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Author:masa
1972年生まれの某中小企業勤務の独身男性サラリーマン。貧乏人からお金持ちを目指して奮闘中。貯金は手堅く、投資はリスクを小さく、というのがモットー。
なお、当ブログの更新は原則として不定期です(月に数回程度の更新になると思います)。

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貯金生活。投資生活。
「節約なくして貯金なし」「貯金なくして投資なし」を座右の銘とする管理人がお金と社会について語るブログ
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就職活動における大企業志向についての個人的見解のまとめ(2)
よく、学生たちの就職活動に関して、「大企業志向は寄らば大樹の陰で安定志向だからよくない」という趣旨の批判を見かけます。今回の記事の趣旨は、これについての個人的見解です。この話は過去にも何度か書いてきました。まずは、当ブログの過去ログへのリンクを貼っておきます。

就職活動において大企業志向が問題になるのは、安定志向ということではない

就職活動における大企業志向についての個人的見解のまとめ


学生の就職活動における大企業志向批判としてよく見かける言葉をいくつかピックアップしてみます。

・よくあるフレーズその1「大手でも潰れる時代だ」「大企業だからといって一生安泰の時代ではない」

「大企業だから一生安泰ではない」というのは間違ってはいないと思いますが、だからといって、中小企業に入ったら一生安泰になれるわけでもありません。大手でも潰れたり、リストラで人員削減の対象になることはありますが、それは中小企業でも同じことです。「大企業でも潰れることがある」のは事実としても、だからといって大企業ではなく、中小企業を積極的に選ぶべきという理由にはならないと思います。大手でも潰れることがあるというのは事実としても、ことさら強調できるような話とも思えません。

参考までに、昨年(2014年)の企業倒産件数についてのリンクを貼っておきます。

2014年(平成26年)の全国企業倒産9,731件(東京商工リサーチ)

これによると、昨年(2014年)は上場企業倒産はゼロ(これは24年ぶりだそうですが)。従業員数別でみると、5人未満の構成比が過去20年間で最高の70.3%を占め、中小企業倒産(中小企業基本法に基づく)が9723件とのことです。企業倒産9731件のうち、中小企業が9723件ということは、倒産した企業のうち、中小企業の占める割合は実に99%。大企業よりも中小企業の方が圧倒的に数が多いので当然と言えば当然でしょうけれど。



・よくあるフレーズその2「今の大企業よりも、これから成長する中小企業やベンチャー企業に就職した方がいい」

これも時々よく見かけるのですが、一体どうすれば「これから成長するであろう中小企業やベンチャー企業」を見抜くことができるのか?という一言に尽きると思います。これから成長する中小企業やベンチャー企業を事前に見抜くことができるとしたら、それはものすごい才能です。なぜならば、もしそれができるのならば株式投資で大儲けできる可能性が高いからです。世間の多くの投資家さんたちは、それができなくて困っているのです。有望企業を見抜けるというたぐいまれな才能を持っている人がもしいるのなら、ぜひとも投資家を目指すべきです。できるだけ給与水準の高い大企業に入り、ひたすらお金を貯めて将来の有望企業の株を買って投資すればいいのです。唯一にして最大の問題は、将来の有望企業を事前に見抜くことなど、普通の人にはまずできないということです。


・よくあるフレーズその3「大企業の歯車になりたくない」

これもよくわかりません。大企業であれ中小企業であれ、組織の一員になるということは、歯車の一つとして働く覚悟が必要です。どうせ動かすなら、大企業に入り、大きな歯車を動かす一員として働くの方が良いでしょう。中小企業、中でも特に大企業の下請け企業の場合、それは大企業の下請けとしての歯車の役割を果たします。その歯車はとても小さい歯車です。どうせなら、大きな歯車を動かす方がいいに決まっています。加えて、世界全体・社会全体というより大きな視点でみれば、すべての企業そしてその構成員である従業員は、世界や社会を動かす歯車とみることもできるでしょう。


