プロフィール

masa

Author:masa
1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
なお、当ブログの更新は原則として不定期です(月に数回程度の更新になると思います)。

最近の記事

ブログ内検索

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード

月別アーカイブ

貯金生活。投資生活。
「節約なくして貯金なし」「貯金なくして投資なし」を座右の銘とする管理人がお金と社会について語るブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「投資で社会貢献」というのは間違っていると思う
投資に関する文献を見ていると、「投資を通じて社会貢献しよう」という話を時々見かけるのですが、私にはこの話がいまいちよく理解できません。もちろん、投資活動を通じて世の中にお金が回るわけですから、結果的に社会貢献にもなっているというのは事実だとは思うのですが、それでもなお、若干の違和感を感じることがあります。


一番強く感じる違和感は、企業活動及び投資活動は営利目的で行うものであって、慈善事業ではないということです。一番大切なのは株主の利益の最大化であり、社会貢献ではないと思います。これに関連する話として、私はかつてご当地ファンドに関してこんな記事を書いたことがあります。


ご当地ファンドで地域貢献というけれど

ご当地ファンドを買う人の心理について推測してみる


これらの記事にも書きましたが、社会貢献や地域貢献をしたいのなら、別に投資をしなくても、もっと他にいい方法がいくらでもあります。顧客として応援したい企業の商品を買うのもよいし、ボランティア活動をするという方法もあります。また、どこかの団体・組織にお金を寄付するという方法もあります。なにもわざわざ社会貢献するために投資をする必要はないのです。社会貢献をしたいから投資をするというのは理屈的にもおかしいと思います。

投資というものは、あくまでも営利目的で行うべきものです。それを社会貢献だの地域貢献だのという”美しい言葉”でごまかすべきではないと思います。投資には常にリスクを伴うのですから、お金を投じる際には相当にシビアな目で見るべきです。

もっとも、投資をする側にとっても、金融商品を売る側にとっても、社会貢献とか地域貢献という言葉は非常に便利なものです。これらの美しい言葉を用いることによって、何かと胡散臭い目で見られがちな投資というものが、なにやら崇高なものに見えてくるからです。

金融商品を販売する側が、社会貢献という美辞麗句を並び立てるのは仕方がありません。それは売り上げアップを狙ったセールス文句なのですから。しかし、投資をしようとする側が、社会貢献という言葉に安易に乗せられることがあってはならないと思います。投資家にとって大事なことは、リスクの問題と、何よりも利益が出せるかどうかというただそれだけです。



テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

この記事に対するコメント
いつも参考にさせていただいています
はじめてコメントさせていただきます。いつもとてもためになる記事を書かれていて、参考にさせていただいております。ありがとうございます。
今回の記事、私も確かに社会貢献を「目的」とした投資というのは何か違和感を感じます。ただ、私はそうはいってもやはり投資家は投資行為の社会貢献を考える「必要」はあると思います。というのも、社会に貢献してない投資(企業)は永続的なリターン(利益)をえることができません。
つまり社会貢献は永続的に利益を得るための「前提」だと思います。なので、社会貢献を「目的」としている投資は「ただの前提」である社会貢献を「目的」としているので違和感を感じると思います。社会貢献を前提として、その後にどれくらいのリターンが得られるか?が大切だと思うのですがいかがでしょうか?
【2011/03/10 03:34】 URL | kukuru #- [ 編集]

投信自体・・手数料の最大化が目的
直接投資という意味ではご当地ファンドは不要だし、貢献するならそこに関わる消費をするのがベストでしょう。
非営利の金融商品であれば国債がいいし(税金への貢献)、利益を出すなら仕事をするのが一番(だと思います・・)

>一番大切なのは株主の利益の最大化

これは難しいでしょうね。まず資本主(創業者)→役員→従業員→顧客→取引先

株主は配当還元という方法もありますが、利益から持っていかれてしまいます・・
誰かが高値掴みしてくれれば、理論的にキャピタルゲインで儲かります^^
【2011/03/10 12:37】 URL | 預金王 #- [ 編集]


投資が社会貢献なら預金も社会貢献であり、消費も社会貢献である。のかも?

