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Author:masa
1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
なお、当ブログの更新は原則として不定期です(月に数回程度の更新になると思います)。

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就職活動における大企業志向についての個人的見解のまとめ(2)
よく、学生たちの就職活動に関して、「大企業志向は寄らば大樹の陰で安定志向だからよくない」という趣旨の批判を見かけます。今回の記事の趣旨は、これについての個人的見解です。この話は過去にも何度か書いてきました。まずは、当ブログの過去ログへのリンクを貼っておきます。

就職活動において大企業志向が問題になるのは、安定志向ということではない

就職活動における大企業志向についての個人的見解のまとめ


学生の就職活動における大企業志向批判としてよく見かける言葉をいくつかピックアップしてみます。

・よくあるフレーズその1「大手でも潰れる時代だ」「大企業だからといって一生安泰の時代ではない」

「大企業だから一生安泰ではない」というのは間違ってはいないと思いますが、だからといって、中小企業に入ったら一生安泰になれるわけでもありません。大手でも潰れたり、リストラで人員削減の対象になることはありますが、それは中小企業でも同じことです。「大企業でも潰れることがある」のは事実としても、だからといって大企業ではなく、中小企業を積極的に選ぶべきという理由にはならないと思います。大手でも潰れることがあるというのは事実としても、ことさら強調できるような話とも思えません。

参考までに、昨年(2014年)の企業倒産件数についてのリンクを貼っておきます。

2014年(平成26年)の全国企業倒産9,731件(東京商工リサーチ)

これによると、昨年(2014年)は上場企業倒産はゼロ(これは24年ぶりだそうですが)。従業員数別でみると、5人未満の構成比が過去20年間で最高の70.3%を占め、中小企業倒産(中小企業基本法に基づく)が9723件とのことです。企業倒産9731件のうち、中小企業が9723件ということは、倒産した企業のうち、中小企業の占める割合は実に99%。大企業よりも中小企業の方が圧倒的に数が多いので当然と言えば当然でしょうけれど。



・よくあるフレーズその2「今の大企業よりも、これから成長する中小企業やベンチャー企業に就職した方がいい」

これも時々よく見かけるのですが、一体どうすれば「これから成長するであろう中小企業やベンチャー企業」を見抜くことができるのか?という一言に尽きると思います。これから成長する中小企業やベンチャー企業を事前に見抜くことができるとしたら、それはものすごい才能です。なぜならば、もしそれができるのならば株式投資で大儲けできる可能性が高いからです。世間の多くの投資家さんたちは、それができなくて困っているのです。有望企業を見抜けるというたぐいまれな才能を持っている人がもしいるのなら、ぜひとも投資家を目指すべきです。できるだけ給与水準の高い大企業に入り、ひたすらお金を貯めて将来の有望企業の株を買って投資すればいいのです。唯一にして最大の問題は、将来の有望企業を事前に見抜くことなど、普通の人にはまずできないということです。


・よくあるフレーズその3「大企業の歯車になりたくない」

これもよくわかりません。大企業であれ中小企業であれ、組織の一員になるということは、歯車の一つとして働く覚悟が必要です。どうせ動かすなら、大企業に入り、大きな歯車を動かす一員として働くの方が良いでしょう。中小企業、中でも特に大企業の下請け企業の場合、それは大企業の下請けとしての歯車の役割を果たします。その歯車はとても小さい歯車です。どうせなら、大きな歯車を動かす方がいいに決まっています。加えて、世界全体・社会全体というより大きな視点でみれば、すべての企業そしてその構成員である従業員は、世界や社会を動かす歯車とみることもできるでしょう。


よくあるフレーズその4「大企業だけでなく、中小企業にも目を向けるべき」

この点だけは同意。ただし、大企業に入れない人に限っての話ですけれども。なぜならば、いかに大企業が優れているとはいえ、大企業に入社できるのは、就職希望者のごく一部に過ぎない狭き門だからです。大企業にばかりこだわっていては、どこにも就職できないリスクが高まってしまいます(これについては以前の記事で書きました)。大企業志向がいかに合理的で正しい選択肢ではあっても、入社できなければ意味がありません。大学受験で例えるなら、東大に入れる実力のある人が東大を目指すのは何ら問題ありませんが、東大に入るだけの学力のない人が東大を目指しても無意味。それは単なる妄想・わがままに過ぎないのです。大企業に入れない人は、否応なしに中小企業に入るしか道はありません。さもなくば、フリーターや無職にならざるを得ません。
それともう一つ。新卒における就職活動というのは、実務経験ゼロの状態で、多くの会社を見て回り、採用試験に応募できる大変貴重な機会です。より広い視野を持って大企業だけではなく、中小企業にも目を向けることは有意義であろうと思われます。もっとも、この場合でも、より大企業に近い中小企業に目を向けた方がよいと思われます。つまり企業規模の大きさや給料水準・福利厚生面という意味で、より大きく、より待遇のいい会社を目指すべきということです。中小企業は、大企業と比べるとどうしても待遇面で見劣りするケースが多々見受けられますのでこれは非常に重要と思います。

それから、中小企業をちょっとだけ擁護しておくと、あえて中小企業で働くというメリットも、全くないというわけではありません(あくまでも、全くないわけではないというレベルに過ぎませんが)。それは、地元で働きたいというケース。大企業の場合、日本全国津々浦々、加えて海外にも支店や営業所があったりして、どこに配属・転勤されるかわかりませんが、地元密着型で地元にしか会社の事務所がない中小企業の場合、そういう心配はありません。ただ、これはまた別の問題が発生する恐れがあります。転勤や人事異動がないということは、社内にどうしても馬の合わない嫌いな人がいた場合でも、ずっと同じ事務所で一緒に働き続けなければならないということがあり得るからです。
もっとも、中小企業でも日本各地や海外に事務所を構えているケースもありえますので、そういう場合は当てはまらないでしょうけれども。

というわけで、本日のまとめ。「就職活動においては大企業志向は極めて正しい。けれど、大企業に入れる見込みの薄い人は中小企業にも目を向けましょう。そうでないと、フリーターか無職になってしまいますよ」という話です。いつもと同じ、当たり前の結論にしかなりません。



最後になりますが、就職活動の大企業志向ということに関して、プレジデントオンラインとBLOGOSの記事へのリンクを貼っておきます。いずれの記事も、学生の大企業志向の正しさについて書かれています。

なぜ学生の大企業志向は間違いではないのか?(プレジデントオンライン)

学生の大企業志向はミーハーではなく、むしろ堅実!? ‐ 榊 裕葵(BLOGOS)




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