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1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
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アブラハム社の「いつかはゆかし」騒動を振り返っての個人的感想まとめ
今回は、アブラハム・プライベートバンク社(以下、アブラハム社と表記)の「いつかはゆかし」について、何ヶ月間にも渡る一連の騒動を見てきての感想を改めてまとめてみたいと思います(以前に書いた内容も含みます)。

※今回は一部にいわゆるネタ記事を含みます。ネタであることをお察し下さい。

「いつかはゆかし」のアブラハム・プライベートバンク社を巡る騒動の経緯については、下記リンク先を参照のこと。

アブラハム・プライベートバンクによるブログ記事削除要請まとめ(Togetter)
アブラハム・プライベートバンクによるブログ記事削除要請まとめ その2(Togetter)


結論から言うと、アブラハム社は、悪い意味で独特な会社だとの印象が強いです。以下に、つらつらと思うところを列挙していきます。
アブラハム社の公式サイトにある企業情報を見ると、ミッションとして、「誰も見たことのない事業でこの社会を変え、この国の一人ひとりを輝かせる」、ビジョンとして「日本人の金融リテラシーをグローバルスタンダードに近づけることで、将来不安を抱えるすべての人を安心へと導く」とあります。企業理念としては大変立派です。ただし、「理念だけ」を見る限りでは、という話ですが。実際には「将来不安を抱えるすべての人を安心へと導く」どころか、「将来不安を抱えて入会してきたすべての人をさらなる不安へと導く」という事態に陥ってしまったといわざるを得ないのが残念なところです。バリューにある「正々堂々と、誇りを持って、王道を歩むこと」という一文は、もはやタチの悪い冗談としか思えません。

とはいえ、「誰も見たことのない事業」という点では、(違う意味で)当たっているのかもしれません。
なんといっても、まず第一に度肝を抜いたのは、「年率10%以上の複利運用を30年間続けて1億円つくる」という「いつかはゆかし」の宣伝文句です。それを堂々と広告に謳い、しかも、「誇大広告や過大広告を掲載したことなどありません」と主張していました。加えて、有名な雑誌に広告を載せていることをもって「有名な雑誌が,虚偽広告や過大広告と批判されるような違法な広告を掲載するはずがありません」と主張するなど、予想の斜め上をいく独特な主張を展開。

しかし、このアブラハム社の「誇大広告を掲載したことがない」という主張には大きな疑問を感じました。例えば、下記リンク先のアブラハム社の広告(pdfファイルです)。

アブラハム・プライベートバンクの積立「毎月5万円」の海外積立投資で1億円をつくるには?(アブラハム・プライベートバンク社)

この広告にはこんな一文があります。

-------------引用開始-------------------------------
アブラハム・プライベートバンクの積立のコンセプトは、「年率10%以上の複利運用を30年間続けて1億円つくる」こと。個人では問い合わせすら難しいような海外トップクラスのヘッジファンドなど顧客のリクエストに沿った商品をセレクト、投資家側は自宅に居ながら海外ファンドに直接積立を始めることができる。仮に毎月5万円、年10%で運用できたとすれば、30年後には1億円になる
-------------引用終了-------------------------------

ここには、「コンセプトは『年率10%以上の複利運用を30年間続けて1億円つくる』こと」とはっきりと書かれており、あたかも確実に1億円が作れるかのような表現がされています。これを誇大広告ではないと主張するのはあまりにも無理があると思います。リスクに関わる説明は、右下隅に「※投資助言により紹介する金融商品の中には元本欠損が生じるおそれがあります」とほんの小さな文字で申し訳程度に書かれているものの、これではあまりにも不十分過ぎるのではないでしょうか。
また、上記広告はアブラハム社の公式サイトの「特集記事紹介」というページで見ることができるのですが、ここにも一つの疑問があります。

特集記事紹介 雑誌などに掲載された特集記事や取材記事をPDFでご覧いただけます(アブラハム・プライベートバンク株式会社)

このサイトの解説文によると「雑誌などに掲載された特集記事や取材記事」とありますが、この中には単なる広告に過ぎないものが見受けられます。先ほど挙げたアブラハム社の広告もその一つです。ただの自社広告を「特集記事や取材記事」と紹介するのは、はなはだ疑問に思いました。

また、著名ブロガーたちへの記事の削除要請や被害届提出の検討という話にも驚きました。アブラハムPB「いつかはゆかし」の担当者が、市況かぶ全力2階建にエントリー削除要請したり、「いつかは ゆかし」に対する一部ブロガーによる悪質なデマに対して、被害届の提出を検討などというプレスリリースを出したりと、独特な行動をとっていました。自社の悪評を消すためとはいえ、こんなやりかたをとるアブラハム社は、とても異様なことをことをする会社だとの印象を強くしました。もっとも、このことがきっかけとなり、最終的に今回の行政処分勧告へとつながることになったといえるわけですから、アブラハム社にとっては皮肉な話です。