よくあるフレーズその4「大企業だけでなく、中小企業にも目を向けるべき」

この点だけは同意。ただし、大企業に入れない人に限っての話ですけれども。なぜならば、いかに大企業が優れているとはいえ、大企業に入社できるのは、就職希望者のごく一部に過ぎない狭き門だからです。大企業にばかりこだわっていては、どこにも就職できないリスクが高まってしまいます(これについては以前の記事で書きました)。大企業志向がいかに合理的で正しい選択肢ではあっても、入社できなければ意味がありません。大学受験で例えるなら、東大に入れる実力のある人が東大を目指すのは何ら問題ありませんが、東大に入るだけの学力のない人が東大を目指しても無意味。それは単なる妄想・わがままに過ぎないのです。大企業に入れない人は、否応なしに中小企業に入るしか道はありません。さもなくば、フリーターや無職にならざるを得ません。
それともう一つ。新卒における就職活動というのは、実務経験ゼロの状態で、多くの会社を見て回り、採用試験に応募できる大変貴重な機会です。より広い視野を持って大企業だけではなく、中小企業にも目を向けることは有意義であろうと思われます。もっとも、この場合でも、より大企業に近い中小企業に目を向けた方がよいと思われます。つまり企業規模の大きさや給料水準・福利厚生面という意味で、より大きく、より待遇のいい会社を目指すべきということです。中小企業は、大企業と比べるとどうしても待遇面で見劣りするケースが多々見受けられますのでこれは非常に重要と思います。

それから、中小企業をちょっとだけ擁護しておくと、あえて中小企業で働くというメリットも、全くないというわけではありません(あくまでも、全くないわけではないというレベルに過ぎませんが)。それは、地元で働きたいというケース。大企業の場合、日本全国津々浦々、加えて海外にも支店や営業所があったりして、どこに配属・転勤されるかわかりませんが、地元密着型で地元にしか会社の事務所がない中小企業の場合、そういう心配はありません。ただ、これはまた別の問題が発生する恐れがあります。転勤や人事異動がないということは、社内にどうしても馬の合わない嫌いな人がいた場合でも、ずっと同じ事務所で一緒に働き続けなければならないということがあり得るからです。
もっとも、中小企業でも日本各地や海外に事務所を構えているケースもありえますので、そういう場合は当てはまらないでしょうけれども。

というわけで、本日のまとめ。「就職活動においては大企業志向は極めて正しい。けれど、大企業に入れる見込みの薄い人は中小企業にも目を向けましょう。そうでないと、フリーターか無職になってしまいますよ」という話です。いつもと同じ、当たり前の結論にしかなりません。



最後になりますが、就職活動の大企業志向ということに関して、プレジデントオンラインとBLOGOSの記事へのリンクを貼っておきます。いずれの記事も、学生の大企業志向の正しさについて書かれています。

なぜ学生の大企業志向は間違いではないのか?(プレジデントオンライン)

学生の大企業志向はミーハーではなく、むしろ堅実!? ‐ 榊 裕葵(BLOGOS)




激しい株価の変動を高みの見物中(2015年8月29日現在の運用利回り)

先週も株価の変動が激しかったようなので、少々くどいと思いつつ、備忘録も兼ねて再び運用利回りをまとめてみました。

-------------------------
運用利回り(2015年8月29日現在)

株式・債券等:
*eMAXIS先進国株式インデックス 投資収益率 +43.2%
*SMTグローバル株式インデックス・オープン 投資収益率 +76.1%
*SMT新興国株式インデックス・オープン 投資収益率 +17.0%
*TOPIX連動型上場投資信託(1306) 投資収益率 +53.9%

上記金融商品の総合利回り 投資収益率 +50.7%

その他:
*純金積み立て (投資収益率は計算していません)

※それぞれ、配当金(分配金)込みでの利回りです。
※純金積み立ては田中貴金属工業にて行っています。

-------------------------

先週も株価は激しい値動きだったようです。しかしながら、私の方は心理面での動揺は一切ありません。慣れというのは恐ろしいもので、もはやこの程度の値動きは大したことはない、と思っている自分がいます。まだまだ含み益が大きいということも一因ですが、それ以上に、株価というものの値動きの激しさにもうすっかり慣らされてしまったというのが最大の要因であろうと思っております。今後の株価の値動き次第では、またリーマンショック当時のように大幅な元本割れという事態も十分に予測されますが、それもまた良し、という心境です。

