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1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
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証券取引等監視委員会が、「いつかはゆかし」のアブラハム社への行政処分を勧告
今回は、当ブログでも何度か取り上げてきた、いつかはゆかしの広告でおなじみのアブラハム・プライベートバンク社についての記事です。報道によると、証券取引等監視委員会は、投資助言会社大手のアブラハム・プライベートバンク社を行政処分するよう金融庁に勧告したとのことです。

監視委、アブラハムへの行政処分勧告 誇大広告や報酬受領 (日本経済新聞)
-------------引用開始-------------------------------
 証券取引等監視委員会は3日、投資助言会社大手のアブラハム・プライベートバンク(東京・港)を行政処分するよう金融庁に勧告したと発表した。監視委によると、同社は金融商品販売業者の登録をせずに海外ファンドを募集したり、事実と異なる広告を出すなどしていた。海外ファンドなどからは購入額に応じて高額な報酬を受領。想定投資実績を下回った一部顧客の要求に応じて投資助言報酬を免除したケースもあった。監視委はこれらの行為を金融商品取引法に違反したと判断した。

 アブラハムは「いつかはゆかし」という老後資金を毎月積み立てる会員制サービスを展開している。監視委によると、2010年8月から13年5月末までの海外ファンドまたは私募の取り扱いで、少なくとも海外ファンドを2892件販売した。「いつかはゆかし」の広告では、平均利回りが他社商品と比べ最も高いと事実と異なる記載をしていた。

 自社ウェブサイトでは「金融機関や運用会社から販売手数料はもらっていない」と記載しながら、実際は特定の海外ファンドの運用会社などから購入額に応じて高額な報酬を受け取っていた。ただ監視委は、アブラハムが扱っていた主力商品については「発行体の経営状況やコンプライアンス(法令順守)、運用のパフォーマンスについて特段の問題があるとは認識していない」としている。
 〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-------------引用終了-------------------------------

以下、関連記事として、やまもといちろうBLOGとFACTA onlineへのリンクを貼っておきます。


アブラハム『いつかはゆかし』が行政処分へ、そして行政訴訟で殴り愛(やまもといちろうBLOG)

「いつかはゆかし」やっと処分勧告(FACTA online)



さて、以下が証券取引等監視委員会の勧告内容です。

アブラハム・プライベートバンク株式会社に対する検査結果に基づく勧告について(証券取引等監視委員会)


これによると、「無登録で海外ファンドの募集又は私募の取扱いを行っている状況」「著しく事実に相違する表示又は著しく人を誤認させるような表示のある広告をする行為」「顧客の利益に追加するため財産上の利益を提供する行為」の3つが指摘されています。

私がかねてより気になっていたのは、「いつかはゆかし」の広告は広告は果たして誇大広告だったのかどうかということでした。これについては、2番目の「著しく事実に相違する表示又は著しく人を誤認させるような表示のある広告をする行為」という部分に書かれています。一部文章を赤文字・下線で強調表示しつつ引用します。なお、以下の文で、「当社」とあるのは、アブラハム・プライベートバンク株式会社のことです。

-------------引用開始(注:赤文字・下線部は当ブログ管理人によるものです)--------------
(2)著しく事実に相違する表示又は著しく人を誤認させるような表示のある広告をする行為

当社は、上述のとおり、様々な媒体を通じて広告を実施しているところ、これらの広告について以下のような問題のある表示が認められた。

ア 当社は、雑誌記事広告において、当社の提供する助言サービスである「いつかはゆかし」並びに国内証券会社及び国内投信会社が販売する積立商品の合計6商品を「国内外の主要積立商品比較(過去5年間の年平均利回り)」との表題の下、グラフにより比較し、6商品の中で「いつかはゆかし」が15.34%と、最も高い平均利回りを上げていると記載している。

しかしながら、過去5年間の年平均利回りとして15.34%というパフォーマンスを上げていた投資商品は、当社顧客が投資対象を選択するに当たり選択肢となり得る投資商品の一つではあるものの、当社は、当該投資商品の取得を顧客に助言したことはなく、顧客が当社の助言を受けて当該投資商品を取得した事実もない。

イ 当社は、自社ウェブサイトにおいて、「類似の資産運用サービスと比較した場合、アブラハム・プライベートバンク株式会社の手数料は、業界最安値でございます。」と記載し、併せて、当社の調査に基づき作成した比較資料をその根拠として掲載している。

しかしながら、当社は、他社のサービスとの手数料比較に際して、当社の助言手数料を下回るサービスが存在することを認識しながら、あえて当該サービスを比較対象に含めず、それ以外の事業者との間でのみ手数料を比較している。

ウ 当社は、自社ウェブサイトにおいて、「金融機関や運用会社から販売手数料等はもらっていません。」と記載している。

しかしながら、当社及びAGHは、上記(1)のとおり、STIを通じる等して、特定の海外ファンドの発行者又は運用会社から、当社顧客による海外ファンドの購入額に応じた報酬を受領している。

