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1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
なお、当ブログの更新は原則として不定期です(月に数回程度の更新になると思います)。

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就職活動における大企業志向についての個人的見解のまとめ
当ブログでは、就職活動における大企業志向についていくつかの記事を書いてきました。今回は過去に書いてきた記事の内容を踏まえて、私自身の個人的見解をあらためてまとめてみたいと思います。



・学生たちが、大企業に入りたいと希望すること自体は間違っていない

学生たちが大企業を目指そうとすること自体は決して間違いだとは思いません。一般的に、大企業と中小企業とではれっきとした格差があり、中小企業は大企業に比べて給与・労働条件・各種待遇の全てにおいて劣っているのが普通です。今の時期はちょうどボーナスシーズンですが、中小企業の場合、ボーナスがない会社も少なくありません。給料というのは、個人の実力によって決まるのではなく、会社全体の実力によって決まりますから、うっかり弱小中小企業に入社しようものなら、下手をすると生涯にわたって低賃金で働かねばならなくなります。ゆえに、大企業に入りたいと願うこと自体は極めて妥当で正しいといえます。



・しかし、大企業に入社できるのは希望者のごく一部だけ

とはいえ、ここで大きな問題が生じます。学生たちが皆、大企業に入社したいと願ってみたところで、大企業の採用枠には自ずと限度があります。この世に存在する企業のうち、大企業はほんの一握りであり、大半は中小企業なのです。ゆえに、多くの人は、いかに希望しようとも、大企業には入社できません。希望者に比して採用人数が少ない以上、物理的に不可能です。



・大企業に入社できる見込みのある人が大企業志向であることは何ら問題ではない

例えば、大学受験に例えれば、東大に十分合格できるだけの実力を持った人が、「東大以外はクズだ。東大でなければ価値がない。東大以外には行きたくない」と考えたとしても、なんら問題ありません。しかし、三流以下の大学にしか合格できる見込みのない受験生が「東大に入りたい」というのは明らかに無謀です。それと同じように、大企業に入社できる見込みの高い、実力のある人が大企業志向になるのは何の問題もありません。しかし、たいした実力のない人が「大企業に入りたい。中小企業では働きたくない」と考えるのは単なるわがままでしかありません。この場合、否応なしに、中小企業への就職を考えなくてはなりません。



・ブランド志向が必ずしも間違っているとも思えない

大企業志向をブランド志向だと批判する人もいるようです。しかし、ブランド志向が一概に間違っているとも思いません。一流企業で働きたいというのは、プロスポーツの世界で例えれば、一流のチームに入って活躍したいというのと同じです。決して間違った動機とは思えません。ただし、企業イメージというのはあくまでも個人が勝手に信じているイメージに過ぎません。ゆえに、入社前のイメージと、会社組織の一員として働くことの間には大きなギャップがあるのは当然です。企業名から連想されるイメージだけで、入社後の仕事をイメージするのが問題なのは確かなことではあります。



・大企業志向の本当の問題点は、大企業にこだわるあまり、最終的にどこにも就職できなくなるリスクが高まることだ

大企業志向がもたらす本当の問題は、安定志向ということではなく、大企業への就職にこだわるあまり、大企業の入社試験しか受けようとしないがために、結果的にどこからも内定がもらえないまま卒業を迎えて無職になってしまうリスクが高まることです。日本の場合、一旦学校を卒業してしまうと、もはや新卒とは認めてもらえないのが一般的ですから、この場合、著しく不利な立場に追い込まれてしまいます。たとえ、意に沿わない中小企業であろうとも、なんとか卒業までに内定を勝ち取り、正社員の地位を手に入れなければなりません。



・会社に安定性を求めるのは当然だ

大企業志向に関連する話として、「寄らば大樹の陰」ということから、安定志向を批判する論調もよく見受けられます。しかし、安定志向のどこが悪いのかがさっぱりわかりません。会社の業績というものは不安定であるよりもできるだけ安定している方がいいに決まっています。例えば、会社の経営状態が不安定で、高い業績も上げることもあるが、大赤字に転落してしまうこともあるというようないい加減な経営のやり方では、従業員のみならず、運転資金を融資している金融機関や取引先企業としての視点からみても、不安を感じざるを得ないでしょう。どこの世界に、安定経営を望まない人がいるというのでしょうか?
ただし、会社が安定していることをいいことに、その上にあぐらをかいて楽な仕事をして高給取りになろうと考えているのなら、明らかに問題です。とはいえ、実際には、外部から見れば安定しているかのように見える企業であっても、入社してみればそんなに甘くはないのが普通です。現実には経営陣から末端の従業員に至るまで、皆が必死になって働いて初めて、ようやく安定性が得られているのだということに、否応なしに気付かされることになるでしょう。