話はそれだけではありません。アブラハム社が出した「証券取引等監視委員会による行政処分の勧告について」というプレスリリースの中で、当局から違法性を指摘されているにもかかわらず、「法令遵守を徹底し、ビジネスモデル特許を申請していたにも関わらず、誠に残念ながら、弊社のビジネスモデルに関して当局と見解が異なりました」と主張。いくつもの違法性を指摘されているのに、「見解の相違」とは一体どういうことなのか。意味が全くわかりません。この意味不明のプレスリリースは、J-CASTニュースでも取り上げられました。

「法令遵守徹底し、ビジネスモデル特許申請していた」 アブラハム社、処分勧告に「意味不明」コメント(J-CASTニュース)


ううむ、さすがはアブラハム社です。(悪い意味で)凄い会社です。それにしても、事実と異なる広告を出して客を集めていたことは顧客に対する重大な裏切り行為だといっても過言ではないと思われますが、顧客に対して一体どんな風に釈明しているのか、気になるところです。

また、下記のサイトにも面白い一文があります。

行政処分について(お詫び)と今後のアブラハムの見通し(アブラハム・グループ社長 高岡壮一郎公式ブログ)
-------------引用開始-------------------------------
現在、アブラハム行政処分の報道が出た後も、お客様の解約は非常にわずかです。当社に対する期待が高いのを感じております。
-------------引用終了-------------------------------

ここで、高岡壮一郎氏は、解約はわずかであることをもってアブラハム社への期待が高い旨を示そうとしているのですが、「24ヶ月以内に解約すると、一切戻ってこない」ということを書いていません。お金が戻ってこないから解約が少ないのであろうと推測されますが、そのことを全く書かずに、「解約がわずか」だから「期待が高い」と書くのは一体どういうことなのでしょうか。読む人が事実を誤認することを狙っているのでしょうか。だとすると、もはや呆れてものが言えません。

また、こんな指摘もあります。

「いつかはゆかし」のアブラハムがプレスリリースで業務停止命令の内容を改ざん(ホンネの資産運用セミナー)

プレスリリースで業務停止命令の内容を改ざんして発表するとは、前代未聞。もはやあり得ないレベルです。嘘をついたり、ごかましたりということが骨の髄まで染み渡っているのでしょうか。さすがはアブラハム社です。

いくつか挙げてみましたが、こんなことをする会社はなかなかお目にかかれないのではないでしょうか。あるいは、アブラハム社は、まさしく自らの掲げるミッションの通り、(悪い意味で)「誰も見たことのない」ことをやっていたといえるかもしれません。
どうにも、アブラハム社は、どうも世間の一般常識を超越している非常識きわまりない会社のように思います。アブラハム社は業務停止命令を受けましたが、これからもまたなにか「誰も見たことのない」ことを「いつかはやらかし」てやってくれるのでしょうか。今後も、生暖かく見守っていきたいところです。

最後になりましたが、ニコニコ動画の中から、「いつかはゆかし」をネタとした歌、「いつしかゆかは」及び「【いつかはゆかり】月5万円で1億円は貯められる。~ジワロタ\(^0^)/」を紹介して、今回の記事を締めくくりたいと思います。いずれも、今年(2013年)の3月頃と、いささか古いものですが、この当時話題になったことをうまく織り込んでいて、なかなか面白いです。

※音声付き動画につき、再生時の音量に注意のこと














テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

この記事に対するコメント
ゆかしとか安愚楽とか・・
変な名前は、まず紛い物と思った方がよいでしょうね。
平成電電、MRIなんかはマトモそうに装って、結局は詐欺紛い。

積み立て論者も利用されて、全然関係ないインデックスより変更したとか出てるし・・
【2013/10/12 13:54】 URL | 預金王 #- [ 編集]


一部ブロガーを非難する一方でステマとしか思えないブログの乱立や、FPによる提灯(ブログ)記事が続々出てくるのもなかなかに香ばしいものを感じました。
【2013/10/14 10:21】 URL | HT #- [ 編集]

管理人よりコメント
>>預金王さん

問題のありそうな投資案件としては、他には、例えば「みんなで大家さん」とか?(ボソッ


>>HTさん

ステマとの指摘もネット上にありましたね。アブラハム社自身が関わっているという客観的証拠がないので、私のブログではあえて触れなかったのですが。
アブラハム社自身がステマをやっているのだとしたら、あまりにも稚拙なやり方だと思います。ステマをやるにしても、もう少しうまくできなかったのかと。


最後に余談。アブラハム社は「満期時の金融危機。インデックス投資で乗り切れますか?」という意味不明の広告を出していましたが、私はむしろ、「突然の行政処分。いつかはゆかしで乗り切れますか?」と突っ込みたいところです。

【2013/10/20 16:14】 URL | masa #.7tOqmoU [ 編集]


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