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1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
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「節約なくして貯金なし」「貯金なくして投資なし」を座右の銘とする管理人がお金と社会について語るブログ
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人々の利己的な行動によって世の中はよくなっていく
一般的に利己的な考え方をする人というのは批判されやすい傾向にあります。しかし、ビジネスの世界においては自分の利益を追求しようとするわけですから、基本的に利己的でなくてはなりません。例えばの話、もし仮に、ライバル企業から市場シェアを奪い合う経営戦略を立てるときに、ライバル企業の先行きを心配する”心優しい”経営者がいたらとしたらどうでしょう?
「もし、この経営戦略が成功したら、我が社のシェアは市場トップに躍り出て、利益は大幅に拡大するだろう。しかし、ライバル企業は一体どうなるのだろうか?彼らの業績は急速に悪化して、大規模なリストラに追い込まれ、その従業員や家族を路頭に迷わせる結果になるかもしれない。ああ、なんという罪深いことだ!」
もちろん、こんな馬鹿な考え方をする経営者などいるわけがありません。自社の利益追求以外のことを考える必要はないし、また考えるべきでもありません。ライバル企業のことなど一顧だにせず、心置きなく叩き潰してしまえばいいのです。考えるべきは、己の利益のことだけです。利己主義に徹し、ひたすら自分の利益を追求することこそが重要だと言えるでしょう。

実際のところ、企業をとりまく様々な立場のステークホルダー(利害関係者)も、皆それぞれの立場で自分の利益のために利己的な行動をとります。利己的行動をとる代表格は、なんといっても企業にとって最も重要なステークホルダーの一つである顧客です。彼らは、客である自分自身にとっての利益を第一に考えるため、より良いものをより安く提供してくれる会社の商品を買おうとします。もしも、他社の製品やサービスの方が優れていると判断すれば、顧客たちはいともたやすく他社に流れてしまいます。会社のオーナーたる株主は、自社の顧客を他社に取られては大変ですから、株主によって選ばれた経営陣の尻を叩いて、会社の業績を向上させようとします。そして経営陣は、自分の評価と利益を最大化するために今度は従業員を叱咤激励し、会社のために働かせようとします。従業員たちは自分たちの生活費を稼ぎたいがために必死で働きます。彼らは皆、己の利益のために動いているのです。
また、企業にとって非常に重要なステークホルダーの一つである銀行もまた利己的な判断に基づいて行動します。融資先の企業が危ういとみれば、貸し渋りや貸しはがしを検討し、実行に移します。時には、苦境に陥った企業にさらなる追加融資を行うこともありますが、それとて、銀行自身の利益を考えての行動に過ぎません。

そして、株主の一人である投資家もまた、自らの利益獲得を目指して振る舞います。投資家に利益をもたらしてくれない会社の株を保有するメリットなど何もないのですから、駄目だと思った企業の株はあっさりと手放してしまうでしょう。投資は慈善事業ではないのですから当たり前です。会社を応援するために株を買ったりはしませんし、純然たる社会貢献を目的として投資を行うこともありません。

このように、この世の中では、誰も彼もが自らの利益のために活動し、利己的判断に基づいて行動しているのです。
少なくとも、ビジネスという金儲けの世界においては、利己的であることは決して悪いことではないと思います。なぜならば、みんなが自分の利益だけを追求しようとすることによって競争が生まれ、その競争の結果として世の中全体がよくなるようにできているという考え方もできるからです。





関連記事:
「投資で社会貢献」というのは間違っていると思う



テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

この記事に対するコメント
「ワン&オンリー」
http://moneyzine.jp/article/detail/194162?p=2
>みんなでわいわいガヤガヤやるような場にいちばん向いていないのが「投資で儲ける奴」であって、格好良く言えば「ワン&オンリー」。人と違った考えを持ち、行動をするからこそ意味がある。だからこそ自分だけ儲けることができる。

まさにコレだと思います。
現在(ブロガーを含め)ほとんどの投資家たちが失敗を繰り返しています(特に若い人は可哀想)
投資信託の欠点の一つに、自分の失敗に気付きにくいというのがあるような気がします。
まあ・・世の為に自分の金を寄付するというのなら役に立つのですがね・・
http://moneyzine.jp/article/detail/187252?p=2
【2012/06/03 13:35】 URL | 預金王 #- [ 編集]


 利己的な考え方が正しいというのは、いささか単純すぎると思います。利己的な経済活動が正当であるのは、競争市場であることが条件です。東電のような独占企業が利己的になられては困ります。