長々と書いてきましたが、今回の記事の趣旨を一言でまとめると、以下の一文になります。




能力の高い学生は大企業志向でもいいけど、そうでない学生の場合、大企業志向を捨てないと無職になる恐れがあるけどそれでもいいの?という簡単な話です。




とはいうものの、就職活動における自分の実力を客観的に評価するのは著しく困難です。これが例えば大学受験であれば、偏差値という客観的な数値で自分の現在の実力を把握できますが、就職活動ではこうしたわかりやすい指標が一切ありません。ゆえに、就職活動における自分の実力が全くわかりません。そのため、とりあえずの行動として、自分が社名を知っている大企業へと向かおうとするのかもしれません。

また、中小企業の場合、大企業とは異なり、採用のためにあまりコストをかけることができないため、人材募集の広告をそうそう出すことができないという事情もあるのではないかと思われます。結果として、どうしても大企業の人材募集広告ばかりが目につきやすくなり、中小企業の人材募集広告を目にする機会は少なくなってしまいがちになるのではないかと推測されます。もしかしたら、こうしたことが大企業志向をより加速させる一因となり、職を求める学生側と企業側とのミスマッチを生み出す一因になっているのかもしれません。




関連記事:
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就職活動において大企業志向が問題になるのは、安定志向ということではない




テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

この記事に対するコメント
はじめまして
はじめまして。
最近、貯金に目覚めてここを参考にコツコツ貯めてます。

私自身、就職に失敗して一年無職でした。
そこから、派遣→アルバイトと経て今希望の職種で働いています。
先が見えない時代だから、安定を考えて大企業を希望するも、実力が伴ってない人が大勢いるんだと思います。(実際私もそうでした)
後、新卒がいかに優遇されてるか、新卒就職を逃したからこそ痛感します。
既卒は既卒で、王道を行かなかったからこそ、わかることもありますし強くなって欲しいです。
【2012/07/08 22:32】 URL | sanae #- [ 編集]


いや~~^^;読んでて恥ずかしくなりました^^;自分は就職活動中まったく就職活動もせず、当時ダラダラしていました。
その結果、時間給で雇ってもらえるところでなんとか働きました。
就職活動すら横着した私は、一番底辺かと思います・・・^^;。大企業への就職をチャレンジして失敗に陥っても、そのチャレンジ精神があるならば、就職活動を横着する人よりは全然良いですね。
現在は実家に帰り、実家の会社を手伝っています。しっかりと将来や先を見据えることって大事なんですね。若いころからそれが解っている方はすごい。自分は若いから何でもできる、大丈夫。と自惚れていました^^;
【2012/07/10 10:04】 URL | 超ねっこねこ #- [ 編集]


はじめまして。

就活を終えた学生です。

記事に書かれているとおり、実力と適正がおおむねある人が大企業に入るかなという感じはします。

大手に集中してしまう就職活動をもう少し企業、学生に有意義になるようにするには、年齢を軽視することかなと思います。

履歴書の空白期間を企業も学生も気にしすぎるように思います。

企業も学生も少し時間をかけてマッチングと学生の実力向上を努めたほうがいいのかなと思います。
【2012/07/12 06:35】 URL | ジマ #- [ 編集]

管理人よりコメント
>>sanaeさん

希望職種につくまでにはいろいろな苦労があっただろうと思います。
新卒が優遇されているのは確かですね。何しろ、新卒というのは、職務経歴や実務経験が一切問われずに職探しができる、人生で唯一の機会と言えるわけですから。
既卒者は、既卒者ならではの経験を生かされればいいのですが、この場合、企業側の態度こそが問題なのかもしれません。



>>超ねっこねこさん

若いときからしっかりと将来を見据えることのできる人というのは確かにすごいと思います。とはいえ、現実には、学生という立場では難しいのではないかなあ、とよく思います。自分が何に向いているのかすらわからず、自分が何になりたいのかもよくわからないケースの方が多いかもしれません。



>>ジマさん

書かれている通りだと思います。
企業側と学生側のマッチングをいかにうまくできるようにするかが最大の課題だと思うのですが、これが一番難しいですね。
例えば、高校や大学で、もっと実務的で即戦力として役立つスキルを身につけられるような内容の授業を行うことができれば、多少は状況が改善されるのではないかと思うのですが・・・。


最後に余談。
私自身のことを振り返ってみると、新卒時には大企業志向は一切ありませんでした。というより、私の実力では大企業に入れるわけがないと早々に見切りをつけていたのと、大企業だと全国に事業所があり、どこに行かされるかわかったものではないので、転勤を回避するためでもありました。たかが仕事ごときのために、住むところまで振り回されるのはイヤだったのです。

そのため、回ったのは地元の中小企業が中心。中小企業なら簡単かと思いきや・・・しかし、現実は甘くなかった!30社以上を受け、全て壊滅。結局は卒業間近の2月になってようやく一社だけ内定確保。私のような実力のない者の場合、並大抵の苦労ではありません・・・。やれやれ。


【2012/07/16 07:48】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


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