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Author:masa
1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
なお、当ブログの更新は原則として不定期です(月に数回程度の更新になると思います)。

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「節約なくして貯金なし」「貯金なくして投資なし」を座右の銘とする管理人がお金と社会について語るブログ
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「いつかはゆかし」の問題点はその不透明さと説明の不十分さにあると思う
ここ最近、炎上騒動を起こしていた「いつかはゆかし」ですが、アブラハム・プライベートバンク社側が、山本一郎氏の言動に対して、被害届を出すことを検討しているとのことです(下記リンク先参照。全てはてなブックマークへのリンクです)。それに対し、山本一郎氏も公開質問状を出しており、激しいバトルが展開されそうな模様です。

はてなブックマーク:「いつかは ゆかし」に対する根拠のない誹謗中傷に関しまして(アブラハム・プライベートバンク株式会社)

はてなブックマーク:一部ブロガー、広告記述内容に対する説明を代理人に対して求めるメールを送達(やまもといちろうBLOG)

はてなブックマーク:アブラハムPB社「いつかはゆかし」事業に対する公開質問状(やまもといちろうBLOG)

これについては、今後どのような展開になるのかわかりませんが、様子を見守っていきたいと思います。


今回は、アブラハム・プライベートバンク社のプレスリリースや公式サイトを見て思った、個人的感想をあらためてまとめてみたいと思います(前回の記事及びそのコメント欄で書いた内容と一部重複します)。
この数週間、「いつかはゆかし」関連の記事やサイトを色々と見てきました。結局のところ、「いつかはゆかし」の大きな問題点の一つは、その不透明さと説明の不十分さにあるのではないかと思います。例えば、経営状態・財務状態などの決算書関係の数字は公開されていませんし、どんなファンドに投資可能なのかも入会しないとわかりません。過去の実績も全くわかりません。これではこの会社のサービス内容の善し悪しすら判断できないと思います。

また、問題になっている公式サイトのシミュレーションですが、私が気になったのはアブラハム・プライベートバンク社のプレスリリースの下記の部分です。恐らくは他の多くの人も同じではないかと思われます。


-------------引用開始-------------------------------
無料シミュレーションと当社有償サービスの意図的な刷り替え

「いつかは ゆかし」の公式サイトでは、積立投資の複利効果を説明するために「無料シミュレーション・サービス」をサイト上で提供しておりますが、当該ブロガーは、この「無料シミュレーション・サービス」の話を意図的に当社サービス(有償の投資助言サービス)で提案している内容と混同させ、「誇大広告」であるとあえて誤解させようとしております。当社は、シミュレーションには誤解を防ぐために必要な説明文を添えることによりシミュレーションと実際の投資が混同されないよう明記しております。また、ご入会後のお客様に対して、シミュレーションだけではなく、投資に係るリスク・コスト・税金等について説明し、十分にご理解頂いた上で投資判断を行って頂くということが重要であるとの認識のもと、お客様に対して投資助言サービスを提供しております。
-------------引用終了-------------------------------

この説明は、いくらなんでも無理があると思います。
確かに「シミュレーションには誤解を防ぐために必要な説明文を添えることによりシミュレーションと実際の投資が混同されないよう明記」されています。しかし、それならなぜ、実際の投資とは異なると分かっていながら、そんな内容をホームページに大きく載せるのでしょうか?もし、無料シミュレーションと実際の投資とが異なるというのであれば、こんなシミュレーションは最初からない方が良かったのではないかと思います。説明文があるとはいえ、これはサイトの最下部に小さな文字で書かれているだけですので、どうしても見落としやすくなります。それでもなお、シミュレーションが必要であるというのなら、説明文を目立つ場所に大きな文字で書いた方がよいのではないでしょうか。あるいは、シミュレーションという言葉を使うのではなく、「複利運用」という言葉の説明にのみ使うなどの方法が考えられます。現状のままでは、どうしても誤解を生む恐れがあります。

こんなシミュレーションでは、入会を検討する際の何の参考にもならないと思います。シミュレーションが実際とは異なるというのなら実際の投資助言サービスの提案内容に近い形での過去の実績に基づいたリスクとリターンのデータを載せるべきでしょう。
この無料シミュレーションが実際の投資とは異なるというのであれば、「いつかはゆかし」の広告にある「1億円は貯められる。月5万円の積立で」というフレーズを、一体どのように解釈すればいいのでしょうか。これは恐らく、無料シミュレーションのデータを元に作られたフレーズではないかと推測されますが、これも実際の投資とは異なるということなのでしょうか。もしそうなら、この宣伝文句はおかしいのではないでしょうか。