投資を推奨する便利な殺し文句としては使えますね(笑)
何か良い事してるっぽく聞こえますし。
【2011/03/10 23:02】 URL | きょろすけ #- [ 編集]


少し今回の意図とは違うのかもしれませんが、投資と社会貢献はバランスというか志向性の問題だと思っています。

そういうことで、

「企業活動及び投資活動は営利目的で行うものであって、慈善事業ではない」
「投資というものは、あくまでも営利目的で行うべき」
「社会貢献をしたいから投資をするというのは理屈的にもおかしい」

ということはないと思います。
社会貢献をしたいと思った100人がお金を出資して社会貢献を求めた企業を作ってもいいのではないでしょうか。社会貢献を念頭に置き、非社会貢献的な巨額な利益よりも社会貢献できる小さな利益を追い求める企業というのもあっていいはずです。
個人的には、会社は株主のものであり、株主のものであるからには株主の志向するモノが目的となるべきという「会社は株主のもの」という立場です。ですから、企業は株主が掲げる目標を目指すべきで、その目的は営利目的に限られる必要はないかと思います。
自らの私財を事業立ち上げに投じるというのはまさに投資の王道で、社会貢献という目的での出資もありではないでしょうか。ボランティアや募金はすでにあるシステムに乗る行為であり、出資して新しい社会貢献の仕組みを作ることと優劣比較を語れるものではないに思います。

社会貢献を目的に起業した知人がいて出資を求められましたが、その時は内容に賛同できなかったので(お金がなかったこともあり)断りました。しかし、内容と事業の継続性が魅力的な社会貢献事業であれば出資してもいいかとは思っています。ダメですかね^^;
【2011/03/11 22:16】 URL | 吊られた男 #nLnvUwLc [ 編集]

管理人よりコメント
 
>>kukuruさん

基本的には書いておられる通りだとは思います。
利益を出すためには顧客に製品やサービスなりを提供して、それに対する対価としてお金をもらう必要がありますから、顧客に貢献していない企業は存続できません。
今回、私がこういう記事を書いたのは、特に投資の初心者向けに書かれた投資本やサイトで、やたらと社会貢献を強調するものが多く、そのことに大きな違和感を感じていたからです。



>>預金王さん

>投信自体・・手数料の最大化が目的

まさしくその通りですね。もっとも、インデックスファンドがたくさん出てきた今では薄利多売の方向に向かっているのかもしれません。



>>きょろすけさん

>投資が社会貢献なら預金も社会貢献であり、消費も社会貢献である。のかも?

これはその通りだと思います。
純粋に社会貢献をしたいだけのことであれば、何も投資をする必然性はないと思います。
ついでに書いておくと、当然のことながら、働くことも立派な社会貢献だと言えますね。



>>吊られた男さん


>社会貢献をしたいと思った100人がお金を出資して
>社会貢献を求めた企業を作ってもいいのではないでしょうか。

会社は株主のものなので、出資者である株主がそれを望むなら、もちろんそういう形態もありだとは思います。イメージとしては、社会起業家に投資するというところでしょうか。
でもそれは投資と言えるのか?というと、それは少し違うと思います。十分な利益を出すことができなければ、組織そのものが維持・存続できず、結局は最後に解散せざるを得なくなるのではないかと。「利益は少しだけでいい」ということかもしれませんが、そういう甘い考えではほとんどの場合、失敗に終わると思います。徹底的な利潤追求を目的とする企業でさえも、売上高自体はそこそこ大きくとも、コストを差っ引いた純利益はほんのわずかしかのこらないということは珍しくありません。それどころか、下手するとあっさりと赤字転落です。
独立・起業する人にたまに見受けられるケースで、「利益追求よりもやりたい仕事をする」というのがあるのですが、儲かるかどうかを第一に考えないと、結局は失敗してしまい、結果的に出資者に対して迷惑をかけてしまうことになると思います。もっとも、たとえそうなったとしても、それはあくまでも出資者の自己責任ですから問題はないとも言えますけど。

私はプランジャパンに少額ながら毎月寄付をしていますし(これはクレジットカードによる毎月の自動決済)、またつい先日には 利用しているインターネットプロバイダを通じて大震災のための募金に協力しましたが、これは投資だとは思っていません。明らかに投資とは異質なものです。
例えば、私が今後行われるであろう震災復興事業に投資すると仮定した場合、社会貢献目的で投資することは絶対にありません。あくまでも純粋に「震災復興事業を行っている、どの企業に投資するのが一番儲かるか」という視点で投資することになるでしょう。「震災の復興事業でお金を儲けようなんて不謹慎だ」という人もいるでしょうけど、それが投資家というものです。利益を追求しない投資というのは間違っていると思います。

 
 
【2011/03/15 20:53】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


世界規模でその精神が通用するかは別ですが、規模を問わなければ社会貢献と利益を同時には追求できると思います。事実、小さなコミュニティの中では数十人規模のような小さな団体で自立して運営しているところもあります。ボランティア的な協力もあれば投資資金もあります。そこへの出資においては、金銭的メリットを求めている人もいますが、そういう社会貢献する人の活動を支援したいという思いで投資している人もいるはずです。私もそういうことでお金を出したこともあります。(投資成果としては元本が返ってきただけです)

