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Author:masa
1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
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投資を巡るトラブル事例を見て思うこと
今回の話の元ネタは、ダイヤモンドオンラインの山崎元氏の記事です。記事より引用します。



完治しない投信販売の“病”(山崎元のマネー経済の歩き方|ダイヤモンド・オンライン)

-------------引用開始-------------------------------

 投信販売をめぐるトラブルが増えているという。10月18日付「朝日新聞」の記事を読み、「まだやっているのか」と呆れたが、意外感はなかった。

 1998年から銀行窓口での投信販売が始まって、今後は「回転売買」をやめて、「残高営業」が主流になるといわれ、投信販売が改善したかに見えた時期があった。しかし、銀行が投信に導入しやすい顧客にひととおり当たり終えると、既存顧客のファンド乗り換えで稼ごうとするのは当然のことだ。

 ファンドを買わせると少なからぬ手数料が入り、セールスマンは数字で評価され、目標数字(実質的な「ノルマ」)と支店の計画に追われるのだから、ビジネスの構造は証券会社となんら変わらない。

 記事によると、公募株式投信を顧客が保有する平均期間は、今年の8月時点で2年11ヵ月と、なんと昨年より7ヵ月も短いという。2008年は4年7ヵ月だったから、急速に短縮化している。

 トラブルの対象として多いのは、案の定、高齢者だ。大手銀行が1700万円の定期預金を持っていた認知症の女性(82歳)に1000万円の投信を買わせて、約4割が損失になったとして訴訟になっている例もある。後の損は意図的なものではないとしても、銀行員が手数料分の振り込め詐欺をやっているのと大差ない。

 今後、高齢者が増えて、同時に資産は高齢者に偏在しているから、高齢者を投信セールスからいかに守るかが大きな課題になる。だが、改善させることは容易ではない。

 投信運用会社の多くは、ビジネス上の力関係でも、資本関係でも証券・銀行等の金融機関に対して立場が弱い。運用会社は、おカネを集めることができなければ立ちゆかないし、ファンドを販売してもらえばただちに収入が増えるので、販売会社には逆らえないのだ。


(中略)


 証券系の大手投信運用会社は、一時期、直販の拡大に乗り出したことがあった。直販用の手数料の安いファンドをラインナップして、「ノーロード(販売手数料なし)」でこれを売ろうとしたのだが、親会社に当たる証券会社の営業部隊から「われわれの商売の邪魔をする気か」との怒声を浴びて、直販ビジネス自体を諦めてしまった。販売会社に見放されると預かり資産が急減する可能性があったし、なによりも子会社の立場である。


-------------引用終了-------------------------------



この記事の中の、認知症の高齢者に投信を買わせた話を読んだときは、一体どこの悪徳商法だ?と思いました。山崎元氏は、「銀行員が手数料分の振り込め詐欺をやっているのと大差ない」と書いておられますが、まさにその通りだと思います。

投資を実践している私ですら、いまなお投資だとか資産運用だとかいう言葉を聞くと、どうしてもある種の胡散臭さを感じざるを得ません。それは、上記の例に限らず、投資を巡るトラブルを多々知っているからです。ずいぶん以前の話ですが、私にも「投資や資産運用に興味はありませんか?」という類の電話がよくかかってきたのを思い出します。その電話が会社にまでかかってくるのには閉口したものです。私はその当時から、「投資や資産運用という言葉を聞いたら詐欺だと思え」が合い言葉だったので、いつも「興味はありません」の一言で電話を切っていたものですが、もしあの誘いに乗っていたら、一体どんなことになっていたのだろう?と思うと、恐ろしさを感じます。

私も、株や先物取引にはまってしまった人を何人か知っていますが、最後には文字通り、なけなしのお金を失っていきました。中には、子供の教育費にまで手をだして、それを失ってしまった人もいました。金融商品の売り手側が悪いのか、あっさりと誘いに乗ってしまう顧客側が悪いのか、それはよくわかりません。

