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半年前のアブラハム・プライベートバンク社の広告がどうみても誇大広告である件
先日、日経ビジネスのバックナンバーを図書館で読み漁っているときに、アブラハム・プライベートバンク社の広告はやっぱり誇大広告だったという認識を強くした広告を見つけました。日経ビジネス 2012年9月24日号の広告記事より引用します。


日経ビジネス 2012年9月24日号 p.72-p.73より引用
-------------引用開始-------------------------------
 アブラハム・プライベートバンクの積立のコンセプトは、「年率10%以上の複利運用を30年間続けて1億円つくる」こと。個人では問い合わせすら難しいような海外トップクラスのヘッジファンドなど顧客のリクエストに沿った商品をセレクト、投資家側は自宅に居ながら海外ファンドに直接積立を始めることができる。
 仮に毎月5万円、年10%で運用できたとすれば、30年後には1億円になる。
-------------引用終了-------------------------------


約半年ほど前の古いものですが、この当時の広告には、「アブラハム・プライベートバンクの積立のコンセプトは、『年率10%以上の複利運用を30年間続けて1億円つくる』こと」とはっきりと書かれています。これはすごい文章です。「実際の投資とは異なる」というような文章も見当たりません。

アブラハム社は、少し前の広告では、確信犯的にこうした宣伝文句を使っていたことがわかります。一応、リスクについては、ページの隅の方に小さな字で「※投資助言により紹介する金融商品の中には元本欠損が生じるおそれがあります」(原文ママ)との一文はありますが、リスク説明はこの文章だけ。ちなみに、この広告記事には「複利運用の効果」というグラフがあるのですが、これは「いつかはゆかし」のシミュレーションとほぼ同じで、単なる複利計算をしたもの。
なお、この当時の広告には「いつかはゆかし」という名称はなく、時期的に考えて「いつかはゆかし」という名称がつく前のものと考えられます。これもあくまでも推測に過ぎませんが、恐らくこの広告ではさすがにまずいということで、実際の投資とは異なる旨の文章を付け加えて若干作り替えたのが、今現在の「いつかはゆかし」の公式サイト・公式ブログではないかと思われます。

さて、アブラハム・プライベートバンク社の「いつかはゆかし」関連のネット上での騒動をみてきての最終的な結論は、「一般の人には知られていない高いリターンの得られる投資方法があります」という類の広告をしている金融商品や投資関連サービスを購入したり、利用するべきではないということです。

もしかしたら、実際に長期に渡って高いリターンを弾き出しているファンドがあるのかもしれませんし、そういうファンドの存在そのものまで否定しようとは思いません。しかし、仮にそういうものがあったとしても、不特定多数のゴミ投資家レベルの一般個人投資家から投資を募るというのは、やはり考えにくいと思います。もし本当に、ローリスクでハイリターンを得る方法があるのなら、そんな情報をわざわざ他人に教えるわけがありません。そんな素晴らしい投資案件であれば、それを公開するよりも、自分自身が儲ける方がよほど合理的だと思うからです。また、それ以前の問題として、理屈的に、ローリスク・ハイリターンの金融商品など存在しないと考えるのが妥当だと思います。

不透明・誇大広告紛いの宣伝をしている投資関連サービスや金融商品には注意が必要です。規約にある秘密保持契約にしても、もしかすると、自社の都合の悪い情報が外部に漏れないために使われるのではないかという懸念もあります。いずれにせよ、いかにも有利・確実に資産形成ができるかのような広告をする会社のサービスは決して利用するべきではないと思います。
世の中には、インデックスファンドやETFのような優れた金融商品があります。投資判断に必要な情報は最初から全て公開されています。決して派手さはありませんし、それなりのリスクは伴いますが、投資をするならこうした商品の方がよほどいいというものです。



さて、そのアブラハム・プライベートバンク社ですが、山本一郎氏のブログによると、色々とやばそうな内容が書かれています(以下ははてなブックマークへのリンク)。


はてなブックマーク:【続】「いつかはゆかし」@アブラハム社と高岡壮一郎さんに対する公開質問状その2: やまもといちろうBLOG


一言でまとめると、「脱税&粉飾の疑いあり」ということのようです。私には、ここに書かれている内容の真偽のほどはわかりません。とりあえずは、今後の推移を見守りたいところではあります。


さて、一方、こんな記事も。


「いつかはゆかし」一大疑獄からの逆転の秘策(ドウデモイイコト。)

うむ。いつもながら面白い。アブラハム・プライベートバンク社の騒動は、今後も目が離せそうにありません。




関連記事:
海外ヘッジファンド投資についての個人的見解
「いつかはゆかし」の宣伝方法に対する素朴な疑問
「いつかはゆかし」の問題点はその不透明さと説明の不十分さにあると思う
「いつかはゆかし」のアブラハム社のアフィリエイト広告に関する雑感


テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

この記事に対するコメント

「いつかはゆかし」の記事ばかりになっちゃいましたね。
これはこれで楽しいのではありますが。個人的には、答えがないことが答えなのかなってところで、もうどうでもいいって感じです。

そうそう、まだ、もう少し先の話ではありますが、税率が現在の10%から20%にあがるとき、利益確定のために動くのか、それとも放置したままにするのか、このへんを考えている人っていませんかね~?。
※私自身は、悪名高き毎月分配型ファンドでの再投資で行っているので、その時点ですでに税金を収めていることもあり、大幅に利益が出ているファンド以外ではどうでもいいかなって思ってたりします。

また、日本版ISAが、これがわかりづらい上に、こんなので投資が伸びるのか?なんて感想しかもっていませんが、投資家の人たちはどう思っているのかなっと。
それなりに投資をしている人では、正直この金額では誤差になりかねない。初めて投資をする人にいい仕組みなのか?って思うにも、どうかなってことくらいしか思いつきません。
【2013/04/02 22:16】 URL | 煙々 #RaJW5m0Q [ 編集]

管理人よりコメント
>>煙々さん

>「いつかはゆかし」の記事ばかりになっちゃいましたね。

確かに。
この会社は(悪い意味で)とても面白い会社だとは思います。年利10%で30年回すとか、いくらなんでも無理がありすぎるのに、それを堂々と広告に載せるという常識はずれっぷりが凄いです。
でもまあ、さすがにこのネタも飽きてきたのでもうやめる予定です。

>税率が現在の10%から20%にあがるとき、利益確定のために動くのか、
>それとも放置したままにするのか、このへんを考えている人っていませんかね~?。

世間一般の人はどうか知りませんが、インデックスファンド投資家としての私の場合は、税率が上がるからとって、利益確定させることはない計画です。売却するのは、実際にお金が必要になったときか、もしくはリスク許容度の都合でリスク資産を減らす場合に限られると思っています。そうそう。あともう一つ、ファンドの乗り換えに伴う売却というのもありますが、いずれの場合にしても、税率が変わるからといって特にそれに合わせた動きはしない予定。

日本版ISAについては、山崎元氏がこんな風に書いておられますね。


新たな投資優遇税制は得か、損か?「日本版ISA」の最適な運用方法(ダイヤモンドオンライン)
http://diamond.jp/articles/-/32890


個人的には日本版ISAについては、どう評価すべきかまだ判断がつきかねているので、現時点でのコメントは避けたいと思います。


【2013/04/07 16:34】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


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