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Author:masa
1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
なお、当ブログの更新は原則として不定期です(月に数回程度の更新になると思います)。

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投資の知識は、お金を殖やすためではなく、お金を減らさないために役に立つ(2)
以前の記事の続編です。前回の記事はこちら。

投資の知識は、お金を殖やすためではなく、お金を減らさないために役に立つ

今回は、前回書いた内容も含めて、追加で書いておきたいことをまとめておきます。



1.「投資=楽してお金を殖やすための方法」ではないことがわかる

投資というと、「楽してお金を儲ける」というイメージを持つ人が多いのですが、実際に投資について学び、実践すればするほど、そうしたイメージとはかけ離れてくることに気付きます。投資の初心者にありがちな「濡れ手に粟で簡単にお金が儲かる」というイメージがいかに的外れかということに気付くわけです。投資について詳しくなれば、投資でお金を殖やすのがいかに難しいかということがイヤでも見えてきます。また、結果としてお金が殖えるにしても、それは決して楽して殖やしたものではなく、リスクという対価を支払った結果であるということにも気付きます。
投資というのはそんなに簡単に大儲けできるものではないということをきちんと理解しているだけで、例えば、半年で投資元本が倍になるとかいう類の、常識では考えられない高いリターンを強調している投資案件など、決してまともなものではないということが容易に判断できます。



2.投資や金融の知識は投資詐欺を見抜くのに役に立つ

投資や金融分野の知識を学ぶ最大の利点の一つは、投資詐欺を見抜くことができることだと私は考えています。例えば、元本保証をうたって出資金を集めるのは出資法で禁止されているということを知ってさえいれば、投資詐欺の大半は防げると思います。実際、投資詐欺業者の多くは、客を安心させるために元本保証を謳い文句にしてお金を集めています。無知であるがゆえに騙される人が後を絶たないのは残念なことです。出資法や元本保証という言葉についてのちょっとした知識があるだけで、元本保証をうたって投資の勧誘をしてくる怪しげな業者に対して、「銀行の預金でもないのに、元本保証っていうのはおかしい」ということに気付きます。投資詐欺事件のニュースを見ているとわかりますが、その多くは出資法違反で捕まっています。

参考までに、出資法(正式名称は「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」)についてのサイトを2つばかりリンクを貼っておきます。Wikipediaと電子政府のサイトです。ここでは、ごく一部のみ引用しますが、全文、目を通しておいた方がよいでしょう。

出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律(Wikipedia)
-------------引用開始-------------------------------

・不特定多数の者に対する、元本を保証した出資の受入れの禁止
・特定金融機関以外の、業としての預り金をすることの禁止(他の法律に特別の規定がある場合を除く)

-------------引用終了-------------------------------



出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律(e-Gov)
-------------引用開始-------------------------------

(出資金の受入の制限)
第一条  何人も、不特定且つ多数の者に対し、後日出資の払いもどしとして出資金の全額若しくはこれをこえる金額に相当する金銭を支払うべき旨を明示し、又は暗黙のうちに示して、出資金の受入をしてはならない。

(預り金の禁止)
第二条  業として預り金をするにつき他の法律に特別の規定のある者を除く外、何人も業として預り金をしてはならない。
2  前項の「預り金」とは、不特定かつ多数の者からの金銭の受入れであつて、次に掲げるものをいう。
一  預金、貯金又は定期積金の受入れ
二  社債、借入金その他いかなる名義をもつてするかを問わず、前号に掲げるものと同様の経済的性質を有するもの

-------------引用終了-------------------------------



ついでに書いておくと、元本保証と元本確保は全くの別物であることも知っておかねばなりません。モーニングスターのサイトから引用します。


モーニングスター [投資信託講座]

-------------引用開始-------------------------------
 ところで、「元本保証」と似た言葉で「元本確保」という言葉がありますが、どう違うのでしょうか。「元本保証」とは異なるのでしょうか?

「元本確保」型投資信託とは、資金を「安定運用」の部分と「積極運用」の部分に分け、「安定運用」部分で満期償還時における元本を確保しながら、「積極運用」部分で先物運用などにより収益を追求する投資信託をいいます。

 「元本確保」は「元本保証」とは異なります。「元本保証」とは、1,000万円までの預金のように、万が一金融機関が破たんしても国が肩代わりして保証することにより元本割れが起きないことをいいます。一方、「元本確保」の場合は、「元本確保」型投資信託が投資した債券の発行会社が破たんした場合、投資したお金は一部しか戻ってこないのです。

 また、「元本保証」では運用期間中ずっと元本が割れないように保証されますが、「元本確保」は満期の時点で元本を払い戻せるように運用しています。これも両者の大きな違いです。つまり、元本確保型のものでは中途解約した場合には元本割れする可能性があるわけです。

 元本確保型は外国投信など外貨を取り扱うものが多く、外貨(例えばドル建て)で元本確保しているものもなかにはあります。たとえ満期償還のときに外貨(ドル建て)で元本が確保されていても、毎日変動する為替レートのせいで円に交換することにより損してしまうこともあります。何に対して「元本確保」なのかを確認しておくことも重要です。
-------------引用終了-------------------------------