世の中にたくさんいるであろう投資家さんたちの中には、株価の動きが心配で仕事が手につかなくなったり、夜も眠れないという人もいるかもしれません。私は、暴落局面というのは自分自身の”本当のリスク許容度”を知る絶好の機会だと思っています。株価の下落に経済的・心理的に耐えられないというのであれば、投資戦略やポートフォリオを見直すチャンスなのかもしれません。リスク許容度は人によって皆違います。株式投資を行う以上、リスクを伴うのは仕方がないにしろ、過大なリスクをとることがないようにしたいものです。

私自身は、投資戦略や投資資金比率を見直すつもりはもはや全くなく、株価の変動や投資家たちの動きを高みの見物と決め込んでおります。リスク許容度の範囲内であれば、ことさら慌てる必要など全くないからです。投資の方は市場の動きにすべてを委ね、私の方は、本業の仕事やら、あるいは趣味の読書といった、より重要で価値のあるものに力を入れたいところです。投資というのは確かに長期的には非常に重要な要素であるのは間違いありませんが、そんなものに必要以上の時間を割いたり、ましてや神経をすり減らすなどというのは実に無駄なことだと思っています。




株価が大きく下がっているらしいんですが、全く実感がありません
先日、ニュースを見ていると株価が大きく値を下げているとのことでしたので、ちょっと自分のポートフォリオで確認してみました。
以下、運用利回り。

-------------------------
運用利回り(2015年8月23日現在)

株式・債券等:
*eMAXIS先進国株式インデックス 投資収益率 +49.7%
*SMTグローバル株式インデックス・オープン 投資収益率 +85.4%
*SMT新興国株式インデックス・オープン 投資収益率 +21.7%
*TOPIX連動型上場投資信託(1306) 投資収益率 +55.8%

上記金融商品の総合利回り 投資収益率 +56.8%

その他:
*純金積み立て (投資収益率は計算していません)

※それぞれ、配当金(分配金)込みでの利回りです。
※純金積み立ては田中貴金属工業にて行っています。
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正直なところ、それほど大きく下がったという実感は全くといっていいほどありません。いや、確かに大きく下がってはいるんですが、「こんなの、大したことはないじゃないか」というのが本音なのです。一つには過去から積み上がってきた含み益が大きいという点もあるのでしょうし、別の要因としては、長らく投資をやってきたせいで株価の変動というものに対して感覚が麻痺してしまっているというのもあるのではないかと自分では思っています。世界同時株安というのはこれまでにも何度もありましたし、何より私自身は2008年のリーマンショックの時も市場から退場することなく持ちこたえてきましたので、もはや少々の株安など何も思わなくなっています。正直なところ、「今回の下げって、そんなに大きなものなのか?」と疑問に思っているほどです。

インデックスファンドを保持し続ける投資家としては、いかに株価が大幅に下落しようとも、あるいは逆にどれだけ株価が上昇しようとも、その変動にひたすら追随していくしか方法がありません。今後、株価がどのような動きを見せるにしろ、投資家として絶対に守らなければならないルールである「リスク許容度の範囲内で投資する」ということだけは決して忘れないようにしたいものです。




一般の個人投資家の場合、投資収益が不労所得というのはちょっと違うんじゃないか?
株式投資から得られる収益は不労所得だと言われることがあります。また、働くことでお金を稼ぐことこそが尊いという考え方もあって、そういう考えを持っている人の場合、株式投資からの不労所得を毛嫌いして批判的にみる傾向にあるのではないかと思います。しかしながら、投資をおこなっているうちに、不労所得ということについて若干の異論を持つようになりました。