 多くの企業は競争と独占の間に位置し、競争的だったり独占気味だったり、業界によってまちまちです。その意味では投信業界や金融業界というのは、十分競争的です。経済学のテキスト、マンキュー経済学を読むと面白いですよ。
【2012/06/03 18:56】 URL | ゆうまりの #- [ 編集]


とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
【2012/06/07 11:04】 URL | 履歴書の書き方 #- [ 編集]

管理人よりコメント
>>預金王さん

>世の為に自分の金を寄付するというのなら役に立つのですがね・・

証券業界に対して、手数料という形でお金を寄付しているのかもしれません。販売手数料&信託報酬の高い高コストファンドの類は特にそうでしょうね。何しろ、明らかに自分自身の利益よりも証券業界の利益を重視しているわけですから。証券業界の利益確保のために、身銭を切ってお金を支払うとは実に見上げた根性ではありませんか!

それにしても、例えばエコファンドの類なんて、「エゴファンド」の間違いではないかと思うのですけどね・・・




>>ゆうまりのさん

経済学といえば、その昔、一頃はまったことがあります。経済学というのはとても面白いものですね。

>競争市場であることが条件です。東電のような独占企業が利己的になられては困ります。

これはもちろんその通りです。また、独占企業の問題だけではなくて、競争の結果として、いわゆる「市場の失敗」と呼ばれる状態に陥ることもあります。こうした問題の解決は政府の仕事でしょう。
企業や個人は、政府の決めた政策や法律、規制の範囲内で自己の利益を追求することになりますね。




最後に、今回の記事の趣旨を書いておきます。
投資に関していえば、社会貢献目的での投資と利益獲得目的の投資をことさら区別する必然性はまったくないというのが私の考えです。以前に書きましたが、貯蓄も投資も美徳だとか社会貢献だとかいうことは全く関係なくて、必要だからという、ただそれだけの理由で行うに過ぎません。

投資家が社会貢献という利他的な目的で投資をするのは明らかに間違いで、純粋な社会貢献がしたいのなら最初から寄付かボランティア活動でもするほうがよほど効果的だという単純な話です。もっとも、それとてしょせんは精神的な満足感を得たいという”利己的な”目的に過ぎませんがね・・・。
考えようによっては、寄付も消費の一種といえるかもしれません。






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ここから先は余談。
お金の話からは完全に逸れてしまいますが、利己的という言葉でなんとなく連想したのが、リチャード・ドーキンスの「利己的遺伝子」の話。今回の話とは全く無関係なのですが、なかなか面白い話なので、もののついでに参考までにWikipediaとAmazonのレビュー欄へのリンクを貼っておきます。


利己的遺伝子(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9%E5%B7%B1%E7%9A%84%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90



リチャード・ドーキンス著「利己的な遺伝子」(Amazonのレビュー)
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4314005564/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1
【2012/06/10 17:29】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]

利己的・・・
僕は株式投資をやっているので、利己的でいるのは間違ってないと思います。詳細に分析して選んだ企業は、やはり「優秀で価値が高く、投資するだけの価値がある企業」というのになるので。正に利己的ですね。まあ、株式を買うということは企業に出資することなので、自分の利益だけじゃなくて企業の利益も視野に入れないといけなくなり、完全な利己的とは言えないかもしれませんが。
僕は、完全に利己的なのどうかと思ってしまう部分もあります。
経営者にしても、従業員にそれなりの給料を払わないと優秀な人材は離れてしまうだろうし、株主を大事にしないと出資者も少なくなるだろうし、取引先も大事にしないと取引なんて成立しないだろうし。
ビジネスなら、利益を追求するべきです。
しかし、自分だけの利益を追求するというのは、どこかに無理が生じると思います。
競合とは競争して当たり前。
でも、自分のチームに入るような人たちの利益も無視していいということにはならないと思います。

長々と失礼しました!
【2012/06/12 12:54】 URL | ケントマン #6vm6X3Ko [ 編集]

管理人よりコメント
>>ケントマンさん

現実には、短期的なものならともかくとして、長期的に自己の利益を追求するためには他者の利益のことを考えたり、利他的な行動をとらなければならないというケースもあると思われます。書いておられるように、自分のチームに入る各ステークホルダーの利益については考慮する必要がありますね。さもなくば、遅かれ早かれ、結局はビジネスは行き詰まってしまうでしょう。
【2012/06/17 20:24】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


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まとめtyaiました【人々の利己的な行動によって世の中はよくなっていく】

一般的に利己的な考え方をする人というのは批判されやすい傾向にあります。しかし、ビジネスの世界においては自分の利益を追求しようとするわけですから、基本的に利己的でなくてはなりません。例えばの話、もし仮に、ライバル企業から市場シェアを奪い合う経営戦略を立て... まとめwoネタ速neo【2012/06/03 00:00】

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