投資と寄付を明確に分けることも一つの考え方だと思いますが、その境界をあいまいにした判断も一つの考え方であり、どちらか一つしかないものではないと思うのですが、いかがでしょうか。
投資とは「資産を投じる」ことであり、「投資とはこういうものだ。他の投資は間違っている」というような幅の狭いものではないように思うのですが・・・
【2011/03/17 16:06】 URL | 吊られた男 #zdvXpt9s [ 編集]

管理人よりコメント
 
>>吊られた男さん

>投資とは「資産を投じる」ことであり

これがそもそも間違っています。投資という言葉の定義は、辞書によると次のようになっています。

明鏡国語辞典より引用
-------------引用開始-------------------------------
投資

利益を得る目的で資金を事業・証券などに投下すること。(用例)「設備投資」
その将来を見込んで人材などに金をつぎ込む意でも使う。(用例)「ピアニストにするために子供に投資する」

-------------引用終了-------------------------------

また、Wikipediaで投資という言葉を調べると、

「投資(とうし)とは、主に経済において、将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指す(現代において、生産能力の増加しない商業活動はこれに含まない)。広義では、自己研鑽や人間関係においても使われる」となっています。

通常、投資家の言うところの投資というのは、「利益を得る目的で資金を投じること」を指します。私が言っているのは、言葉の使い方が間違っているということです。社会貢献それ自体に資金を投じることを間違っているということではありません。ただ、社会貢献事業にお金を投じるというケースでは、投資というよりも、篤志と呼ぶ方が適切ではないかと思います。

【2011/03/18 21:08】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]

興味深い話です
masaさん・吊られた男さんの意見交換は大変興味深いです。
これも少し論点がずれるかもしれませんが、ドラッカーは「マネジメント」の中で、そもそも企業の最終目的は利益ではなく、その会社が社会に貢献できるもの、という風に書いています。利益は企業活動を継続するために必要ですが、あくまで「手段」だというのです。kukuruさんの意見とも逆になってしまいますね。
ドラッカーによると、すべての企業は「社会貢献事業」ということになってしまうのでしょうか?現実はそんなにきれいごとで済まない気もしますが、この考え方によれば企業投資自体がすべて社会貢献につながる気もします。
さて振り返って自分を考えてみると、5年ほど前、投資を始めたきっかけはネット銀行の広告(高い利率)に吊られてでした・・・・
【2011/03/20 00:00】 URL | ogachi #- [ 編集]

管理人よりコメント
>>ogachiさん

>ドラッカーによると、すべての企業は「社会貢献事業」ということに
>なってしまうのでしょうか?

これは考え方次第ですが、基本的には企業にとっての社会貢献というのは利益を出すことだと思います。利益を出すためには顧客に貢献することが必要ですから、それは立派な社会貢献です。もっとも、中には顧客をカモとしか考えていない会社もあるようなので、100%そうだとは言い切れませんけど。
今回の大震災で様々な企業から支援金が寄せられていますが、それもすべては営利目的で稼いできたお金があってこそできることです。
曲がりなりにも「投資」という言葉を使う以上は、その言葉の定義通り、利益目的でお金を出すというのが妥当だと思います。もっとも、これにも解釈が難しい部分があって、社会全体に投資するという考え方のもと、出資者が利益を受け取る代わりにその全額を社会に還元するということもあり得ますから、この場合には投資と社会貢献が完全に一致すると言えそうです。

それから、どんな組織であっても、収入>支出(最悪でも収入と支出がプラスマイナスゼロ)とならなければ組織の維持ができなくなることを考えれば、多少なりとも利益としてのお金を残すことは非常に重要なことだと思います。

>この考え方によれば企業投資自体がすべて社会貢献につながる気もします

ドラッカーの考え方に従うとすれば、そういうことになるでしょうね。
社会貢献と利益というのはいわば車の両輪と言えそうです。社会貢献をしていない(=顧客に支持されていない)企業は顧客に見捨てられてしまいますから利益が出せませんし、利益を出せる企業は、それだけ社会貢献をしているということになるでしょう。社会貢献をしている企業に投資している投資家もまた社会貢献していると言えますね。利益というものを手段と考えるか、それとも目的ととるかは考え方次第で、どちらが正しいというのは一概に言えないと思います。
  
 
【2011/03/20 08:36】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://moneyfreedom.blog21.fc2.com/tb.php/516-d697607f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。