それは、こと一般の個人投資家に関する限り、株式投資から得る利益が不労所得だというのはちょっと違うのではないだろうか?という疑問です。

株式投資を行い首尾良く利益が出た場合、確かにそのお金に対して、いわゆる「労働」は一切行っていません。しかしながら、私のような一般サラリーマンの行っている株式投資の場合、労働で稼いだお金の一部を株式投資に回しています。まずは額に汗して働き、それによって得たお金を投資に回しているわけです。つまり、株式投資でお金を殖やすといっても、労働で得たお金が元本になっているのだから、純粋な不労所得とは言えないのではないか?ということです。
私自身は株式投資で得られる利益は年間の平均で3%ないし5%程度得られれば大成功だと思っています。大成功してそのレベルでは、相当に大きな金額の運用元本を用意しなくては大きな利益は得られません。わずかな金額を運用したところで、得られるのはさらにわずかなゴミのような金額だけです。大きな運用元本を用意するためには、せっせと働き、働き、働きまくってお金を稼ぎ続けなければなりません。しかも、株式投資というやつはハイリスク・ハイリターンの代表選手のようなもので、大暴落に見舞われると、とんでもないレベルの大きな下落に見舞われることがあります。せっかく苦労して時間をかけて働いて稼いだ投資元本が、あっさりと半減あるいはそれ以上に減ってしまうこともありえます。非常に大きなリスクを内包しているのです。

不労所得という言葉だけをみると、いかにも楽してお金を稼いでいるというようなイメージがありますが、少なくともサラリーマンが行っている株式投資の場合、実態は大きく異なっているのではないかと思います。投資資金を用意するためには、とにかく日々働いて、雨の日も風の日も暑い日も寒い日も、時には台風の日も、ひたすら額に汗して働かなくてはならないのです。その上、稼いだお金のすべてを投資に回すことなど当然のことながら不可能です。生活費が必要だからです。稼いだお金の中から各種の生活費を支払い、様々なやりくりをしてお金を手元に残すようにし、その手元に残ったお金の中から投資資金を捻出するわけです。そうやってようやく捻り出したお金を株式投資に回しても、必ずお金が殖えるという保証はどこにもないのです。株式投資から得るお金は不労所得という言葉から連想されるような気楽なものではありません。

10年以上に及ぶ投資活動の中で、私は、たとえ結果的に株式投資でお金が儲かったとしても、それは額に汗して働いた労働所得が形を変えたものに過ぎないのではないか?と思うようになりました。働くことなくして投資はできないからです。

なお、今回の記事では不労所得という言葉に対して少々いちゃもんをつけておりますが、辞書で不労所得という言葉を引きますと、「働かなくて得ることのできる所得。利子・配当金・家賃・地代など。」(明鏡国語辞典)となっており、言葉の定義としては、株式から得る所得は不労所得とみるのが正しいと思います。今回の記事の趣旨は、株式投資からの収益そのものは不労所得かもしれないが、その投資元本は労働所得によって得ているということを言いたかっただけです。言葉の定義に難癖をつける意図はありません。

それから最後になりますが、労働所得と不労所得との間には、簡単には超えられない壁のようなものがあると思っています。労働所得の方はとにかく働きさえすればいいので比較的容易に得ることができますが、不労所得はそう簡単に得ることはできません。株式投資の場合、今回書いたように元本を用意するのが大変ですし、家賃収入を得るためには不動産投資をしなくてはなりません。いずれもリスクは大きく、それなりの知識も要求されます。時には失敗への恐怖という自らの感情と戦わねばならないこともあるでしょう。結果的に不労所得を得ることができたとしても、それは決して働かなくて得たものではなく、その陰には単なる労働以上の大きな努力と労力があったわけです。不労所得を語る上では、働かなくて得たという結果だけを見るのではなく、それを得るまでの過程をきちんと見た上で評価すべきだと思います。





【お知らせ】当ブログのリンク集を一部入れ替えます
一応、お知らせしておきます。当ブログからリンクを貼っている各種ブログ等のサイトの一部入れ替えを行います。一部のサイトは削除し、代わりに別のリンクを追加します。追加するリンクは、主として貯蓄・投資系のブログです。リンクについては、これまでほとんど変更したことがなく、放置状態でしたが、今後は時折見直していく予定です。



運用利回りとアセットアロケーション(2015年8月7日現在)
2015年8月7日時点での運用利回りとアセットアロケーションです。

-------------------------
運用利回り(2015年8月7日現在)