ただ、様々な投資を巡るトラブル事例を見ていると、どうにも投資というものがうさん臭い目で見られるのは仕方がないと思います。認知症の人に投信を売った事例というのは極端なケースかもしれませんが、投資と詐欺とは紙一重だという気がするのです。あるいは、投資というのは合法的な詐欺ではないかと思うことがあるほどです。

そしてさらにうんざりするのは、業界体質自体も変わることができそうにないことです。山崎元氏は、ダイヤモンドオンラインの記事で「高齢者を投信セールスからいかに守るかが大きな課題になる。だが、改善させることは容易ではない」と書いておられますが、これはその通りだろうと思います。

私はよく、「自分自身は投資をしているのに、なぜこうまで投資に対して否定的なのだろうか?」ということを自問自答するのですが、その答えは、金融商品の売り手側の営業姿勢に対する疑問をどうしても拭い去ることができないという点にあります。証券会社・投信会社・銀行・先物取引会社のいずれをとっても、その営業姿勢を考えると、よほど投資や金融の知識が豊富な人でなければ、とてもじゃないが投資なんてお勧めできないと答えざるを得ないのが現実です。もし身内の人が投資を始めようとしているのを聞いたら、間違いなく「ちょっと待て!」と引き留めます。

あっさりとセールストークに乗ってしまう顧客側も大きな問題なのは確かですが、各種金融商品の売り手側も、少しは投資のイメージの悪さを払拭するための改善努力をして欲しいものだと思います。このままでは、いつまで経っても、投資というものがうさん臭い目で見られてしまいます。しかし、業界のビジネス構造を考えると、それはやはりムリなのでしょうねぇ・・・。



テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

この記事に対するコメント
説明義務
金融機関も金融商品を販売する際は、元本割れリスクの説明が義務付けられていますが、
どの程度まで説明しているのか想像がつきません。

株なんかの場合、元本割れどころか半分になる場合も十分あり、場合によっては「紙切れ」になる可能性もあるのですからね。

私も投資歴は5年程度ですが、まだよく分からない商品がいっぱいあります。

通貨選択型投資信託など人気のようですが、どうなのでしょう。
新型商品なので割安なのか、割高なのかまったく分かりません。

とにかく老後資金の場合は、元本割れする商品は絶対にまずいでしょう。
それを勧めるのも商売でしょうが、金持ちの老人だけにしてほしいですね。
【2010/11/03 22:52】 URL | ろうちゃん #HfMzn2gY [ 編集]

金の亡者
合法的なバクチ、詐欺・・・。何故合法か?経済的強者の思惑・影響力が、立法にまで反映されるほど強大であり、仕組みとして出来上がっているから。
【2010/11/04 00:13】 URL | dd #mQop/nM. [ 編集]

管理人よりコメント
>>ろうちゃんさん

>どの程度まで説明しているのか想像がつきません。

私もよくわからないのですが、例えばネット証券の商品説明などを見ていても、「義務だから一応仕方なくリスクを表記しているけど、投資は自己責任なんだから勝手に読んでよ」という程度の消極的説明のレベルにとどまっているように思えます。ネット証券の場合、煩わしい営業マンがいないだけ、まだマシなのでしょうけど、それでも投資家がリスクをしっかりと理解できるように積極的に説明しようという姿勢は全然感じられないというのが私の所感です。



>>ddさん

以前に、「超一流の詐欺師というのは警察には捕まらない」という話をどこかで読んだことがあります。要するに超一流の詐欺師は法律を熟知していて、あくまでも合法的に書類を整え、カモからお金を奪うという話だったと思います。つまり、被害者が法的に訴えても、被害者側の自己責任、あるいは被害者側の落ち度ということになり、詐欺には該当せず、被害者側に勝ち目はないという話。ただし、この話、真偽のほどは不明です。とはいえ、この理屈を投資の世界に当てはめると、商品先物取引会社とか証券会社がけっこう当てはまりそうな気が・・・?

【2010/11/14 09:23】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


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