無料シミュレーションと実際の投資を混同させようとしているのは、むしろアブラハム・プライベートバンク社の方ではないでしょうか?「いつかはゆかし」の広告や公式サイトを見て、これを誇大広告だと思わないとしたら、その方がよほど不自然だと思います。



また、投資にあたっての各種リスクの説明が入会前の段階できちんと説明されていないのもおかしいと思います。いくら入会後に説明があるとはいえ、投資リスクがどの程度あるかというのは、入会するか否かを決める重要な事柄の一つなのですから、Q&Aなどで丁寧に一通り書いておくべきでしょう。

入会しない限り、具体的なことが何もわからず、無料シミュレーションも実際の投資とは違うというのでは、あまりにも酷いのではないかと思います。加えて、入会金と投資助言料以外のコスト(ヘッジファンド自体にかかってくるコストなど)の詳細も入会前の段階では全くわかりません。

それから、前回にも書いたことですが、今回の一連の炎上騒動は、アブラハム・プライベートバンク社が、もう少し配慮していれば、未然に防ぐことができたのではないかと考えられます。情報開示を進めるとともに、誤解を生みかねない広告・宣伝方法や記事削除要請などといったことをあらためるべきだと思います。

最後になりましたが、私は個人投資家の一人として、透明性が高くシンプルでコストの安い商品・サービスが広がることを切に願っております。そして、リターンにだけ注目することなく、リスクにもきちんと目を向けた投資を行う投資家が増えることを期待したいと思っております。そのため、あえて苦言を呈する次第です。



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追記:「いつかはゆかし」を取りあげたサイトのうち、最近になって更新された各種ブログその他外部サイトへのリンクを貼っておきます。


「いつかはゆかし」は商品性を明らかにして欲しい(MarketHack)

「いつかはゆかし」炎上騒動を鎮火するたったひとつの冴えたやり方(ドウデモイイコト。)
「いつかはゆかし」のGoogle検索結果が変調をきたしている件(ドウデモイイコト。)
やまもといちろう氏の「アブラハムPB社「いつかはゆかし」に対する公開質問状」を要約・解説してみたら怖すぎて震えた件(ドウデモイイコト。)


アブラハムがブログ記事に対して警察への被害届提出・刑事告訴を検討中(ホンネの資産運用セミナー)

いつかはゆかし徹底検証 - シミュレーションはいつかはゆかしと無関係?(吊られた男の投資ブログ)

いつしかゆかは(ニコニコ大百科)


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当ブログの関連記事:
海外ヘッジファンド投資についての個人的見解
「いつかはゆかし」の宣伝方法に対する素朴な疑問



テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

この記事に対するコメント
商売が下手糞だし、投資家へのメリットも皆無
>透明性が高くシンプルでコストの安い商品・サービス

月●万で天国というものは、大抵売り手の詐欺行為でしょう。
だいたい分割して投資するのも不合理だし(まとめて投資する方が手数料が安い)
私の場合はやはりETFと国債ですね。何しろ株の買い付け手数料も掛からなかったし・・
個人向け国債には證券会社へ0.5%バックがいくようですが、1000万以上ならコレも全額返してもらえます(かつ非課税のリターンとして加算ができる)

ゆかしは、カリスマブロガーたちに金を渡して宣伝してもらえばよかったのでは?と思えます。
直販とかのようにセミナーで釣るのもいいし。
あぐら牧場のようにお肉を配るとか・・
【2013/03/09 15:00】 URL | 預金王 #- [ 編集]


預金王さん

いつかはゆかしは酷いと思いますが、あなたのコメントはもっと酷いと思いました。以上。
【2013/03/09 19:27】 URL | 投資家 #JalddpaA [ 編集]

ポラスタさん、どうも
おそらくカリスマブロガーに喰い付いたのでしょう。
多分あなたのように誤解されている人がいると思ったので(笑)

商売を主とした人・・というブロガーに訂正しましょうかね。
すごいヘッジファンドや海外の高リターンファンドは過去の成績を見れば誰でも選べる。
アクティブ・ファンドも同様ですがね・・
【2013/03/09 19:57】 URL | 預金王 #- [ 編集]