当社が行った上記ア、イ及びウの行為は、広告等において、著しく事実に相違する表示をし、又は著しく人を誤認させるような表示をする行為であり、金融商品取引法第37条第2項に違反するものと認められる。

-------------引用終了-------------------------------



これを読んで、アブラハム社は随分と顧客を馬鹿にしたやり方をしているという印象を強く持ちました。あの広告は、事実と異なる広告内容だったようです。でたらめもいいところです。

なお、勧告に対して、アブラハム社は、プレスリリースを出しています。


証券取引等監視委員会による行政処分の勧告について(アブラハム・プライベートバンク株式会社)


アブラハム社は、当局と見解が異なるという認識をもっているようですが、どこがどう見解が異なっているのかについて、もう少し詳しく説明して欲しいものだと思いました。
今後、この事件はどんな展開を見せるのか、推移を見守りたいと思います。


この記事に対するコメント
紛れもない投資詐欺
やっぱし・・。
私自身新興市場の株で大損してから、この手のものは全て見抜けるようになりました。
金持ち父さん曰く、損した要因を学べ・・と
http://money.yahoo.co.jp/column/company/ead/celebrated/person4/090316_person4.html
【2013/10/04 21:15】 URL | 預金王 #- [ 編集]

管理人よりコメント
>>預金王さん

今回の勧告で、単なる誇大広告ではなく虚偽広告であることが明らかになり、各種法令違反の事実も明白になりましたね。
それにしても信じがたいのは、アブラハム社のプレスリリースの中に、「平素より法令遵守に努めてまいりましたが」といういう一文があるところ。この期に及んで法令遵守に努めてきたなどとぬけぬけと書くのは一体どういう了見なのか。小一時間問い詰めたい気分です。この会社は、法令遵守という言葉の意味を知らないのかもしれません。

【2013/10/04 22:46】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]

詐欺師は最初から嘘を正当化する
>「平素より法令遵守に努めてまいりましたが」

おそらく確信犯だと思われます。
大方、最初から荒稼ぎをして海外にでも逃亡するつもりだったのでしょう。
思ったより契約も取れず、顧問弁護料も払えなくなったかもしれません・・。

本当に悪徳なのは詐欺に群がるハンターたち。
冷静に考えてみれば投資(手数料ビジネス)も同じです。
全ては金の為(だけ・・)、搾取が目的なのですhttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/488392940X/nubonba0a-22/
【2013/10/05 01:08】 URL | 預金王 #- [ 編集]

管理人よりコメント
J-CASTニュースで、下記の記事が出ていたのでちょっと紹介。

「法令遵守徹底し、ビジネスモデル特許申請していた」 アブラハム社、処分勧告に「意味不明」コメント(J-CASTニュース)
http://www.j-cast.com/2013/10/04185516.html?p=all
-------------引用開始-------------------------------
ビジネスモデル特許申請を根拠に事業を正当化

2013年10月3日の勧告後にアブラハム社が発表した報道資料は、「皆様にはご心配をお掛けいたしましたことを深くお詫び申し上げます」と一応陳謝はしているものの、内容はよくわからず、投資家も理解に苦しむ内容だ。例えば、発表文では、

「投資助言会社という中立的な立場で、『個人投資家の海外ファンドへの直接投資をサポートする』という日本初の新しいビジネスモデルで業務を行っておりました」

と、自らの中立性を引き続き主張し、中立性を否定している勧告と噛み合っていない。また、勧告を受け入れるとも読み取れるが、その一方で自社の法令違反を認めないばかりか、「業務改善」をうたっておきながら、どの点を改善するかは不明だ。さらに、特許を申請すると何らかの正当性を主張できるとも考えているようで、独自のビジネスモデルを理解できない当局がおかしいと言わんばかりの内容だ。
-------------引用終了-------------------------------

【2013/10/05 23:28】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]

管理人よりコメント
アブラハム社のプレスリリースの中で、(悪い意味で)面白いと思ったのがこの一文。
健全性をアピールしたいのはわかるのですが、そのためにAIJ事件とかMRI事件を引き合いに出すというのはどうなんだろう・・・。

-------------引用開始-------------------------------
弊社お客様の資産に関しては、AIJ事件やMRI事件とは異なり、海外金融機関にて健全に運用されております。
-------------引用終了-------------------------------

【2013/10/06 06:10】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]

ワインファンドとかも・・
多分同じような類い。
デフォルトすれば評論家もダメージ喰らいますね。

逆を言えば、独立して仕事をするには形振り構わず稼ぐしかない(そうでもしないと生活できない)のかも・・http://anond.hatelabo.jp/20130830105927
【2013/10/06 07:55】 URL | 預金王 #- [ 編集]


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