また、投資詐欺においてよくあるのが、先ほども書いた、やたらと高い利回りを謳い文句にするというパターンですが、これも金融や投資があれば多くの場合見抜けます。例えば、本当にまともな事業でそんなに儲かるというのなら、銀行から融資が受けられるはずなのに、それをしないで個人から小口の出資を募るのはおかしいということに気付きます。
プロ(金融機関、機関投資家)が参加していない市場に手を出してはいけないということを知っていれば、詐欺あるいはそれに近い悪徳業者の被害から身を守ることができます。実に単純な話です。




3.投資の知識は、リスクを抑えるのに役に立つ

投資というのは、リターンは不確実であるがゆえに、絶対に儲かるという方法はないにせよ、法的にきちんとした金融商品であって、なおかつ長期的なリターンがプラスであることが期待できるなら、投資をする価値はあるかもしれません。この場合、重要になってくるのは、リターンではなくて、リスクの方です。いかにリスクを抑えるか、そしてどこまでのリスクを許容するのかといったことが重要になってくるわけです。例えばインデックスファンドを利用した分散投資についての知識があれば、リスクを抑えつつ投資を行う術が見えてきます。もちろん、この場合とて、元本割れのリスクは避けられませんし、お金が殖やせるとは限りませんが、リスク基準で投資判断をする癖がついていれば、投資に対して過剰にびびる必要もなくなります。もっとも、このリスク許容度というのを判断するのが最も難しかったりするわけですが。



私は、投資というものには、人によって向き・不向きがあるため、決して万人にはお勧め出来ないと思っていますが、金融や投資の知識だけは万人が身につけておくべきだと常々思っています。なぜ知識だけは身につけておくべきかといえば、本当にきちんと金融や投資の知識が身についているのなら、投資というものが、決して楽して儲かるものではないということに気付くし、投資詐欺の被害に遭うリスクも防げるからです。また、投資において必須ともいうべき、リスクとリターンのバランスを考慮し、リスク基準で物事を判断するという思考習慣が身につけば、お金の運用以外の分野でも役立つと思うからです。

そして何よりも、確実にお金を殖やす方法は存在しないのに、お金を失ってしまう方法は、それこそいくらであります。お金を失うのを防ぐためには、金融や投資の知識が必要不可欠です。無知な人は、カモにされてしまいます。投資の知識は、まさしくお金を減らさないという目的においてこそ最大限に活用すべきものだと思います。

とはいえ、金融や投資についての知識を身につけるというのはなかなか難しいのも事実ではあります。何しろ、多くの投資関連本では、一番肝心であるはずのリスクについてはあまり述べられず、「投資をしないのは損」とでも言わんばかりの勢いで、リターンばかりが強調されることが多いわけですから・・・。実は、これが一番の問題かもしれません。

私は、以前から何度か書いてきたように、自分自身が投資をしているにも関わらず、他人に対して投資を勧めたことはないし、これから先も勧めるつもりはありません。それは、金融や投資に関して無知な人や中途半端な知識しか持たない人が投資に手を出すことがいかに危険かということをよく知っているからです。リスクについての説明をまともに聞こうとせず、お金が儲かることしか頭にない人や、預貯金感覚で有り金全部を投資に回してしまう人など、そんなバカな人がいくらでもいます。危険なのは投資そのものではありません。リスクというものをきちんと理解出来る人によって、投資はなんら危険なものではないのです。真に危険なのは、中途半端な知識しか持たない愚かな投資家そのものです。

金融や投資の知識を学ぶ際には、お金を殖やすためではなく、お金を減らさないための知識を身につけることを第一目標にすべきだと思います。






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テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

この記事に対するコメント

>真に危険なのは、中途半端な知識しか持たない愚かな投資家そのものです。

まさに仰るとおり。投資の知識は絶対に必要だと思います。
市場にはプロもたくさんいるわけだから、それ以上のレベルでないとコテンパンにされてしまいます・・
投資本はそれを売ることによって利益を得ています。
本を売るために投資を勧めているのではないでしょうか?
【2012/05/19 23:16】 URL | 預金王 #- [ 編集]


投資の知識ですか・・・・やっと最近貯金や節約の知識を身に着け実行できるようになり、満足してました。
仕事しながら勉強して自分への投資は大変です。基本的に横着ものなので^^;
でも、自分なりに少しずつ頑張りたいと思います。ブログいつも楽しみにしています。
感想文みたいですみません^^;
【2012/05/22 16:17】 URL | 超ねっこねこ #- [ 編集]

管理人よりコメント

>>預金王さん

>本を売るために投資を勧めているのではないでしょうか?

これはその通りですが、本を売るのが慈善事業でない以上、それ自体は仕方がないでしょうね。問題なのは、騙されないための知識が書かれていないものが多いことと、リスク基準で投資判断をすべきという話が書かれているものがあまりにも少ないという点だと思います。



>> 超ねっこねこさん

とりあえずは節約や貯蓄ができるようになったのなら、今はそれで十分だと思います。ただ、なまじお金が貯まってくると、もっと効率よくお金を殖やしたいという変な欲が出てくることがあるので、その際に、自分のお金を守るための金融分野や投資分野の知識を学べばよいと思います。

【2012/05/27 20:46】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


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