄目スパイラルが止まらないとマズイっすよね。

これが最大の懸念事項ですね。こうなってしまったらまさに最悪です。

株主重視し過ぎうんぬんの話の話を最初に聞いたときには、「民主党はいつから共産党になったんだ?」と思ったものです。これは恐らく「金持ちは悪である」「株主・投資家は従業員から搾取している」という発想に基づいているのでしょう。
それにしても、こんな暴論を主張する人が与党の政治家だというのは驚くべきことです。藤末健三議員の主張に対しては、ネット上でもあちこちで相当に叩かれていましたが、それも当然のことですね。あまりにも経済の理屈を知らなさ過ぎるのではないかと思った次第です。

民主党のひどさは、私にとっても当初の予想をはるかに上回っています。その破壊力は抜群です。このままいくと、民主党は日本経済を完膚無きまでに叩きつぶし、経済大国の地位から転落させてくれることでしょう。民主党恐るべし。
もっとも、民主党もそろそろ末期症状っぽいですが。


ところで、ツイッターの話ですが、虫とり小僧さんからのコメントを頂く前にツイッターからのアクセスには気付いていました(^^)
ツイッターからのアクセスは初めてだったので、「あれ?どこからだろう?」と思って確認してみて、虫とり小僧さんのツイッターの発言ということがわかったというわけです。ツイッターもなかなか面白いものですね。

とはいえ、私の方はツイッターは結局やらないことにしました。これを始めると、どうもパソコンや携帯電話などの情報端末に向かう時間が際限なく増加してしまいそうなので自粛することにしたのです(^^;)
 
 
【2010/03/21 08:34】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


ホントに政界のリーダーたちを見ていると日本の将来を憂いてしまいますよね。。

ある方も「この1ヶ月で知り合いの外国人が2人日本を去ります。一人(社長)は、国会中継見ていて日本が終わったと感じたからだそうです。一人は日本が好きで日系企業に就職狙いましたが不採用の連続で諦めたみたいです。お二人とも優秀な方なので非常に残念。」と嘆いておりました。。


ツイッターは、うまく使いこなさないと時間だけが奪われてしまい、逆にうまく使いこなされてしまうので、時間や距離のとり方が非常に難しいです(^^;
普通に仕事を抱えつつ、ブログというフィールドを既にお持ちのmasaさんが自粛したのは正解かも(笑)
【2010/03/21 15:03】 URL | 虫とり小僧 #YHpFg9Og [ 編集]

管理人よりコメント
 
>>虫とり小僧さん

現状における政治の最大の問題は、日本が今後どんな国を目指すべきかというグランドデザイン(全体構想)が描けていないことだと思います。あるいは、描くことが難しいと表現する方が適切かもしれません。

人類史上経験のないほどの少子高齢化・人口減少時代が到来することが確実視される中、モデルとなるような国も存在しないという状況です。それゆえに、何を目指し、何をすべきなのかというビジョンが明示できないことが最大の原因なのかなと。有権者一人一人の考え方も、若年層と高齢者層では全く違いますし、また同じ年齢層でも、その置かれている立場によって政治に求めるものが全く違います。そうなると、国民の総意をまとめることが難しく、結局は「あれもこれも」という話になってしまい、その結果としてなんとなく耳障りのいい政治公約ばかりになってしまうのではないかと思います。

マンガの「鋼の錬金術師」の中にこんな言葉があります。



「人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためには同等の代価が必要になる」



これは物語中の錬金術の等価交換の原則について語ったものですが、この等価交換という考え方は、我々の生きる現実の世界でも同じことが言えます。しかし国民が政治に対して求めているのは、「対価は払いたくない。でも国民へのサービスは十分にしてくれ」あるいは「他人の既得権益はどんどん削ってくれ。でもオレ様の既得権益は削らないでね」とか、そういうケースが多いように思います。国家というものをまるで魔法の杖のようにでも考えているとしか思えません。この国民自身の意識の甘さこそが最大の問題点なのではないかと。

よく言われるように、政治のレベルは、結局は国民のレベルを反映したものに過ぎないと思います。私もけっこう政治家の悪口をブログで書いているのですが、政治家の悪口を言うとき、それは実は有権者である国民自身(突き詰めれば結局は自分自身)への悪口なのかもしれません。


>ある方も「この1ヶ月で知り合いの外国人が2人日本を去ります。

それは残念ですね。
個人的には、外国人が今の日本を見てどんな風に思っているのか非常に興味を持っています。海外から見て日本はどんな風に映っているのかと。やっぱりダメな国ということなんでしょうか・・・。

>ツイッターは、うまく使いこなさないと時間だけが奪われてしまい、
>逆にうまく使いこなされてしまうので、時間や距離のとり方が非常に難しいです(^^;

ツイッターはつぶやきだけにすきま時間を使ってできるとは思うのですが、それだけに、はまってしまうと際限なく時間を潰してしまいそうだなあ、ということを懸念していたのですが、やはりそれは正しいようですね(^^;)

ブログの場合、私が時間を割くのは原則として週一回だけなので、バランス的にはブログがちょうどいいのかなと思っています。

 
【2010/03/21 22:03】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]

こんにちは。
その議員の言ったことは、商法・その他経済的常識に基づいたはなしではなく、もっと情緒的なことを述べたかったのでは?と推察します。
本田宗一郎さんや松下幸之助さんが、自社の社員に向けて講話した「会社は社員のものだ」。これは経済原則云々の話じゃないですよね。

その議員は、そういった話にかぶれているんだと思いますよ。
「会社は社員みんなの・・・・」オーナーにだけ許された発言なんだけどね。ww
【2010/08/31 18:18】 URL | dd #W32wsheY [ 編集]

管理人よりコメント
>>ddさん

>その議員は、そういった話にかぶれているんだと思いますよ。

まあ、そうでしょうね。
問題なのは、これが法律を決める与党議員だったということですね。例えば、単なる評論家や一般庶民の発言ならば何の問題もなかったのでしょうけど。
”株主重視を是正する”という名目で妙な法律ができれば、それはすべての会社に影響を与えることになるので大変なことになります。その上、日本はもともと株主軽視だったからなおさらです。

会社のオーナーが、従業員の士気向上を意図して、「会社は社員のもの」と発言することはありますが、ddさんが書いておられるように、まさにそれは会社の所有者たるオーナーだからこそ言えることなんですよねぇ。


【2010/08/31 22:29】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


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