株式・債券等:
*eMAXIS先進国株式インデックス 投資収益率 +56.1%
*SMTグローバル株式インデックス・オープン 投資収益率 +93.2%
*SMT新興国株式インデックス・オープン 投資収益率 +31.2%
*TOPIX連動型上場投資信託(1306) 投資収益率 +67.9%

上記金融商品の総合利回り 投資収益率 +65.0%

その他:
*純金積み立て (投資収益率は計算していません)

※それぞれ、配当金(分配金)込みでの利回りです。
※純金積み立ては田中貴金属工業にて行っています。
--------------------------------------------

全体的に大幅なプラスとなっています。最大のものはSMTグローバル株式インデックス・オープンで+93.2%。TOPIX連動型上場投資信託も+67.9%と非常に高い数値に。
現状を見る限りでは絶好調というところですが、好調さに目を奪われてリスクの存在とその大きさを見誤ることがないようにしなければならないと思っています。従来通り、今後とも積み立て投資を継続していく方針に変わりはありません。

以下はアセットアロケーション(資産配分)。


*TOPIX連動型上場投資信託(1306)    比率 17%
*eMAXIS先進国株式インデックス  比率 39%
*SMTグローバル株式インデックス・オープン   比率 31%
*SMT新興国株式インデックス・オープン   比率 10%
*純金積み立て  比率 3%

(注)
※預貯金及びMRFは除外しています。
--------------------------------------------

国内株式 17%
海外株式 80%
純金積立 3%

※預貯金及びMRFは除外しています。
--------------------------------------------
預貯金(MRF含む)と投資資金の比率

預貯金及びMRF  41%
投資資金  59%

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いつもと変わらず、外国株式資産クラスが投資資金全体の80%と非常に高くなっています。
預貯金と投資資金の比率は41%と59%。投資資金の比率が高くなっているのですが、これは株高の影響に加え、預貯金の総額がさしあたっては十分な金額だと考えているため、投資資金の比率をやや高めにしたことにもよります。預貯金の比率については、現在は金額と率の両方で考えるようにしました。単純に生活費の何年分とかいうことでもなく、かといって、単なる比率だけで考えるというわけでもなく、「もし、投資資金が半減、あるいはそれ以上に目減りしたら資産総額はどうなるか?評価額の減少のみならず、実体経済が悪化した場合でも、それに耐えられるか?」というような簡単なシミュレーションを行うことで決めています。これは多分に感覚的なものですが、2008年のリーマンショック時の反省をもとにやり方を変更したものです。リーマンショック当時と比べると、預貯金を含む資産総額も随分増加しているので、投資資金の比率を高めても大丈夫だと判断しました。この預貯金と投資資金の比率を巡る試行錯誤は今後とも継続して行うつもりです。預貯金と投資資金の比率の問題は、なかなか悩ましい問題で、私にとっては永遠の課題といえそうです。




副業としての株式投資の長所と短所
今回は、株式投資というものを一種の副業として考えてみた場合の、長所と短所について思うところを書いてみたいと思います。
思いつくままに、ざっと箇条書きにしてみます。例によって、私の独断と偏見によるものです。

長所
・投資スタイルにもよるが、例えばインデックスファンドによるバイ&ホールド戦略のように、あまり手間や時間をかけずにすむ投資方法も存在する。
・元本が大きければ、より多くの利益を得られる可能性がある。
・副業が禁止されている場合でも、株式投資なら問題ないケースが多い(金融機関等に勤めている場合などで、株式投資が制限あるいは禁止されているケースは除く)。


短所
・まとまった金額の運用元本がないと、まとまった金額の利益を出すことはできない。しょぼい金額を運用したところで、しょぼい利益しか出ない。
・毎月の少額積み立てで運用元本を用意するにしても、家計の収支が黒字であり、経済的に多少なりとも余力があることが大前提となる。
・確実にお金を殖やす方法ではない。お金が殖えるという保証はなく、お金が減ってしまうリスクも常に存在する。
・やり方を間違わなければ長期的にはプラスリターンが得られることが期待できるにせよ、お金を殖やすには長い時間をかける必要があるため手っ取り早くお金を得ることができない。今すぐにお金が欲しい場合にはアルバイトなど、労働という形で額に汗して働くというやり方のほうが遙かに優れていると思われる。労働収入であれば、時給900円なら、確実に一時間で900円は稼げるが、株式投資では、今すぐにお金を稼ぐというのは難しい。


