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Author:masa
1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
なお、当ブログの更新は原則として不定期です(月に数回程度の更新になると思います)。

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「節約なくして貯金なし」「貯金なくして投資なし」を座右の銘とする管理人がお金と社会について語るブログ
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株式市場にみる、市場経済のあるべき姿
株式市場というものについてあらためて考えてみると、おおむね公正で、理想的な市場だと思います。今回は、そう考える理由について書いてみたいと思います。



*参入障壁が低く、誰でも株式の売買に参加できる

株式市場は、誰でも自由に取引に参加することができます。つまり参入障壁が低いということで、これは機会平等という意味で非常に重要なことだと思います。これがもし、株式投資をするのに特別な資格が必要だとしたら大変なことになります。例えばの話、「証券口座を開設して取引に参加するためには、金融資産1億円以上が必要」とかなんとか、妙な規制が存在したとすれば、ほとんどの個人投資家は市場から閉め出されてしまいますが、もちろんそんなよけいな規制は存在しないので、少額投資しかできない一般個人であっても参加することができます。



*株主の責任は、有限責任である

株を買った投資家、即ち株主は、たとえ自分が投資した会社が多額の負債を抱えて倒産した場合でも、会社の債務について責任を負うことはありません。支払う義務がないのです。株主である投資家は、株式を得る対価として支払った金額を失うことになりますが、それ以上の損失を迫られることはありません。これによって、株を買おうとする投資家は、気軽にリスクをとって株を買うことができます。なにしろ、責任は有限なのですから気楽なものです。「投資は自己責任で」とは投資における決まり文句ですが、投資家である株主の責任というのは実はそんなに重いものではありません。リスクをとりやすいというのは非常に重要なことです。



*不公正な取引は規制されている

株式市場は、おおむね公正な市場だと考えて差し支えないと思います。例えば、不公正取引の代表ともいえるインサイダー取引は、投資者保護及び金融商品市場への信頼確保を目的として規制されています。私は、余計な規制はない方がいいという考え方の持ち主ではありますが、このインサイダー取引の規制は公正な取引を実現するための規制なので、これはよい規制です。この規制の存在によって、一般の投資家が不利な立場におかれることがないようになっているからです。規制の話がでたついでに根本的なことを書いておくと、規制というものは公正な競争を実現することを目的とすべきで、既得権益者の利権を守るためのものであってはなりません。



*誰でも参加できるがゆえに、労働者という立場でも株を買うことができる

最初に書いた、参入障壁の低さと関連するのですが、個人投資家という立場で考えると、「労働者という立場でも株を買える」というのは非常に重要だと思います。このことは、以前に「株主をあまりにも重視し過ぎている」という批判についての疑問という記事でも書いたことがあります。株主になれば、配当ももらえます。株価が上がれば、その恩恵を受けることができます。労働者でありながら株主にもなれる。これは株式投資の大きな魅力の一つです。



*投資からの撤退や銘柄の乗り換えも容易にできる

株式市場では買った株を売却することも気軽にできるので、投資からの撤退も容易です。これは流動性の高さゆえのメリットだと言えそうです。何らかの理由で、「株を買ってみたけど失敗だった」と思ったら、すぐに売り注文を出せばいいのです。株式市場は、取引への参加も容易なら撤退も容易。また、銘柄の乗り換えも簡単です。これなら株投資で失敗した後の再チャレンジも容易です。このことが、株式投資へ参加する際のハードルを大きく引き下げていると思います。



株式市場の魅力は他にもいろいろとあるかと思いますが、今回は、個人投資家という立場で特に重要だと思った点について書いてみました。投資をしている人にとっては、みな当たり前のことばかりですが、よく考えると、これだけよくできた市場というのは、他にはなかなか見当たらないのではないかと思います。市場原理や市場経済を毛嫌いする人もいますが、機会平等で公正でリスクをとりやすい株式市場こそが、市場経済のあるべき姿を示していると思います。




テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

この記事に対するコメント

masaさま

リーマンショック以降、市場主義や自由主義に対して、批判も多く規制の強化を掲げる国や政治家などが増えています。

 ただ、自分は現在の市場での売買を通じた価格形成は、誰かが(国が)決める統制方式に比べて、きわめて合理的にできていると思います。
 誰かが固定化すれば“ひずみ”は大きくなり、どこかで対価を払わなければならないことになります。

 インサイダーや粉飾決算などは論外としても、一定のルールを定めて、基本的にはあとは自由というのが望むべき姿であることに変わりはないと思います。
 下げ相場になると、よく出るのが「空売り」に対する非難ですが、自分からすると買うのは参入は自由だけど、売るのは持っている人だけというのも、対象性が取れていないことから逆に不自然に感じています。その点、為替相場は自由度が高い市場なのでしょう。

