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1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
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「節約なくして貯金なし」「貯金なくして投資なし」を座右の銘とする管理人がお金と社会について語るブログ
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複雑な金融商品という名の、いかなる投資家のニーズも満たさない奇妙な商品
今回の元ネタは、日本証券業協会のサイトから。

金融商品や取引の特徴やリスク (日本証券業協会)

このサイトに、仕組み債、EB債(他社株転換可能債券)、日経平均リンク債、パワー・リバース・デュアルカレンシー債、ノックイン型投資信託、証券CFD(差金決済)といった金融商品の特徴やリスク説明が載っています。この中にはインデックスファンドのようなシンプルな金融商品は掲載されておらず、キワモノ商品ばかりという印象がありますが、これは恐らく、特にわかりにくい金融商品をピックアップして、顧客への注意喚起のために載せているのでしょう。
それはさておき、私はこの手の複雑な金融商品についての解説を読む度にいつも不思議に思うことがあります。


一体、どこの誰がこんな金融商品を欲しがるのだろうか?ということです。


思うに、これらの商品は、初心者向けのものではありません。なぜならば、初心者すなわち投資の知識を十分に持っていない人であれば、こういった複雑な金融商品の特性やリスクを理解出来ないと思われるからです。「自分に理解出来ない商品は買ってはいけない」という投資の大原則に従うなら、決して購入してはならない商品だといえます。
では、こうした複雑な金融商品は、上級者向けのものなのかというと、それも違うと思います。これらの商品の特徴やリスクを理解出来るだけの知識を持っている人であれば、こんな商品を買うことはないでしょう。その理由は簡単で、知識のある人なら、こうした複雑な金融商品は、投資家にとっては著しく不利な商品であることを理解できるはずだからです。こんな変な商品を買うくらいなら、もっとシンプルかつローコストな金融商品を購入し、自分でポートフォリオを組むはずです。

要するに、いわゆる複雑な金融商品というのは、リスクを理解できない人はリスクを理解できないがゆえに買ってはならない商品であり、逆にリスクを理解できる人はそのリスクや商品特性を理解できるがゆえに買わないということになります。顧客の視点から見る限り、どこにもニーズが存在しない商品だと思うわけです。こんな商品を欲しがる人はこの世のどこにも存在しないはずです。


しかし、現実には、誰かが買ってくれるからこんな商品を売っているのでしょう。では、一体どこの誰が買うのか。そして売り手側が想定している顧客層は一体どんな客なのか。考えられることは一つしかありません。

すなわち、その想定顧客は、金融や投資に無知な人であると考えられます。無知であるがゆえに商品特性やリスクを全く理解できない顧客が、自らの意志と判断で「これはいい商品だ」と誤認して購入してもらうことを狙いとした商品ではないのかということです。そうであるならば、これは顧客を欺くことを意図して設計・開発された商品だと言っても過言ではないでしょう。複雑な仕組みにしているのは、顧客が背負うリスクの実態をわかりにくくするためと思われます。

もし、これが真実だとするなら、実に奇妙で不思議な話です。何が不思議かと言えば、誰からも必要とされないはずの金融商品が堂々と売られていて、しかも商品特性を理解出来ない人が、最後まで理解しないまま買っていく。しかもこんな商品が次から次へと開発され、新たに販売される。こんなことは、金融商品の分野以外ではまずあり得ません。金融商品の世界というのは、実に奇妙な世界だと思います。この不思議さは、金融・証券業界ならではのものだといえるでしょう。

さらに付け加えるなら、この業界の特殊性として挙げられるのが、自己責任ルールだと思います。つまり、明らかに顧客側に不利な商品であっても、顧客の自己責任であるがゆえに、商品を売った側ではなく、むしろ商品を買った顧客側が責められるということです。「悪いのは、販売者側ではなく、商品内容を理解しないまま購入した顧客側の方だ」というわけです。これもまた、金融の世界ならではの独特なルールといえるでしょう。他の業界では、なかなか見られないことです。

投資の世界では、無知な人間は絶好のカモにされてしまいます。たとえ自分の買った金融商品が詐欺的商品であって、そのために損失を被ったとしても、それを販売者側の責任にはできません。この自己責任ルールがあるからこそ、この手の質の悪い金融商品が存在できるのかもしれません。

では、こういった商品の販売を規制すべきかといえば、そうは思いません。投資家保護と称して、無知で愚かな人を規制で守ろうとするのはあまり賛成できません。いくら規制を強化したところで、無知な人が賢くなることはありません。無知な人間は結局はカモになるだけです。顧客である投資家側にできることは、騙されないように、自らの知識を高めることだけです。




テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

この記事に対するコメント
店舗型とネット型のメリット・デメリット
証券、銀行を問わず彼らの(彼女らの)飯の種です。
ただ、こういったセールスをかわすのも投資家の技量のひとつ。
逆にネット証券で信用取引とかジャンク債とか仕手株とか、簡単に引っ掛かる人も多い。

そういえば店舗型証券個人国債大量キャッシュバックの見返りに、リンク債のセールスも来ましたね^^
ネット証券でも堂々と売っていたし、まあ・・どの金融機関でも(おススメ=儲けは)商売上欠かすことができないもののようです・・
【2012/08/11 11:35】 URL | 預金王 #- [ 編集]

管理人よりコメント
複雑な金融商品というのが、手数料稼ぎ目的の儲かる商品というのはわかりますが、なぜよりによってこれほどややこしい商品でなくてはならないのかがイマイチわかりません。これが例えば、単純なアクティブファンドとかならまだ話もわかるのですがね・・・。


それにしても、この手の商品の場合、「複雑な仕組みの金融商品ですので、商品の特性についてしっかりと説明を受け、十分に理解した上で、購入しましょう」という決まり文句も白々しく思えます。この点、消費者金融の「ご利用は計画的に」に通じるものがありそうな気が。計画的にお金を使えるような人は消費者金融なんてまず使わないし、リスクや商品特性を理解出来る人は、複雑な仕組みの金融商品なんて、決して買わないわけで。
【2012/08/19 16:33】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


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