おおざっぱにいうと、こんなところでしょうか。元本保証がなく100%確実にお金を殖やせる保証はないものの、うまくいけば手間暇をかけずに効率よくお金を殖やせるのが株式投資の最大の特徴だと思われます。その反面、元本保証がないがゆえに、簡単に大きな損失を抱え込むリスクも内包しているのが大きな欠点ではあります。これが例えばアルバイト等の副業であれば、働いた分は確実にお金を稼ぐことができます。その代わり、労働収入の宿命として稼げる金額には自ずと限度があるのが欠点といえば欠点といえるかと思います。また、株式投資は余裕資金で行う必要があるため、多少なりとも家計の収支に余裕がなくてはなりません。「家計が大赤字だから株式投資でなんとかしたい」などというのは無理です。
個人的には両方のいいとこ取りをするのが一番妥当だと思っております。すなわち、まず働いて稼ぎ、稼いだお金の一部を株式投資に回すというものです。


3行でまとめると、

・お金に余裕があるなら株式投資は優れた副業となり得るが、短期間でお金を殖やすのは難しく、確実にお金が殖えるという保証もない。
・家計が火の車で、今すぐにお金が必要な場合には、額に汗して働くアルバイト等の類いの副業の方が手っ取り早い。
・まずは本業で額に汗して働いて、稼いだお金の一部を株式投資に回すというやり方が最も無難で効果的。

・・・というところでしょうか。



今年(2015年)も、無事に夏のボーナスが支給されました
今年(2015年)も、無事に夏のボーナスが出ました。今年は金額的には過去最高レベルで、なんと手取りで46万円という、過去の実績からするとあり得ないほどの高額なものとなりました。もっとも、仕事も非常に忙しく、残業と休日出勤が常態化しており痛しかゆしというところではありますが、とりあえずは労力が報われたことはめでたい。
さて、これほどの金額のボーナスが支給された以上はパーっと使って・・・といきたいところではありますが、そういうことは行いません。では投資に回すかというと、さしあたって現時点ではそれもまだ行いません。ボーナスについては、従来通りあくまでも臨時収入という扱いで「最初からなかったもの」としてひとまずそのまま貯蓄に回します。最終的には投資資金として証券会社に回すことになるかもしれませんが、それは資産額全体のアセットアロケーション(資産配分)を考慮しての話になるので、もう少し検討してからの話となります。私はいつもボーナスが入ってきてもある程度の期間は何もせず、しばらく時間を置いてからお金の行き先を決めることにしています。その理由は、ボーナスという臨時収入が入ってきたことによってどうしても気が大きくなり判断を誤る可能性があるため、頭を冷やすために冷却期間をおくようにしているのです。

いずれにしても、消費目的としては1円たりとも使わない方針です。ボーナスによって少しくらい収入が増加したからといって、簡単にお金を使うわけにはいきません。それをやってしまうと資産形成が遠のいてしまいます。だからといってお金を使わないというわけでもありません。お金というものは使わなければ意味がないからです。まずはお金を貯め、投資に回し、首尾よくお金が増加したら、それからお金を使おうという方針です。もし投資によってお金が殖えず、かえって減ってしまったら・・・その時は潔くあきらめるしかありませんけれども、投資を行う以上はそれもまた覚悟の上。こればかりは運次第なのでどうしようもありません。

よく、高収入なのに貯金ができない高収入・高支出・低貯金という人の話をみかけます。高収入・高支出より、たとえ低収入でも低支出で堅実なお金の使い方をする方がいいと言われることもあります。しかしながら、いうまでもなく最も望ましいのは、低収入・低支出よりも、高収入で堅実なお金の使い方をする方であるのは間違いありません。現状の収入レベルでは、今回のボーナスを考慮したとしても、まだまだ高収入と呼べるレベルではありませんが、できることなら、高収入・低支出・高貯金を目指したいところです。