 まとまりのない文章になりましたが、自分もmasaさんのいうように労働者としても投資に参加できるという自由に魅力を感じています。ただ、インデックス投資を中心にすえているため、売り買いという投資行動による企業への「賛成」「反対」という意思表示が薄弱なのが気にはなります。その点は申し訳ないですが、アクティブ投資家方にお任せすることになりそうです。
【2010/05/17 08:20】 URL | Zelkova #rHat8f7E [ 編集]


>株主になれば、配当ももらえます。株価が上がれば、その恩恵を受けることができます。労働者でありながら株主にもなれる。これは株式投資の大きな魅力の一つです。

これも大きいですよね。
経営者や株主に搾取されているという人もいますが、
一方的にとられるのが嫌ならとられた部分を
株主として合法的に取り返すことができますからね。
(その分リスクはありますけど。。。。。)
【2010/05/17 20:52】 URL | 4460n #- [ 編集]

管理人よりコメント
 
まずは記事の補足を書いておきます。今回の記事で一番言いたかったことは、「市場経済は素晴らしい!」ということです。

皮肉だと思ったのは、需要と供給という純粋な市場原理によって動く株式市場においては公正な取引が行われているのに対して、弱者保護の元に様々な規制が行われた我々の住む社会では、あらゆるところに利権や既得権益が発生して、かえって不公正になっていることです。

何かと批判されることも多い市場経済ですが、現実問題として、これを超える経済システムなど存在しないと思います。我々は、規制緩和によって市場原理を歪める余計な規制や既得権益をなくし、公正な競争の行われる社会を目指すべきだと思います。



>>Zelkovaさん

>一定のルールを定めて、基本的にはあとは自由というのが
>望むべき姿であることに変わりはないと思います。

これこそが私の言いたかったことです。政府の果たすべき役割は、規制による市場への余計な介入ではなく、市場経済をきちんと機能させるための施策の実行だと思います。

>インデックス投資を中心にすえているため、売り買いという投資行動による
>企業への「賛成」「反対」という意思表示が薄弱なのが気にはなります。

そうですね。これはインデックス投資の大きな欠点でもあります。この点に関する限り、インデックス投資が広がることが果たしていいことなのかどうなのか、疑問に感じますね。



>>4460nさん

>経営者や株主に搾取されているという人もいますが、
>一方的にとられるのが嫌ならとられた部分を
>株主として合法的に取り返すことができますからね。


その通りです。搾取されるのがイヤなら、株を買えばいいだけです。搾取うんぬんを主張する人というのは、投資家の果たしている重要な役割を理解していないのだろうと思います。リスクがあるのは当たり前の話で、それが株というものですからねぇ。


【2010/05/22 22:35】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


> 弱者保護の元に様々な規制が行われた我々の住む社会では、あらゆるところに利権や既得権益が
> 発生して、かえって不公正になっていることです。

そういう規制は、往々にして、善意から生まれているのですが...

「地獄への道は、善意で敷きつめられている」

ということですね。

【2010/05/27 21:52】 URL | ひろん #- [ 編集]

管理人よりコメント
 
>>ひろんさん

>「地獄への道は、善意で敷きつめられている」

まさしくその通りでしょう。完璧すぎるコメントです。

規制というのは、作った本人にすれば弱者保護のための善意なのでしょうけど、そのことが市場を歪めてしまい、結果として公正さを失わせてしまうのだと思います。市場をうまく機能させるには政府がしっかりしなくてはならないはずですが、公正な取引や公正な競争を促さなくてはならないはずの政府自らが様々な規制をかけて、結果として不公正な状況を生み出してしまうというのはブラックジョークとしかいいようがありません。

規制によって市場を歪めれば誰かがそのツケを払うことになるのでしょうけど、それを払わされるのは、多くの場合、規制によって守るはずだった弱者であるのも、なんとも皮肉なことだと思います。

ところで、今回書いた株式市場の話ですが、「個人投資家を株式市場から閉め出してしまう規制」というものが存在したとしても不思議はなかったんじゃないかと思うことがあります。なぜならば、「一般庶民が株式投資で破産の憂き目に遭うのを防ぐために(つまり、弱者保護のために)、ごく一部の億万長者以外は株取引に参加できないように規制する」という発想は大いにあり得たことだと思うからです。仮に、もしそんな規制が存在すれば、庶民が資産形成する道も絶たれてしまい、ずいぶん不公正な世の中になっていただろうなあ、と考えてしまいました。そんな妙な規制がなくて幸いだと思った次第です。

また、記事本文で株式の流動性のことについて言及しましたが、この流動性の話を労働市場に置き換えて考えれば、流動性のある労働市場というものがどれほど望ましいのかということもわかるのではないかと思います。

【2010/05/28 21:56】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


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