管理人よりコメント
ニコニコ動画の「いつしかゆかは」の歌が、脳内でリピート再生されている管理人です。
何気に名曲で耳について離れない・・・。

いつしかゆかは(ニコニコ動画)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm20248633


ところで、「いつかはゆかし」の広告に関して、こんな記事があります。

【ウェブ・マーケティング】どのサイトを閲覧しても「いつかはゆかし」広告がストーカーのように表示されまくる件
http://birthofblues.livedoor.biz/archives/51415709.html
-------------引用開始-------------------------------
要はあまりに常軌を逸した表示回数に達すると、消費者が興味関心を示すのではなく嫌がらせと感じ、憎悪を覚え、苦痛ブランディングと認識するなど逆効果を招く不快、不愉快マーケティング。
従い「いつかはゆかし」ネットプロモートは限りなく経験や実績がアレな方が運用されているのでは。という無慈悲な結論。
-------------引用終了-------------------------------

それにしても、アブラハム社はわざわざお金を出して広告を出しているのに、その全てが裏目に出ているような・・・。なんとも悲惨な状況としかいいようがありません。
今回の騒動で、イメージの悪化は避けられないでしょうし、アブラハム社は今後、一体どうなるんでしょうね。

【2013/03/10 21:19】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]

2~3年もてばいい方
結局、現在しか広告が出せない程、逼迫している状況だと思います。
新興銀やあぐら、平成電電などを見ても破綻前に異様にセールス広告が出されています。
まあ・・潰れる前に稼いで経営陣は高飛びでしょうね(それか隠し口座?)

ハイリスクなものはどれも長続きしないものです・・
【2013/03/10 23:19】 URL | 預金王 #- [ 編集]

管理人よりコメント
広告を出すことで売り上げアップが見込めるのなら意味があるでしょうけど、ネット上で悪評が広がっている現状では逆効果の可能性が大ではないかと。広告を減らす方がいいと思うのですがね・・・。


さて、今後の「いつかはゆかし」問題の見所は、切込隊長に対してアブラハムがどう出てくるかというところか。
アブラハム側の言い分がまだ明らかになっていないので、今回は隊長の指摘している内容の詳細には触れませんでしたが、もう少し事態が進展したら、またあらためて書いてみたいと思います。
【2013/03/12 06:28】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]

管理人よりコメント
隊長のブログが更新されてます。以下、はてなブックマークへのリンク。

はてなブックマーク:【謹告】アブラハム社から公開質問状に対する回答はなし: やまもといちろうBLOG
http://b.hatena.ne.jp/entry/kirik.tea-nifty.com/diary/2013/03/post-b316.html

【2013/03/14 21:42】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]

ほれ、みろ
http://toyop.net/blog-entry-1598.html
>■広告料金:・広告出稿料はセミナー参加人数に応じてお支払い。
      ・更に、成果報酬として1件の入会毎に報酬金の支払い。

こんなことになると思った・・
これを公開する人は偉い!こっそりアフリ同様、魂を売る人は・・
いないことを信じます(もうアブラハムは長くないでしょうけど)
【2013/03/18 00:10】 URL | 預金王 #- [ 編集]

管理人よりコメント
油ハムがまたやらかしたのか・・・。
よりにもよって、炎上騒動の一番最初のきっかけになったブロガーに誤爆とは、予想の斜め上をいく展開。
しかしこれ、誤爆っていうよりは、もはやわざとやっているんじゃないかと疑いたくなるレベルだな・・・。


ついでにこの記事にも注目すべし。

「いつかはゆかし」の化けの皮(FACTA ONLINE)
http://facta.co.jp/article/201304001002.html
-------------引用開始-------------------------------
日本で独特の発展を遂げている海外積立投資業界は無法地帯も同然なのだが、そんな中、ABPが強調するのがその合法性。ハンサードやIFAから手数料を得ておらずあくまで独立した存在であり、企業設計のような無登録販売とは根本的に仕組みが異なるというわけだ。

しかし、一方で不透明なカネの流れを想起させるような複数の情報がある。それによれば、高岡社長の親族が出資して設立された「サゲイシャス・トレンド・インターナショナル」(STI)というペーパーカンパニーが英領バージン諸島にあり、香港のHSBCに口座が開設されているというのだ。プール金は日本に還流しているらしい。同社の代表者は現在、高岡社長の親族から別の日本人に代わっている。その人物はABPが経理業務を委託する男性と同一人物とみられる。
-------------引用終了-------------------------------

【2013/03/18 21:38】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]

管理人よりコメント
以下のブログが更新されていますのでリンクを貼っておきます(URLは短縮URLです)。
いつもながらスラップ訴訟対策が施された素晴らしい文章。


FACTA 4月号『「いつかはゆかし」の化けの皮』の感想(ドウデモイイコト。)
http://p.tl/Y4iL

【2013/03/20 22:02】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


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