投資によって身についた、お金を殖やすためにお金を使うという思考
私が投資を実践する以前と以降とで大きく変わったのが、お金を殖やすためにお金を使うという発想が身についたことでした。投資を始める以前、預貯金だけをしていた頃は、ただ、貯めるという発想しかありませんでした。それが、投資を学び、実践していくうちに、お金を使ってお金を稼ぐ(殖やす)という思考に変化したのです。以前の私は、「高級ブランド品などの贅沢品ををたくさん持っているのが金持ち」という程度のイメージしか持っていませんでしたが、当然のことながら、いくら高級ブランド品や贅沢品を買いあさったところで、金持ちにはなれません。高級品や贅沢品は単なる消費財に過ぎず、それ自体が新たな価値を生んでくれるわけではないのですから当たり前のことです。それどころか、たいした稼ぎのない人が高級品の買い物にはまると、むしろどんどん貧乏になってしまうのは自明の理。
お金を殖やすためには、将来的に価値が増加する可能性のあるものにお金を使わなければならない思考に変わったわけで、それは文字通り、「金持ち」というものに対するイメージを大きく変化させることとなりました。「将来的に価値が増加する可能性のあるもの」の代表が株式であり、そして分散投資の手段としてのインデックスファンド投資へとたどり着いたわけです。

同時に、投資はリスクを伴うがゆえに、リスク(不確実性)というものと、どのようにつきあうべきかということを学ぶ、極めて実践的な絶好の教材ともなりました。今、現時点においては、私は投資の元本を大きく殖やしていますが、不況時には、大きな含み損を抱えるという経験もしており、この2つの経験こそが、リスクとの向き合い方を否応なしに考えさせられることとなりました。リスクを嫌っていては投資はできないし、かといって、リスクを取り過ぎると、大切なお金を失う可能性がある。その狭間の中で、最適なポイント(預貯金と投資資金の自分にとっての最適な比率)を見つけ出すために長い間、試行錯誤を繰り返すこととなりましたが、その思考プロセスこそが今の私にとっての大きな資産となりました。
今では、私はこう思うようになりました。投資によって結果的にお金が殖えたとしても、それはむしろ副次的なもので、リスクをとってお金を殖やすためにお金を使うという発想を身につけたことが、最大の成果ではなかったか、と。

それと、「金持ちはケチ」などと言われることがありますが、自分自身が貯蓄と投資を実践する中で、この言葉を自分自身の思考と行動の中に見いだすことが増えてきました。それは、例えば以下のようなものでした。

・できるだけ無駄なお金は使いたくない。無駄なお金を使うぐらいなら、投資(もしくは貯蓄)に回した方がよいと思うようになった。
・お金を使うときの費用対効果の重視。この支出はその価値に見合うだけの価値があるか?と自問自答するようになった。
・貯蓄と投資のバランスや投資資金のアセットアロケーションを考える中で、お金を殖やす最適解を常に考えるようになった。
・見栄を張るための支出は1円たりとも行わない。

こうしたことは一見すると、ケチで守銭奴とも捕らえられかねません。まあ、実際に結構なケチなのかもしれませんけれども。
それはともかくとして、私はまだまだ金持ちと呼べるような水準ではないと思っていますが、あるいは「金持ちの思考方法」の一欠片くらいは身についたのではないかと自分では思っています。


投資を実践する中で難しいと思ったこと(2) リスク許容度という概念を理解すること
以前の記事の続きです。前回の記事はこちら。

投資を実践する中で難しいと思ったこと(1) 投資の元本を用意するということ

投資を実践する中で難しいと思ったことの最大のものは前回書いた、「投資元本を用意すること」でしたが、難しいと思ったことは他にもいろいろとありました。その一つが、リスク許容度という概念を理解することでした。
リスク許容度という用語をネットで調べると以下のような説明文が見つかります。


リスク許容度(金融情報サイト-iFinance)
-------------引用開始-------------------------------
リスク許容度は、投資家の許容できるリスクの範囲のことで、資産運用に伴い発生するリスク(損失)をどの程度受け入れられるかの度合をいう。これは、現代ポートフォリオ理論(MPT)で、株式・債券・短期金融資産など複数の資産を組み合わせて運用するポートフォリオのリターンが最大でリスクが最小になるような資産配分を選ぶ際に、投資家が取りうる最大のリスク水準を測定するための指標と考えられている。一般に高いリターンを求めるならば、高いリスクを許容する必要があり、一方でリスクを取りたくなければ、低いリターンを受け入れるべきとされている。
例えば、個人投資家のリスク許容度は、年齢や投資期間、収入、保有資産(余裕資産)の規模、投資経験や運用知識など様々な要因で定性的に測られ、投資家毎に個人差がある。そのため、運用商品を選択する際には、投資家自身のリスク許容度と投資対象商品のリスク特性を踏まえた上で判断することが重要となる。実際にリスク許容度を超えて高いリスクの投資を行えば、投資対象の価格動向が四六時中気になって夜も眠れなくなったり、また損失を被った場合には将来の生活にも多大な支障が及ぶことになるので、自分自身のリスク許容度に応じた投資を心がけることが何より大切である。
-------------引用終了-------------------------------

また、自身のリスク許容度を簡易判定するサイトもいくつかあります。以下はほんの一例。

あなたのリスク許容度診断テスト(全国銀行協会)

リスク許容度診断(モーニングスター)



私にとって、過去十数年間に及ぶ投資活動の中で、最も頭を悩ませたことの一つが、リスク許容度という概念を理解することといっても過言ではありませんでした。投資を始めるまでの勉強期間中に、最初にこの言葉を目にしたときには、「あらかじめ投資リスクを想定するのは当然のことだ」と思う一方で、「なぜお金を殖やそうとするときに、損失のことを考えなくてはならないのか」という2つの矛盾する考えが頭のなかで交錯していたものです。最終的には、常に最悪の事態を想定した上で、投資に回す金額を決めるという結論に落ち着きましたが、そこに至るまでには、「できるだけ多くの投資元本をつぎ込まなければお金は殖やせない」という思いと、「手持ちのお金の過剰に投資につぎ込んでしまうと、万一の暴落時に酷い目に遭う」という思いの2つの思考が頭の中で常に揺れ動いていたものです。実際に投資をするようになってからも、この2つの相矛盾する思いは常に頭の中にありました。

また、リスク許容度という概念の理解にあたって、もう一つ頭を悩ませたのが、株価の下落に伴う自分自身の経済環境の悪化リスクをどう捉えるべきかという問題。私が過去に直面したもっとも大きな問題は、2008年のリーマンショック以降に起きた、勤務先の会社の急激な業績悪化でした。金融資産の下落リスクは、当初、投資を始める一番最初の段階から、「常に最悪の事態を想定する」ということを念頭において投資を行ってきたので、リーマンショックでいかにリスク資産の評価額が下落しようと、さほどのダメージはなかったのですが、お金を稼ぐメインエンジンともいうべき、会社の業績悪化リスクについては、いささか軽視してきたきらいがありました。結果的には会社は持ちこたえましたが、このことは今でも大きな反省材料となっています。「昨日まで働いていた仕事が明日もあるとは限らない」という当たり前の話なのですが、日々毎日仕事をしていると、ついつい勤務先の経営破綻リスクや解雇リスクなどを軽く考えてしまいがちになります。リスク許容度という概念を理解するというのはとにかく難しいと思いました。

私が、投資におけるリスク許容度という概念を本当の意味で理解できたと思えたのは、暴騰と暴落の両方を経験した後のことでした。
昨今の株式市場を見ておりますと、非常に好調だという印象を持っていますが、こういう時こそ、リスク許容度を強く意識しながら投資活動をしなければならないのだと思います。株価が下落するリスクは常にあるからです。

それと、もう一つ思うのは、リスク許容度という投資ならではの概念を人にわかりやすく説明することの難しさです。私が身近な人を含め、人に投資を勧める気にならないのは、一つにはリスク許容度ということをわかりやすく伝える術がわからないためです。当然のことながら、インデックスファンドに分散投資しているからといって必ず儲かるというわけではなく、元本割れも当然起こりうることとして受け入れなければなりません。そのことを、預貯金しか知らない人にわかりやすく伝えるのは非常に困難だと感じているのです。





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